説明

国際特許分類[H01B7/20]の内容

国際特許分類[H01B7/20]に分類される特許

81 - 90 / 106


【課題】 シールドパイプ内に気泡を残存させることなく充填材を充填する。
【解決手段】 シールド導電体Waは、導体11を絶縁被覆12で包囲してなる電線10をシールドパイプ20に挿通してシールドするとともに保護し、シールドパイプ20における電線10との隙間に、空気よりも熱伝導率の高い充填材30を充填した形態である。シールド導電体Waの製造に際しては、シールドパイプ20内を気密に保った状態で、シールドパイプ20内の空気をシールドパイプ20外へ吸引しつつ、シールドパイプ20内に充填材30を注入するようにしたので、シールドパイプ20の内部に気泡が残存する虞がない。 (もっと読む)


【課題】 パイプ内に侵入した水滴がそのままパイプの内部に溜まってしまうのを防ぐ。
【解決手段】 シールドパイプ20には、このシールドパイプ20の内部空間と外部空間とを連通する水抜き孔25が設けられているので、シールドパイプ20の内部に侵入した水は、この水抜き孔25を通って外部空間へと排出される。また、シールドパイプ20には、水抜き孔25を外側から覆う遮蔽部55が設けられているので、外部空間から水抜き孔25に向かって水が飛散しても、その水は遮蔽部55によって跳ね返される。 (もっと読む)


【課題】 搬送時におけるスペース効率の向上を図る。
【解決手段】 シールドパイプ10には、筒状を保ちつつ軸線の曲率を増減するように塑性変形させることが可能な変形可能部(第1屈曲部12a,第4屈曲部12d,第6屈曲部12f)が設けられている。シールド導電体Aを搬送する際には、シールド導電体Aを包囲する直方形の寸法が小さくなるように変形可能部12a,12d,12fを変形させれば、搬送空間中のデッドスペースを小さくすることができる。搬送後は、変形可能部12a,12d,12fを変形させてシールド導電体Aを所定の配索経路に沿った形状にすればよく、シールド導電体Aは、変形可能部12a,12d,12fの剛性により所定の配索路経路に保たれる。 (もっと読む)


【課題】 部品点数の削減を図る。
【解決手段】 シールドパイプ10の端部には、外周側へ折り返し状に屈曲された形態の固着部11が形成され、可撓性シールド部材20の端部が、内側へ反転するように折り返された状態でシールドパイプ10の外周と固着部11との間で挟み付けられることで、可撓性シールド部材20とシールドパイプ10が接続状態に保持されている。可撓性シールド部材20をシールドパイプ10に接続する手段として、シールドパイプ10の端部に形成した固着部11を利用したので、別体の部品が不要である。 (もっと読む)


【課題】 車両用シールド送電システムにおける放熱性の向上を目的とする。
【解決手段】 電線22の外周をパイプ23によって非通気状態で包囲してなる車両用シールド送電システム1において、パイプ23には、送風装置50からの冷却風を内部に送り込むための外気導入口43と、内部の空気を排出する排気口45とが備えられている。これにより、外気導入口43からパイプ23内に冷却風が送り込まれ、冷却風はパイプ23内を通過し排気口45から排出される。したがって、パイプ23内に熱がこもりにくくなる。さらに、パイプ23は電気自動車EVの走行に伴い風が流れる部位に露出して配索されており、外周面を風によって冷却される。 (もっと読む)


本発明は複数の絶縁誘電体層と、外装した最外層(70)とを備えたコア導体(20)を有する剛性の配索可能な導体アセンブリ(10)であって、例えばハイブリッド車両の電気モーターなどに送電するために配索が可能である。本発明のこの導体アセンブリは、幅広い工業用途における送電に必要な特定の配索構造に合致するように形成し、その一方でアセンブリ内部の導体を衝撃から保護することができる。
(もっと読む)


【課題】 パイプを用いたシールド導電体における放熱性を向上させる。
【解決手段】 複数本の導体10は、金属製のパイプ30内に挿通されることにより、一括してシールドされるとともに、異物の干渉等から保護される。通電によって導体10で発生した熱は、絶縁層31の内面に吸収され、絶縁層31からパイプ30に伝達され、パイプ30の外周から大気中へ放出される。導体が絶縁被覆で覆われている電線では、絶縁被覆が断熱層となるため、その分、導体からパイプ側への伝熱効率が低下することが懸念されるが、導体10が絶縁被覆で覆われていないので、導体10で発生した熱が効果的にパイプ30側へ伝達されることになり、放熱性能に優れている。 (もっと読む)


【課題】 シールドパイプの外周に他部材を存在させることなく、シールドパイプの端部に可撓性シールド部材を接続でき、かつ防水も強化しうる構成を提供する。
【解決手段】 シールド導電路Waは、金属製のシールドパイプ10と、シールドパイプ10の端部に接続された筒状の可撓性シールド部材20と、シールドパイプ10と可撓性シールド部材20に挿通されることでシールドされる電線30とを備えている。シールドパイプ10の筒内には、複数本の電線30を囲むように支持部材40が配され、可撓性シールド部材20が、シールドパイプ10の筒内において、当該シールドパイプ10と支持部材40とにより挟持されている。 (もっと読む)


【課題】 製造が容易なシールド導電路とその製造方法を提供する。
【解決手段】 シールド導電路Wは、ほぼ真っ直ぐの状態の金属製のシールドパイプ20に複数本の電線10A,10Bを挿通した状態で、シールドパイプ20と複数本の電線10A,10Bを一体的に曲げ加工して製造される。この方法によれば、曲げ加工済みのシールドパイプに電線を挿入する方法のように、シールドパイプの屈曲部に電線が突き当たることも、電線がシールドパイプを傷付けることもない。したがって、製造が容易である。シールドパイプ20は規制片24をストッパ36に係止させることにより回転規制されるので、シールドパイプ20の回転に起因して曲げ形状が不正になることもない。 (もっと読む)


【課題】 電線を端末処理する際の作業効率の向上を図る。
【解決手段】 シールド導電路は、電線10a,10bをシールドパイプ20に挿通し、シールドパイプ20から導出した電線10a,10bの両端部に端末処理部材を取り付けた形態である。電線10a,10bをシールドパイプ20に挿通した後でシールドパイプ20を動かしながら行う端末処理は、作業効率が悪いのであるが、電線10a,10bの挿通前に一方の端部11a,11bにおける端末処理を済ませておき、電線10a,10bの挿通後の端末処理は、電線10a,10bの他方の端部12a,12bに対してのみ行うようにしたので、両方の端部に対して挿通後に端末処理を行う場合に比べると、シールドパイプ20の移動を伴う処理工程が少なく、端末処理全体として作業効率がよい。 (もっと読む)


81 - 90 / 106