説明

国際特許分類[G11B5/738]の内容

国際特許分類[G11B5/738]に分類される特許

111 - 120 / 771


垂直磁気記録媒体の書き込み能力を向上させ、意図しない消去を減らすための方法および媒体構造が提供される。可変の透磁率は、磁気モーメント(Bs)や磁気異方性(Hk)などのバルクSUL材料特性とは無関係に、薄い軟下地層(SUL)構造内で制御される。記録トラックへの書き込みの容易性とオフトラック(トラック間および隣接するトラック)の消去の困難性との改良された組み合わせを有する媒体は、不均衡で反強磁的に結合された(AFC)SUL構造により部分的に実現される。透磁率勾配は、異なる透磁率と磁気厚み(Bs*t)の値を有する層を含む軟下地層内で実現される。一局面では、第一SUL層は、高透磁率領域とその上に積層される低透磁率領域とを有する。第二層は、低透磁率を有する第三SUL層に第一層を反強磁的に結合させる。本発明は、慎重に磁性の均衡をとる必要のある高密度垂直記録媒体に利用することができる。
(もっと読む)


【課題】熱アシスト記録用磁気媒体に用いられる熱拡散制御膜であって、高い熱伝導率を維持すると共に、高い熱拡散率、平滑な表面粗さ、および高い耐熱性の全てを兼ね備えたAg合金熱拡散制御膜を提供する。
【解決手段】本発明の熱アシスト記録用磁気記録媒体に用いられる熱拡散制御膜は、Agを主成分とするAg合金から構成されており、表面粗さRa1.0nm以下、熱伝導率100W/(m・K)以上、熱拡散率4.0×10-52/sec以上を満足する。 (もっと読む)


【課題】優れた硬化性を有する、磁気記録媒体用途に好適な放射線硬化性塩化ビニル系共重合体を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される構造単位を含むことを特徴とする放射線硬化性塩化ビニル系共重合体。


[一般式(1)中、R1は水素原子またはメチル基を表し、L1はエチレン基、−CH2CH2OCH2CH2−基、-C(CH3)(CH2OCOCR=CH2)ーCH2−基から選択される二価の連結基を表す。] (もっと読む)


【課題】磁気ヘッドによる磁気記録媒体への優れた書き込み特性と読み込み特性を達成する軟磁性下地層の構成を提供する。
【解決手段】非磁性基板1の上に、複数の軟磁性層2aをスペーサ層2bによって反強磁性結合させた軟磁性下地層2と、磁化容易軸が非磁性基板1に対して主に垂直に配向した垂直磁性層4とが積層されてなる磁気記録媒体において、軟磁性下地層2は、飽和磁束密度が1.8T以上の材料から構成し、反強磁性結合した複数の軟磁性層の飽和磁化と合計層厚との積を2〜5(emu/cm2)の範囲内とし、複数の軟磁性層2aの間に挟まれるスペーサ層2bの厚みによって変化する反強磁性結合力の最大ピークの30%〜70%の範囲内で反強磁性結合させる。また記軟磁性層は、Fe:Coの原子比を40:60〜70:30の範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】
媒体の保磁力が高くなるほど高密度記録時の減磁が少なくなり、高密度記録特性が向上する。しかしながら書き込みヘッドの能力に限界があり、保磁力が高すぎると飽和記録が困難になり、高出力が得られにくくなる。
【解決手段】
本発明では、六方晶系フェライト磁性粉末が組成によって大きな保磁力の温度依存性を示すことを利用して、再生時に比べて保磁力が小さくなる高温で記録し、保磁力が大きくなる室温付近で再生することにより、優れた高密度記録特性を得るものである。 (もっと読む)


【課題】垂直磁気記録層の磁性粒子の配向性を改善し、かつ磁性粒子を微細化し、記録再生特性の良好な垂直磁気記録媒体を得る。
【解決手段】非磁性基板上に、軟磁性層、微細結晶構造を有し、PdまたはPd合金からなる第一の非磁性下地層、RuまたはRu合金からなる第二の非磁性下地層、及び垂直磁気記録層を積層する。 (もっと読む)


【課題】保磁力Hcと逆磁区核形成磁界Hn、およびSNRを総合的に向上させることにより、更なる高記録密度化を達成することが可能な垂直磁気記録媒体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる垂直磁気記録媒体の製造方法の構成は、基板110上に、軟磁性層130を成膜する軟磁性層成膜工程と、軟磁性層成膜後の基板に加熱処理を施す加熱工程と、加熱処理によって温度が上昇した状態で、軟磁性層上に、Niを主成分とし、少なくともBを1〜5at%含有する前下地層140を成膜する前下地層成膜工程と、前下地層の上方に、Ruを主成分とする下地層150を成膜する下地層成膜工程と、下地層の上方に、CoCrPt合金を主成分とする磁性粒子と酸化物を主成分とする非磁性の粒界部とからなる主記録層160を成膜する主記録層成膜工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高光学効率のための熱アシスト磁気記録ヘッドとパターン化された媒体との統合設計を提供する。
【解決手段】システムは、ディスクリートトラック構成またはビットパターン構成の特徴部を備える磁気層、および磁気層に隣接した下地層であって、表面プラズモン共鳴の形成が可能な材料を有する下地層を有する磁気記録媒体と、磁気ヘッドであって、媒体に書き込むための書込部および熱アシスト記録のために媒体を加熱する近接場トランスデューサを有する磁気ヘッドとを含む。 (もっと読む)


【課題】 トラック幅の狭小化を図り、同時にSNRの向上も図ることにより、さらなる高記録密度化の達成が可能な垂直磁気記録媒体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 基板上に少なくとも、Ru合金を主成分とする下地層150を成膜する工程と、下地層の上方に、柱状に成長したCoCrPt合金を主成分とする磁性粒子と酸化物を主成分とする非磁性の粒界部とからなるグラニュラ構造を有する複数の磁性層(第1記録層161、第2記録層162)を成膜する工程と、を包含し、複数の磁性層は、少なくとも下地層に接する磁性層(第1記録層161)はバイアス電圧を印加せずに成膜し、バイアス電圧を印加せずに成膜した磁性層よりも表層側に成膜する1または複数の磁性層のうち少なくとも1層の磁性層(第2記録層162)はバイアス電圧を印加しながら成膜することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 グラニュラー構造を採用していない高記録密度を有する垂直磁気記録媒体用記録層、該記録層を備えた垂直磁気記録媒体、及び強磁性金属膜作製方法の提供。
【解決手段】 基板面に対してほぼ垂直方向に磁化容易軸を有する強磁性金属粒子と、強磁性金属粒子とは固溶しない金属粒子とからなる垂直磁気記録媒体用記録層であって、強磁性金属粒子がFe、Co等から選ばれた金属、これらの金属から選ばれた少なくとも2種の金属の合金からなり、固溶しない金属粒子がZn、In等から選ばれた金属、これらの金属から選ばれた少なくとも2種の合金からなる。この記録層を有する記録媒体。強磁性金属粒子を含む膜に、強磁性金属粒子とは固溶しない金属粒子を、強磁性金属粒子に対して0.5〜2.2at%添加し、強磁性金属粒子の粒界に固溶しない金属粒子が均一に分散している磁区形成領域を有する強磁性金属膜を得る。 (もっと読む)


111 - 120 / 771