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国際特許分類[F16D25/0638]の内容

国際特許分類[F16D25/0638]に分類される特許

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【課題】 自動車の被牽引時に車輪側から自動変速機に駆動力が逆伝達される場合、自動変速機の損傷を簡単な構造で防止する。
【解決手段】 プラネタリギヤユニットの一つの要素を拘束可能なブレーキB1に、オイルポンプ29からの油圧で作動するメインピストン16およびサブピストン24を設け、通常の走行時にはメインピストン16がオイルポンプ29からの油圧で前進してブレーキB1が係合することで、自動変速機に所定の変速段を確立することができ、このときサブピストン24はオイルポンプ29からの油圧で後退するのでメインピストン16の作動と干渉することがない。エンジンが停止してオイルポンプ29からの油圧が消滅する被牽引時には、サブピストン24が係合用スプリング27の弾発力で前進してブレーキB1が係合するので、自動変速機の特定の部材が過回転状態になるのをすることができる。 (もっと読む)


【課題】異なる変速比の第1変速機と第2変速機と、入力歯車と第1変速機との間を断接する第1クラッチと、入力歯車と第2変速機との間を断接する第2クラッチと、第1クラッチを操作する第1駆動ピストンと、第2クラッチを操作する第2駆動ピストンと、モータによって駆動され第1又は第2駆動ピストンの何れかを押圧駆動するカム体と、第1クラッチを断接させる第1受動ピストンと、第2クラッチを断接させる第2受動ピストンとを備え、第1クラッチが外側に、第2クラッチが内側に配置されるツインクラッチ付き変速機構において、コンパクトな構造でクラッチを断接出来る構造を提供する。
【解決手段】第1受動ピストンの押圧力を第1クラッチに伝達する押圧部材を設け、押圧部材は、第1受動ピストンからの押圧入力を受ける1つの入力部と、同入力部が受けた押圧力を第1クラッチのリフタに伝達する複数の出力部とを備える。 (もっと読む)


【課題】部品点数を抑えた簡単な構成で、エンドプレートの移動を規制するスナップリングが外れることを効果的に防止できるようにする。
【解決手段】複数の摩擦プレート21,22における積層方向の一端に配置した環状のエンドプレート24と、ケーシング10に係合してエンドプレート24が積層方向に移動することを防止する環状のスナップリング28とを備え、エンドプレート24の側面24aには、径方向の外側を向く段差面25が形成されており、スナップリング28は、その側面28cがエンドプレート24における段差面25の外径側25aに当接しており、かつその内周端28bが段差面25に対向している。スナップリング28が巻き方向の力によって小径化する際に、段差面25に当接することでそれ以上の小径化が規制されるので、スナップリング28が溝部14から内径側に外れることを防止できる。 (もっと読む)


【課題】入力部材に付与された動力を複数のクラッチの係合状態の切り替えにより変速比を複数段に変更して出力部材に伝達可能な変速装置において、入力部材と複数のクラッチのクラッチドラムをケースに対して安定に支持しつつ部品の点数削減を図る。
【解決手段】自動変速機30では、第1クラッチとしてのクラッチC2のクラッチドラム50が入力軸34に固定され、第2クラッチとしてのクラッチC1のクラッチドラム40がクラッチドラム50にスプライン嵌合部60を介して連結されると共にクラッチC2のキャンセルプレート57と当接する部位としてのブラケット60bを有しており、入力軸34に取り付けられたスナップリング70により軸方向に位置決めされる。そして、クラッチドラム50および入力軸34は、1個のラジアルベアリング61と1個のスラストベアリング62とによりトランスミッションケース18に対して支持される。 (もっと読む)


【課題】 コイル状のリターンスプリングを支持するスプリングリテーナをピストンガイドにバヨネット結合する際に、リターンスプリングの倒れを防止する。
【解決手段】 切欠き20bおよび突起22bよりなるバヨネット結合部25でピストンガイド17の円筒部22にスプリングリテーナ20を結合するとき、スプリングリテーナ20がリターンスプリング19を圧縮しながら軸線L方向に移動して切欠き20bを突起22bが通過した後に、スプリングリテーナ20が軸線Lまわりに回転してピストンガイド17の円筒部22に係止される。このとき、治具Jによってスプリングリテーナ20に設けた第1凹凸係合部20dとピストン16に設けた第2凹凸係合部16eとが一定の位相関係を保つので、ピストン16に対してスプリングリテーナ20が相対回転してリターンスプリング19が円周方向に倒れるのを防止し、スプリングリテーナ20の組付け作業を容易かつ確実に行うことができる。 (もっと読む)


バランスクラッチシステムは、トランスミッションにて使用されるように設けられる。バランスクラッチシステムは、クラッチピストン室およびバランスピストン室と一緒に移動するクラッチピストンおよびバランスピストンを有するクラッチアセンブリを備える。クラッチピストン室およびバランスピストン室の各々は、使用時に流体の連続供給を受容し、内部に遠心ヘッド圧力を確立する。バランスピストン室にて確立された遠心ヘッド圧力は、クラッチピストン室内に確立された遠心ヘッド圧力によって生じるクラッチアセンブリの自己係合傾向に対抗する圧力に寄与する。
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【課題】旋回時の半クラッチ状態付近で異音が発生しない作業車の旋回伝動装置とする。
【解決手段】支軸71上でエンジン駆動力によって回転駆動する駆動ギア72と、駆動ギア72の左右両側において、夫々支軸71に相対回転可能に外装され、左右の走行装置2に夫々連係する左右一対の駆動伝達ギア64と各別に常時咬み合いつつ、操向操作具の操作により支軸に沿って相対移動して駆動ギア72と各別に咬み合い可能な左右一対のスライド部材73と、ミッションケースMCの側の部材であってスライド部材73と対向する押圧部とスライド部材73とが第一摩擦板及び第二摩擦板を挟圧するよう構成してある左右一対の湿式多板クラッチ74と、スライド部材73と駆動ギア72との咬み合いが外れる前から、第一摩擦板及び第二摩擦板を支軸71の方向に沿ってスライド部材73の側へ付勢する左右一対の付勢機構76と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】クラッチシャフトの長さを短縮することができる湿式クラッチ装置を提供する。
【解決手段】インナディスク19とアウタディスク20とからなるクラッチディスク9を備えた湿式クラッチ装置Aにおいて、クラッチシャフト2と、前記クラッチシャフト2に回転可能に設けられたハブギヤG6,G7と、前記クラッチシャフト2に設けたインナディスク19と、前記インナディスク19に結合及び離間する前記アウタディスク20を有し、前記クラッチシャフト2の外周側において前記ハブギヤG6,G7に連結され、かつ前記クラッチシャフト2の軸方向に移動可能に設けたクラッチドラム4と、前記クラッチシャフト2に設けたシャフト凸部3とこのシャフト凸部3が嵌り込むように前記クラッチドラム4に形成したドラム凹部5とにより、形成した加圧室7とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】流体圧室側へ移動させるための構成に関わらず、流体圧力に応じた適切な動作を行うことができるクラッチピストンを提供する。
【解決手段】本発明のクラッチピストン2は、第一流体圧室R1内の流体圧力によってクラッチシリンダ3内を軸方向に移動してクラッチを作動させるピストン本体5と、ピストン本体5の内周端及び外周端に設けられクラッチシリンダ3とピストン本体5との間を密封するシール部材6,7とを備えている。シール部材6,7は、流体圧室R側に設けられ流体圧室Rを密封する第一シールリップ6b及び第三シールリップ7bを備えているとともに、外側空間S側に設けられ外側空間S側においてクラッチシリンダ3とピストン本体5との間を密封する第二シールリップ6c及び第四シールリップ7cを備えている。 (もっと読む)


【課題】定格出力の小さな小型の電動モータで駆動する油圧ポンプを備えることができる油圧クラッチの作動装置を提供することを課題とする。
【解決手段】油圧クラッチに発生させる目標伝達トルクTOBJ、油温Toil、クラッチディスクの回転速度Nd、電動モータに供給される電源電圧V、潤滑流量Q、潤滑油の持つ冷却熱量、クラッチ吸収エネルギEを算出する(ステップS1〜S5)。
さらに、算出したクラッチ吸収エネルギEを発生させるトルク制限値TRQLMTを算出し(ステップS6)、目標伝達トルクTOBJがトルク制限値TRQLMTより大きいときは(ステップS7→Yes)、目標伝達トルクTOBJをトルク制限値TRQLMTに変更し(ステップS8)、油圧クラッチの摩擦面の発熱量を潤滑油の持つ冷却熱量以下にする。 (もっと読む)


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