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国際特許分類[F16D25/063]の内容

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国際特許分類[F16D25/063]に分類される特許

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【課題】 引きずり現象の発生を抑制しつつ油圧棚時間を短縮させることができる変速機の摩擦締結装置を提供する。
【解決手段】 複数の摩擦ディスク30およびプレート35と、シリンダ部11aと、シリンダ部11a内に形成された油圧室12と、受圧面21に油圧を受けてシリンダ部11aの軸方向にストロークする油圧ピストン20と、油圧ピストン20がストロークしたとき、摩擦ディスク30とプレート35とを押圧する押圧部29とを備えた変速機の摩擦締結装置10において、押圧部29が油圧ピストン20の外周側に設けられ、油圧ピストン20の受圧面21の内周側ストローク量L1が、外周側ストローク量L3よりも短くなるように構成する。 (もっと読む)


【課題】 多板クラッチの締結制御の安定化、特に、微締結制御の安定化を図ることができる、変速機のクラッチ構造を提供する。
【解決手段】 変速機の多板クラッチ7とクラッチピストン9を備えたクラッチ構造1において、クラッチピストン9を作動させる油圧により作動して多板クラッチ7を押圧可能な複数(例えば、3個又は4個)の小径ピストン部材60を、クラッチピストン9のうち多板クラッチ7と対向する部位に周方向等間隔おきに設けた。 (もっと読む)


【課題】クラッチの断接のための機構を油圧ポンプ等を含む複雑な油圧系統を不要とし、小型、軽量且つ簡便に構成する。
【解決手段】クラッチ付き変速機10は、第1変速機構24a及び第2変速機構24bと、第1管路22aの液圧によって操作され、プライマリギア34と第1変速機構24aとの間を断接する第1クラッチ12aと、第2管路22bの液圧によって操作され、プライマリギア34と第2変速機構24bとの間を断接する第2クラッチ12bと、第1管路22aの作動油を押し出して第1クラッチ12aを操作する第1ピストン102aと、第2管路22bの作動油を押し出して第2クラッチ12bを操作する第2ピストン102bと、制御モータ110により傾動駆動され、一方に傾動したときに第1ピストン102aを押圧駆動し、他方に傾動したときに第2ピストン102bを押圧駆動するカム体104とを有する。 (もっと読む)


【課題】 多板クラッチの冷却性を高め、多板クラッチのクラッチプレートとクラッチディスクとの相対回転による潤滑油の引きずり抵抗を抑制し、遠心バランス室の機能を確実に維持できる、変速機のクラッチ構造を提供する。
【解決手段】 仕切り板部材12のうち多板クラッチ7に臨む部位に、クラッチ収容室8と遠心バランス室13とを連通するように形成されたオリフィス60と、このオリフィス60の開口率を、クラッチドラム4の回転数が大きくなる程小さくするように調節するオリフィス調節機構61が設けられ、オリフィス調節機構61は、仕切り板部材12のうちオリフィス60よりも径方向内側の略環状部分に径方向に可動に装着されたC形の弾性閉塞部材62を有し、この弾性閉塞部材62が所定遠心力以上の遠心力により拡径側へ弾性変形してオリフィス60を閉塞するように構成されている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関として形成されたエンジン(2)と、車軸駆動装置(5)に結合された伝達比可変式変速機(4)と、エンジン(2)と変速機(4)との間の動力経路に配置された自動エンジンクラッチ(3)とを有し、このエンジンクラッチ(3)が能動式に係合可能な摩擦クラッチとして形成され、その伝達可能なトルク(クラッチトルク)が圧力媒体式制御によって設定可能な、自動車の動力伝達系(1)に関する。エンジンクラッチの制御性を向上し、応答性を迅速にするために改良するため、エンジンクラッチ(3)が加圧ばねを伴わずに形成され、圧力媒体作動式加圧装置(6)を有し、この加圧装置(6)は、エンジンクラッチ(3)が:不作動状態において、最大圧力による加圧装置(6)の作用によって係合され;並びに、より小さいクラッチトルクを設定するためあるいは該エンジンクラッチ(3)を解放するための作動状態において、低減された作用圧力による加圧装置(6)の作用によって少なくとも部分的に解放される、ように圧力媒体源(7)に接続されている。
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【課題】
放熱性を向上させつつ2つのクラッチ部材におけるクラッチ板を同一形状とし得て共用化させ得るとともに、駆動力の伝達経路を簡素化して簡単な構成とすることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】
第1クラッチ部材3及び第2クラッチ部材4を第1出力軸7及び第2出力軸8の延設方向に並設させるとともに、当該第1クラッチ部材3と第2クラッチ部材4とが成すクラッチ群の両側における第1出力軸7及び第2出力軸8側から伝達部材5、6が延設され、これら伝達部材5、6間に第1クラッチ部材3及び第2クラッチ部材4のそれぞれにおける駆動側クラッチ板3a、4a及び被動側クラッチ板3b、4bを選択的に圧接又は離間動作させる選択手段9が配設された動力伝達装置である。 (もっと読む)


【課題】 第1クラッチがオープン故障した場合でもモータジェネレータによるエンジン始動を確保することができる車両用ハイブリッド駆動装置を提供すること。
【解決手段】 エンジンEとモータジェネレータMGとの間に第1クラッチCL1を介装し、前記第1クラッチCL1を締結し、前記モータジェネレータMGをスタータモータとして前記エンジンEを始動する車両用ハイブリッド駆動装置において、前記第1クラッチCL1は、ノーマルオープンクラッチであり、該第1クラッチCL1とは並列に、外部から力を加えることなくロック状態を維持するロック機構LOを備えた手段とした。 (もっと読む)


【課題】スナップリング5とキャンセルプレート10との相対回転によって、スナップリング5の円周方向端部5aが、このスナップリング5の拡径変形を規制するためにキャンセルプレート10に形成した突起102に干渉して脱落するのを防止する。
【解決手段】キャンセルプレート10をキャンセル油室と反対側から支持するスナップリング5の拡径を規制する複数の突起102が形成され、この突起102を、スナップリング5の外周面に向けて凸の円弧状に延びるものとする。このため、キャンセルプレート10とスナップリング5の相対回転を生じても、スナップリング5が突起102に引っ掛かって乗り上がることがなく、しかも、突起102の両端部102bが外周側を向いているので、キャンセルプレート10の補強リブとして機能する。 (もっと読む)


【課題】エンジンおよび被動部材間の接続・遮断状態を切換えるクラッチと、該クラッチの接・断を切換える油圧を車両運転者の操作に応じて発生する第1油圧発生手段と、第1油圧発生手段とは独立して前記クラッチの接・断を切換える油圧を車両の運転状態に応じて自動的に発生する第2油圧発生手段とを備える車両のクラッチ制御装置において、制御の簡略化を図る。
【解決手段】第1油圧発生手段に連なる第1油圧室76に一面を臨ませる第1ピストン77と、第1油圧室76とは独立して第2油圧発生手段に連なる第2油圧室78に一面を臨ませる第2ピストン79とが、クラッチ49に連動、連結される。 (もっと読む)


【課題】摺動部材や密封装置において、摺動抵抗をより低減させることである。
【解決手段】ピストン部材14に設けられたシール部材20のリップ42の表面45に、
第2の油室側傾斜面47と第1の油室側傾斜面48を形成する。第2の油室側傾斜面47
に、リップの周方向49に対して交互の逆向きに傾斜する多数の起伏条としての凹条又は
凸条50が、複数の列をなして形成される。第2の油室側傾斜面47とハウジング13の
内筒13aの外周面23との接触面積を低減する。凹条又は凸条50の周囲に作動油を蓄
える。リップ42と外周面23との間の潤滑状態を格段に向上させ、摺動抵抗を確実に低
減する。ピストン部材14の動作の応答性をより向上する。 (もっと読む)


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