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国際特許分類[F28D5/02]の内容

国際特許分類[F28D5/02]に分類される特許

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【課題】潜熱冷却機能と顕熱冷却機能との相乗効果を発揮させ、飽和水蒸気になって気化しなくなっても、通過する空気の温度をさらに効果的に下げる空気冷却装置を提供する。
【解決手段】空気冷却体11を、紙材からなるベース基材12と、このベース基材12の一方の面に貼合され熱伝導率の高い金属製で厚みの薄いアルミシート13とで構成する。このアルミシート13に顕熱冷却機能を持たせている。空気が流入すると、ベース基材12にて、水が気化する際の水の潜熱によって空気が冷却される。ベース基材12での潜熱冷却機能と、アルミシート13の顕熱冷却機能との相乗効果を発揮せしめて、空気流通路14を通過する空気の温度を、一層効果的に下げることができる。飽和水蒸気になった場合、気化による空気への冷却作用がなくなるが、空気冷却体11のアルミシート13が顕熱冷却器として作用する。 (もっと読む)


【課題】気化管間分配管の長手方向の温度の違いに起因する気化管間分配管の湾曲が生じ難い低温液化ガスの気化装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、複数の気化管21とこれら各気化管21に低温液化ガスを分配する気化管間分配管22とを有し、複数の気化管21が垂直面上に水平方向に並び且つ気化管間分配管22が水平方向に延びて各気化管21の下端部に接続されている気化管パネル16と、複数の気化管21に沿って流れ落ちるように気化管パネル16の上端部から熱交換用液体を供給する液体供給部30と、複数の気化管21が配置されている気化管間分配管22の第1領域A1における熱交換用液体からの熱伝達率よりも、第1領域A1の外側の気化管間分配管22の第2領域A2の全体における熱交換用液体からの熱伝達率を抑えるための熱伝達抑制部23と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
消費電力が少なく、水の気化効率を向上させ、排出空気に水を含まず、かつ、冷媒回路等を必要とせず、保守も容易な水の潜熱を利用した熱交換器、およびそれを用いた空調機を提供する。
【解決手段】
水の気化により冷却する冷却層と該冷却層と熱交換する熱交換層からなり、冷却層は水が供給され一時貯留する貯留層と、空気が供給され排出される空気流通層からなり、両層の間には水蒸気だけを通過させる透湿防水素材による透湿層によって区画され、水の気化によって供給された空気を冷却するとともに、熱交換層は冷却された空気流通層と金属板を介して気密に隣接して設けられ、層内は外気を熱交換して冷却しながら通過させて給気する水の潜熱を利用した熱交換器、及びこれを利用した空調機。 (もっと読む)


【課題】製作誤差等により管板や伝熱管に設置歪みが生じた場合であっても、伝熱管の周壁内面に均一な液膜を形成することができる液膜形成用キャップ及び流下液膜式熱交換器を提供する。
【解決手段】垂直に配置された伝熱管15の上端開口に設けられ、伝熱管15の上方に貯留された液体を該伝熱管15に流入させ伝熱管内面に薄膜を形成する液膜形成用キャップ1において、液膜形成用キャップ1は、上面3が封止され底面4が開口した中空円柱状のキャップ本体2と、キャップ本体2の周壁に形成され、液体が旋回流を生じる方向に上面から垂直下方に向かって延在する切欠部5とを備える。 (もっと読む)


【課題】熱交換効率を高めるのに有利な熱交換装置を提供する。
【解決手段】熱交換装置は、熱交換室10を有する基体1と、第1熱交換媒体29が流れる第1通路23を有する第1熱交換要素2と、基体1に保持された第2熱交換要素3とを有する。第2熱交換要素3は、熱交換室10内に吐出口34を有する複数の細管32からなる細管群31を有する。細管32は、第2熱交換媒体39を細管32の吐出口34に向けて移動させる。各細管32の吐出口34は、各細管32の吐出口34から吐出された第2熱交換媒体39が第1熱交換要素2に接触し、第1通路23の第1熱交換媒体29と熱交換するように、熱交換室10内に設けられている。 (もっと読む)


【課題】線条とスペーサーの交差部からの液の飛散を生じることなく処理量を増加できる気液接触機構を提供する。
【解決手段】各充填体構成要素(26)は、液分配器(21)の複数の液出口のそれぞれに1本ずつ懸架され、各充填体構成要素の下端は液集合器(23)に設けられた固定板(27)に1本ずつ結合され、液は固定板を介して液集合器に集められ、気体の出口(32)は液分配器(21)の上部にあり、気体の入り口(29)は規則充填体(26)の下端よりも下方にある気液接触機構。 (もっと読む)


【課題】冷却される流体からの熱エネルギの伝達の結果、冷媒は加熱されて蒸気状態に変換され、次いで、コンプレッサに戻され、そこで、蒸気が圧縮され、別の冷媒サイクルを開始する。冷えた流体は、建物全体を通して配置された複数の熱交換器へ循環させることができる
【解決手段】蒸気圧縮システムに使用される蒸発器250は、シェル76及び流れ経路即ち流れ部分260を有する分配器網又は複数の分配器258を含む。流れ部分260は、チューブ束256の表面上へ流体を適用又は誘導するように構成されたノズル261を含む。シェル76は、プロセス流体箱26に関連する入口252と、プロセス流体箱28に関連する出口254とを含む。チューブ束256のチューブの対向する端部は、入口252から入るプロセス流体がチューブ束256を通して導かれ、出口254を通してシェル76から出るように、プロセス流体箱26、28間を延びる。 (もっと読む)


【課題】潜熱の小さい散布液を流下液膜式蒸発器に用いても伝熱管に均一に散布液を散布することができる散布管装置およびこれを用いた熱交換器を提供する。
【解決手段】管軸Cに沿って並んだ噴出孔16から上方へ散布液Mを噴出する散布管18と、散布管18の上方に配置され、噴出された散布液Mを受けて散布管18との間の隙間Sを通って散布管18の外面上を流下させるカバー20と、カバー20から流下した散布液Mの分布を管軸C方向に均一化させるフィン22とを備え、カバー20は、管軸Cに沿った長手方向と直交する断面で逆U字形であり、その両側壁26の下端縁27から上方に向かって切り欠かれ、長手方向に沿って所定ピッチで配置された切欠部30と、隣接する切欠部30間に形成された爪部32とを有し、両側壁26の下端縁27における長手方向に沿った切欠部30の幅aが爪部32の幅cよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】表面に水を均一に付着させることができ、これにより冷却効率を向上させた冷却器を提供する。
【解決手段】本発明の冷却器100は、内部に冷媒Rを流通させる冷媒配管101と、冷媒配管101の外表面に水を供給する水冷部102と、冷媒配管101に空気を吹き付ける空冷部103とを備え、冷媒配管101が、水冷部102から水を流下される主配管110と、主配管110から鉛直方向に対して斜め下方に延設されるとともに水平方向に互いに略平行に配列された複数の冷媒支管112とを有し、かつ空冷部103による空気Aの流通方向の上流側から見て主配管110が手前側となるように傾いた状態で配置されている。 (もっと読む)


【課題】効率良くかつ安定して冷却する電子機器用冷却装置を提供する。
【解決手段】発熱体30と熱的に接続された受熱部4と、冷媒凝縮部と、冷媒液ポンプと、冷媒液タンクとにより冷媒循環閉路を形成し、受熱部4と、冷媒凝縮部と、送風部とによりガス循環閉路を形成し、受熱部4は、発熱体30と接触し略平面を有する受熱ベース41と、ガス流通空間43を有する箱状の壁体42とから成り、かつ受熱ベース41の受熱部内部壁面に沿って冷媒液を滴下する冷媒液注入口44と、冷媒液を膜状に広げガス流通空間43に放射するための開口目を有す冷媒液拡散部材47と、送風部から供給される冷媒気化用のガスを箱状の壁体42のガス流通空間43に導入するガス流入口45と、冷媒拡散部材47からガス流通空間43に気化した冷媒が含まれる冷媒気化用のガスを排出するためのガス排出口46とを有している。 (もっと読む)


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