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国際特許分類[H01B7/295]の内容

国際特許分類[H01B7/295]に分類される特許

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【課題】難燃性組成物の耐寒性および生産性を高めることが可能な難燃剤と、これを用いた難燃性組成物および絶縁電線を提供すること。
【解決手段】海水中の塩化マグネシウムを原料とした水酸化マグネシウムを主成分とする粒子12aが凝集した凝集体12の表面に有機高分子を含有する表面処理剤14を表面処理することにより得られる難燃剤10とする。表面処理剤14の有機高分子としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂が好ましい。この際、有機高分子は、低粘度、低融点であることが好ましい。例えば、140℃における溶融粘度が1000mPa・s以下、あるいは、融点が100℃以下の樹脂であることが好ましい。また、この難燃剤10と、マトリックスポリマーとを含有する難燃性組成物とする。この難燃性組成物を導体の外周に被覆して絶縁電線を作製する。 (もっと読む)


【課題】金属水酸化物を含まないノンハロゲン樹脂組成物、ノンハロゲン絶縁電線、及びノンハロゲンケーブルを提供する。
【解決手段】本発明に係るノンハロゲン樹脂組成物は、オレフィン炭化水素単位を含む高分子化合物と、高分子化合物に混和される金属酸化物と、金属酸化物の添加量より多く高分子化合物に混和され、燃焼時に不燃ガスを放出する金属塩とを備え、高分子化合物は、金属水酸化物を含まない。 (もっと読む)


【課題】 高周波、高電圧での漏れ電流を低減できると共に難燃性、柔軟性の要求特性を満たし、かつ環境負荷の低減に役立つハロゲンフリー難燃絶縁電線を提供すること。
【解決手段】 導体、該導体を被覆する第1絶縁層、及び該第1絶縁層を被覆する第2絶縁層を有するハロゲンフリー難燃絶縁電線であって、前記第1絶縁層は、ポリエステル樹脂20〜50質量部、ポリフェニレンエーテル系樹脂20〜50質量部、及びスチレン系エラストマー:ポリオレフィン樹脂の比率が0:100〜100:0である成分を含有する樹脂成分100質量部に対して窒素系難燃剤を5〜70質量部含有し、誘電率が3.2以下である第1の樹脂組成物からなり、前記第2絶縁層は、樹脂成分100質量部に対して金属水酸化物を150〜250質量部含有する第2の樹脂組成物からなることを特徴とする、ハロゲンフリー難燃絶縁電線。 (もっと読む)


【課題】十分な難燃性を有し、従来よりも耐白化性に優れた絶縁電線を提供すること。
【解決手段】導体と、この導体の外周を押出被覆する絶縁体層とを有する絶縁電線であって、導体の電線規格のサイズは8mm以上であり、絶縁体層は、オレフィン系樹脂と、金属水酸化物と、滑剤とを含む樹脂組成物より形成されている。また、金属水酸化物は、オレフィン系樹脂100質量部に対して70〜80質量部含有されている。滑剤は、オレフィン系オリゴマーを主成分とし、オレフィン系樹脂100質量部に対して、0.2〜10質量部含有されていることが好ましい。また、金属水酸化物は、水酸化マグネシウムを主成分とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】水酸化マグネシウムを主成分とする天然鉱物を難燃剤として用いた場合に、耐寒性及び耐磨耗性の優れた難燃性樹脂組成物及び絶縁電線を提供する。
【解決手段】水酸化マグネシウムを主成分とする天然鉱物を粉砕した難燃剤と、官能基を有する弾性率が1000MPa以上のポリプロピレン樹脂を含有する難燃性樹脂組成物を、導体の周囲に押し出し成形して絶縁層を形成して絶縁電線を得た。 (もっと読む)


【課題】難燃性、絶縁性、耐油性、及び機械的強度に優れたハロゲン化合物を含まない絶縁電線を提供する。
【解決手段】本発明に係る絶縁電線1は、導体10と、導体10を被覆し、エチレンエチルアクリレート共重合体(EEA)を含む絶縁性を有する内層12と、内層12を被覆し、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)とノンハロゲン難燃剤とを含み、架橋して耐油性及び難燃性を有する外層14とを備える。 (もっと読む)


【課題】絶縁電線に要求される高度の難燃性と優れた機械特性を有し、任意の色に着色でき、電気特性を保持しかつ、廃棄時の埋立による重金属化合物やリン化合物の溶出や、焼却による多量の煙、腐食性ガスの発生などの問題のない樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン、エチレン系共重合体、及びアクリルゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種に対しモノエステル(メタ)アクリレート0.5〜15質量%を加えグラフトしてなる樹脂組成物(A)100〜20質量%と、ポリオレフィン樹脂、エチレン系共重合体、及びアクリルゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種(B)0〜80質量%とからなる樹脂成分(C)100質量部に対し、金属水和物150〜300質量部を含有してなる樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】伸び、引張強さ等の機械的特性の低下を抑えつつ、高い難燃性と絶縁性を有するノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びそれを用いたノンハロゲン難燃電線を提供する。
【解決手段】酢酸ビニル含有量が40wt%以上、かつ、190℃及び2.16kgの加えられる荷重で測定したメルトフローレート(MFR)が0.1〜1.0g/10minのエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を60〜80重量部と、エチルアクリレート含有量が10〜20wt%、かつ、MFRが0.5g/10min以上のエチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)を40〜20重量部とを含み、前記EVAと前記EEAのMFR比が0.5以下であるベースポリマ100重量部に対して、ノンハロゲン難燃剤を添加し、架橋してなる。 (もっと読む)


【課題】耐火性能の劣化防止を図ることが可能な分岐付ケーブルを提供する。
【解決手段】分岐付ケーブル21は、幹線ケーブル22及び分岐線ケーブル24の各被覆の一部を除去して導体同士を接続した後、この導体接続部分34の外側に耐火層36及び絶縁体層37を有する導体保護部35を形成し、さらに導体保護部35よりも外側に外装保護部39を形成してなっている。導体保護部35は、耐火層36が耐火テープの巻き付けにより形成され、且つ絶縁体層37がガラス系テープの巻き付けにより形成されている。外装保護部39は、ガラス系テープ及び耐火テープの巻き付けにより形成される保護層40を有している。 (もっと読む)


【課題】燃焼時における有害ガスの発生や廃棄時における有害物質の溶出がなく、優れた機械的特性、UL VW−1に代表される高度の難燃性を兼ね備え、更に生産性にも優れた難燃性組成物と、この難燃性組成物を使用した電線を提供すること。
【解決手段】オレフィン系ポリマー100重量部に対して、金属水和物100〜200重量部と、メラミン化合物75〜150重量部と、シリコーンゴム0〜20重量部(但し、0重量部は含まない)が配合されている難燃性組成物。上記オレフィン系ポリマーが、酢酸ビニル含有量が30〜60重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体90〜100重量%と不飽和カルボン酸で変性されたポリオレフィン樹脂0〜10重量%の難燃性組成物。上記金属水和物及び/又は上記メラミン化合物は、表面処理がなされている難燃性組成物。上記難燃性組成物からなる被覆を備えている電線。 (もっと読む)


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