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国際特許分類[F16H57/02]の内容

国際特許分類[F16H57/02]に分類される特許

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【課題】車両用動力伝達装置のトランスアクスルケースを構成する円形状のカバーで発生する一次振動モードおよび二次振動モードで発生する音を抑制することができるカバーを提供する。
【解決手段】カバー15cの軸支持部76と締結部74との間で周方向に連なる周方向壁80が、ケース外部側へ膨らむ円弧状断面に形成されている。このようにすれば、カバー15cの剛性が高められ、カバー15cの一次振動モードおよび二次振動モードが発生する共振周波数を高めることができる。特に、周方向壁80が円弧状断面に形成されることで、二次振動モードが発生する共振周波数が大幅に高められ、音として問題になる振動モードを一次振動モードのみに減らすことができる。 (もっと読む)


【課題】オイルポンプが逆回転する場合であっても、油送給油路側からのエアの吸い込みが防止されると共に、オイルストレーナに集積されている異物を油内に拡散されることが防止される車両用動力伝達装置の油圧制御回路を提供する。
【解決手段】オイルポンプ120が逆回転すると、第2油路132の作動油がオイルポンプの第2ポート128側から吸入され、第1ポート124から第1油路126側へ吐出されるが、このとき第1逆止弁136は閉じられ、第1油路126へ吐出された作動油は、第3油路134を通り、第3逆止弁140を通って第2油路132に流入する。また、第2逆止弁138は閉じられるため、潤滑油路130側から第2油路132側に作動油が流入(逆流)することがないので、潤滑油路130側からのエアの吸い込みが防止される。 (もっと読む)


【課題】オイル供給管に圧送される潤滑油量が少ない場合であっても、オイル供給管の下流側のオイル吐出孔へ十分に潤滑油を供給することができる駆動装置の潤滑装置を提供する。
【解決手段】オイル供給管162の下流側に位置する第1オイル吐出孔164は、上流側に位置する第2オイル吐出孔166よりも低い位置に設けられていることから、オイルポンプ138の低回転時にそのオイルポンプ138からオイル供給管162に圧送される潤滑油量が少なくなる場合には、オイル供給管162の流通断面のうち第2オイル吐出孔166よりも低い部分を通じて第1オイル吐出孔164へ潤滑油が供給されるので、オイル供給管162に圧送される潤滑油量が少ない場合であっても、そのオイル供給管162の下流側の第1オイル吐出孔164へ十分に潤滑油を供給することができる。 (もっと読む)


【課題】特別なバルブを不要として組み付け、部品管理を容易とすることを可能とする。
【解決手段】内部空間Sを区画するクラッチ・ハウジング3及びローター5の内部圧力を逃がすためのブリーザー構造54であって、クラッチ・ハウジング3及びローター5の嵌合結合された嵌合内外周部13,44と、嵌合内周部13に設けられたオー・リング収容凹部30と、オー・リング収容凹部30に収容され嵌合外周部44に圧接されたシール・リング゛53と、内部空間Sに対しオー・リング53の圧接箇所よりも外部低圧側に設けられて内部空間Sの内部圧力が設定圧を上回ることでオー・リング53が圧接する当接部93とを備え、オー・リング53が当接部93に圧接して変形することに起因してオー・リング53による密閉性が損われることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】油が封入されるケース3内に遊星歯車機構40が収納される構成の駆動装置1において、遊星歯車機構40に備えるキャリア44のがたつき音の発生を抑制または防止する。
【解決手段】キャリア44の第1環状板441は、その円周方向に遊びを持つ状態でケース3に回り止めされる。ケース3には、各ピニオンシャフト443の各油孔443aの端面開口にそれぞれ油を導入させるための油路3dが設けられている。ケース3の油路3dからピニオンシャフト443の油孔443aの端面開口に導入される油が、キャリア44をその円周方向一方に押すことにより、ケース3に対するキャリア44の円周方向の遊びを円周方向一方に詰める形態とされている。 (もっと読む)


【課題】組立・分解性を向上させると共に、軸受の径方向サイズを抑えて軽量化を図ったインホイールモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】車輪の中心軸に対して同軸上に車輪用軸受装置1と減速機3とモータが配置されたインホイールモータ駆動装置であって、ハブ輪21の小径段部21bの端部に連結部27が一体に突設され、この連結部27と小径段部21bの間に環状溝34が形成され、この環状溝34に止め輪35が装着されると共に、この止め輪35が鋼鈑からプレス加工にて断面略L字状に形成され、この隅部を加締めることにより、所定の軸受予圧が付与された状態で、内輪22が小径段部21bに固定され、連結部27の外周にセレーション27aが形成され、このセレーション27aを介して減速機3の出力部材13が連結されている。 (もっと読む)


【課題】リングギヤが例えば楕円状に変形する振動モードが発生することで生じる放射音を効果的に抑制することができる車両の駆動装置を提供する
【解決手段】リングギヤR1が楕円状に変形する振動モードが発生した際、リングギヤR1の外周歯73において、補強部122と異なる部位が剛性が弱いため、振動モードの腹が発生することとなる。また、このリングギヤR1の補強部122と異なる部位は、有底円筒状ケース44の内周歯75に形成されている欠歯部124に嵌合されているため、前記振動モードの腹が欠歯部124で発生する。したがって、リングギヤR1の振動モードの腹が、有底円筒状ケース44の欠歯部124で発生することから、その振動モードの腹が有底円筒状ケース44の内周歯75と接触しないため、その振動が有底円筒状ケース44に伝達されることが抑制される。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の交換時以外のときでも磁石の確認を容易に行なうことができ、摺動部品の摩耗状態を随時チェックできる機械装置を提供する。
【解決手段】エンジン1(機械装置)のオイルパン3(ハウジング)にのぞき窓8を設け、オイルパン3の内部に設けられた磁石7をのぞき窓8を介して外部から視認できるようにする。これにより、エンジン1を分解したり、エンジン1の内部の潤滑油を抜いたりすることなく、磁石7に摩耗粉が付着しているか否かを容易に確認することができる。 (もっと読む)


【課題】電動機等の冷却性を確保しつつ、伝達効率の低下を抑制することができる車両用動力伝達装置の冷却装置を提供する。
【解決手段】モータ室84の油の油温が上昇して所定の温度αに到達すると、開閉弁104が開弁されて第1開口穴100が連通される。一方、モータ室84の油温が所定の温度αとならない場合、開閉弁104が閉弁されて第1開口穴100が遮断される。上記のように構成される開閉弁104を設けることによって、電動機22の冷却が必要なときに油を循環させることで電動機22を効率よく冷却し、電動機22の冷却が必要ない場合にはモータ室84に油を溜めてギヤ室90の油面の高さを低くすることで、リングギヤ42の攪拌抵抗を抑制して伝達効率の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】冷却ファンによりミッションケースの良好な冷却を現出する構造を得る。
【解決手段】エンジンの出力軸に備えた出力プーリと、伝動ケース41の入力軸42に備えた入力プーリ43とに亘り無端ベルト44が巻回され、入力プーリ43の外端側に冷却ファン47が備えられている。入力軸42の軸芯Xを頂点する円錐状部41Tが伝動ケース41に形成され、入力プーリ43が、円錐状部41Tに添う円錐状のプーリ本体部43Aと、その外周のベルト巻回部43Bとで構成されている。これにより、入力プーリ43の外周側ほど冷却ファン47との距離が拡大する空間Sを形成し、入力プーリ43に妨げられることなく冷却風を流通できるようにした。 (もっと読む)


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