説明

国際特許分類[H01B7/295]の内容

国際特許分類[H01B7/295]に分類される特許

171 - 180 / 524


【課題】フィラーを添加した場合でも、耐寒性を維持しつつ、耐摩耗性を向上させることが可能な樹脂組成物、また、これを被覆材に用いた絶縁電線を提供する。
【解決手段】ベース樹脂とフィラーとを含有し、ベース樹脂は、メルトフローレイトが10g/10分以下、かつ、メルトフローレートが異なる2つのポリオレフィン系樹脂を主に含んでおり、メルトフローレートの小さいポリオレフィン系樹脂に対するメルトフローレートの大きいポリオレフィン系樹脂の質量比が、1/4以下である樹脂組成物とする。ポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレンであり、特にホモポリプロピレンであることが好ましい。また、上記樹脂組成物を胴体の外周に被覆して構成される絶縁電線とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、外傷白化及び曲げ白化が極めて起こりにくく、しかも、優れた耐寒性、及び耐摩耗性を有する、電線被覆材料及び該被覆材料を用いてなる電線を提供することである。
【解決手段】上記課題は、以下のA成分、B成分およびC成分を含んでなる電線用被覆材料によって解決される。
A成分:ポリオレフィン系樹脂
B成分:酸無水物変性ポリオレフィン系樹脂
C成分:表面処理がされていない水酸化マグネシウム (もっと読む)


【課題】難燃剤である金属水酸化物を効率的に多量に樹脂中に混合させてもスクリュートルクを押さえ、安定した樹脂組成物の製造でき、かつダイスかすの発生を抑えた非ハロゲン難燃性樹脂組成物及びその製造方法並びにこれを用いた電線・ケーブルを提供する。
【解決手段】(A)酢酸ビニル含有量が30mass%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体を、40〜80質量部、(B)結晶性ポリオレフィン系樹脂を、60〜20質量部、(C)金属水酸化物を、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)と結晶性ポリオレフィン系樹脂(B)の合計100質量部に対して40〜250質量部、(D)ポリメチルメタクリレートを、前記(A)と(B)の合計100質量部に対して0.1〜10質量部含有し、当該エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)がシラン架橋されたものである。 (もっと読む)


【課題】協調性を維持しつつコストを低下させた絶縁組成物を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン系樹脂を含有するポリマーに炭酸カルシウムからなる充填剤を配合することにより、コストを低下させる。ポリオレフィン系樹脂を含むポリマーに硫化亜鉛、酸化亜鉛及びラジカル安定剤を組み合わせて配合することにより、充填剤を配合することによる協調性の低下を防止し、協調性を向上する。 (もっと読む)


ポリフェニレンエーテル、水素化スチレンブロックコポリマー、少なくとも1種類の固体非ハロゲン化リン含有難燃剤、及び核化オレフィンポリマーを含む、難燃熱可塑性エラストマー配合物を開示する。この配合物は、UL62試験に準拠して、>200%のエージング前引張伸び及び少なくとも75%のエージング後残留引張伸びを有する。そのため、交流ワイヤー及びケーブル製品、付属ケーブル、種々の射出成形電気又は電子部品などの保護された電線の絶縁層、被覆層又はその両方として有用である。 (もっと読む)


【課題】耐寒性及び耐摩耗性の優れた難燃性樹脂組成物及び絶縁電線を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン系樹脂からなる第1の樹脂と、官能基を含む変性剤により変性されているポリオレフィン系樹脂からなる第2の樹脂と、難燃剤とを少なくとも含有し、第2の樹脂が弾性率が1000MPa以上であり、官能基結合率(質量%)が70%以上である難燃性樹脂組成物を、導体の周囲に押し出し成形して絶縁体層を形成して絶縁電線を得た。 (もっと読む)


【課題】
高い難燃性とノンドリップ性を有すると共に、耐熱老化性、柔軟性、靱性、耐摩耗性、弾性回復性に優れ、押出成形による電線被覆やチューブ成形、溶融紡糸加工によるモノフィラメントに適した難燃熱可塑性エラストマー樹脂組成物を提供する。
【解決手段】
主として結晶性芳香族ポリエステル単位からなる高融点結晶性重合体セグメント(a1)95〜45量%と、主として脂肪族ポリエーテル単位および/または脂肪族ポリエステル単位からなる低融点重合体セグメント(a2)5〜55重量%とを主たる構成成分とするポリエステルブロック共重合体(A1)および/または、ポリアルキレンフタレートおよび/またはその共重合体(a3)10〜50重量%および架橋可能なポリ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリレート共重合体、ポリエチレン/(メタ)アクリレート共重合体から選ばれた少なくとも1種の(共)重合体(a4)50〜90重量%との混合物を、ラジカル発生剤の存在下に押出成形機内で溶融混合する際に動的架橋された熱可塑性エラストマー(A2)からなる熱可塑性エラストマーまたは組成物(A)100重量部に対して、リン系化合物難燃剤(B)10〜60重量部と、シリコーン系ドリップ防止剤(C)0.1〜10重量部と、耐熱剤(D)0.01〜10重量部を配合してなる難燃熱可塑性エラストマー樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】ラミネート性を向上させた接着フィルム及び屈曲性を向上させたフラットケーブルを提供する。
【解決手段】絶縁フィルム(1a,1b)上に接着剤層(2a,2b)を有する接着フィルム(10a,10b)であって、接着剤層(2a,2b)には、ベース樹脂としてリン変性ポリエステルウレタン樹脂を用いると共に、ベース樹脂100重量部に対してリン窒素系難燃剤60重量部以上100重量部以下および無機フィラー30重量部以上50重量部以下を配合した接着剤を用いる。
【効果】優れたラミネート性、屈曲性および難燃性が得られる。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂、硬化剤及び難燃剤を有する難燃性接着シートにおいて、新たな物質を添加することなく、フロー性とブロッキング性との両方をバランス良く調和させることにより、サーミスタ等といったシート組立体の製造時の作業性を向上させる。
【解決手段】基材2上に接着層3を形成して成る難燃性接着シート1において、接着層3は、熱可塑性樹脂と難燃剤と硬化剤とを有し、接着層2のTgは−20〜20℃であり、難燃剤の平均粒径は0.1〜5.0μmである。接着層の配合は、熱可塑性樹脂100重量部、難燃剤60〜100重量部、硬化剤0〜50重量部である。硬化剤は含まれない場合もある。 (もっと読む)


【課題】難燃剤などのフィラーの添加による機械的強度などの物性の低下が抑えられた樹脂組成物およびこれを被覆材に用いた絶縁電線を提供すること。
【解決手段】ベース樹脂とフィラーとを含有し、ベース樹脂は、二以上のポリオレフィン系樹脂よりなり、かつ、ミクロ相分離しており、フィラーが一の樹脂相に偏在している樹脂組成物とする。ポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレンであり、特にホモポリプロピレンであることが好ましい。二以上のポリオレフィン系樹脂は互いにメルトフローレイトが異なるものであると良い。また、上記樹脂組成物を導体の外周に被覆して構成される絶縁電線とする。 (もっと読む)


171 - 180 / 524