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国際特許分類[F16J1/09]の内容

国際特許分類[F16J1/09]に分類される特許

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【課題】例えば、ピストン打音を低減すると共に、ピストンの摩耗及びエンジンオイルの消費量を低減し、且つエンジンの焼き付きを防止する。
【解決手段】ピストン装置10は、ピストン1の上端部1aの周面に設けられた溝部7、溝部7に配置されたピストンリング2、ロッド3、収容室6、壁部9、本発明の「弾性体」の一例であるバネ5、オイル供給路15、及びオイル供給部16を備えている。ピストンリング2は、ロッド3を介してバネ5から付勢力を付与され、エンジンの運転時に溝部7からスラスト側に押し出される。スラスト側に押し出されたピストンリング2は、シリンダ11内におけるピストン装置10の姿勢を安定させることが可能であり、エンジンの運転時にピストン装置10が、回転することによってボアに衝突することを低減できる。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダとが接触するおそれを低減すること。
【解決手段】ピストン20は、シリンダ30内を往復運動する。ピストン20とシリンダ30との間には、気体軸受GBが形成される。ピストン20は、頂面20Ttから頂面反対側端部20Btに向かってピストン側段差部Kpまでの外径が、ピストン側段差部Kpから頂面反対側端部20Btまでの外径よりも小さく形成される縮径部21を備える。そして、この縮径部21には、環状部材50が嵌め合わされる。環状部材50は、ピストン20の縮径部21の材料よりも熱膨張率が小さい材料で作られる。 (もっと読む)


【課題】コネクティングロッド小端部の潤滑性能を向上させる。
【解決手段】オイルジェットから噴出された潤滑油が流れる冷却空洞12を有したピストン10に、その内部において軸方向に延びるシリンダ20をピストン往復運動により慣性移動する慣性体30によって第1室22と第2室24とに区画し、該慣性移動に伴って容積が増減変化する第1室22又は第2室24のポンプ作用を利用して、冷却空洞12から吸引した潤滑油をピストンピン穴18へと供給するポンプ機構を内蔵させると共に、ピストンピン穴18に内挿されるピストンピン60に、ポンプ機構により供給された潤滑油を、ピストンピン60とコネクティングロッド70との連接部へと導く油路を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダとが接触するおそれを低減すること。
【解決手段】ピストン20の側周部20Sであって、ピストン側段差部Kpからピストン20の頂面反対側端部へ向かって所定の距離L3の範囲には、ピストン側クリアランス徐変部20Jが設けられる。ピストン側クリアランス徐変部20Jは、ピストン側段差部Kpを起点Vsとし、ピストン側段差部Kpからピストン20の頂面反対側端部20Btへ向かって所定の距離L3の位置を終点Vfとする。ピストン側クリアランス徐変部20Jは、ピストン側段差部Kpからピストン20の頂面反対側端部へ向かって、ピストン20の直径が徐々に小さくなるように形成される。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャンネルが簡単な形状で生産性に優れると共に、クラウン部を効率よく冷却できる内燃機関用ピストンの冷却構造を提供する。
【解決手段】クラウン部2内に環状のクーリングチャンネル10に噴射ノズル31から噴出された冷却オイルをクーリングチャンネル10に導入するオイル入口通路15が連通し、オイル入口通路15から導入された冷却オイルをオイル入口通路15と対向するクーリングチャンネル10の内面10bで2方向に分流させる内燃機関用ピストンの冷却構造であって、オイル入口通路10が内面10bの周方向に対して傾斜方向成分を有するように傾斜する。オイル入口通路15から導入される冷却オイルが、内面10bによって予め設定された2方向の流れに分配制御されてクラウン部2を効率的に冷却できる。 (もっと読む)


【目的】冷却液を良好に流通させることのできる環状空洞部をもつ高品質の内燃機関用ピストンを効率よく製造する方法を提供する。
【構成】ピストン本体1を構成するクラウン部2とスカート部3を個別に形成する。その両者2,3を接合して一体化する前に、クラウン部2の底部には環状空洞部6と成すための環状溝61と該環状溝の開口縁に連なる環状の凸条62とを形成しておく。そして、その凸条62を加圧して環状溝61の開口部61A側に屈曲せしめる。これにより、環状溝61の開口部61Aを閉鎖して環状空洞部6を形成した後、当該クラウン部2とスカート部3とを接合一体化してピストン本体1を得る。 (もっと読む)


【課題】タンブル強度の均一化、ひいては混合気の均一性を高めることができる内燃機関用ピストンを提供することを課題とする。
【解決手段】ピストン(1)は、吸気行程で形成されるタンブル流に沿うように冠面に円弧状の凹部(5a)を形成したキャビティ室(5)が設けられている。キャビティ室(5)内には減衰部(6)が配置されている。減衰部(6)は、ピストン(1)の冠面の中心を含む部分を占めている。減衰部(6)は、吸気弁が開弁し、燃焼室内にガスが流入して生成されるタンブル流のタンブル強度を低減させる。これにより、タンブル強度の均一化、ひいては混合気の均一性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】オイルジェットによりピストンの冷却を行う際、ピストン裏面の中央部分にオイルを噴射し、ピストン冷却効率を向上させる内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関10Aは、シリンダブロック11内を往復運動するピストン13と、このピストン13と連結するコンロッド14と、クランク室16内で全気筒のコンロッド14と連結されるクランクシャフト17と、ピストン13の内壁にオイルOを供給するオイルジェット装置18とにより構成されている。ピストン13裏面に左右対称に隔壁41−1、41−2を設け、コンロッド14−1、14−2をピストン13裏面に左右対称に設ける。オイルジェット装置18から噴出されるオイルOをピストン13の裏面22の中央部分43に噴出し、ピストン13の冷却効率を向上させる。 (もっと読む)


本発明は、冷却通路を形成するための、ほぼリング状に形成された溶解可能な中子(2)であって、中子が四分円形状の各1つの中子湾曲部(17,18)を介して、ピストン軸線(16)に対して少なくともほぼ平行に配置されていてピストン頂部(3)とは反対方向に延びる2つの領域(14,15)に移行しており、第2の領域(14)が、冷却通路の供給開口(12)を形成する中子(2)の部分に移行しており、第1の領域(15,)が、冷却通路の主流出開口(13)を形成する中子(2)の部分に移行しており、中子(2)の両領域(14,15)が互いに間隔をおいて配置されていて、該間隔が、両領域(14,15)のうちの一方の領域の2倍の横断面直径に相当している。これによって、冷却通路を通って流れる冷却オイルの貫流が加速され、ピストンの冷却が改善される。
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【課題】オイルリングによって掻き込んだオイルを逃がすオイルリターン通路をリング溝内の広いエリアに設けて円滑なオイルリターンを実現することができるエンジンのピストン構造を提供する。
【解決手段】ランド部のリング溝背面側にサイドウォール部9,10の外側に向けて下方へ開いた空間を形成する窪み16,17を形成し、この窪み16,17を利用して、リング溝5(オイルリング溝)に掻き込んだオイルを逃がすオイルリターン孔15a,15b,15c,15f,15g,15hを設け、下方からの冷却用のオイル噴射の圧力を受けることなくスムーズに掻き込みオイルを逃がすことができるようにする。 (もっと読む)


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