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国際特許分類[H01F27/32]の内容

国際特許分類[H01F27/32]に分類される特許

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【課題】高品質で経済的なモールド変圧器用ボビン及びその製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂製で矩形形状を有するモールド変圧器用ボビン23cは、ある厚さのガラスロービングクロス基材をある一辺(長い方の辺)の中央から巻き付け始端23csで巻き始めて、巻き始めの箇所と対向する辺の中央において巻き付け終端23ceで巻き終わり、ボビンの厚さが基材の厚さ分だけ違う二種類の厚みを持ったボビンとなる。基材の巻回数が多く厚さの厚い部分は、モールドコイルの製造時に樹脂の硬化収縮の力が作用し
てもボビンが内側に座屈に耐える強度を得ることに寄与し、基材の巻回数が少ない薄い部分は使用する材料の量を少なくするのに寄与している。コイル内側に樹脂製ボビンを適用し、これをコイルの一部として製品に組み込むことで、モールドコイルの製造に際して、巻型を待つこと無く巻線の実施が可能となり、ハンドリングの向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】リアクトルに組み立てる際の作業性を改善できるコイル成形体と、その成形体を用いたリアクトルを提供する。
【解決手段】コアの外周にコイルが配されたリアクトルに用いるコイル成形体100である。この成形体100は、巻線をらせん状に巻回したコイル10と、このコイル10を、その自由長よりも圧縮した状態に保持する樹脂モールド部20と、この樹脂モールド部20の一部を介して、コイル10の内周にコアが嵌められる中空孔30とを備える。コイルの内周における樹脂モールド部20にコイル軸方向に沿った凹溝22(凹部)が形成されている。樹脂モールド部20により、コイル10を圧縮状態に保持することで、リアクトルに組み立てる際の作業性を改善できる。凹溝22は、コイル成形体とコアとの組立体を封止材で封止する場合、封止材の流路として利用できる。 (もっと読む)


【課題】小さいリングコアであっても組み込み可能なリングコアチョークのための絶縁部材を提供する。
【解決手段】分離された複数の巻線スペースの形成およびスペーサ102,102′の接続のための分離機構1が設けられている。この分離機構1は少なくとも1つの分離ウェブ11を有しており、この分離ウェブ11の端部に第1のスペーサ102が配置されている。この場合、分離ウェブ11の幅Wは、スペーサ102の幅bよりも小さい。 (もっと読む)


【課題】簡素且つコンパクトな構成で、コイル及びコアの発熱を低減させ、且つ、全体の発熱分布が均等化されて冷却効率が向上したリアクトル装置を得る。
【解決手段】リアクトル装置は、ケースと、ケース内に収容される誘導体部品と、誘導体部品とケースとにより形成される隙間に充填されるモールド樹脂と、を有し、誘導体部品は、磁性体材料として内部に磁路を形成するコアと、導体巻線を略円筒状に巻回したコイルと、コアの柱状部にコイルの巻回部を位置決めして係止する絶縁ボビンと、コイルの巻回部とケースとの間を絶縁するシート状絶縁部材とを備え、ケースは、内底面の略中央に、コイルの巻回部の半径または半径の2倍の半径の円柱周縁状面が形成された第1の突起部が設けられ、誘導体部品は、シート状絶縁部材を介して、コイルの巻回部をケースの円柱周縁状面に載置して位置決めして保持される。 (もっと読む)


【課題】コイルの表面を覆った塗料をムラ無く均一に加熱することが可能なコイル製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の塗料固化方法によれば、電磁コイルWに交流電流を通電するとインピーダンスによって電磁コイルWが自己発熱するので、電磁コイルWを覆った塗料をムラ無く均一に加熱することができる。これにより、電気特性の安定した電磁コイルWを製造することができる。また、塗料を内側から加熱することで、塗料の水分や溶剤を未固化状態の塗料の外面から揮散させ、その後、塗料を外側から加熱するので、絶縁被膜の表面に気泡状の膨らみやクレーター状の凹みが残ることを防止することができる。また、電磁コイルWの自己発熱だけで固化させる場合に比べて、塗料の完全固化までに要する時間を短縮することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】金型費を削減して生産性を向上できるコイルブロックを提供する。
【解決手段】コイルブロック10は、コイルボビン11と、プリント基板13に有する貫通孔14を貫通してプリント基板13に半田付けされる接続ピン端子15と、接続ピン端子15よりも短く、プリント基板13の実装面16に当接される当接ピン端子17とを備える。 (もっと読む)


【課題】モールド形変成器において、絶縁樹脂が外周面に流出して外観を損なうことのないモールド形変成器を提供する。
【解決手段】巻回した一次コイル1と二次コイル2を第1のケース3aおよび第2のケース3bを接合して形成させたケース3に収納させ、ケース3に絶縁樹脂4を注入して両コイルの周囲をモールドしたモールド形変成器において、ケース3に接続端子1a、1bの導出方向の反対方向に延設させた端子嵌挿部3c1、3d1を具備させると共に、接続端子1a、1bと端子嵌挿部3c1、3d1との間に含浸部材6からなる封止部材を配設した。 (もっと読む)


【課題】C字状コア片と直方体状コア片とを組み合わせたコイル装置において、C字状コア片の形状のバラツキに拘わらず、所期のインダクタンス特性を得る。
【解決手段】本発明に係るコイル装置は、環状のコアの周囲にコイルを巻装して構成され、該コアは、金属製の帯板を巻回して作製した環状の巻きコア部材を分断してなる一対のC字状コア片2と、該一対のC字状コア片2の間に介在する直方体状コア片3と、C字状コア片2と直方体状コア片3の対面面間に介在する磁気ギャップ部とを具え、磁気ギャップ部を介して互いに対向するC字状コア片2の端面と直方体状コア片3の端面の内、何れか一方の端面は、他方の端面の形状を拡大した形状を有している。 (もっと読む)


【課題】コイル巻線用の絶縁性皮膜付導線において、効率よくコイル巻線を冷却できる構成とすることである。
【解決手段】回転電機のステータコア32のスロット38内では、1本のコイル巻線50が順次積み重ねられて挿入される。1本のコイル巻線50は、銅線等で構成される導体部52と、その上に、ポリアミド(PA)等の熱可塑性樹脂から構成される絶縁性皮膜部54を有する。絶縁性皮膜部54の外表面には、冷媒流通用の凹部溝56,58が設けられ、2つのコイル巻線50がスロット38の中で重ね合わせられると、この2つの凹部溝56,58が一体的な穴60となって、この中を冷媒が流通できる。 (もっと読む)


【課題】小型化が十分に図られたトランスの提供。
【解決手段】1次巻線51は、仕切板22、23よりも上下方向及び前後方向へ突出しないように第1セクション21Aに巻回されている。第一の2次巻線52、第二の2次巻線53は、仕切板22、23よりも上下方向及び前後方向へ突出しないように第3セクション21Cに巻回されている。補助巻線54は3層絶縁ワイヤからなり、仕切板22、23よりも上下方向及び前後方向へ突出しないように第2セクション21Bに巻回され、その一端部、他端部は仕切板22の引出溝を通されて、略筒状部21の軸方向に直交する方向における底壁21Dの端部に対向して端子台31の方へ引出されている。溝状をなす仕切板22、23間には、ケース40の板状リブ40Bが挿入されている。 (もっと読む)


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