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国際特許分類[G11B5/738]の内容

国際特許分類[G11B5/738]に分類される特許

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【課題】 グラニュラー構造を採用していない高記録密度を有する垂直磁気記録媒体用記録層、該記録層を備えた垂直磁気記録媒体、及び強磁性金属膜作製方法の提供。
【解決手段】 基板面に対してほぼ垂直方向に磁化容易軸を有する強磁性金属粒子と、強磁性金属粒子とは固溶しない金属粒子とからなる垂直磁気記録媒体用記録層であって、強磁性金属粒子がFe、Co等から選ばれた金属、これらの金属から選ばれた少なくとも2種の金属の合金からなり、固溶しない金属粒子がZn、In等から選ばれた金属、これらの金属から選ばれた少なくとも2種の合金からなる。この記録層を有する記録媒体。強磁性金属粒子を含む膜に、強磁性金属粒子とは固溶しない金属粒子を、強磁性金属粒子に対して0.5〜2.2at%添加し、強磁性金属粒子の粒界に固溶しない金属粒子が均一に分散している磁区形成領域を有する強磁性金属膜を得る。 (もっと読む)


【課題】従来の連続膜媒体の作製プロセスに近い簡便な方法を用い、磁気記録層において配向分散を抑制しつつ磁気クラスターサイズを減少させることができる下地層の分離構造を形成し、かつ下地層の薄膜化による記録性能の高性能化が可能な垂直媒体の提供。
【解決手段】非磁性基体上に少なくとも下地層および磁気記録層が順次積層されてなる垂直磁気記録媒体であって、前記下地層は結晶粒子と非晶質結晶粒界とからなり、該結晶粒子が、(成長初期の底面積)>(上部の面積)である形状を有することを特徴とする垂直磁気記録媒体。 (もっと読む)


【課題】保磁力Hcと逆磁区核形成磁界Hn、およびSNRを総合的に向上することにより、さらなる高記録密度化を実現可能にする。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明にかかる垂直磁気記録媒体の代表的な構成は、軟磁性層130と、Niを主成分とし、W、Bを含有し、さらにZr、AL、SiからなるA群の元素のうち1つ以上の元素を含有する前下地層140と、RuまたはRu合金を主成分とする下地層150と、CoCrPt系の磁性粒子と非磁性の粒界部からなるグラニュラ構造を有するグラニュラ磁性層160と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な手法によって、保磁力HcとOW特性が所望の範囲内となるように調整することが可能な垂直磁気記録媒体の製造管理方法を提供する。
【解決手段】垂直磁気記録媒体100の製造管理方法の代表的な構成は、グラニュラ磁性層160または補助記録層180の膜厚を変化させることにより、これらの膜厚に対する保磁力Hcとオーバーライト特性の関係を求める工程と、分断層170の膜厚を変化させることにより、この分断層170の膜厚の増加に対して保磁力Hcとオーバーライト特性がいずれも低下する特定の範囲を求める工程と、当該垂直磁気記録媒体が保磁力Hcとオーバーライト特性について所望の範囲内となるように、分断層170の膜厚を特定の範囲内で決定し、かつグラニュラ磁性層160または補助記録層180の膜厚を決定する工程と、決定されたそれぞれの膜厚でこれらの成膜を行う工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】よりいっそうの高記録密度化に対応可能な垂直磁気記録媒体の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に少なくとも軟磁性層、シード層、下地層、磁気記録層、および保護層を順に成膜する垂直磁気記録媒体の製造方法である。前記下地層は複数層からなり、このうちの少なくとも1層は酸素を1000〜10000wtppm含有する。そして、前記軟磁性層の成膜後であって、前記下地層における酸素を含有する層のうちの最下層の成膜前に、少なくとも1回加熱処理を施す。この加熱処理は、基板表面温度で80〜230℃の範囲で行う。 (もっと読む)


【課題】 高い保磁力Hcを維持してトラック幅を狭く保ちつつSNRの向上を図ることにより、さらなる高記録密度化を実現可能にした垂直磁気記録媒体およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 基板上に、複数のグラニュラ磁性層と、Ru合金を主成分とする分断層170と、CoCrPt合金を主成分とする補助記録層180とを少なくともこの順に備え、複数のグラニュラ磁性層は、それぞれが柱状に成長したCoCrPt合金を主成分とする磁性粒子の周囲に酸化物を主成分とする非磁性物質が偏析して粒界部が形成されたグラニュラ構造を有し、さらに複数のグラニュラ磁性層は、互いに接するいずれの2層においても、基板側のグラニュラ磁性層より表層側のグラニュラ磁性層の方が飽和磁化Msが低く、かつ膜厚が厚いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 逆磁区核形成磁界Hnの向上とSNRの向上の両立を図り、TPIを高めて高記録密度化を可能とした垂直磁気記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体の構成は、基板110上に少なくとも、fcc結晶構造を有する合金を主成分とする前下地層140と、Ru合金からなる第1下地層152と、RuまたはRuを主成分とする合金からなる第2下地層154と、柱状に連続して成長したCoCrPt合金を主成分とする磁性粒子の周囲に金属酸化物を主成分とする非磁性の粒界部が偏析して形成されるグラニュラ磁性層160と、をこの順に備え、磁性粒子の粒径は7nm以下であり、第1下地層152は、hcp結晶構造を有し、かつ融点がRuの融点未満の元素を少なくとも1種類含有するRu合金からなる。 (もっと読む)


【課題】保磁力[Hc]とSNRを両立して向上させることにより、さらなる高記録密度化を実現可能にした垂直磁気記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかる垂直磁気記録媒体100の代表的な構成は、基板110上に少なくとも、RuまたはRu合金を主成分とする下地層150と、下地層150の上に積層され、CoCrPt合金を主成分とする磁性粒子と酸化物を主成分とする非磁性の粒界部からなるグラニュラ構造を有するグラニュラ磁性層160と、を備え、グラニュラ磁性層160は少なくとも、下記録層161と、該下記録層161の上に積層され該下記録層161よりも膜厚が厚い主記録層162とを有し、該主記録層162の磁性粒子にのみRuが5原子%以下含有され、かつ、磁性粒子のPtの含有率は、下記録層161の方が主記録層162よりも高いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】トラック間の磁気的な相互干渉を低減し、かつ記録密度を向上させるために、複合磁気記録層に設けた凹凸形状における凸部を、連続膜で設計した垂直磁気記録層と同等の膜厚で同等の垂直磁気記録特性を示すように高品質に形成されるディスクリートトラックメディア型垂直磁気記録媒体の製造方法を提供すること。
【解決手段】非磁性基体1上に少なくとも磁気記録層5と犠牲層とカーボン保護層6とをこの順に積層する第1工程と、記録トラックとなる凸部を形成するように同心円状に形成したレジスト膜パターンをマスクとして開口部の前記レジスト膜と前記カーボン保護層6を除去して凹部を形成する第2工程と、該凹部に露出する前記犠牲層と磁気記録層5とを非磁性化する第3工程と、前記凹部に挟まれる前記凸部の前記レジスト膜と前記カーボン保護層6と前記犠牲層を除去する第4工程と、前記凹部と前記凸部の上にカーボン保護層6と潤滑層7をこの順に被着する第5工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】室温で大きな垂直磁気異方性エネルギーや高い保磁力を有し、熱特性かつ磁気特性が良好な垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】基板101上に設けられた下地層102、ヒートシンク層103、及び中間層104と室温で垂直磁気異方性を有する磁気記録層105を有し、エネルギー照射により磁気記録層105の垂直磁気異方性を低下させた状態で記録を行う垂直磁気記録媒体とする。ヒートシンク層103は磁気記録層105から20nm以内の距離、かつ中間層104と基板101間に形成され、熱伝導率が23W/m k以上、90W/m k以下の材料を用い、ラフネスRaは0.35nm以下とする。 (もっと読む)


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