説明

国際特許分類[F16J1/09]の内容

国際特許分類[F16J1/09]に分類される特許

101 - 110 / 113


本発明は、内燃機関用の複数部分から成る冷却されるピストン(1)であって、ピストン頂部(30)とは反対の下側に、リング状の冷却通路(10)を有しており、該冷却通路が、リングとして形成された冷却通路カバー(12)によって閉鎖されている形式のものに関する。このような形式のピストンにおいて、本発明の構成では、冷却通路カバー(12)が半径方向内側領域(12′′)に舌片(25)を有しており、該舌片が、ピストン下側部分(6)に成形された切欠き(28)に係合し、これによって、冷却通路カバー(12)が組立て時及び運転時にピストン(1)に対して回動すること阻止する。
(もっと読む)


【課題】 最適なオイル噴射量でピストンヘッドの小端対向面を効果的に冷却すること。
【解決手段】 ピストン11とクランク軸9を連結するコンロッド22の小端部52からピストンヘッドの小端対向面11Aにオイルを噴射し、ピストン11を冷却する内燃機関の冷却装置において、コンロッド22の大端側オイル口58から小端部先端65までオイル通路を形成するオイル孔57と、小端部先端65に形成されピストン11の排気側に指向するオイルジェット67とを備えた。クランク軸9側の油孔31とコンロッド22側のオイル孔は、燃焼行程時はピストン中心部をオイルジェット67が指向した位置で連通し、排気工程時はピストン排気側をオイルジェット67が指向した位置で連通する。 (もっと読む)


【課題】2系統の通路を経て排出される冷却油が、出口部付近で衝突すること(互いに干渉すること)を回避して、製造が容易で冷却効率を高めることができる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】ピストン11の頭部内に設けられた冷却通路15は、ほぼ円環状に形成されるとともに、入口部16と、入口部16から互いに逆方向に冷却油を案内可能に分かれた2系統の通路17a,17bと、出口部18とを備えている。通路17a,17bはピストン11の軸方向と直交する平面上に位置するように形成され、入口部16及び出口部18はピストン11の軸方向と平行に延びるように形成されている。両通路17a,17bは出口部18で合流するとともに、各通路17a,17bの出口側端部17ae,17beがピストン11の径方向にオフセットされるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンの上に回り込んで燃焼されてしまう潤滑油の消費量を従来より低減し得るようにする。
【解決手段】シリンダライナ9に対する摩擦損失を低減し得るようスカート部2aを極力短くしたエンジンのピストン構造に関し、シリンダライナ9に対し摺動面として機能しないよう十分なクリアランスを隔てて対峙する飛沫遮蔽壁12を前記スカート部2aの下端に延長形成する。 (もっと読む)


【課題】 最先端技術により、改善された新規な閉鎖キャビティピストンを提供する。
【解決手段】 金属射出成形プロセスにより製造される閉鎖キャビティピストンであり、細長い円筒状本体を有し、スリッパを収容するようになっている第1端部を有する。ピストンは、少なくとも1個の中空コンパートメント、および油圧流体を搬送する中空ステムも有する。金属射出成形後、中心開口部を有する端部キャップを、本体の第2端部に焼結する。中心開口部は、中空ステムと整合して、流体出口を形成する。 (もっと読む)


ディーゼルエンジンに使用されるピストンは、全体が一体的に鋳造される鋼製のピストン本体を有し、燃焼室と、リングベルトと、オイル冷却空洞とを有するピストンヘッドを含む。1組のピンボスおよびピストンスカートが、ピストンヘッドと一体的に同じ鋼材料から鋳造される。 (もっと読む)


【課題】冷却回廊を作り、同時に疲労強度に対する十分な余裕を確保し変形を最小限にすることができる一体型ピストンを提供する。
【解決手段】本発明の一体形ピストンは、頂部5と、ピン穴が形成された一対の対向したピン突起物2と、スカート1と、ピストンの一側に形成された環状回廊からなる冷却回廊9とからなり、この環状回廊は、環状回廊を閉鎖して冷却回廊の一部を規定するように転置された少なくとも一つのフランジ4によって閉鎖されていることを特徴とする。 (もっと読む)


内燃機関のための、複数部分より成る冷却形ピストン(20)であって、鋼より鍛造されたピストン上部(1)と、ピストン下部(2)とから成っており、前記ピストン上部(1)がピストン内の燃焼室凹部(3)と、環状部分(11)を備えた環状壁(4)とを有しており、前記ピストン下部(2)が、ピストンスカート(9)と、ピストン(20)をコンロッドに接続するピストンピンを受容するためのボス(12)と、ピストンスカート(9)に接続されたボス支持部(6)とを有している形式のものにおいて、製造費用を安価にし、しかも良好な形状安定性を得るために、ピストン上部(1)内に形成された冷却通路(7)が、その周面に分配配置され、かつピストンヘッドに向けられた複数の孔(14)を有しており、これらの孔(14)間に存在するピストン材料が接続リブ(8)を形成していて、これらの接続リブ(8)が半径方向でピストン縦軸線(K)に向かって、環状に延びる環状リブ(5)の各区分を形成しており、ピストン下部(2)が、ボス支持部(6)に接続された、環状に延びる、接合面を備えた支持リブ(10)を有しており、ピストン上部(1)とピストン下部(2)とが、環状リブ(5)及び支持リブ(10)の前記接合面によって解除不能に結合されており、冷却通路(7)が冷却通路カバー(13)によって閉鎖可能である。
(もっと読む)


内燃機関のための、複数部分から成る冷却されるピストン(20)であって、鋼から鍛造されたピストン上部分(1)が設けられており、該ピストン上部分(1)が、燃焼凹み(3)とリング部分(11)を備えたリング壁(4)とを有しており、ピストン下部分(2)が設けられており、該ピストン下部分(2)が、ピストンスカート(9)と、ピストン(20)をコンロッドに結合しているピストンピンを収容するためのボス(12)と、ピストンスカート(9)に結合されたボスサポート(6)とを有している形式のピストン(20)では、かつこのような形式のピストン(20)を製作する方法では、安価な製作および良好な形状安定性は、ピストン上部分(1)に成形された冷却通路(7)が、該冷却通路(7)の、燃焼凹み(3)に向かって延びている領域に、鍛造された複数のサポートリブ(8)を有しており、これらのサポートリブ(8)が、半径方向でピストン長手方向軸線(K)に向かってそれぞれ、接合面を備えた環状のリングリブ(5)の区分を形成しており、ピストン下部分(2)が、リング状にめぐっていてボスサポート(6)に結合されている、接合面を備えた支持リブ(10)を有しており、かつピストン上部分(1)とピストン下部分(2)とが、リングリブ(5)および支持リブ(10)の接合面によって、解離不能に結合されていることによって達成される。
(もっと読む)


内燃機関のためのピストン(1)を作製する方法が提案され、この場合にアルミニウムより成るベース(4)が鍛造法で作製され、冷却通路(15)を設けられたリング支持体(10)が複合鋳込み法で、アルミニウムより成るリングエレメント(6)内へ鋳込まれ、次いでこのリングエレメント(6)がベース(4)に溶接される。
(もっと読む)


101 - 110 / 113