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国際特許分類[F16B33/06]の内容

国際特許分類[F16B33/06]に分類される特許

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【課題】メッキが施された雄ねじ部品において、ねじ山部の耐食性を増し、ナット螺合性を向上させること及び同雄ねじ部品の製造方法を提供する。
【解決手段】雄ねじ部品は、雄ねじの山部のメッキ層の膜厚を、雄ねじの谷部のメッキ層の膜厚よりも大きくした。また、雄ねじはメッキが施された素材の円棒部のねじ転造により形成され、かつ、その雄ねじの表面に所要の膜厚を有するメッキ層が残されている。製造方法は、円棒部を備えた鉄鋼素材に溶融亜鉛メッキを施してメッキ層を生成するメッキ処理工程と、メッキ層を形成された鉄鋼中間品の前記円棒部に転造により雄ねじを形成し、かつ、その雄ねじの表面にメッキ層を残存させるねじ転造工程からなる。 (もっと読む)


たとえばコンクリート、石材、固体煉瓦、木材などの中実基盤へ定着させるための取付部材(1)が記載されており、この取付部材は、少なくとも長手方向長さの部分領域にわたって渦巻状に周回する断面形状を備える定着区域(3)を備えたアンカーボルト(2)を有している。定着部材(3)に比べて拡張された頭部区域(4)が、設置方向(S)と逆向きに、定着区域(3)の後に続いている。この取付部材(1)は、定着区域(3)の渦巻状の断面形状を備える部分領域に予備組付け可能なコイルばね(5)も含んでいる。渦巻状に延びる断面形状は、設置方向(S)にそれぞれ拡張する、渦巻状に延びる外套面(10)を備えた軸方向で互いに接する少なくとも2つのテーパ区域(6,7,8,9)によって形成されている。テーパ区域(6,7,8,9)はコイルばね(5)のピッチよりも大きいピッチを有している。コイルばね(5)の設置側前方の端部は、設置側でもっとも前方にあるテーパ区域の前側の端部領域(11)に支持されている。
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【課題】 従来のように浸炭焼入れ・焼戻し処理を施すことなく、ねじ込み性及びねじり強さのいずれも優れた高強度タッピングねじを提供する。
【解決手段】 タッピンねじの成形体本体がその任意方向断面における少なくとも1断面における平均粒径2μm以下の超微細細粒フェライト組織を有し、且つ、前記成形体本体の表面には、金属めっき皮膜、クロメート処理皮膜、及び電着塗装皮膜からなる3種の皮膜の内、少なくとも1種が形成されているタッピンねじとする。 (もっと読む)


【課題】 比較的軟らかい5000系及び6000系アルミ合金製であってもセルフタップ性を向上させたアルミ合金製セルフタップねじを用いて、同系統の被連結材を連結することによりリサイクル性を付与した連結構造を提供する。
【解決手段】 セルフタップねじ(1)により被連結材(10,11)を連結する連結構造において、セルフタップねじと被連結材が5000系及び6000系アルミ合金よりなる群から選ばれたアルミ合金から作製されており、且つ、上記セルフタップねじの少なくともねじ部(4)表面に摩擦係数低減表面処理が施されている。好適な態様においては、前記セルフタップねじと被連結材とが、同一系統のアルミ合金から作製されている。 (もっと読む)


【課題】ねじ付きファスナーのねじ部に塗布して、種々の製作若しくは製造工程中にファスナーに触れる混入物からねじ部を遮断する改良された粉体フッ素重合体被覆組成物および被覆方法を提供する。
【解決手段】被覆されたねじ付きファスナーの製造方法であって、その被覆は混入物遮蔽膜として働き、この被覆は、フッ素重合体樹脂、不活性充填剤及び着色色素を含む粉体混合体として塗布される。粉体混合体は50乃至75パーセントのフッ素重合体樹脂、約25乃至50パーセントの非フッ素重合体充填剤、及び約0乃至5パーセントの色素を含む。 (もっと読む)


【課題】
ねじの表面積を簡単かつ正確に得られるねじの表面積計算プログラムの提供。
【解決手段】
本発明は、ねじの各部位の寸法データを有し、ねじの各部位の形状が指定されると、これに該当する部位の寸法データを選択し、これらを使って当該ねじの表面積を算出する処理をコンピュータに実行させるものである。ねじの各部位の形状は、選択肢として表示されるようになっており、ここから所望の形状を選択できる。そして、選択されたねじの各部位の形状に対応する寸法データが取得され、この寸法データからねじの表面積が演算される。また、選択された形状に基づく各部位の形状はコンピュータに描画表示されるため、誤って違う形状を選択しても、それに気付き、正すことが容易になる。 (もっと読む)


【課題】 ボルトの弛緩が確実に防止されるボルトの固定方法及びボルトの固定構造を提供する。
【解決手段】 シリンダブロック1に形成される雌ねじ4に凹部9を設けると共に、盲栓2の頭部5に工具挿入孔7を設けておいて、雌ねじ4に装着された盲栓2の工具挿入孔7に回転させた工具6を挿入する。これにより、盲栓2の工具周辺材料が摩擦攪拌されて、塑性流動された工具周辺材料が凹部9に充填される。そして、該凹部9に充填された工具周辺材料が冷却されて硬化されることにより盲栓2に凸部10が形成されて、凸部10が凹部9に拘束されることによりシリンダブロック1と盲栓2との相対移動が阻止される。これにより、盲栓2がシリンダブロック1に強固に固定されて、盲栓2の弛緩が確実に防止される。 (もっと読む)


本発明は、従来技術のファスナの問題及び不利点を克服する、下部構造に溶接可能なファスナシステムを提供する。一般に、ファスナの少なくとも1つの表面にコーティングが塗布された溶接可能なファスナが開示される。コーティングは、さらに別の処理の際に、さらに別のコーティング、特に、電着コーティングの付着を防ぐように機能する。
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【課題】 プラズマ浸炭処理を施したチタン合金部品の表面の肌荒れや水素の侵入などによる疲労強度の低下を改善する方法を用いたチタン合金部品を提供することである。
【解決手段】 チタン合金のボルト素材を溶体化処理及び時効処理した後に、雰囲気ガスの温度が350℃〜700℃の範囲に、その圧力が10〜2000Paの範囲にあるプラズマ浸炭処理を施し、このプラズマ浸炭処理後に、アルゴン雰囲気下で150℃から350℃の温度域に再加熱し、ねじ転造加工をするようにしたのである。このように、プラズマ浸炭処理後にねじ転造加工をすることにより、疲労破壊が発生しやすいねじ谷底部の加工硬化層が軟化せず、また、圧縮応力が緩和せず、さらに、プラズマ浸炭処理によって生じた肌荒れが平滑化されるなどの転造効果が維持され、チタン合金ねじ部品の疲労強度が改善される。 (もっと読む)


【課題】 耐遅れ破壊特性に優れた引張強さ1400MPa以上の高強度ボルトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明ボルトは、質量%で、C:0.15〜0.6%、Si:0.05〜2%、Mn:0.1〜2%、Al:0.002〜0.1%を含有し、更にCr:0.05〜2%、Mo:0.05〜3%、V:0.05〜1%、Ti:0.01〜0.1%、Nb:0.01〜0.1%の1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、引張強さが1400MPa以上で、圧縮残留応力が引張強さの20〜95%であり、表面の十点平均粗さが10μm以下であることを特徴とする。また、その製造方法は、所定強度に調整されたボルトを液体中に浸漬し、または該ボルト表面に液体の膜を形成し、該ボルト表面にパルスレーザービームを集光、照射して、該ボルト表面に引張強さの20〜95%の圧縮残留応力を発生させることを特徴とする。 (もっと読む)


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