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国際特許分類[G01R33/60]の内容

物理学 (1,541,580) | 測定;試験 (294,940) | 電気的変量の測定;磁気的変量の測定 (31,836) | 磁気的変量を測定する計器または装置 (5,084) | 磁気共鳴をともなうもの (2,903) | 電子常磁性共鳴を用いるもの (36)

国際特許分類[G01R33/60]に分類される特許

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マイクロ電子スピン共鳴(ESR)分光分析による、自動車用フルード及びそれに類するものの劣化の現場測定用に構成された方法及び小型化された装置である。あるフルードサンプルが通過させられるRF共振可変周波数マイクロ波キャビティ共振器内の変調された一定磁界の利用が、使用中のフルード劣化の結果生じたそのようなフルードサンプル内の分子変化の直接的な検出を可能にする。 (もっと読む)


【課題】すでに確立されているXバンドのパルスフーリエ変換電子スピン共鳴装置の技術を生かしたQバンドおよびWバンドのパルスフーリエ変換電子スピン共鳴装置を提供する。
【解決手段】静磁場中に配置された共振器内に置かれた試料に、発振器とその後段に置かれたパルス整形回路とで発生された観測用マイクロ波パルス磁場を照射し、照射後、該マイクロ波パルス磁場により励起された試料から放出される応答信号を検出器により検出し、検出信号をデジタルに変換した後、フーリエ変換して電子スピン共鳴スペクトルを得るように構成されたパルスフーリエ変換電子スピン共鳴装置において、前記パルス整形回路と前記共振器との間に、マイクロ波周波数を逓倍するための周波数逓倍器を挿入した。 (もっと読む)


【課題】 簡単に構成しつつも磁界強度を広い幅で変更でき、所望の磁界強度の磁界を発生させることができる、磁界発生装置を提供する。
【解決手段】 磁界発生装置10は、空隙Gを介して対向配置される一対の磁極片12a,12b、および磁極片12a,12bを保持する継鉄14を含む。継鉄14は、一対の磁極片12a,12bを保持する一対の板状継鉄20a,20bと、一対の板状継鉄20a,20bを磁気的に結合する一対の結合用継鉄22a,22bとを含む。結合用継鉄22aと22bとの間には複数の挿入部30が設けられ、各挿入部30には永久磁石28が挿入される。各挿入部30への永久磁石28の挿入量は、板状部材40に螺挿されるネジ52aおよび板状部材46に螺挿されるネジ52bを回転させることによって変更される。 (もっと読む)


【課題】AFCバランスが崩れた際に、電子スピン共鳴信号に混入するFM変調に起因するベースライン変動を低減させるESR装置を実現する。
【解決手段】空洞共振器90に入力されるマイクロ波の中心周波数f0と空洞共振器90の共振周波数fcとをFM変調により一致させる際に用いられる、ローパスフィルタ25の出力である直流バイアス電圧を、共鳴信号補正手段21により、ローパスフィルタ73の出力である直流電圧に加算することとしているので、電子スピン共鳴信号に含まれるFM変調に起因するベースライン成分の変動を除去し、信頼性の高い電子スピン共鳴信号を取得することを実現させる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、マイクロ波共振器内の生体試料を電子スピン共鳴測定する時に、該試料の動きによる擾乱を補償でき、該測定を安定に行える連続波電子スピン共鳴測定装置の自動制御装置を提供する。
【解決手段】 電子スピン共鳴測定装置の自動マッチング制御回路は、共振器に接続された伝送線路から一部分岐された反射波信号を包絡線検波する検波回路D2、参照信号を出力する発振器O3、反転処理された参照信号を位相調整する移相器103、該移相器の後に接続された高域通過フィルタ回路105、検波回路の検波信号と高域通過フィルタ回路を通過した参照信号とを混合する平衡変調器M2、該平衡変調器の出力を積分する積分器104、移相器による位相調整のマージンを確保できるように動作する位相補償回路106、そして、積分器の出力信号に参照信号を加算し制御信号を送出する加算器を備える。 (もっと読む)


【課題】多くの情報を高い信頼性で簡単に取り扱うことのでき、また、様々な場面に適用することができる識別方法及びその識別方法に使用する識別用材と検出器を提供する。
【解決手段】本発明にかかる電子スピン共鳴を利用した識別方法では、まず、異なる内部磁場を有し、異なる周波数の電磁波に対し電子スピン共鳴する、複数種類の識別基礎物質(1)の、任意の組合せを、目的情報に対応させておく。また、該目的情報と合致する識別対象(2)に、該組合せの識別基礎物質を付与しておく。そして、該識別対象の識別が必要になった場合は、該識別対象に、該複数種類の電磁波を連続的に照射し、電子スピン共鳴が検出できる周波数の組合せを基に該識別基礎物質の組合せを得ることで、該識別対象に合致する該目的情報を得る。 (もっと読む)


【課題】 高い磁場精度を維持し、かつ、コイル一つあたり及び装置全体の消費電力を低減することができる電子スピン共鳴用コイル装置を提供すること。
【解決手段】 コイル群5は、測定領域側に配された一対目主磁場コイル10A、10B、及び一対目主磁場コイル10A、10Bよりも測定領域の遠位側に配された二対目主磁場コイル11A、11Bを有して均一な磁場を発生させる一組の主磁場コイル12A、12Bと、一対目主磁場コイル10A、10Bよりも測定領域側に配されて、一組の主磁場コイル12A、12Bで得られる均一な磁場を一定の範囲内で変動させる一組の磁場掃引コイル13A、13Bと、一組の磁場掃引コイル13A、13Bと二対目主磁場コイル11A、11Bとの間に配されて、中心軸線C及びこれに直交する軸線方向にそれぞれ所定の磁場勾配を生じさせる一組の磁場勾配コイル15A、15Bとを備えている。 (もっと読む)


【課題】 任意の分析対象食品について、殺菌などのために食品が放射線照射処理を受けたときの照射線量を、該食品をESR法で測定することによって定量的に求めることができるようにする。
【解決手段】 分析対象である食品に対して異なる照射線量で放射線照射を行った試料について、それぞれESR法により電子スピンの逐次飽和挙動を測定することによって、放射線照射により食品中に誘導される有機フリーラジカルに由来するESR信号強度の最大値を求め、放射線照射線量に対する最大ESR信号強度の関係を外挿することにより、食品に対して既に照射されていた未知の放射線照射線量を推定する。 (もっと読む)


複数の箇所で均一性の高い磁界が得られる磁界発生装置(10)を提供する。磁界発生装置(10)は、空隙(G)を形成して対向配置される一対の板状継鉄(12a),(12b)を含む。一対の板状継鉄(12a),(12b)間に、対向する一対の磁極(14a),(14b)、および対向する一対の磁極(16a),(16b)が設けられる。一対の磁極(14a),(14b)はそれぞれ、一対の板状継鉄(12a),(12b)のそれぞれの対向面側に配置される永久磁石群(18a),(18b)を含み、永久磁石群(18a),(18b)のそれぞれの対向面側には、磁極片(20a),(20b)が固着される。一対の磁極(16a),(16b)はそれぞれ、一対の板状継鉄(12a),(12b)のそれぞれの対向面側に配置される永久磁石群(22a),(22b)を含み、永久磁石群(22a),(22b)のそれぞれの対向面側には、磁極片(24a),(24b)が固着される。磁極片(20a),(20b)間および(24a),(24b)間にそれぞれ磁界均一空間(F1),(F2)が形成される。
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【課題】測定に要する時間を大幅に短縮し、簡単な操作でESR検出器内部のキャラクタリゼーションを行なうことのできるESR検出器の評価方法、および、評価用ファントムを提供する。
【解決手段】力価標定された複数のラジカル粒を所定の間隔で一列に配列させたファントムと、磁場勾配コイルとを併用して、実効変調磁場強度と実効マイクロ波磁場強度を評価するようにした。 (もっと読む)


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