【課題】付け根部の強度を維持しつつ、小型軽量化を図り得るトリポード型等速自在継手を提供する。
【解決手段】内周面の円周方向三等分位置に軸方向に延びるトラック溝を形成すると共に第一回転軸に連結可能な外側継手部材と、第二回転軸に連結可能なボス部３と前記ボス部３の円周方向三等分位置から半径方向に突出した脚軸４から成る内側継手部材５と、各脚軸４に複数の針状ころ６を介して回転可能に装着すると共に前記トラック溝に収容されたローラとを備えたトリポード型等速自在継手において、前記ボス部３と前記脚軸４とを凹円弧状に繋ぐ付け根部８の曲率半径を、付け根部８の継手円周方向部位Ａから継手軸線方向部位Ｂまで漸減させた。 （もっと読む）

【課題】サークリップなどの別部品を使用することなく、低コストで内部部品が外輪から抜け出るのを防止することができるトリポード型等速自在継手を提供する。
【解決手段】 ブーツ１２の大径端部１３の内周面で外輪２のトラック溝７のローラ案内面８と対応する部位に、規制部としての突状部９を、ブーツ１２の大径端部１３との一体成形により配設する。突状部９の先端はトラック溝７のローラ案内面８に沿って延在させることで延在部１０とする。なお、ブーツ１２の樹脂素材の硬さショアーをＤ５０以上とする。 （もっと読む）

【課題】リテーナと止め輪を使用することなく、脚軸だけで針状ころの位置規制をして偏摩耗を防止する。
【解決手段】トリポード型等速自在継手は、内周の円周方向三等分位置に軸線方向に延びるトラック溝14を形成し、各トラック溝14の両側壁にローラ案内面16を形成した外輪10と、円周方向三等分位置から半径方向に突出した脚軸26を有するトラニオン20と、脚軸26に回転自在に支持され、トラック溝14内でローラ案内面16に沿って転動しながら外輪10の軸方向に移動可能なローラ30と、脚軸26とローラ30との間に介在させた複数の針状ころ32とを有し、脚軸26の外周面に針状ころ32が転走する軌道溝40が形成してあり、軌道溝40の幅中心とローラ案内面16の幅中心とが一致させてある。 （もっと読む）

【課題】トリポード型等速自在継手の組立作業を簡略にする。
【解決手段】トリポード型等速自在継手は、内周の円周方向三等分位置に軸線方向に延びるトラック溝14を形成し、各トラック溝14の両側壁にローラ案内面16を形成した外輪10と、円周方向三等分位置から半径方向に突出した脚軸26を有するトラニオン20と、脚軸26に回転自在に支持され、トラック溝14内でローラ案内面16に沿って転動しながら外輪10の軸方向に移動可能なローラ30と、脚軸26とローラ30との間に介在させた複数の針状ころ32とを有し、脚軸26に軌道輪34を嵌合させ、かつ、軌道輪34と針状ころ32とがユニット化してある。 （もっと読む）

【課題】トリポード系等速自在継手のトラニオンジャーナルとローラとの間に介在させた転動体の潤滑状態を良好に保つ。
【解決手段】トリポード系等速自在継手は、内周の円周方向等分位置に軸方向に延びるトラック溝16をもった外輪10と、円周方向等分位置から半径方向に突出するトラニオンジャーナル26をもったトラニオン20と、各トラニオンジャーナル26に転動体32を介して回転自在に支持されたローラ30とを有し、トラニオンジャーナル26の内部に固形潤滑剤を封入して、トラニオンジャーナル26の外周面とローラ30の内周面との間の転動体収容部38に給脂するようにしてある。 （もっと読む）

【課題】等速自在継手に高負荷や衝撃荷重が加わった際、外側継手部材に脆性破壊が生じる恐れを低減する。
【解決手段】内側継手部材3との間で転動体３２を介して角度変位を許容しながらトルクを伝達する等速自在継手に装備され、内径面に転動体３２を収容するトラック溝２５が形成された外側継手部材２において、該外側継手部材２の内径面２２に浸炭焼入れ硬化処理が行われた硬化層Ｓを形成すると共に、外径面２１の少なくとも一部にに防炭処理を施すことにより浸炭焼入れ硬化処理が行われない調質層Ｓ１を形成する。 （もっと読む）

【課題】誘起スラスト力を低減しつつ、小型化が可能な摺動式トリポード形等速ジョイントを提供する。
【解決手段】等速ジョイント１は、外輪１０と、ボス部２１とローラ溝１１に挿入される３本のトリポード軸部２２とを備えるトリポード２０と、ローラ３０とを備える。そして、トリポード軸部２２のトルク伝達領域において、トリポード軸部２２のシャフト軸方向幅ｂｘは、根元側から先端側に行くに従って小さく形成されている。さらに、シャフト軸およびトリポード軸部２２に直交する方向をトルク伝達方向と規定した場合に、トルク伝達領域において、トリポード軸部２２のトルク伝達方向幅ａｘは、根元側から先端側に行くに従って大きく形成されている。 （もっと読む）

【課題】トリポード軸部がローラユニットに対してトリポード軸部の軸方向に摺動する場合であっても、ローラユニットの背面側がローラ溝に当接することを防止できる摺動式トリポード形等速ジョイントを提供する。
【解決手段】内ローラ３２の内周面のうちトリポード軸部２２に当接する軸方向位置がトリポード軸部２２の揺動により変動しないように、トリポード軸部２２の外周面を中心位置の異なる複数の円弧の連続的集合体２２２、２２３として形成する。 （もっと読む）

【課題】外ローラに対する内ローラの回転を規制でき、ニードルローラおよびその接触面の寿命を向上させることができる摺動式トリポード形等速ジョイントを提供する。
【解決手段】本発明は、３本のローラ溝１１が形成された外輪１０と、ローラ溝１１に挿入される３本のトリポード軸部２２を備えるトリポード２０と、ローラ溝１１に嵌入されトリポード軸部２２に対して回転可能な外ローラ３１と、トリポード軸部２２に対して揺動且つ摺動可能にトリポード軸部２２に支持される内ローラ３２と、外ローラ３１と内ローラ３２の隙間に全周に亘って配置される複数のニードルローラ３３とを備える摺動式トリポード形等速ジョイントであって、ローラ溝１１は、その延びる方向に延在する第一規制部１１ａを有し、内ローラ３２は、その軸回り方向の回転に対して第一規制部１１ａと係合する第二規制部３２２を有することを特徴とする。 （もっと読む）

【課題】リテーナを用いることなく、針状ころの位置規制をして偏摩耗を防止する。
【解決手段】トリポード型等速自在継手は、内周の円周方向三等分位置に軸線方向に延びるトラック溝14を形成し、各トラック溝14の両側壁にローラ案内面16を形成した外輪10と、円周方向三等分位置から半径方向に突出した脚軸26を有するトラニオン20と、脚軸26に回転自在に支持され、トラック溝14内でローラ案内面16に沿って転動しながら外輪10の軸方向に移動可能なローラ30と、脚軸26とローラ30との間に介在させた複数の針状ころ32とを有し、脚軸26の先端部に形成した環状溝に止め輪を装着することにより針状ころ32の抜け止めをし、かつ、針状ころ32の軸方向中心とローラ案内面16の幅方向中心とを一致させてある。 （もっと読む）