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国際特許分類[F16D43/21]の内容

国際特許分類[F16D43/21]に分類される特許

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【課題】軸方向長さを大幅に長くすることなく伝達トルク容量の増大化を図ることができるようにした一方向型トルクリミッタを提供することである。
【解決手段】外輪1と、その内側に組み込まれた内輪8との間にトルクリミッタ用コイルばね10を組込み、内輪8と、その内側に挿通された回転軸13との間に回転軸13と内輪8の相互間で一方向の回転を伝達し、他方向の回転伝達を遮断するクラッチ用コイルばね14を組込む。クラッチ用コイルばね14として、内輪8の突出部の外径面を緊縛する大径コイルばね部14aと、その大径コイルばね部14aの巻き終わり端に連設されて内径方向に渦巻き状に延びる連設部14bと、その連設部14bの小径端に連設されて大径コイルばね部14a内に配置され、回転軸13の外径面を緊縛する小径コイルばね部14cとを有する二重コイルばねを用いて軸方向長さを大幅に長くすることなく伝達トルク容量の増大化を図る。 (もっと読む)


【課題】内側筒状部材と外側筒状部材との間にスラストベアリングを設けるのを不要にして、製造コストを低減することができるとともに、内側筒状部材と外側筒状部材の間の軸線方向の隙間を小さくして、設置スペースを少なくすることができるトルクリミッタおよび動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】クラッチハブ53の筒状部53Bに形成されたスプライン溝53bを筒状部53Bの開口端53aから筒状部53Bの外周部の途中まで延在させ、スプライン溝53bの延在方向終端に形成された筒状部53Bの外周部の軸線方向壁面が、軸線方向端部に位置するフリクションプレート55Bが当接する当接面53cを構成する。 (もっと読む)


【課題】組み付け作業の作業工程数を低減させることができるトルクリミッタの組み付け冶具を提供する。
【解決手段】組み付け冶具100は、係合プレート4、摩擦体5、及び皿バネ9がトルクリミッタ1のドラム2内に配置された状態で、摩擦体5に向けて回転軸の軸線方向に相対移動することで、摩擦体5の内周に設けられた内歯スプライン11a,11bの位相を合わせる位相合わせ部110と、係合プレート4に向けて軸線方向に相対移動することで、ドラム2内に配置された係合プレート4、摩擦体5、及び皿バネ9に対し、皿バネ9の押圧力に抗する押し付け荷重を軸線方向に付加する押し付け部120と、スナップリング10と当接しながらドラム2に向けて軸線方向に相対移動することで、スナップリング10をドラム2内に取り付ける取り付け部130とを回転軸の径方向内側から順に備える。 (もっと読む)


【課題】トルク容量を低下させることなく、全長が長くなることを抑制することができ、かつ、放熱性を向上させることができる多板摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】回転軸まわりに回転可能であり軸線方向に並設された環状の複数の係合プレート4と、係合プレート4の間に対向して配設された摩擦体5と、係合プレート4により摩擦体5を押圧するための軸線方向の押圧力を付加する皿バネ9と、を備え、皿バネ9による押圧力によって係合プレート4と摩擦体5とがそれぞれの接触面を介して摩擦係合されるトルクリミッタ1(多板摩擦係合装置)において、接触面における皿バネ9と接触する径方向位置R1での係合プレート4の厚みが、径方向内側端部R2での厚みより大きい。 (もっと読む)


【課題】十分な駆動力が得られる駆動装置を提供することを課題とする。
【解決手段】モータ51と、回転可能に設けられたドラム(ドラム状回転体)53と、モータ51とドラム53との間に設けられ、モータ51によって回転駆動されるインナディスク(入力側ディスク)75,ドラム53と共に回転し、インナディスク75と同軸上に設けられたアウタディスク(出力側ディスク)77からなるクラッチ55と、モータ51の回転運動を直線運動に変換する変換機構によりインナディスク75、アウタディスク77を密着させる切替機構57とを有する。 (もっと読む)


【課題】強度安全率を低下させることなく従来よりも小形軽量化を実現し、シャーシ上における配置の自由度を確保できるモータ式車両駆動装置を提供する。
【解決手段】タイヤ67およびホイール64を有する駆動輪6と、シャーシ20に配設され、駆動輪6のホイール64を回転駆動する駆動トルクを出力する出力軸(ロータ部72)を有するモータ7と、モータ7の出力軸72に回転連結され駆動輪6のホイール64に駆動トルクを伝達するアウトプット軸31と、モータ7の出力軸72とアウトプット軸31配設され、伝達トルクが所定トルクに達するまでは連結状態を維持し、所定トルクを超過するとすべりを発生して伝達トルクを制限するトルク制限機構5と、を備えることを特徴とするモータ式車両駆動装置1。 (もっと読む)


【課題】過大なバックトルクが掛かることを防止しつつ、「押しがけ」が可能なバックトルク低減機構を提供する。
【解決手段】外部からの回転動力が伝達されて回転するドライブプレート23と、ドライブプレート23からの回転動力をカウンターシャフト467に伝達するドリブンプレート25と、ドライブプレート23とドリブンプレート25とを付勢して接触させるプレッシャーディスク28と、バックトルクがかかった場合には軸線方向に変位してプレッシャーディスク28を押圧しドライブプレート23とドリブンプレート25との付勢を解除する第二のカム32を備えるカム機構と、第二のカム32の変位を規制できるガバナープレート33とを備え、ガバナープレート33は、回転数が所定の値未満であると第二のカム32の変位を規制し、回転数が所定の値以上である場合には第二のカム32の変位を許容する。 (もっと読む)


【課題】異常発生時に空走状態を回避するフェールセーフ動作を異常の発生箇所および内容に応じて実行可能な変速装置を提供する。
【解決手段】変速装置7は、第1アクチュエータ77または第1クラッチ74等の異常を検出する第1異常検出装置91と、第2アクチュエータ78または第2クラッチ75等の異常を検出する第2異常検出装置92と、フェールセーフ装置93とを備える。フェールセーフ装置93は、第1異常検出装置91が異常を検出すると、第2クラッチ75を介してドライブ軸73にトルクを伝達するように第2アクチュエータ78および第3アクチュエータ79を制御し、第2異常検出装置92が異常を検出すると、第1クラッチ74を介してドライブ軸73にトルクを伝達するように第1アクチュエータ77および第3アクチュエータ79を制御する。 (もっと読む)


【課題】十分なブレーキ力を発生させることができしかも小型化すること。
【解決手段】円筒状のローラ筒11と、ローラ筒の回転を支持するために当該ローラ筒の軸心部に設けられたシャフト12と、ローラ筒の内部に設けられローラ筒の回転力を入力として増速するための遊星歯車機構13と、シャフトを軸心として回転可能なようにローラ筒の内部に設けられ、その回転による遠心力で半径方向外方へ移動するブレーキシュー54を備えたブレーキ部材15と、クラッチ部材14と、ローラ筒と一体に回転するようにローラ筒の内周面側に設けられ、ブレーキシューが半径方向外方へ移動したときに当接してブレーキ力を発生させるブレーキドラム部52とを有する。 (もっと読む)


【課題】 ハイブリッド車の動力伝達機構を構成するリミッタ付きダンパであって、リミッタトルクのバラツキをなくすと共に外径を小さくすることが出来るリミッタ付きダンパの提供。
【解決手段】 ドライブプレート23が連結するフロントカバー21とリヤカバー22とで構成する外ケース3内には潤滑油を満たし、外ケース3の外周内側には皿バネ11を有した多板構造のリミッタ部1を備え、該リミッタ部1の内径側には複数本のダンパスプリング4,4・・・を備えたダンパ部2を設け、そして、ダンパ部2の中心には出力軸が嵌る軸穴24を形成したハブ19を取着している。 (もっと読む)


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