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国際特許分類[F16D25/0638]の内容

国際特許分類[F16D25/0638]に分類される特許

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【課題】本発明は、クラッチ機構で発生した熱を効率よく外部に放熱することができるクラッチ装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】クラッチ装置1は、エンジンの回転駆動軸に連結されたカップリングハウジング2と、カップリングハウジング2に連動するハブ部材7と、ハブ部材7と同軸に配置された出力シャフト10及び12と、ハブ部材7及び出力シャフト10との間を断続して伝達する第一クラッチ15と、ハブ部材7及び出力シャフト12との間を断続して伝達する第二クラッチ16とを備え、カップリングハウジング2内に油を充満した状態で油を循環させながら流通孔7dより油を供給して第一及び第二クラッチに流通させて放熱させる。 (もっと読む)


【課題】低制御油圧下においても安定したピストン作動応答性が得られ、設計自由度が高い、湿式油圧クラッチのピストンチェックバルブ構造を提供すること。
【解決手段】湿式油圧クラッチ10のピストン30には、油圧室45からドレインへの連通孔22が軸方向に開けられ、ボール24が配置されるボールポケット26が油圧室45側に形成される。連通孔22をシールするために、帯板状弾性体28がピストン30にリベット29により固定される。凹み32が設けられ、ここに、チェックボール機構が収納される。このような構造により、低制御油圧下では、帯板状弾性体により連通孔が塞がれ、遠心油圧が解放されないため、安定した作動応答性を得ることができる。また、連通孔とボールの大きさを互いに関連させることなく、自由に決めることができるため、遠心油圧解放特性の設計自由度が向上する。 (もっと読む)


【課題】 クラッチの摩擦係合要素に適温かつ適量の潤滑油を供給して引きずりの防止や潤滑性能の確保を図る。
【解決手段】 湿式多板型のクラッチC2は、クラッチハブ58およびクラッチドラム59間に配置した摩擦係合要素60を相互に係合させるクラッチピストン61を備える。クラッチC2の締結時には変速機ケース42から供給された潤滑油をクラッチピストン61の油孔61aを介してクラッチハブ58の内周部に供給して摩擦係合要素60を潤滑し、またクラッチC2の非締結時にはクラッチピストン61の油孔61aから供給された潤滑油の少なくとも一部を、クラッチハブ58の内周部に供給することなくクラッチドラム59に形成した油孔59cから排出するので、摩擦係合要素60に余剰の潤滑油が供給されてクラッチC2の引きずりが発生するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 ハイブリッド駆動系を提供する。
【解決手段】 本発明は、ステータ(16)と、クラッチハウジング(18)に固定されたそのステータ(16)に対して、半径方向ギャップ(22)を形成して回転できるロータ(20)とを含む電気機械(15)と、少なくとも1つのオイル通過開口(41)を備えた外側多重ディスク担体(24)を含む湿式運転型多重ディスククラッチ装置(8)とを有するハイブリッド駆動系(1)に関する。構造が単純で、安価に製造できるハイブリッド駆動系を提供するために、ロータ(20)とステータ(16)との間の半径方向ギャップ(22)は、オイル遮断装置(50)によって外側多重ディスク担体(24)のオイル通過開口(41)から遮断される。 (もっと読む)


【課題】キャンセル室からの油抜き機能およびリターンスプリング保持機能を双方備えるキャンセルプレートにおいて、キャンセルプレートの形状を簡素化し、もってその製作を容易化する。
【解決手段】ピストンとともに自動変速機用ピストン機構に備えられる円環状のキャンセルプレートであって、ピストンおよびキャンセルプレート間のキャンセル室からの油抜き穴、ならびにピストンを復帰動させるリターンスプリングを保持するスプリング保持部を有するキャンセルプレートにおいて、キャンセルプレートの内周縁部に切り込みを設けて切り込み間の部位を舌片部とするとともに舌片部を折り曲げ加工し、折り曲げ加工後に切り込み間に形成される空間部を油抜き穴として用いるとともに、折り曲げ加工した舌片部をスプリングが係合するスプリング保持部として用いる。 (もっと読む)


【課題】クラッチシリンダ内のクラッチ本体部が遠心油圧キャンセラの外周側にある場合でも、加圧室とキャンセル油圧室の遠心油圧の差を可及的に小さくして、クラッチピストンの動作の円滑性を確保する。
【解決手段】クラッチピストン2から見て加圧室Aと反対側に配置されると共に遠心油圧キャンセラ3とを備え、クラッチピストン2によって接続又は遮断されるクラッチ本体部5が遠心油圧キャンセラ3の外周側に位置するものにおいて、クラッチピストン2が、ピストン本体21と、クラッチ本体部5の内周に配置されると共にピストン本体21に密接された環状の仕切り板24を備え、遠心油圧キャンセラ3の外径部に設けられたシール部材32が、仕切り板24の内周面に軸方向摺動可能に密接されることにより、クラッチピストン2と遠心油圧キャンセラ3の間に仕切り板24の内周面を外径とするキャンセル油圧室Bが画成される。 (もっと読む)


【課題】摩擦係合装置の回転方向や回転速度になどの作動状況に応じて潤滑油量を自動的に調整し、必要時の供給量を十分に確保するとともに、不要時の供給量を減らして引摺りトルクを低減し動力伝達効率を高め、かつ部品点数およびコストが従来と変わらない摩擦係合装置の潤滑構造を提供する。
【解決手段】ハウジングに回転可能に支承されたドラム状回転部材の内周側から外周側へ径方向に貫通して摩擦係合要素に潤滑油を供給する潤滑油孔を有する摩擦係合装置の潤滑構造であって、前記ドラム状回転部材(ブレーキハブ4)の筒状部41には、スプラインを形成するために内径側から外径側に向かって複数の溝(スプライン溝42)が軸線方向に形成され、前記潤滑油孔5は、前記溝42の底部に溝幅の中心CLから周方向にずれた位置(遅角側位置P1)で前記筒状部41を半径方向に貫通して形成されている。 (もっと読む)


【課題】遠心油圧キャンセラ3によってクラッチシリンダ1内の潤滑油を効率よく撹拌可能とし、自動変速機の始動時の貧潤滑を防止する。
【解決手段】ピストン2を油圧室A側へ付勢するリターンスプリング4を支持すると共に、ピストン2との間に油圧室Aの遠心油圧と対抗する遠心油圧を発生させる平衡油室Bを画成する遠心油圧キャンセラ3であって、撹拌羽根33が取り付けられている。このため、遠心油圧キャンセラ3自体の外周形状に依存することなく、回転によって撹拌羽根33がクラッチシリンダ1内の潤滑油を効率よく撹拌することができる。 (もっと読む)


【課題】乾式クラッチを動作させる油圧アクチュエータからのリーク油を回収し、これを変速機に戻すリーク油回収油路を容易に設定することができる駆動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】多板乾式クラッチ7と、変速機4に隣接する位置に配置したスレーブシリンダー8と、スレーブシリンダー8のピストン82と多板乾式クラッチ7の間の位置に配置したピストンアーム83と、ピストンアーム83の摺動部からのリーク油が多板乾式クラッチ7へ流れ込むのを遮断する仕切り弾性部材88,89と、仕切り弾性部材88,89よりもリーク油の流れ方向において下流側位置に配置した第1シール部材13と、シリンダーハウジング81とクラッチカバー6の間に形成した隙間を回収経路の一部とし、少なくともピストン82の摺動部からのリーク油を、仕切り弾性部材88,89と第1シール部材13により密封状態を保って変速機4内に連通させる第1回収油路15と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】油圧室に一端を臨ませるピストンを付勢する付勢手段をそれぞれ備えるとともに単一の油圧クラッチアウタを共通に備える複数の油圧クラッチが、各油圧室に作用する油圧の独立制御に応じた断・接作動を可能として各ピストンの作動方向と同一方向に延びる軸線を有する出力軸の軸線方向に並設されて成る多重クラッチ装置において、出力軸の半径方向でのコンパクト化を図る。
【解決手段】各油圧クラッチ30A,31Aの付勢手段38,48が、出力軸20,21を囲繞しつつ該出力軸20,21の軸線方向に並んで配置される。 (もっと読む)


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