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国際特許分類[G21C17/02]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 監視;試験 (1,376) | 冷却材もしくは減速材を監視するための装置または配置 (162)

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【課題】発電プラントの設備コストを増大させることなく、主蒸気系で発生する音響共鳴に伴う圧力振動を抑制することができる沸騰水型原子炉を提供する。
【解決手段】蒸気ドーム6から高圧タービン10に至る蒸気配管9の下方にヘルムホルツ共鳴管12が設置されている。蒸気配管9を通過する蒸気2によって生成されたドレン122aは、ヘルムホルツ共鳴管12の共鳴減衰管122に貯えられる。水位発信器23が上限水位(HWL)を検出すると、電気/圧力変換器24を介してダイアフラム25を駆動して水位調節弁22を開にしてドレン122aを排水する。水位発信器23が下限水位(LWL)を検出すると、水位調節弁22を閉にしてドレン122aの排水を止める。よって、共鳴減衰管122の空間体積は、蒸気配管9を通過する蒸気2によって発生する音響共鳴を抑制するのに最適な体積となるように維持される。 (もっと読む)


【課題】ヘルムホルツ共鳴管の内部に非凝縮性ガスやドレンを停滞させることなく、主蒸気系で発生した音響共鳴を効果的に抑制することができる沸騰水型原子炉を提供する。
【解決手段】蒸気ドーム6から高圧タービン10に至る蒸気配管9の側部には、蒸気配管9に対して下り勾配をつけてヘルムホルツ共鳴管12が設置されている。蒸気配管9からは蒸気2に混じって非凝縮性ガスが輸送されるが、非凝縮性ガスは蒸気配管9の上部を通過する。従って、上記のようなヘルムホルツ共鳴管12の設置方法により、ヘルムホルツ共鳴管12の内部に非凝縮性ガスが停滞するおそれはなくなるので、稼動中におけるヘルムホルツ共鳴管12の安全性は維持される。さらに、ヘルムホルツ共鳴管12の内部にはドレンが停滞しないので、ヘルムホルツ共鳴管12の体積は一定に維持され、開度調整弁11の開度制御のみによって蒸気配管9で発生した音響共鳴を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】チムニ出口の温度と飽和温度を監視してチムニ出口で沸騰が開始するように原子炉出力を制御すること。
【解決手段】チムニ上部に温度検出部を設けて流体温度を測定するとともに、チムニ上部に圧力検出部を配置して流体圧力を測定する。そして、この測定された流体圧力から飽和温度を計算で求め、この飽和温度と現在のチムニ上部の温度からサブクール温度を計算する。このサブクール温度は、予め設定されている安全性限界のサブクール温度とともに表示装置の同一画面上に表示される。このように、流体温度から求めたサブクール温度と予め設定された安全性の限界のサブクール温度が同時に同じ画面に表示されるので、運転員はこれを見ながらリアルタイムで安全運転の確認しつつ原子炉起動時の出力制御を安定に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】配管内部の流れを外部から測定し、リークの検知と発生箇所の絞り込みを可能とする配管系のインリーク検知方法および検知装置を提供すること。
【解決手段】流体を流通させる配管の一点を加熱し、その加熱点の両側における配管表面の温度差を検出し、上記温度差により配管内部の流体の流れの有無と方向を判定する。 (もっと読む)


【課題】ダウンカマ部あるいは炉心入口部の冷却材温度およびその温度分布を合理的かつ正確に測定し、測定された冷却材温度分布に基づく炉心流量測定および炉心性能監視を正確に精度よく行なうことができるもの。
【解決手段】本発明に係る沸騰水型原子炉10の冷却材温度測定装置は、原子炉圧力容器11内に原子炉炉心12を収容し、この原子炉炉心12の下部に炉心入口部24を形成するとともに原子炉炉心12を炉心シュラウド14で囲み、この炉心シュラウド14と原子炉圧力容器11との間にダウンカマ部21が設けられたものである。沸騰水型原子炉10は原子炉圧力容器11の中心から炉心シュラウド14に至る径方向中央位置に、かつ、原子炉給水系からの給水ノズル30に対応する周方向位置の炉心入口部24に複数個の温度計31を設け、各温度計31により炉心入口部24の冷却材温度およびその温度分布を測定するものである。 (もっと読む)


【課題】BWR蒸気ドーム内部の蒸気乾燥器などのコンポーネント上の変動圧力荷重を、蒸気ドームの外部のBWR施設のコンポーネントにおいて成される圧力−時間履歴測定を使用して、正確に推定するためのシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】圧力−時間履歴を獲得するために既存のセンサを使用する。蒸気ドーム内部の変動圧力荷重の正確な決定は、蒸気ドームの外部の蒸気送出システムを、モデル化し、全ての予想される音響ソースを含み、音響回路法および圧力−時間履歴を使用して、解析し、そして、これらの結果を、本質的に境界条件の一部として、蒸気ドーム内部のヘルムホルツ方程式の解決に結びつけることによって、獲得される。 (もっと読む)


【課題】 原子炉容器の設計を変更することなく、炉心冷却材温度を炉内で直接測定することを可能にするとともに、原子炉を監視できるようにする。
【解決手段】 原子炉の炉心2を流れる冷却材の温度を測定する炉心冷却材温度測定装置に、炉心2の下端より下方に配設された温度測定部7および炉心2の下端から上端の間にγ線発熱検出部6を備えたγ線温度計4と、温度測定部7が出力する信号を伝達するケーブル9と、その信号を受け取り、温度測定部7が配設された位置における冷却材の局所温度を算出する出力信号処理手段10とを備える。 (もっと読む)


【課題】
十分な精度で原子炉の状態を監視しつつ、原子炉圧力容器の貫通部、特に、炉心より低い位置での貫通部を削減するとともに、検出器の交換頻度を低減できるようにする。
【解決手段】
原子炉の状態を監視する原子炉状態監視装置において、炉心2の水平方向外側であって原子炉容器1の内側に配設された検出器集合体8によって、中性子束、冷却水温度、放射化物質から発生するガンマ線などを検出し、検出器集合体8の出力を炉心より上部の貫通孔から信号処理手段9に伝達し、出力分布評価手段10で炉心熱出力分布を算出し、冷却水温度、炉心熱出力および原子炉熱バランスから流量推定手段11で冷却水流量を推定する。 (もっと読む)


【課題】 人が容易に近づけない測定対象物の振動またはその付近の放射線量を、テレビカメラなどを用いて遠隔で監視できるようにする。
【解決手段】 測定対象物の振動を遠隔で監視する振動監視システムであって、圧電素子8と、発光素子9と、変換回路10と、発光素子9の点滅を遠隔で監視する監視装置と、を有する。圧電素子8は、測定対象物に少なくとも部分的に固定されて、測定対象物が振動したときに変形を受けて起電力を生じる。変換回路10は、圧電素子8および発光素子9に直列に接続された検波器17、コンデンサー18および電圧比較回路19を具備し、圧電素子の起電力を発光素子9の点滅周期に変換する。 (もっと読む)


【課題】 機器や配管から漏洩するガスが微少であってもそのガスが漏洩する箇所を特定することができ、さらに、ガスの漏洩箇所の補修を行うことができるレーザを利用したプラント内の点検・補修を行うロボットを提供することにある。
【解決手段】 前進及び後進並びに旋回を行う車輪6を複数備えた台車7と、台車7に搭載され、レーザを照射することにより機器や配管からもガスの漏れを検知するレーザ装置8と、台車7内に搭載され、レーザ装置8により検知されたガスの漏れの濃度分布を計測する濃度分布計測装置と、台車7内に搭載され、前記濃度分布計測装置によりガスの濃度が最も高い箇所を損傷箇所と特定する損傷箇所特定装置とを有し、レーザ装置8には、前記損傷箇所特定装置により特定された損傷箇所に上記レーザと異なるレーザを照射して補修する機能をさらに備えたことで、機器や配管から微少のガスが漏洩してもそのガスの漏洩箇所を特定することができ、さらに、ガスの漏洩箇所の補修を行うことができるようにした。 (もっと読む)


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