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国際特許分類[G11B5/714]の内容

国際特許分類[G11B5/714]に分類される特許

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【課題】磁気記録媒体に好適な100nm以下の平均粒径のフェライト粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】液相反応法により得られた前駆体を20℃/min以上の昇温速度で750〜1200℃の到達温度まで加熱し、到達温度における保持時間を0〜60secとし、到達温度から300℃までを50℃/min以上の降温速度で冷却して、一次粒子の平均粒径が100nm以下のフェライト粉末を生成する。フェライト粉末が、A元素(ただしAは、Sr、Ba、Ca及びPbのうち少なくとも1種類以上)およびFeを含み、組成式:AZna(1−x)NiaxFe27において、0≦x≦1.0、1.3≦a≦1.8、14≦b≦17を満足するW型フェライトからなる場合、磁気記録媒体に好適である。 (もっと読む)


【課題】高密度記録化を達成し得る磁気記録媒体を提供すること、より詳しくは、垂直磁気記録方式に好適な磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】非磁性支持体上に、非磁性粉末および結合剤を含む非磁性層と強磁性粉末および結合剤を含む磁性層とをこの順に有する磁気記録媒体。前記強磁性粉末は、Fe162を主成分とし、平均板径が10〜35nmの範囲であり、かつ平均板状比が1.5〜4.5の範囲である板状窒化鉄粉末である。 (もっと読む)


【課題】粒子を小さくしても粒子同士の凝集を防止することができる、金属磁性粉末およびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属磁性粉末の製造方法は、形状保持や焼結防止のために非磁性成分が添加された原料粉末を焼成した後に還元して、鉄または鉄とコバルトを主成分として含有し且つ形状保持や焼結防止のために添加された非磁性成分を含有する金属磁性粉末を製造する金属磁性粉末製造工程と、この金属磁性粉末の表層部の非磁性成分を溶出除去する溶出処理工程と、表層部の非磁性成分を溶出除去した後の金属磁性粉末の表面に有機物を付着させる有機物処理工程と、有機物を付着させた金属磁性粉末の表面に酸化膜を形成する酸化処理工程と、酸化膜を形成した金属磁性粉末を還元処理した後に酸化処理する再還元・安定化処理工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】微粒子の窒化鉄粉末を製造するための手段及び微粒子の窒化鉄粉末を含む高密度記録に好適な磁気記録媒体の提供。
【解決手段】酸化鉄粒子に、焼結防止処理、還元処理及び窒化処理をこの順に施すことを含む窒化鉄粉末の製造方法。鉄(II)塩及び/又は鉄(III)塩を含む鉄塩水溶液に中和処理を施すことにより粒子を形成し、任意に形成した粒子に酸化処理及び/又は還元処理を施すことによりマグネタイト粒子を得、得られたマグネタイト粒子を前記酸化鉄粒子として使用し、かつ上記中和処理をアンモニア水、アンモニウム塩水溶液及び尿素水溶液からなる群から選ばれる少なくとも一種の水溶液を前記鉄塩水溶液に添加することによって行い、前記焼結防止処理は前記粒子を含む溶液に焼結防止剤を添加し、該焼結防止剤添加後の溶液に中和剤を添加して中和することを含み、かつ前記中和剤としてアンモニア、炭酸ガス及び酢酸からなる群から選ばれる少なくとも一種を使用する。 (もっと読む)


【課題】分散性、塗膜平滑性、電磁変換特性及び走行耐久性に優れた磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】非磁性支持体上に、強磁性粉末を結合剤中に分散した少なくとも一層の磁性層を有する磁気記録媒体であって、該結合剤は少なくともポリカーボネートジオールと有機ジイソシアネートからなるポリウレタン樹脂を含み、該ポリウレタン樹脂はガラス転移温度が70℃〜200℃であり、強磁性粉末は長軸長が20〜50nmの針状強磁性体、板径が10〜50nmの平板状磁性体又は直径10〜50nmの球状若しくは回転楕円体状磁性体であることを特徴とする磁気記録媒体、また、非磁性支持体と磁性層の間に非磁性粉末を前記ポリウレタン樹脂を含む結合剤に分散させた少なくとも1層の非磁性層を有していてもよい。 (もっと読む)


【課題】液相反応法で得られた微細粒子からなる前駆体の粒成長を抑えつつ、異相を生成しないフェライト粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】液相反応法により得られた前駆体を目開きが2mm以下の篩23を通過させるステップ(a)と、篩23を通過した前駆体を、750〜1250℃の範囲にヒータ32で加熱された炉心管31内部を落下させるステップ(b)と、を備え、ヒータ32で加熱された炉心管31内部を落下させる過程において、前駆体を所定温度まで昇温し、かつ所定温度に保持することにより、六方晶フェライトが単相のフェライト粉末を得ることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】高密度記録システムにおいて媒体ノイズを低減しうる磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】非磁性支持体と、前記非磁性支持体上に磁性層を有する磁気記録媒体であって、前記磁性層は、40nm以下の粒径を有する磁性粉末と結合剤とを含有し、磁性層の長手方向の自己相関長Maが70nm以下、磁性層の幅方向の自己相関長Mbが80nm以下、前記磁性層の長手方向の自己相関長Maと前記磁性層の幅方向の自己相関長Mbの比(Ma/Mb)が0.80〜1.20である磁気記録媒体。 (もっと読む)


【課題】スピンバルブ型MR再生ヘッドを使用する接触摺動型システムにおいて、素子の腐食、ヘッド磨耗およびスメアを防止することにより十分なヘッド寿命を確保しつつ優れた電磁変換特性および走行安定性を得ることができる磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】非磁性支持体上に強磁性粉末および結合剤を含む磁性層を有する磁気記録媒体。磁気記録媒体に記録された信号を、スピンバルブ層を有する磁気抵抗効果型磁気ヘッドを用いて再生する磁気信号再生システムにおいて使用され、磁性層表面の原子間力顕微鏡で測定した高さ10nm以上の突起数が50〜2500個/10000μm2の範囲であり、磁性層表面の潤滑剤量は、表面潤滑剤指数で表すと、0.5〜5.0の範囲であり、かつ磁性層の表面研磨剤占有率は2〜20%の範囲である。 (もっと読む)


【課題】スピンバルブ型MRヘッドを採用した接触摺動型の磁気信号再生システムおよび磁気信号再生方法を提供すること。
【解決手段】磁気記録媒体および再生ヘッドを含む磁気信号再生システム。磁気記録媒体に記録された信号を再生ヘッドを用いて再生する磁気信号再生方法。前記磁気記録媒体は、磁性層表面の原子間力顕微鏡で測定した高さ10nm以上の突起数が50〜2500個/10000μm2の範囲であり、磁性層表面の潤滑剤量は、表面潤滑剤指数で表すと0.5〜5.0の範囲であり、磁性層の表面研磨剤占有率は2〜20%の範囲である。前記再生ヘッドはスピンバルブ層を有する磁気抵抗効果型磁気ヘッドであり、前記スピンバルブ層は磁化自由層、磁化固定層および反強磁性層を有し、該反強磁性層はイリジウムおよびマンガンを含む合金からなる。前記磁気記録媒体と前記再生ヘッドとは信号再生時に接触摺動する。 (もっと読む)


【課題】電磁変換特性、高温域から低温域における摺動耐久性、及び、保存性に優れた磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】非磁性支持体上に少なくとも一層の強磁性粉末を結合剤中に分散した磁性層を有し、前記結合剤はポリカーボネートポリオール及び有機ポリイソシアネートを少なくとも用いて得られたポリウレタン樹脂を含み、前記強磁性粉末は長軸長が20〜50nmの針状強磁性体、板径10〜50nmの平板状磁性体、及び/又は、直径10〜40nmの球状若しくは楕円状磁性体であり、前記磁性層が式(1)で表され、融点0℃以下である炭酸エステルを含むことを特徴とする磁気記録媒体。なお、式(1)中、R1及びR2は、それぞれ独立に飽和炭化水素基を表し、Rは分岐鎖であり、Rは直鎖又は分岐鎖である。
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