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国際特許分類[F27B15/10]の内容

国際特許分類[F27B15/10]に分類される特許

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【課題】流動床内の広範囲で熱反応を行わせ、不燃物へのチャーの混入を防止できる円筒形流動床炉を提供する。
【解決手段】円筒形の炉本体10と、流動化ガスを供給する気体供給口31,32を設けた床板30と、炉本体10の軸心から偏芯して配置された不燃物排出口11と、炉本体10の軸心を挟んで不燃物排出口11と反対側にある炉壁に設けられた廃棄物供給口41とを備え、廃棄物供給口41がある側の炉壁と不燃物排出口11との間の床板30に設けられた気体供給口から噴出される流動化ガスの供給量に廃棄物供給口側と不燃物排出口側とで差を設けて不燃物排出口側の流動化速度を廃棄物供給口側の流動化速度より大きくし、廃棄物供給口側に流動媒体が沈降する移動層21を形成し、不燃物排出口側に流動媒体が上昇する流動層22を形成した。 (もっと読む)


【課題】バイオマスの粒子径や粒子密度に分布を持つ場合においても、ガス化流動床炉内でバイオマス粒子の十分な滞留時間を確保し、バイオマスのガス化効率を向上させることができるバイオマス流動ガス化装置を提供する
【解決手段】バイオマス流動ガス化装置101は、ガス化流動床炉18の底部から頂部に向かって移行するにしたがって漸次拡径する逆円錐形状のガス化流動床炉18を備えている。ガス化流動床炉18は、底部の断面積に対する頂部の断面積の比が2〜100であり、底部と頂部との間を結ぶガス化流動床炉18の内壁面が鉛直方向に対して0°よりも大きくかつ10°以下の傾斜角度で傾斜しており、底部から頂部に向かって加熱流動化ガスが流通されて、ガス化流動床炉18内における加熱流動化ガスのガス線流速が底部から頂部にかけて連続的に減少するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】流動層内での部位や流動層の大きさにかかわらず、粉粒体の流動状態や加熱状態を極めて均一にでき、かつ、高い熱効率を維持できながら、ワークを良好に加熱することができる加熱装置を提供する。
【解決手段】金属のワーク1を加熱する加熱装置であって、高温ガスで加熱される粉粒体2を熱媒体とし、ワーク1が浸漬される流動層3を備え、流動層3の底板4として、高温化されるとともに通気性を有する多孔質金属を用いて、底板4を通過させた高温ガスを流動層3内に導入するよう構成した。これにより、底板4の全体から均一に高温ガスを流動層3内に導入することができ、流動状態の均一化や加熱状態の均一化を良好に図ることができる。また、底板4自体が高温化されるので、熱風搬送のロスや圧力損失を殆ど生じず、これにより、高い熱効率を維持できる。 (もっと読む)


【課題】塗装前の鋳物を、高速かつ高い熱効率で良好に加熱することができ、かつ、塗装後の加熱処理も良好に行うことができ、さらに設備費や設置面積を少なく抑えることができる鋳物の塗装前後加熱装置を提供する。
【解決手段】粉粒体2を熱媒体とし、塗装前のワーク1がその流動層部11aに浸漬される流動層加熱炉10と、その加熱熱源が電熱式ヒータであり、前記熱媒体を加熱および流動させる熱風を発生する熱風発生器と、前記流動層加熱炉10から排出された排気ガスが導入されるとともに、塗装後のワーク1が導入されて、ワーク1の塗装の硬化を促進させるキュアリング炉30と、キュアリング炉30からの排出された排気ガスを回収して前記熱風発生器に送って加熱させ、この熱風を再度流動層加熱炉10に送り込む送風器と、を備えた。 (もっと読む)


本発明は、銑鉄のための半製品を溶融ユニットに装入するための方法及び装置に関する。当該方法及び装置は、酸化鉄担体の還元によって生成された半製品の一部を、溶融ユニットに直接接続された貯蔵装置(11)又は装入装置に供給する前に、高温の状態において貯蔵容器に貯蔵することを特徴とする。
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【課題】本発明は、溶融ガス化炉に微粉炭材を取込んで還元力を高めた還元ガスを供給することによる、溶鉄の製造時の燃料費低減を目的とする。また、本発明による溶鉄製造装置は、微粉炭材を取込んで、石炭の燃焼熱の利用効率を増大させることを目的とする。
【解決手段】本発明による溶鉄製造方法は、鉄鉱石を含む混合体を還元炉で還元して還元体に変換する段階、還元体を溶融する熱源として揮発分を含む塊状炭材を準備する段階、溶融ガス化炉のドーム型の上部に塊状炭材を装入して石炭充填層を形成する段階、還元体を溶融する熱源として揮発分を含む微粉炭材を準備する段階、溶融ガス化炉に設置された羽口を通じて酸素及び微粉炭材を石炭充填層に吹込む段階、還元体を還元炉と連結された溶融ガス化炉に装入して溶鉄を製造する段階、そして塊状炭材及び微粉炭材に含まれている揮発分から生成された溶融ガス化炉内の還元ガスを還元炉に供給する段階を含む。 (もっと読む)


【課題】傾斜仕切板を用いた流動層装置において、大型化しても原料として供給した粒体による閉塞が発生しにくい流動層装置を提供する。
【解決手段】縦型に配置したタワーの内壁面一方向の基端部から当該タワーの縦中心軸方向に向けて下降傾斜しその先端部がタワーの縦中心軸を超える長さとなるように延出した第1傾斜棚と、内壁面他方向の基端部から当該タワーの縦中心軸方向に向けて下降傾斜しその先端部がタワーの縦中心軸を超える長さとなるように延出した第2傾斜棚とを交互に離間配置し、第1傾斜棚の先端部を縦方向に結ぶ線を第1直線、第2傾斜棚の先端部を縦方向に結ぶ線を第2直線としたとき、原料粒体が流動化して飛散する粒体の第1傾斜棚最上面への堆積を防止する堆積防止板を、第1直線と第2直線との間に1以上備える傾斜棚式流動層装置とする。 (もっと読む)


【課題】煙突を失くした燃焼炉で燃え上がった炎熱を炉内に、数十秒間回転させて凝縮し熱効率を上げ省エネで給湯や乾燥、暖房や発電の目的とする。
【解決手段】流体力学上、一旦起きた現象は絶体に元にもどることはない、一旦、水の中で溶けた氷砂糖は二度と元の姿に戻ることはない、エントロピー現象で流体は全て特に燃え上がった炎は止めることはできないが、そこで窓のある特殊な炉にて窓上より奥の下方に向って強い噴射空気を25度前後の角度で吹き付けて空気の渦を発生させてサイクロイド弧線波の円をえがく様なシステムとしてこの原理がコアンダ旋回空気流の発明で、エントロピをこの方法で元に戻し燃焼炎を効率良くまとめて温水や乾燥、暖房や発電に、又、燃量は特に木材を用いることで燃費が数分の一になる省エネの発明で、並びに炎熱はポテンシャルから光熱のクーロンにすることを、最大の発明とするものである。 (もっと読む)


【課題】流動層から被処理材への熱伝達が一定で安定した熱処理を行うことがきる流動層熱処理炉およびその制御方法を提供する。
【解決手段】固体粒子を気体によって流動させて流動層17を形成し、その流動層中に線材5を挿通させて熱処理を行う流動層熱処理炉1において、炉体1の下部に燃焼用気体供給管6と流動用気体供給管7が複数取付けられており、気体供給管6,7の端部は、一方は管端の開口部を閉鎖して炉体側壁に接合され、他方は炉外に設置されているそれぞれの気体供給系に接続される構成としており、気体供給管の上面には、複数の上方に延びる分配管14,15が取付けられ、前記分配管の上端部から炉内へ燃焼用気体および流動用気体を送入し、炉内で燃焼用気体と流動用気体を混合させて燃焼させるものである。 (もっと読む)


【課題】乾燥分級室及び/又はガス室が熱変形しても、これらと分散板との間に隙間が生じない乾燥分級装置を提供する。
【解決手段】 ガス室26に導入されたガスを分散板15を介して噴出させることにより乾燥分級室14内の分散板15上に流動層16を形成し、石炭を乾燥すると同時に乾燥により発生する石炭中の微粉炭を分級する流動層乾燥分級装置であって、乾燥分級室15は固定して、ガス室26を分散板15に押圧する押圧手段(支持部材41)を有することを特徴とする流動層乾燥分級装置。 (もっと読む)


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