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国際特許分類[F16H57/02]の内容

国際特許分類[F16H57/02]に分類される特許

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【課題】歯車同士の噛み合い部分における潤滑状態に起因する歯車損失を相対的に小さくすることのできる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】相互に噛み合わされた第1歯車および第2歯車と、第1歯車と第2歯車との噛み合い部分での噛み合い幅を変更する噛み合い幅調整機構とを有する動力伝達装置において、第1歯車および第2歯車の噛み合い部分における潤滑状態を判断する潤滑状態判断手段(ステップS2)と、判断された潤滑状態における噛み合い部分での損失係数と、噛み合い部分における単位面積あたりの荷重との相関関係に基づき、噛み合い部分の噛み合い幅を変更して、単位面積あたりの荷重を調整することにより、当該潤滑状態における前記噛み合い部分の損失係数を相対的に小さくする制御をおこなう損失係数調整手段(ステップS3,S4,S5,S6,S7)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】ボルトの締結力を維持するガイドリブを軸受の潤滑用のガイドリブとして兼用することができ、差動装置の回転抵抗の増大および差動装置の製造コストの増大を防止することができる差動装置の潤滑構造を提供すること。
【解決手段】ケース11が、リングギヤ14の回転時のボルト21の頭部21aの回転軌道Rに対して一定の範囲で延在するとともに、ケース11からボルト21の頭部21aに向かって突出するガイドリブ31を有する。また、中空支持部27の上部に上下方向に貫通する貫通孔27cが形成され、ガイドリブ31が、貫通孔27cの上端開口27dに向かって湾曲するオイル溜まり31aを有する。 (もっと読む)


【課題】 回転体を支持軸に回転可能に支持させて、この回転体を回転させる場合に、回転体と支持軸とを効率よく冷却させて、回転体と支持軸との間の摩擦熱によって回転体や支持軸の温度が上昇するのを適切に防止する。
【解決手段】 回転体10の中心穴部11に装着される支持軸20を中空のダクトで構成すると共に、この支持軸20に回転体10の中心穴部11に直接空気を導く開放部23を設け、この支持軸20に支持された回転体10の中心穴部11に、開放部23を通して直接空気を接触させるようにした。 (もっと読む)


【課題】高温下において高速回転で使用しても長寿命な減速機用プラネタリギヤ装置を提供する。
【解決手段】減速機用プラネタリギヤ装置は、同心に配されたサンギヤ1及びリングギヤ2に噛み合うピニオンギヤ3と、ピニオンギヤ3の中心に挿通されピニオンギヤ3を回転自在に支持するピニオンシャフト5と、ピニオンギヤ3の内周面に形成された軌道面とピニオンシャフト5の外周面に形成された軌道面との間に転動自在に配された複数のころと、を備えている。ピニオンシャフト5は、高炭素クロム軸受鋼SUJ3によって構成され、ピニオンシャフト5の軸線方向中央部は、その表面層の残留オーステナイト量が20体積%未満である。 (もっと読む)


【課題】軸受の転動体による潤滑油の攪拌抵抗を低減することにより、動力損失の小さい歯車装置を提供する。
【解決手段】外歯を有するサンギヤ(5)と、外歯を有して前記サンギヤ(5)に噛合する複数のプラネットギヤ(7)と、内歯を有して前記プラネットギヤ(7)に噛合するリングギヤ(9)とを備え、前記プラネットギヤ(7)は、軸方向に並んだ1対の歯列と、該1対の歯列の間に設けられた環状溝(17)とを有し、軸方向に並んだ1対の転動体列(72)を介して固定支軸(23)に回転自在に支持されている遊星歯車装置(1)において、前記転動体(73)に前記プラネットギヤ(7)の径方向内側から給油する給油通路(LP)と、前記プラネットギヤ(7)における環状溝が形成された中央部を貫通して潤滑油を前記プラネットギヤの外方へ排出する排油孔(91)とを設ける。 (もっと読む)


【課題】歯車潤滑装置において、装置の大型化や製品コストの増加を抑制しながら歯車への十分な潤滑を可能とする。
【解決手段】水平方向に沿う回転軸心をもつ第1回転軸101に第1歯車102を固定し、この第1回転軸101の鉛直方向における下方にて、水平方向に沿う回転軸心をもつ第2回転軸201に第2歯車202を固定し、第1歯車102と第2歯車202を噛み合い可能とすると共に、第2歯車202の歯幅を第1歯車102との噛み合い幅より長く設定し、第2歯車202における第1歯車102と噛み合わない歯部206の鉛直方向の上方に対向して潤滑油を離脱させる潤滑油離脱部としてのボス部(凸部)103を設ける。 (もっと読む)


【課題】遊星軸4と遊星歯車3と複数本のニードル5、5との組み合わせにより構成されるラジアルニードル軸受12のうち、これら各ニードル5、5の性状を適正に規制する。そして、上記遊星軸4として一般的な性状のものを使用しても、上記ラジアルニードル軸受12全体としての耐久性を十分に確保できる遊星歯車装置を実現する。
【解決手段】上記各ニードル5、5は、浸炭窒化処理されたもので、表面層部分の窒素濃度が0.2質量%以上であり、表面層に、Si・Mn系窒化物が、1%以上10%未満の面積率で存在する。又、平均粒径が0.05μm以上で1μm以下のSi・Mn系窒化物が、100μm2 当たり100個以上存在する。且つ、上記各ニードル5、5の表面層部分の残留オーステナイト量が、5〜15容量%である。 (もっと読む)


【課題】遊星歯車装置を構成する主要な回転要素に供給される潤滑油を効率的に排出することにより、動力損失の小さい遊星歯車装置を提供する。
【解決手段】外歯を有するサンギヤ(5)と、外歯を有して前記サンギヤに噛合する複数のプラネットギヤ(7)と、内歯を有して前記プラネットギヤに噛合するリングギヤ(9)と、隣接する前記プラネットギヤの間に配置されて側面(37F,37R)が該プラネットギヤに近接するバッフルユニット(35)とを備える遊星歯車装置(1)において、前記バッフルユニット(35)に、前記サンギヤ(5)の外周に対向する先端部(41)に設けられて前記サンギヤとプラネットギヤ間の噛み合い部(43,45)に向けて潤滑油(OL)を噴射する給油孔(47)と、前記側面に設けられて噴射された前記潤滑油(OL)をバッフルユニット(35)内に回収する回収口(55)とを設ける。 (もっと読む)


【課題】デフケースの剛性の低下を抑制し、かつ軽量化を図ることのできるデフケース構造を提供する。
【解決手段】シャフト17,18が挿入される二つのボス部19,20の一方が、内部に複数のギアを収容するための窓部24が形成されているシェル部3の一方の端部に設けられるとともに、そのシェル部3の他方の端部にリングギア4が取り付けられる円盤状のフランジ部5が一体に設けられ、かつそのフランジ部5におけるシェル部3とは反対側に他方のボス部19が一体に設けられているデフケース1において、フランジ部5における窓部24に対応する部分の厚みが、フランジ部5におけるシェル部3に対応する部分の厚みに比較して厚く形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関の可変動弁機構のアクチュエータの内部でのオイルの滞留を防止するとともに、前記アクチュエータの支持剛性を高めて振動や騒音の発生を抑制する。
【解決手段】 内燃機関のシリンダヘッド11はロアヘッド13とアッパーヘッド14とに分割されており、可変動弁機構のアクチュエータ30をロアヘッド13の壁部32およびアッパーヘッド14の壁部29に跨がってボルト46で締結したので、アクチュエータ30の支持剛性を高めて振動や騒音の発生を抑制することができる。またアクチュエータ30の内部とシリンダヘッド11の内部とを、アッパーヘッド14の壁部29に形成したオイル供給孔29bとロアヘッド13の壁部32に形成したオイル排出孔32aとで連通させたので、オイル排出孔32aをアクチュエータの底部に近い位置に形成することが可能となり、アクチュエータ30の内部に常に新鮮なオイルを循環させて異物の堆積や過熱の発生を未然に防止することができる。 (もっと読む)


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