説明

国際特許分類[F16J1/09]の内容

国際特許分類[F16J1/09]に分類される特許

11 - 20 / 113


【課題】本発明は、内燃機関のピストンを冷却するシステムにおいて、トップリングの温度変化幅を小さくすることを課題とする。
【解決手段】本発明のピストンの冷却システムは、ピストンに埋設される環状のオイル通路であってトップリング溝に隣接するように配置されたクーリングチャネルと、クーリングチャネルへオイルを供給するオイルジェットと、を備え、燃焼室で発生する熱量が多いときは少ないときに比べオイルジェットからクーリングチャネルへ供給されるオイル量を多くするようにした。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用シリンダライナ及びこのシリンダライナの製造方法に関する。シリンダライナは、通常、ピストンアセンブリを収容するために構成された円筒状のボディを有する。さらに円筒状のボディは、エンジンボアと選択的な係合のために構成されているメインボディ部分と、エンジンボア内部において円筒状のボディを支持するために構成されている上側のフランジとを有していてよい。円筒状のボディは、上側のフランジに隣接する起伏のある冷却ギャラリを形成してもよい。この起伏のある冷却ギャラリは概して、円筒状のボディの周縁部に沿って延びる単一の冷媒の流路を形成する。
(もっと読む)


例示的なピストンアセンブリおよび該ピストンアセンブリを形成する方法が開示される。ピストンアセンブリは、ピストンクラウンおよびピストンスカートを有している。クラウンは、少なくとも冷却ギャラリの一部を形成するリングベルト部分と、半径方向内側および外側のクラウン合わせ面とを有している。上側の燃焼ボウル面を形成するためにクラウンおよびスカートが協働するように、スカートは、クラウンの中心開口内に収容される。スカートは、半径方向内側および外側のクラウン合わせ面にそれぞれ隣接する半径方向内側および外側のスカート合わせ面を有している。これにより、冷却ギャラリはスカートによって概して閉じられている。
(もっと読む)


【課題】クーリングチャンネルと耐摩環との良好な溶接が得られ、優れた耐摩耗性を有するピストン耐摩環を備えたピストンの製造方法を提供すること。
【解決手段】耐摩環形成工程と、クーリングチャンネル形成工程と、クーリングチャンネルに環状オイル通路と外部空間とを連通する連通孔を形成する連通孔形成工程と、クーリングチャンネルと耐摩環とを接合しピストン耐摩環を形成するピストン耐摩環形成工程と、ピストン耐摩環を鋳込んでピストンを形成するピストン本体形成工程と、環状オイル通路と連通するオイル通路をピストンに形成するオイル通路形成工程とを含み、ピストン耐摩環形成工程は、耐摩環とクーリングチャンネルの当接部分を溶接する溶接工程を備え、連通孔形成工程が溶接工程よりも先に行われるようにした。 (もっと読む)


ピストンおよび構成方法が提供される。ピストンは底部に固定される頂部を含む。頂部は最上面を有し、環状の内側および外側上接合面がそこから垂下している。底部はピンボア軸に沿って互いと整列されたピンボアを有する1対のピンボスと、1対の上向きに延在する環状の内側および外側下接合面と、燃焼皿壁とを有する。内側および外側溶接接合部は内側および外側上接合面と下接合面とを互いに固定する。環状冷却通路が上接合面と下接合面との間に横方向に形成される。頂部を底部に接合する内側溶接接合部は燃焼皿壁内に位置し、ピストンの圧縮高さを最小限にするように構成される。
(もっと読む)


【課題】粘性物を充填する際に、起動直後から規定量を小分けする充填システムを提供する。
【解決手段】粘性物を収容したホッパー11に接続するための第1の接続口211と、粘性物を小分け容器60に充填した小分け装置30に接続するための第2の接続口212とを有するシリンダブロック21と、シリンダブロック21内において回動することで、第1の接続口211を介してホッパー11からの粘性物の落下流入を許容し、小分け装置30への落下排出を禁止する第1の状態と、第2の接続口212を介して粘性物の小分け装置30への落下排出を許容し、ホッパー11からの粘性物の落下流入を禁止する第2の状態との間で切り替え可能な切り替えシリンダ22と、切り替えシリンダ22に対して進退するピストン25とを有し、ピストン25の先端部には、第1の接続口211に近づく程、切り替えシリンダ22の下死点端面から離れる斜面部251が形成されている。 (もっと読む)


【課題】組付作業性が良く、加工も容易なピストンを提供することである。
【解決手段】上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、ピストンロッド2に連結されるピストン1であって、複数の通路13,14とピストンロッド2が挿通される挿通孔18が設けられる底部11と底部11外周から立ち上がる筒部12を有して外周にピストンリング17が装着される外側ピース10と、円盤状であって複数の通路21,22とピストンロッド2が挿通される挿通孔24を有する内側ピース20とを備えてなり、内側ピース20を筒部12に嵌合して外側ピース10の底部11に積層し内側ピース20と外側ピース10の双方の通路13,14,21,22を連通させたことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つの燃焼噴流にさらされているピストンヘッド(17)をオイルを噴射することにより冷却し、オイルを圧力室(12)から、分離エレメント(11)の少なくとも1つの開口(16)を通じて、オイルが充填されている圧力室(12)において形成された圧力によりピストンヘッドの下面(18)の少なくとも1つの領域に向かって噴射し、分離エレメント(11)はピストン(1)の冷却通路(9)内に位置決めされていることにより、冷却通路(9)の壁の一部分と分離エレメント(11)の壁の一部分との間に、オイルを充填可能な圧力室(12)を冷却通路(9)に形成する、内燃機関のピストン(1)の冷却であって、本発明により、燃焼噴流に直接的にさらされていないピストンヘッド(17)の領域と反対側に位置するピストンヘッドの下面(18)の領域に向かって連続的にオイルを噴射する。
(もっと読む)


本発明は、内燃機関用の複数部分から成るピストン(10,110)を製造する方法であって、下記の方法ステップ:すなわち、接合面(24,28;124,128)を備えた内側の支持エレメント(22,26;122,126)と接合面(25,29;125,129)を備えた外側の支持エレメント(23,27;123,127)とをそれぞれ有する、ピストン上側部分(11)とピストン下側部分(12)とを製造し、少なくとも1つの接合面(24,28;25,29;124,128;125,129)の領域に高温ろう付け用ろう材を被着し、接合面(24,28;25,29;124,128;125,129)の間における接触部の形成によって、ピストン上側部分(11)とピストン下側部分(12)とをまとめて1つのピストンボディを形成し、該ピストンボディを真空炉内にもたらして、該真空炉を排気し、ピストンボディを最高で10−2mbarの圧力において、最高で1300℃のろう付け温度に加熱し、ろう付けされたピストン(10,110)を最高で10−2mbarの圧力で、高温ろう付け用ろう材が完全に凝固するまで冷却する、
という方法ステップを特徴とする。本発明はさらに、この方法によって製造可能なピストン(10,110)に関する。
(もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダ内面とのフリクションロスの減少を図った往復動エンジンを提供すること。
【解決手段】往復動エンジン1は、環状ガス室31を形成する上記第2ピストンリング27は反スラスト側13からスラスト側12に向かって下り傾斜して設けられ、上記環状ガス室31は反スラスト側13からスラスト側12に向かって次第に幅広く形成され、上記シリンダ23の内面24のスラスト側12の上部位33において、シリンダ23の軸心44に沿った方向45に対してよりもシリンダ23の円周方向46に長く形成した凹所34が形成され、ピストン2が上死点近傍に位置するとき、凹所34の凹み空間36を介してピストン2上方の燃焼室37とピストン2に形成の上記環状ガス室31が連通するようにしたものである。 (もっと読む)


11 - 20 / 113