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国際特許分類[F16D25/063]の内容

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国際特許分類[F16D25/063]に分類される特許

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【課題】油圧室の容積を実質的に変化させずクラッチピストンの重量低減を図ることができ、変速時のショックを抑制しつつクラッチピストンのレスポンスを向上させることができる多板式クラッチ装置を提供する。
【解決手段】クラッチオン側へ作動して駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板とを圧接させるとともにクラッチオフ側へ作動して駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板とを離間させるクラッチピストン8と、クラッチオン時の油圧室から他方の面側へのオイルの通過を禁止すべく閉状態とされるとともに、クラッチオフ時の他方の面側から油圧室への空気の通過を許容すべく開状態とされる弁手段20とを具備した多板式クラッチ装置であって、クラッチピストン8の一方の面における弁手段20より外周縁a側に重量低減のための凹部26を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】運転停止時におけるキャンセラ室からの作動油の漏出が抑制された遠心油圧キャンセラ機構を提供する。
【解決手段】遠心油圧キャンセル機構は、加圧室10内の作動油の圧力により軸方向に移動可能なピストン3と、ピストン3に対して加圧室10の反対側に設けられ、ピストン3とともにキャンセラ室20を規定する隔壁4と、ピストン3をその中立位置に向けて付勢するリターンスプリング5とを備える。また、キャンセラ室20に作動油を供給するオイル供給孔1Bと、キャンセラ室20から作動油を排出させるオイル排出孔4Aとが別個に設けられている。オイル供給孔1Bは回転シャフト1に形成され、オイル排出孔4Aは隔壁4に形成される。そして、遠心油圧キャンセル機構は、オイル排出孔4A上に設けられ、回転シャフト1の回転時にはオイル排出孔4Aを開き、回転シャフト1の回転停止時にはオイル排出孔4Aを閉じる弁機構6をさらに備える。 (もっと読む)


【課題】両油圧室の同時制御時や一方のみの制御時にかかわらず、変速機作動油中の気泡影響を排除し、摩擦締結要素の締結・開放時の応答性向上を図ることができる自動変速機を提供すること。
【解決手段】第2クラッチCL2を締結・開放させると共にシリンダ37内を摺動可能なピストン36に対して第1油圧室41および第2油圧室42の2つの油圧室が配設され、第1油圧室41と第2油圧室42のそれぞれに対し独立の第1締結圧油路43と第2締結圧油路44を有する自動変速機ATにおいて、第1ブリーザ機構51と第2ブリーザ機構52を設けた。第1ブリーザ機構51は、ピストン36に設けられ、第1油圧室41の変速機作動油中に含まれる気泡をピストン外に排出する。第2ブリーザ機構52は、ピストン36に設けられ、第2油圧室42の変速機作動油中に含まれる気泡をピストン外に排出する。 (もっと読む)


【課題】 ブレーキの油圧室への油路に関して、ブレーキの制御性を改善し、加工コストが安くし、油圧リークを抑制する。
【解決手段】 本発明は、複数の摩擦板71a、71bと、ピストン72と、ピストン72が摺動するシリンダが設けられたピストンシリンダ部材73と、ピストン72とシリンダとの間に形成されて油圧が供給されることにより該ピストン72を摩擦板側に付勢する油圧室75a、75bとを有し、変速機構の所定の回転要素を制動する多板ブレーキ70と、多板ブレーキ70の油圧室75a、75bに油圧を供給するバルブボディ200とを備える自動変速機であって、バルブボディ200はピストンシリンダ部材73の外周側に隣接して配置されて連結部を介してピストンシリンダ部材73に連結され、かつ、連結部を経由してバルブボディ200から油圧室75a、75bへ油圧を供給する油路が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 パッククリアランスを自動的に調整することができ簡易な構造の摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】 自動パック調整機構20は、クラッチピストン13に具えられ、該ピストンとクラッチプレート14とのパッククリアランスが一定となるように、クラッチピストンによる摩擦係合装置10の断続動作を1サイクル行うことによりクラッチピストンとクラッチプレート13との間隙を自動調整する。これにより、従来のように多数の複雑な工程は不要であり、大幅な工数低減を図ることができる。また、種々の厚さを有する組み替え用のクラッチプレートを在庫として保守・管理する必要が無いので、該保守・管理コストを削減することができる。 (もっと読む)


【課題】摩擦材の耐久性を向上させることができる摩擦係合装置を提供すること。
【解決手段】第2の環状プレート13の円周方向に沿って延在する外周側摩擦材15および内周側摩擦材16を設けるとともに、外周側摩擦材15および内周側摩擦材16を第1の環状プレート11および第2の環状プレート13を介して押圧する外周側ピストン部材19および内周側ピストン部材20を設け、第1の環状プレート11および第2の環状プレート13の係合時と解放時に応じて外周側ピストン部材19および内周側ピストン部材20を使い分けるようにした。 (もっと読む)


【課題】K1トルク伝達がリアカバーとフロントカバーの嵌合部を経由することなく、且つ、部品点数も削減した湿式クラッチパックの構成部品収納構造を提供すること。
【解決手段】湿式クラッチパックの構成部品収納構造は、エンジン側につながるフロントカバー20とギアボックス側に配置されるリアカバー10とからなり、フロントカバー20が径方向端部20aにおいてほぼ90度折曲げられてギアボックス側に延びるカップ状の形状をなし、フロントカバー20とリアカバー10が、ギアボックス側において、フロントカバー20に軸方向に形成された複数の爪25が、リアカバー10に設けられた穴15に嵌合されることによって嵌め合わされ、脱着可能なスナップリング30により軸方向に抜け止めされるようにした。 (もっと読む)


【課題】必要なトルク容量を確保しながらクラッチの小型化を図る。
【解決手段】二つのクラッチの各クラッチドラム50,60を同心円上に層状に配置し、クラッチピストン56とクラッチドラム60とを外周面のスプライン歯が内周面のスプライン溝となるよう内外周面にスプラインが形成して両者をスプライン嵌合する。これにより、クラッチドラム50のサイズを径方向に大きくすることなくクラッチドラム60に嵌合するクラッチプレート(摩擦板)の接触面積を大きくすることができ、十分なトルク容量を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】軽量化及びコンパクト化を図るとともに、摺動抵抗を小さくして応答性を向上させるピストン装置の提供。
【解決手段】シリンダケース2の内部に形成されるピストン装置Pに関し、ピストンを構成する環状の可動部材4と、シリンダケース2に固定される固定部材8とを備える。可動部材4は、第1油圧室12に供給された作動油の油圧を受ける第1受圧部と、第2油圧室13に供給された作動油の油圧を受ける第2受圧部と、第1受圧部と第2受圧部とを接続する中央筒部とを有し、且つ金属板をプレス加工して一体形成されたピストン環4aを備える。固定部材8は、第2油路15と第2油圧室13とを連通させる連通孔11を有し、且つ金属板をプレス加工して一体形成された固定環8aを備える。ピストン環4a及び固定環8aに設けられた環状のシール6,7,9,10によって、第1油圧室12及び第2油圧室13が密封される。 (もっと読む)


【課題】 2つの油圧室を有するブレーキを安定して精度よく緻密に制御する。
【解決手段】 本発明は、複数の摩擦板74と、該摩擦板74を押圧するピストン77と、該ピストン77を押圧するための2つの油圧室78、78とを備え、変速機構の所定の回転要素と変速機ケースとを断接するブレーキ70を有する自動変速機であって、油圧室78に対して先に油圧供給を開始し、遅れて他方の油圧室78に油圧供給を開始する油圧制御手段が備えられており、かつ、油圧室78の車両搭載時の最上位置と油圧室78とを連絡する所定の流路抵抗を有する連絡路200が設けられている。 (もっと読む)


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