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国際特許分類[F16J1/09]の内容

国際特許分類[F16J1/09]に分類される特許

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本発明は、内燃機関用の鋼製ピストンであって、燃焼キャビティ(11)及び環状壁(5)を設けられた少なくとも1つのピストン上側部分(12)と、コネクティングロッド軸受(8)を設けられたピストン下側部分(13)とを備える鋼製ピストンに関する。鋼製ピストンは、低圧鋳造法によって、低密度合金鋼又は特別な合金鋼から単一構成要素として同一材料で鋳造される。
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内燃機関に用いられる、複数部分から成る冷却されるピストン(1)であって、ピストン上側部分(2)と、ピストン下側部分(6)とから成っているピストン(1)が提案される。ピストン下側部分(6)が、ピストン上側部分(2)と一緒に、環状の内側のクーリングチャンネル(11)とを形成しており、この内側のクーリングチャンネル(11)は、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)により覆われている。この領域(31)が、肉薄に形成されているので、この領域(31)は皿ばね状に変形可能である。ピストン上側部分(2)をピストン下側部分(6)に簡単に迅速に組み付け、両ピストン部分の固い確実なねじ締結を得るためには、ピストン上側部分(2)の下面に、雌ねじ山(28)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置された盲孔(26)が設けられており、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)に、雄ねじ山(30)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置されかつ上方に向けられたねじ山付きピン(29)が設けられていて、前記雌ねじ山(28)が前記雄ねじ山(30)に適合するので、ピストン上側部分(2)が、盲孔(26)およびねじ山付きピン(29)を介して、ピストン下側部分(6)と螺合可能なようにされている。
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【課題】Fr方向側およびRr方向側に肉抜き部が設けられている内燃機関用ピストンにおいて、部材点数の削減やオイルポンプの負荷の軽減を図りながら、肉抜き部の周辺部分の冷却を十分に行う。
【解決手段】内燃機関用ピストン10は、最上部に設けられるヘッド部11と、このヘッド部11の周縁に設けられるランド部12と、このランド部12の下側に設けられるスカート部13と、そのヘッド部11の下方に設けられる一対のピンボス部14,14とを備えている。ヘッド部11の裏面側には肉抜き空間24が形成されている。各ピンボス部14の上部外側には鋳抜き部20が形成されている。各ピンボス部14には、ヘッド部11の裏面側の肉抜き空間24と鋳抜き部20とを連通する貫通孔21が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ペントルーフ状のピストンを有するエンジンにおいて、該ピストンの冷却構造に工夫を凝らすことによりピストンの熱負荷を軽減する。
【解決手段】ピストン1のピンボス部12,12に設けられたピストンピン穴12a,12aの吸気側及び排気側に、該ピストン1の筒軸方向に延びるオイル通路12b,12bを設ける。各オイル通路12bは、ピストン1内部に設けられた環状のクーリングチャンネル11fに連通するとともに、ピンボス部12上方に位置する冠部11の隆起部11a内まで延びている。上記オイル通路12bは、ピストンピン穴12aに連通するように該ピストンピン穴12aの内周面に開口している。 (もっと読む)


【課題】ピストンを冷却するためのダブルクーリングチャネル構造を採用したものに対し、ピストン冷却効率の更なる向上を図ることができる内燃機関のピストン冷却構造を提供する。
【解決手段】ダブルクーリングチャネルで成るピストン冷却構造に対し、オイル導入口73を共通化する。オイル導入口73の上面に、オイル噴射ノズル8から噴射されたオイルを第1クーリングチャネル71に向けて案内する第1傾斜部77aと第2クーリングチャネル72に向けて案内する第2傾斜部77bとを有する断面山形形状の突起77を設け、ピストン2が上死点側にある場合には第1クーリングチャネル71のみに、下死点側にある場合には第2クーリングチャネル72のみにオイルを流通させる。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャネルを容易に形成できると同時に、接合面を密着させて精度よく接合し易い内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】ヘッド部11の内部にクーリングチャネル17の環状路17aを備えた内燃機関用ピストンであり、ボス13を有するスカート部12及びヘッド部11の中央部11aを備えたピストン本体18と、ピストンリング溝15を有するランド部14及びヘッド部11の周縁部11eを備えて鍛造されたヘッド環状部11cとが、接合面11d、18dにおいて接合されてなり、接合面11d、18dが、クーリングチャネル17の環状路17aを横切り、且つ、周縁部11e側の端部より中央部11a側の端部が頂面11bに近接するように傾斜する単一のテーパ面からなっている。 (もっと読む)


【課題】耐摩環本体と成形体とが簡単に接合でき接合不良になりにくく、かつ耐摩環本体を効率よく冷却する構造を提供する。
【解決手段】エンジン用ピストンの鋳造時にインサートとして使用されるピストン耐摩環1であって、外周面に少なくとも1個のピストンリング溝200を有し又はピストンリング溝200が形成される外周面部201と外周面部201と背向し冷却流体の流体通路4を区画する内周面202とを持つリング状本体部20と、耐摩環本体2と、リング状突壁21の軸方向他端側の側面に当接して耐摩環本体2に一体的に固定されるリング状の短径側壁部30と、耐摩環本体2の他端側の側面に当接して耐摩環本体2に一体的に固定されるリング状の長径側壁部31と、リング状本体部20の内周面202と対向する冷却溝を形成するリング状底壁部32とからなる冷却管部3と、からなる。 (もっと読む)


対向ピストンに関する前述の背景技術の有する各種問題点を解決するものである。
【課題】
【解決手段】
エンジンの機械応力から隔離された側部搭載クランクシャフト1430とシリンダとを装備した2サイクル式の対向ピストンエンジンは、個別的なシリンダ冷却と、ピストンクラウンの内面の対称的な冷却とを含む。各対向ピストン1100はコンプライアンス部材を含んでいる。このコンプライアンス部材は、各対向ピスト1100ンがシリンダのボアとの軸方向への整列を維持するために、ピストン内に搭載されている軸方向に中心決めされたロッドを移動できるようにする。エンジン動作中、上記シリンダのボア内にはピストンが内部配置される。ピストンを、ピストンとクランクシャフトの間に走行している接続ロッドに接続するために、ピストンの外部にはシングルリストピン1342が配置されている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(10)であって、鋳造成形されたピストンヘッド(11)、ピストンヘッド内に鋳包まれた少なくとも1つのリング支持体(17)、及びリング支持体の高さでピストンヘッド内に設けられた環状の冷却通路(18)を有している形式のものに関する。本発明に基づき、冷却通路(18)の半径方向外側に向けられた壁領域(19)は、リング支持体(17)によって画成され、かつ冷却通路(18)の残りの壁領域(22,23,24)は、ピストンヘッド(11)によって画成されている。さらに本発明の対象は上記形式のピストンのための製造方法にもあり、この場合に環状のソルトコア(33)は、環状のリング支持体(17)若しくはリング支持体素材(26)の半径方向内側の内周面(21)に沿って少なくとも部分的に接触させられ、かつ環状のリング支持体(17)若しくはリング支持体素材(26)とソルトコア(33)とは、一緒に加熱され、これによって互いに結合され、その結果リング支持体(17)若しくはリング支持体素材(26)とソルトコア(33)とから成る構成部分は、金型内に装着されて、該金型内で鋳包まれるようになっている。
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本発明は、内燃機関用のピストン(1)であって、環状の冷却通路(5)、オイル入口孔(17)及びオイル出口孔(18)を備えている形式のものに関し、この場合に、オイル出口孔(18)はピストンボス(10)の冷却のために該ピストンボスの方向に向けられている。
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