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国際特許分類[F16J9/06]の内容

国際特許分類[F16J9/06]に分類される特許

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【課題】組合せオイルコントロールリングにサイドレールの単独回転を防止する機能を付与しその機能を長期間持続させる。また、フレッティング疲労に対する対策も提供する。さらに、低張力の組合せオイルコントロールリングにおいても、サイドレールの単独回転を防止できる組合せオイルコントロールリングを提供する。
【解決手段】上下二枚のサイドレールと、それらの間に介在し内周部に前記サイドレールの内周面を押圧する耳部を有するスペーサエキスパンダよりなる組合せオイルコントロールリングにおいて、前記耳部のサイドレール押圧面に略軸方向に延長する凹凸部を有し、前記凹凸部の凸面が角部を含む構成とする。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルコントロールリングにサイドレールの単独回転を防止する機能を付与しその機能を長期間持続させる。さらに、低張力の組合せオイルコントロールリングにおいても、サイドレールの単独回転を防止できる組合せオイルコントロールリングを提供する。
【解決手段】上下二枚のサイドレールと、それらの間に介在し内周部に前記サイドレールの内周面を押圧する耳部を有するスペーサエキスパンダよりなる組合せオイルコントロールリングにおいて、前記耳部のサイドレール押圧面に略軸方向に延長する凹凸部を有し、前記凹凸部の断面を略台形波形形状とする。 (もっと読む)


【課題】ピストン下降時においてリングが捩れ変形することによって燃焼室側へのオイルの漏出を抑制しつつ、当該捩れ変形に起因したリングの耐久性の低下についてもこれを好適に抑制することのできるコンプレッションリング及び内燃機関を提供する。
【解決手段】トップリング4はピストンの外周面に形成された第1リング溝に装着されている。また、トップリング4は、リング本体40と、リング本体40の内周側に位置してリング本体40を外周側に付勢するエキスパンダ51〜53とを備えている。また、リング上面41には、トップリング4の径方向に沿って延びる基部42と、基部42の内周側に位置する部位であって内周側ほど軸線方向Cにおいてクランクケース側に位置するように傾斜した傾斜部43とが形成されている。また、傾斜部43は基部42に対して曲面状にて接続されている。 (もっと読む)


【課題】背面通路の通路面積確保と、ピストン組付け時におけるオイルリングの折損抑制との両立を図る。
【解決手段】オイルリング溝21内に、オイルリング本体41との接触によりオイルリング40の径方向内側への移動を規制する規制部28,29を設ける。自由径に拡張しているオイルリング本体41が規制部28,29に接触した状態で、オイルリング本体41の内周面44のうちオイルリング溝21の内底面24に最も接近した箇所を第2最接近箇所51とする。ピストン20の外周面のうちオイルリング溝21に対し燃焼室側に隣接するランド26において、ピストン20の中心軸線CLを挟んで第2最接近箇所51の反対側となる箇所を第2反対側箇所32とする。両箇所51,32の距離L2を、オイルリング本体41の内周面44の直径Dよりも大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】下側レール部の下面がリング溝の対向面に貼り付くことに起因してオイル消費が増大することを抑制することのできるオイルリング及び内燃機関を提供する。
【解決手段】オイルリング4は、ピストン2の外周面に形成されたリング溝3に装着されている。また、リング溝3において互いに対向する一対の上側対向面31及び下側対向面32上をそれぞれ摺動可能な一対の上側レール部51及び下側レール部52と、これらレール部51,52を連結する連結部53とを有している。連結部53にはオイルリング4の径方向に貫通するオイル戻し孔54が形成されている。オイルリング4の下側レール部52の下面にはリング本体5の径方向における中央位置にリング本体5の全周にわたって延びる全周溝56が形成されている。また、下側レール部52の下面には下側レール部52の内周面と全周溝56とを接続する接続溝57が形成されている。 (もっと読む)


【課題】リング溝の対向面に下側レール部の下面が貼り付くことに起因してオイル消費が増大することを抑制することのできるオイルリング及び内燃機関を提供する。
【解決手段】オイルリング4は、ピストン2の外周面に形成されたリング溝3に装着されている。また、リング溝3において互いに対向する一対の上側対向面31及び下側対向面32上をそれぞれ摺動可能な一対の上側レール部51及び下側レール部52と、これらレール部51,52を連結する連結部53とを有している。連結部53にはオイルリング4の径方向に貫通するオイル戻し孔54が形成されている。下側レール部52の下面においてオイル戻し孔54の直下には全周にわたって溝56が形成されている。また、リング本体5には、オイル戻し孔54と溝56とを貫通する複数の貫通孔57が形成されている。複数の貫通孔57はオイルリング4の周方向において等間隔にて形成されている。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルリングのサイドレールとスペーサエキスパンダの固着を防止する。
【解決手段】上下一対のサイドレール11,12と、それらの間に配置するスペーサエキスパンダ13とを備え、スペーサエキスパンダは軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片14及び下片15と、これらを連結する連結片16と、上片と下片の内周側端部に起立形成し、サイドレールを押圧するための耳部17,18とを有し、耳部に貫通孔19を形成した組合せオイルリング10において、スペーサエキスパンダの上片及び下片とサイドレールとの間の隙間が半径方向内方に向かって連続的又は不連続に広がっている。不連続の場合、スペーサエキスパンダの上片及び下片の外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけてサイドレール側の外郭線が3個以上の屈曲点を有する、あるいは1又は2個の屈曲点を有し、内周側が傾斜している。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルリングのサイドレールとスペーサエキスパンダの固着を防止する。
【解決手段】上下一対のサイドレール11,12と、それらの間に配置するスペーサエキスパンダ13とを備え、スペーサエキスパンダは軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片14及び下片15と、隣接する上片と下片とを連結している連結片16と、上片と下片の内周側端部に起立形成され、サイドレールを押圧するための耳部17,18とを有している組合せオイルリング10において、上片14及び下片15の外周側端部の周方向における一部分に軸方向に突出するサイドレール支持部14a,15aを形成し、外周側端部の周方向におけるサイドレール支持部以外の部分14b、15bは内周側から連続する同一面を有する、あるいはサイドレール支持部と軸方向反対側に突出し、耳部17,18にそれぞれ貫通孔19を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングとシリンダボア壁面との間のフリクション性能のばらつきを抑制し、オイル消費の低減及びフリクション低減の効果を安定して得られる、トップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるピストンリングを用いたガソリンエンジン用ピストンリングの組合せを提供する。
【解決手段】ピストンリングの組合せとしてトップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるものを用いるガソリンエンジン用ピストンリングの組合せにおいて、当該トップリング又は当該オイルリングのシリンダボア径に対する張力比は、当該トップリングの張力(N)をAとし、当該オイルリングの張力(N)をCとし、当該シリンダボア径(mm)をDとした場合に、A/D≦0.10及びC/D≦0.22の各条件を満足するガソリンエンジン用ピストンリングの組合せを採用する。 (もっと読む)


【課題】シリンダへの組み込み前にいずれの周方向に力が加わってもオイルリングの係止突起がピストンの凹部から平等に離脱しにくいオイルリング回転規制構造を提供する。
【解決手段】合口部21,31を有したオイルシール部品であるサイドレール20、30がピストン10に対して回転しないように保持するために、オイルリング溝11の壁面12,13に形成された凹部12a,13aに、サイドレールの合口端部が曲げられて起立することで構成された係止突起を入れ込んで係止するオイルリング回転規制構造において、合口部21に対して一方の周方向C2に位置する合口端部23に、第1係止突起23aが形成されるとともに、合口部31に対して前記一方の周方向とは逆の周方向C1に位置する合口端部に第2係止突起32aが形成される。互いに逆向きの第1係止突起と第2係止突起を同一のサイドレール又は異なるサイドレールに形成する。 (もっと読む)


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