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国際特許分類[H01F7/20]の内容

国際特許分類[H01F7/20]に分類される特許

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【課題】磁場調整用シムをシールド形傾斜磁場コイルのメインコイルとシールドコイルとの間に配置することにより傾斜磁場電源の負荷を低減し、かつ磁場調整用シムの位置ずれを防止しつつ傾斜磁場コイルの振動を抑制することが可能な磁気共鳴イメージング装置である。
【解決手段】磁気共鳴イメージング装置1は、静磁場用磁石2と、メインコイル3aをシールドコイル3bの内部に配置したシールド形傾斜磁場コイル3と、メインコイル3aとシールドコイル3bとの間にシールド形傾斜磁場コイル3からの振動が絶縁あるいは緩和されるように設けられた磁場調整用シム4と、シールド形傾斜磁場コイル3を静磁場用磁石2または支持面に対して支持するシールド形傾斜磁場コイル支持体7と、磁場調整用シム4を静磁場用磁石2または支持面に対して支持する磁場調整用シム支持体8とを備える。磁場調整用シム支持体8の弾性係数がシールド形傾斜磁場コイル支持体7の弾性係数よりも大きくなるように構成した。 (もっと読む)


【課題】本発明は患者への接触が容易で、しかも患者に閉所恐怖感を与えることが少ない経済的で実用的なMRI装置を提供する。
【解決手段】磁石の開口の断面積が磁石の中央部分より大きくなっている。例えば、筒状の磁石装置は一端、あるいは両端で朝顔状に広がっている、回転双曲線形状を有する。 (もっと読む)


【課題】 軸方向の磁界がコイル中心線に沿ってコイル端部まで均一な磁界発生コイルを提供すること。
【解決手段】 導線を巻回した多層巻きの積層ソレノイドコイルからなる磁界発生コイルにおいて、コイル中心からコイル端部にかけて、前記導線の巻回数を増やした磁界発生コイルである。また、その積層ソレノイドコイルは長さ方向に分割された分割構造を持ち、個々の分割されたボビンに巻回される導線の巻回数を変え、中心に位置するボビンの分割コイル104での巻回数よりも端部に位置するボビンの端部コイル105での巻回数が大である。また、端部コイル105に巻回される導線の巻回数のみならず、巻回する導線の径を変えることでコイル巻回断面積の増加を抑制している。 (もっと読む)


本発明は、特に核磁気共鳴および磁気共鳴イメージング用の、関心領域に一様な磁場を発生させる装置であり、該装置は、関心領域の長手方向軸zの周りに配列して配置される超電導コイルを有する。配列したコイルは、長手方向軸zに沿って分配されるモジュール素子8のセットのスタックを少なくとも1つ有し、各モジュール素子8は、ダブルパンケーキコイルを形成するように連続して巻回された、超電導材料製の方形断面を有する導体を含む。該ダブルパンケーキコイルは、螺旋状の第1シングルパンケーキコイル10と、第1シングルパンケーキコイル10に平行に並置される螺旋状の第2のシングルパンケーキコイル20と、第1および第2シングルパンケーキコイル10,20の間の内部接合点のない渡り部30とを有する。各シングルパンケーキコイル10,20は、パンケーキコイルの外縁部に位置する接続末端11,21を有し、渡り部30は、長手方向軸zに沿った導体の横方向の寸法以上の距離を、該軸に沿ってずれるようにする。 (もっと読む)


【課題】より安全で高精度に、被誘導物の磁気誘導を行うことが可能な、磁界発生装置およびその制御方法を提供する。
【解決手段】上下に配置された2つのコイル11、12と、各コイル11、12に挿通された磁極711、712および磁極711、712に連結されたヨーク721、723と、この2つのヨーク721、723を連結して支持するヨーク722と、該ヨーク722を支持するベース725とを有する、単体で自立する磁界発生基本構造体71を複数個配置した。 (もっと読む)


【課題】多層コイルの層変位に起因する磁界歪みを低減する。
【解決手段】裏層コイル(a)が配置された平面の法線方向であって表層コイルの位置より遠い位置以降の半開領域において、裏層コイルにより発生される磁界と等価な磁界が表層コイルによって発生するように、表層コイルの電流密度を求め、この電流密度を階段状に近似する(b)。そして、階段状の起磁力分布に応じて表層コイルの導体断面厚を決定する(c)。 (もっと読む)


【課題】電磁石の高精度な据付を容易に行える調整ボルトの操作方法を提供する。
【解決手段】調整ボルト24の操作方法は、加速器を構成する電磁石20の下側に調整ボルト24(鉛直方向調整ボルトおよび水平方向調整ボルト)を配置し、これらの調整ボルト24を用いて電磁石20の位置および姿勢を調整するときに用いられるものである。そして調整ボルト24の操作方法は、電磁石20を移動させるために操作対象となっている調整ボルト24を締め込むときに、操作対象以外の調整ボルト24を予め求めたトルクで締め込むまたは開放しておく構成である。 (もっと読む)


【課題】超伝導バルク体の中央部付近における均一磁場の範囲が広い磁場発生装置を提供し、それを用いてNMR信号のピーク幅が狭く高感度で高分解能を有する核磁気共鳴装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の磁場発生装置は、真空容器内で超伝導遷移温度以下に冷却される中空円筒状の超伝導バルク体に磁場を捕捉させて超伝導バルク体の中空部に磁場を発生させる磁場発生装置において、前記超伝導バルク体は、この超伝導バルク体を軸方向に着磁したときに、軸方向中央部よりも臨界電流密度が高くなる領域が軸方向両端部側に形成されるように構成されていることを特徴とする。
例えば、超伝導バルク体201は2個の超伝導バルク体Sと1個の超伝導バルク体Gとからなり、超伝導バルク体SはSm系の超伝導バルク体であり、超伝導バルク体GはGd系の超伝導バルク体でる。Sm系はGd系に比べてそのイオン半径が大きいので臨界温度(Tc)が高く、同じ温度でも臨界電流密度(Jc)が高い。 (もっと読む)


【課題】 超電動磁石を励磁するための外部の励磁電源装置を用いることなく前記超電導磁石の励磁及び減磁作業工数の低減を図ると共に前記外部の励磁電源装置の設置スペースを不要とする磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】 傾斜磁場電源装置2から超電動磁石の超電動コイル4に励磁電流を供給する励磁電流供給手段を設ける。この励磁電流供給手段は、前記傾斜磁場電源装置2をX軸、Y軸及びZ軸の傾斜磁場コイル1x、1y、1zと前記超電導コイル4とのいずれか一方に接続替えするための切り替え器6と、前記励磁電流供給時に前記傾斜磁場電源装置2を前記超電導コイル4に接続する開閉器8と、前記励磁電流の指令値Ixm、Iym、Izmを設定し、この設定値になるように前記励磁電流を制御する制御回路2xc、2yc、2zcを備えて構成される。 (もっと読む)


【課題】近年のタンパク質研究の進展とともに、分子量の大きな複雑な化合物の構造解析のニーズが高まっている。そのため、NMRに要求される性能は年々高まっており、検出感度向上のため、NMRの中心磁場は上昇している。既存の方式では、感度向上の限界に達しつつあり、磁場強度に依存しない新しい検出方法が求められていた。
【解決手段】検出コイルの形状を従来の鳥籠型27から、より感度の高いソレノイド方式4とする。そのために、超電導磁石を従来の多層空心ソレノイド28,29,30ではなく、左右に分割され、水平方向に11T、好ましくは14.1T 以上を発生する超電導磁石1,2,3によるスプリットマグネットで構成。磁場均一度を0.001ppm以下、時間安定度で0.001ppm以下とした。 (もっと読む)


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