説明

国際特許分類[F16J1/09]の内容

国際特許分類[F16J1/09]に分類される特許

21 - 30 / 113


【課題】内燃機関のピストンにおいて、その裏側の天井面に供給されたエンジンオイルをより効率よく回収する。
【解決手段】スカート部間を連結すると共に一対のピストンピンボス34a,34bを含んでなる一対の連結壁と、前記各連結壁間を連結する補強壁35bとを有するピストン30において、前記補強壁35bのピストン天井面31cと反対側(下側)の端部が、前記連結壁に向けて下傾斜する。 (もっと読む)


ピストン(10,10′)は、上側燃焼ドーム(18,18′)を備えた上側クラウン部(16,16′)を有するピストン本体(12,12′)を含む。燃焼力は、上側燃焼ドーム(18,18′)に対して作用する。上側燃焼ドーム(18,18′)の下側は、アンダークラウン領域(60,60′)を含む。ピストン本体(12,12′)は、間隔をおいて離され連接棒に枢動可能に隣接するための1対のピンボス(36,38)を備えた下側クラウン部(26,26′)も含む。外側オイルギャラリー(31,31′)は、上側(16,16′)および下側クラウン部(26,26′)間に包含されるものとして形成される。外側オイルギャラリー(31,31′)は、オイル入口(50,50′)とオイル出口(52,52′)とを有する。管状のオイルジェット(54,54′)は、オイル出口(52,52′)と流体連通に取付けられ、オイルがピストン(16,16′)の往復直線運動中に吐出される場所であるアンダークラウン領域(60,60′)に向かって延在する。外側オイルギャラリー(33)からの冷却オイルは、オイルジェット(54,54′)によってアンダークラウン領域(60,60′)へ流されて、補助的な冷却を受動的に作動されるシステムにおいてもたらす。
(もっと読む)


【課題】ピストンに作用するスラスト力の向きが反転することにより発生するピストン打音を低減できる内燃機関を提供すること。
【解決手段】シリンダの内壁面2aに沿って軸方向に往復運動するピストン1と、ピストンの軸方向の一方側に形成された燃焼室5と、ピストンの軸方向の他方側に形成され、かつピストンの往復運動と連動して回転するクランクシャフトを収容するクランク室6とを備える内燃機関10であって、ピストンに形成され、燃焼室とクランク室とを連通する連通路11と、連通路を開放または閉塞する電磁弁12と、電磁弁に電力を供給する電源部17と電磁弁との間の電力供給経路を開閉するスイッチ20を制御する制御手段30とを備え、制御手段は、ピストンに作用する径方向のスラスト力の向きが反転するタイミングを含むクランクシャフトの回転角度の範囲である所定期間において電磁弁が連通路を開放するようにスイッチを制御する。 (もっと読む)


内燃機関のシリンダ内で往復するように構成されたピストンアセンブリを開示する。ピストンアセンブリは、頂面、円筒壁、第1のリング、第2のリング、および少なくとも1つの通路を備える。円筒壁は、頂面から延在し、かつ第1のリング溝、第2のリング溝、および第1のリング溝と第2のリング溝との間の第1のランドを含む。第1のリングは、第1のリング溝内に受容される。第2のリングは、第2のリング溝内に受容される。第2のリングは、シリンダに係合するように構成された外側表面と、外側表面に対向する内側表面とを含む。少なくとも1つの通路は、外側表面が曝されている第1の容積部を、内側表面が曝されている第2の容積部に流体連結する。
(もっと読む)


【課題】ピストン冷却流路形成用環状体を埋設したピストンにおいて油路の開口加工時に開口周りの接合面に生じた剥離が内燃機関等に適用された後に拡大することを阻止する。
【解決手段】ピストン冷却流路形成用環状体10は、その壁部に形成された開口形成位置12が、ピストン冷却流路形成用環状体10全体の軸方向に沿って形成された軸方向壁部16を介して段差状態で周囲の壁部に包囲されている。したがって開口周りの壁部が、ピストン本体4との接合面から剥がれても、ピストン本体4の往復運動によりその剥がれが周囲の軸方向壁部16に到達すると、往復運動による慣性力は、軸方向壁部16に対しては剥離力から剪断力へと変化する。このため軸方向壁部16とピストン本体4との接合面の剥離はこれ以上拡大せず、剥離を阻止できる。 (もっと読む)


【課題】コスト上昇を抑えて横リブの貫通口を容易に形成することができるピストンを供する。
【解決手段】ピストンヘッド2の裏面に互いに対向するピストンスカート部3,3間を各々ピストンピンボス部4,4が形成された一対の相対向する縦リブ5,5が連結し、相対向する縦リブ5,5間を一対の横リブ6,6が連結し、横リブ6,6にピストンヘッド2の裏面近傍に横リブ貫通口7,7を設けたピストン1において、ピストンスカート部3の横リブ6に対向し横リブ貫通口7に臨む部分が欠損されてスカート部開口8が形成されたピストン。 (もっと読む)


【課題】ピストン冷却流路形成用環状体を埋設したピストンにおいて開口周りでの接合面の剥離発生や剥離を拡大させずに機械加工により連通路及び開口を形成する。
【解決手段】ピストンに鋳込まれるピストン冷却流路形成用環状体10は開口形成位置12にてその周縁部が薄肉部12aとされ機械加工による開口が容易で機械的強度が弱い形状とされている。このため薄肉部12aがドリル刃により容易に破壊されて開口する。このためピストン冷却流路形成用環状体10をピストン本体との接合表面から剥離する方向の力は小さくなる。更に薄肉部12aが機械的強度が弱いので容易に変形する。このことから薄肉部12aよりも内部の剥離が外側に広がるのを阻止できる。このため1つのドリル刃を連続して使用しても、開口周りでの接合面の剥離や剥離の拡大を防止でき、ドリル刃を取り替えなくても良く高効率な穿孔作業が可能となる。 (もっと読む)


本発明は、クーリングチャンネル付きピストン(1)であって、該クーリングチャンネル付きピストン(1)が、リング範囲(3)の背後に位置する、周方向に延びるクーリングチャンネル(6)を有しており、クーリングチャンネル付きピストン(1)が、鋼材料から鍛造されており、クーリングチャンネル(6)が、上側部分(2)においてリング範囲(3)の下方と、下側部分(7)においてピストンボス(9)およびピストンスカート(10)の上方との間に切削加工によって加工されており、クーリングチャンネル(6)が、リング範囲(3)の背後で上側部分(2)の上面の方向に延びている形式のものに関する。本発明によれば、クーリングチャンネル付きピストン(1)が、そのピストンボス(9)およびピストンスカート(10)の上方に、外方に向けられた支持領域(AB)を有しており、リング範囲(3)の下縁部と支持領域(AB)との間に、クーリングチャンネル(6)をその製作後に閉鎖する閉鎖エレメント(14)が配置されていて、固定されていることが提案されている。
(もっと読む)


【課題】 クーリングチャンネルにつき、オイルの強制循環を図ることで冷却効率を高めることができ、さらにはオイルを一時的に貯留して受熱時間を確保することで冷却効果を高めることができるエンジンのピストンを提供する。
【解決手段】 ピストン1Aは、クーリングチャンネル3Aと、クーリングチャンネル3A内に移動自在に設けられたボール8とを備える。ピストン1Aでは、クーリングチャンネル3Aが傾斜する形で高低差を有し、環状に形成されている。またピストン1Aでは、クーリングチャンネル3Aのオイルの流入口6Aが、クーリングチャンネル3Aのうち、最も位置が高い部分の近傍に設られるとともに、クーリングチャンネル3Aのオイルの流出口7Aを、クーリングチャンネル3Aのうち、最も位置が低い部分に設けられている。ボール8はオイルの強制潤滑を図るための構成であり、流出口7Aを遮蔽するための構成にもなっている。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャンネルと耐摩環との良好な溶接が得られ、優れた耐摩耗性を有するピストン耐摩環、そのピストン耐摩環を備えたピストンおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】エンジンのピストン15を鋳造する際にピストン15に鋳込まれるピストン耐摩環32であって、円環状の耐摩環41と、耐摩環41の放射内方側で耐摩環41に当接して収容され、この当接部分が全周囲に亘り溶接されるクーリングチャンネル42とを有し、クーリングチャンネル42が、内方側壁面部と、上側壁面部と、下側壁面部とを有するとともに、内部にディーゼルエンジン10のオイルを流通させる環状オイル通路42mを有し、環状オイル通路42mと外部空間とを連通する連通孔43が、内方側壁面部、上側壁面部および前記下側壁面部のうち少なくともいずれかの壁面部に形成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


21 - 30 / 113