【課題】固有値を信号成分に対応するものと雑音成分に対応するものとに判別するための閾値を設定することなく高精度に観測信号数を推定できる信号処理装置を得る。
【解決手段】複数のセンサ１１，・・・，１Ｌで観測されたデータの相関行列を算出する相関行列演算手段２と、算出された相関行列から相関行列の固有値４と固有値に対応する固有ベクトル５とを算出する固有値固有ベクトル演算手段３と、固有ベクトルの要素を用いる最小二乗法を行う最小二乗法演算手段９と、最小二乗法演算手段の演算結果から最小二乗法の近似誤差を算出し評価する近似誤差判定手段１０１とを備える。 （もっと読む）

【課題】非常に近くに配置された複数の受信アンテナを用いて受信信号の送信元を簡素に特定する。
【解決手段】方向検出システムは、ミリ波帯の周波数を発生する送信機と、それぞれ受信アンテナを備えた複数の受信機と、各受信機の受信信号間の位相差を比較する位相比較部と、位相差の比較結果を基に方向検出のための演算処理を行なう情報処理部で構成され、各受信アンテナはλ／２以下の距離で配置される。各受信信号を単一の発振器でダウンコンバートし、変換された中間周波数をデジタル信号に変換し、複数のデジタル信号から位相差を検知して、方向を計算する。 （もっと読む）

【課題】レドームによる位相の乱れが存在する場合でもより高精度に目標を測角できる測角装置を提供する。
【解決手段】直線偏波の向きが異なるように配置された複数のアンテナ素子２１、２２、２３と、複数のアンテナ素子で受信された信号のレベルに基づき偏波を特定して偏波角度を算出する偏波特定部５と、位相を補正するための補正値を偏波角度毎に格納した位相補正テーブル６と、偏波特定部からの偏波角度に応じた補正値を位相補正テーブルから取得し、取得した補正値に用いて複数のアンテナ素子で受信された信号の位相を補正し、補正後の信号の位相差による測角曲線を用いて目標方向を測角する測角部４を備える。 （もっと読む）

【課題】必ずしも全てのセンサ素子の複素ゲインパターンが既知でなくてもマルチパス波を除去してから測角処理を行える測角装置を提供する。
【解決手段】測角装置は、到来波を受信し観測情報として出力する複数のセンサ素子と、上記複数のセンサ素子の一部または全体からの観測情報を合成し合成情報として出力する複数の合成手段と、上記合成情報をガイディングセンサとして用いるＶＥＳＰＡ処理により到来波の入射角度を推定するＶＥＳＰＡ測角処理手段と、を備える。 （もっと読む）

【課題】車両の周囲環境に依らず正確に車両の存在方位を特定してその方位情報をユーザに報知することができる車両位置報知システムの提供。
【解決手段】車両に搭載された車両側装置と、ユーザが持ち運び可能な携帯機に搭載された携帯機側装置とを備え、携帯機側装置は、車両探索信号を車両側装置に送信する送信部を含み、車両側装置は、互いに離れた位置にあり携帯機側装置から送信された車両探索信号を受信する少なくとも３つの受信アンテナと、各受信アンテナが車両探索信号を受信した時刻の差に基づいて携帯機に対する車両の存在方位を算出する演算部と、存在方位を示す方位信号を携帯機側装置に送信する送信部とを含み、携帯機側装置は、さらに車両側装置から送信された方位信号を受信する受信部と、受信部が受信した方位信号に基づき存在方位をユーザに報知する報知部とを含む。 （もっと読む）

【課題】簡易・コンパクトな構成で、かつ運用時に特別な手間や作業を要せずして、電波送信元となる個々のタイヤの装着車輪位置を適確に識別すること。
【解決手段】このＴＰＭＳは、自動車１０に装着される各タイヤ１２ＦＬ，１２ＦＲ，１２ＲＬ，１２ＲＲに備わっている送信側のセンサ・モジュール１４Ａ，１４Ｂ，１４Ｃ，１４Ｄと、自動車１０に搭載される受信側の主装置１６とを有している。主装置１６は、２つ一組の受信アンテナ１８，２０と、受信機２２と、表示器２４とで構成されている。両アンテナ１８，２０は、各センサ・モジュール１４Ａ〜１４Ｄより送信される電波を相互間である位相差をもって受信するように配置される。 （もっと読む）

【課題】 マルチパス環境において、到来する直接波および反射波を分離してそれぞれの到来方向を簡単に推定する。
【解決手段】 回転台の中心とその中心以外の位置に設置された２つのアンテナと、各アンテナの受信信号に対して同相成分と直交成分に分離する手段と、送信信号と同一の符号との相関処理により各相関波形を生成する手段と、各相関波形の電力を算出する手段と、各相関波形の電力のピークを検出する手段と、各相関波形の振幅比から相関波形の位相を算出する手段と、相関波形の位相差を検出する手段と、相関波形の電力のピークから直接波と反射波のそれぞれのタイミングを求め、それぞれのタイミングで観測される相関波形の位相差と回転台の回転角との関係を求め、それぞれのタイミングと位相差の絶対値が最大となる回転台の角度に基づいて直接波と反射波の到来方向を推定する手段とを備える。 （もっと読む）

【課題】複数の受信周波数帯の電波の到来方向を測定する小型化が可能な電波到来方向測定装置を提供する。
【解決手段】所定の受信周波数帯の電波を受信するために所定方向に所定間隔で配列された複数のアンテナ素子Ａ１〜Ａｎと、他の受信周波数帯の電波を受信するために複数のアンテナ素子の間であって所定方向に他の間隔で配列された他の複数のアンテナ素子Ｂ１〜Ｂｍとを備えたアレイアンテナと、アレイアンテナを構成する複数のアンテナ素子および他の複数のアンテナ素子からの信号に基づき受信周波数帯が異なる複数種類の電波の到来方向を算出する到来方向測定処理部３とを備える。 （もっと読む）

【課題】自己が電波を放射することなく、高精度に電波の到来方向を測角することができる測角装置及び測角方法を得ることを目的とする。
【解決手段】電波放射源より放射される電波の到来方向に起因する変動成分を抽出する時刻補正部８と、時刻補正部８により抽出された変動成分から受信信号共分散行列Ｒ’を生成する共分散行列生成部９とを設け、測角処理部１１が共分散行列生成部９により生成された受信信号共分散行列Ｒ’を用いて、電波放射源から放射された電波の到来方向θハットを推定する。 （もっと読む）

ジオロケーション用途において、超解像技術に基づいて受信信号の到着時間（ＴＯＡ）及び振幅を同時推定する方法に関する。予想最大化（ＥＭ）、並列干渉打ち消しスペース交番一般化予想最大化（ＰＩＣ−ＳＡＧＥ）、又は直列干渉打ち消しＳＡＧＥ（ＳＩＣ−ＳＡＧＥ）に基づく超解像共同ＴＯＡ−振幅推定器が提供される。ＳＩＣ−ＳＡＧＥ推定器は、特に非視線（ＮＬＯＳ）条件のもとでレンジング推定エラーを最小にする。ＳＩＣ−ＳＡＧＥ推定器は、超ワイドバンド（ＵＷＢ）ベースの用途のような、多経路に富んだ環境において、より安定な性能をもつ最大尤度推定器の簡単な変形態様である。 （もっと読む）