説明

β−ラクタマーゼ阻害剤

本明細書ではβ−ラクタマーゼの阻害剤として作用するα−アミノボロン酸およびその誘導体を開示する。本明細書ではα−アミノボロン酸を含む医薬用組成物およびその使用方法もまた開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】

〔式中、
は−C(O)R;−C(O)NR;−C(O)OR;−S(O)、−C(=NR)R、−C(=NR)NR、水素であるかまたは:
(a)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(b)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基、ならびに
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C6炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
はヒドロキシル、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノカルボニル、カルボニル、アミノスルホニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、グアニジノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニル、スルホキシド、スルホン酸、硫酸およびチオールからなる群から選択される1から4個の置換基で置換されたアリールまたはヘテロアリール基であり、ただし置換基のうちの1つがYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基である場合、残りの置換基のうちの1つはYおよびYを含有する基に相対して2位または6位に位置するヒドロキシルまたはアミノ基ではない;
は:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C10アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C10シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
およびXは独立してヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素エステルを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子、および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミドを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミド−エステルを形成する場合、ここで該鎖は2−20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NRもしくは1−C6アルコキシである;
およびYは独立して水素、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノスルホニル、アミノカルボニル、カルボニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニルもしくはスルホキシドであるか、またはYおよびYは一緒になって3−12個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有する環状構造を形成する;ただし
が−C(O)Rであり、Rが水素であり、RがYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基からなる1つの置換を有するフェニル基であり、XおよびXがヒドロキシルであり、そしてYおよびYが水素である場合、Rは非置換C1アルキルまたはフェニル基からなる1つの置換を有するC1アルキルではない。〕
の化合物またはその塩。
【請求項2】
は−C(O)Rであり;Rは水素であり;Rは1から4個の置換基で置換されたアリールまたはヘテロアリール基であり、ここで置換基のうちの1つはYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基であり、ここで残りの置換基はヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択され、ただし置換基のうちの1つはYおよびYを含有する基に相対して2位または6位に位置するヒドロキシルまたはアミノ基ではない;
は:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C10アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C10シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
およびXはヒドロキシルであるか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素エステルを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子、および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原を含有し、そしてXはヒドロキシルであるか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有し、そしてXはヒドロキシルである;
およびYは独立して水素、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノスルホニル、アミノカルボニル、カルボニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニルまたはスルホキシドであり、ただし;
がYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基からなる1つの置換を有するフェニル基であり、XおよびXがヒドロキシルであり、そしてYおよびYが水素である場合、Rは非置換C1アルキルまたはフェニル基からなる1つの置換を有するC1アルキルではない、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
は−C(O)Rであり;Rは水素であり;RはYおよびYを含有する基に相対して3位にカルボン酸および所望により4位にフルオロまたはクロロ基を有するアリール基であり;Rはその任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C10アルキルであり;XおよびXはヒドロキシルであり;そしてYおよびYは水素であり;ただし
がYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基からなる1つの置換を有するフェニル基であり、そしてXおよびXがヒドロキシルである場合、Rは非置換C1アルキルまたはフェニル基からなる1つの置換を有するC1アルキルではない、請求項2に記載の化合物またはその塩。
【請求項4】
は−C(O)Rであり;Rは水素であり;RはYおよびYを含有する基に相対して3位にカルボン酸および所望により4位にフルオロまたはクロロ基を有するアリール基であり;Rはその任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C10シクロアルキルであり;XおよびXはヒドロキシルであり;そしてYおよびYは水素である、請求項2に記載の化合物またはその塩。
【請求項5】
は−C(O)Rであり;Rは水素であり;RはYおよびYを含有する基に相対して3位にカルボン酸および所望により4位にフルオロまたはクロロ基を有するアリール基であり;Rはヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリールまたはヘテロアリールであり;XおよびXはヒドロキシルであり;そしてYおよびYは水素である、請求項2に記載の化合物またはその塩。
【請求項6】
は−C(O)Rであり;Rは水素であり;RはYおよびYを含有する基に相対して3位にカルボン酸および所望により4位にフルオロまたはクロロ基を有するアリール基であり;Rはヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環であり;XおよびXはヒドロキシルであり;そしてYおよびYは水素である、請求項2に記載の化合物またはその塩。
【請求項7】
化合物が:
【化2】

【化3】

【化4】

【化5】

【化6】

またはその塩である、請求項2に記載の化合物。
【請求項8】
(a)請求項1に記載の1個以上の化合物;
(b)1個以上のβ−ラクタム抗生物質;および
(c)1個以上の薬学的に許容される担体;
を含む、医薬用組成物。
【請求項9】
β−ラクタム抗生物質がペニシリン、セファロスポリン、カルバペネム、モノバクタム、架橋モノバクタムまたはその組み合わせである、請求項8に記載の医薬用組成物。
【請求項10】
ペニシリンがベンザチンペニシリン、ベンジルペニシリン、フェノキシメチルペニシリン、プロカインペニシリン、オキサシリン、メチシリン、ジクロキサシリン、フルクロキサシリン、テモシリン、アモキシシリン、アンピシリン、コアモキシクラブ、アズロシリン、カルベニシリン、チカルシリン、メズロシリン、ピペラシリン、アパルシリン、ヘタシリン、バカンピシリン、スルベニシリン、メシシラム、ピブメシリナム、シクラシリン、タランピシリン、アスポキシシリン、クロキサシリン、ナフシリン、ピバンピシリンまたはその組み合わせである、請求項9に記載の医薬用組成物。
【請求項11】
セファロスポリンがセファロチン、セファロリジン、セファクロル、セファドロキシル、セファマンドール、セファゾリン、セファレキシン、セフラジン、セフチゾキシム、セフォキシチン、セファセトリル、セフォチアム、セフォタキシム、セフスロジン、セフォペラゾン、セフチゾキシム、セフィネノキシム、セフィネタゾール、セファログリシン、セフォニシド、セフォジジム、セフピロム、セフタジジム、セフトリアクソン、セフピラミド、セフブペラゾン、セフォゾプラン、セフェピム、セフォセリス、セフルプレナム、セフゾナム、セフピミゾール、セフクリジン、セフィキシム、セフチブテン、セフジニル、セフポドキシムアキセチル、セフポドキシムプロキセチル、セフテラムピボキシル、セフェタメトピボキシル、セフカペンピボキシル、セフジトレンピボキシル、セフロキシム、セフロキシムアキセチル、ロラカルベフ、ラタモキセフまたはその組み合わせである、請求項9に記載の医薬用組成物。
【請求項12】
セファロスポリンが抗MRSAセファロスポリンである、請求項9に記載の医薬用組成物。
【請求項13】
抗MRSAセファロスポリンがセフトビプロール、セフタロリンまたはその組み合わせである、請求項12に記載の医薬用組成物。
【請求項14】
カルバペネムがイミペネム、メロペネム、エルタペネム、ファロペネム、ドリペネム、ビアペネム、パニペネムまたはその組み合わせである、請求項9に記載の医薬用組成物。
【請求項15】
カルバペネムが抗MRSAカルバペネムである、請求項9に記載の医薬用組成物。
【請求項16】
抗MRSAカルバペネムがPZ601またはME1036である、請求項15に記載の医薬用組成物。
【請求項17】
モノバクタムがアズトレオナム、カルモナム、BAL30072またはその組み合わせである、請求項9に記載の医薬用組成物。
【請求項18】
(a)請求項1に記載の1個以上の化合物;および
(b)1個以上の薬学的に許容される担体;
を含む、医薬用組成物。
【請求項19】
1個を超えるβ−ラクタム抗生物質を含む、請求項8または18に記載の医薬用組成物。
【請求項20】
(i)式:
【化7】

〔式中、
は−C(O)R;−C(O)NR;−C(O)OR;−S(O)、−C(=NR)R、−C(=NR)NR、水素であるかまたは:
(a)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(b)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基、ならびに
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C6炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
はヒドロキシル、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノカルボニル、カルボニル、アミノスルホニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、グアニジノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニル、スルホキシド、スルホン酸、硫酸およびチオールからなる群から選択される1から4個の置換基で置換されたアリールまたはヘテロアリール基であり、ただし置換基のうちの1つがYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基である場合、残りの置換基のうちの1つはYおよびYを含有する基に相対して2位または6位に位置するヒドロキシルまたはアミノ基ではない;
は:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C10アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C10シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
およびXは独立してヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素エステルを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子、および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミドを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミド−エステルを形成する場合、ここで該鎖は2−20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NRもしくは1−C6アルコキシである;
およびYは独立して水素、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノスルホニル、アミノカルボニル、カルボニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニルもしくはスルホキシドであるか、またはYおよびYは一緒になって3−12個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有する環状構造を形成する。〕
を有する化合物またはその塩の有効量;および
(ii)β−ラクタム抗生物質の有効量;
を、それを必要とする哺乳動物に投与することを含む、哺乳動物における細菌感染を処置する方法。
【請求項21】
哺乳動物がヒトである、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
式:
【化8】

〔式中、
は−C(O)R;−C(O)NR;−C(O)OR;−S(O)、−C(=NR)R、−C(=NR)NR、水素であるかまたは:
(a)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(b)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基、ならびに
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C6炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
はヒドロキシル、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノカルボニル、カルボニル、アミノスルホニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、グアニジノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニル、スルホキシド、スルホン酸、硫酸およびチオールからなる群から選択される1から4個の置換基で置換されたアリールまたはヘテロアリール基であり、ただし置換基のうちの1つがYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基である場合、残りの置換基のうちの1つはYおよびYを含有する基に相対して2位または6位に位置するヒドロキシルまたはアミノ基ではない;
は:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C10アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C10シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
およびXは独立してヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素エステルを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子、および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミドを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミド−エステルを形成する場合、ここで該鎖は2−20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NRもしくは1−C6アルコキシである;
およびYは独立して水素、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノスルホニル、アミノカルボニル、カルボニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニルもしくはスルホキシドであるか、またはYおよびYは一緒になって3−12個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有する環状構造を形成する。〕
を有する化合物またはその塩の有効量を、それを必要とする哺乳動物に投与することを含む、哺乳動物における細菌感染を処置する方法。
【請求項23】
式:
【化9】

〔式中、
は−C(O)R;−C(O)NR;−C(O)OR;−S(O)、−C(=NR)R、−C(=NR)NR、水素であるかまたは:
(a)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(b)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基、ならびに
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C6炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
はヒドロキシル、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノカルボニル、カルボニル、アミノスルホニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、グアニジノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニル、スルホキシド、スルホン酸、硫酸およびチオールからなる群から選択される1から4個の置換基で置換されたアリールまたはヘテロアリール基であり、ただし置換基のうちの1つがYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基である場合、残りの置換基のうちの1つはYおよびYを含有する基に相対して2位または6位に位置するヒドロキシルまたはアミノ基ではない;
は:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C10アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C10シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
およびXは独立してヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素エステルを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子、および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミドを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミド−エステルを形成する場合、ここで該鎖は2−20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NRもしくは1−C6アルコキシである;
およびYは独立して水素、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノスルホニル、アミノカルボニル、カルボニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニルもしくはスルホキシドであるか、またはYおよびYは一緒になって3−12個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有する環状構造を形成する。〕
またはその塩を有する広域スペクトル機能性を有するβ−ラクタマーゼ阻害剤の有効量と、β−ラクタム抗生物質に対する耐性を有する細菌細胞を接触させることを含む、β−ラクタム抗生物質に対する細菌耐性を低減する方法。
【請求項24】
細菌細胞を有効量のβ−ラクタム抗生物質と接触させることをさらに含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
細菌細胞の接触をインビボで行う、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
細菌細胞の接触をインビトロで行う、請求項23に記載の方法。
【請求項27】
細菌感染の処置のための医薬品の製造におけるβ−ラクタム抗生物質と組み合わされた式:
【化10】

〔式中、
は−C(O)R;−C(O)NR;−C(O)OR;−S(O)、−C(=NR)R、−C(=NR)NR、水素であるかまたは:
(a)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(b)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基、ならびに
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C6炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
はヒドロキシル、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノカルボニル、カルボニル、アミノスルホニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、グアニジノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニル、スルホキシド、スルホン酸、硫酸およびチオールからなる群から選択される1から4個の置換基で置換されたアリールまたはヘテロアリール基であり、ただし置換基のうちの1つがYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基である場合、残りの置換基のうちの1つはYおよびYを含有する基に相対して2位または6位に位置するヒドロキシルまたはアミノ基ではない;
は:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C10アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C10シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
およびXは独立してヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素エステルを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子、および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミドを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミド−エステルを形成する場合、ここで該鎖は2−20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NRもしくは1−C6アルコキシである;
およびYは独立して水素、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノスルホニル、アミノカルボニル、カルボニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニルもしくはスルホキシドであるか、またはYおよびYは一緒になって3−12個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有する環状構造を形成する;ただし
が−C(O)Rであり、Rが水素であり、RがYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基からなる1つの置換を有するフェニル基であり、XおよびXがヒドロキシルであり、そしてYおよびYが水素である場合、Rは非置換C1アルキルまたはフェニル基からなる1つの置換を有するC1アルキルではない。〕
またはその塩を有する、広域スペクトル機能性を有するβ−ラクタマーゼ阻害剤の使用。
【請求項28】

【化11】

〔式中、
は−C(O)R;−C(O)NR;−C(O)OR;−S(O)、−C(=NR)R、−C(=NR)NR、水素であるかまたは:
(a)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(b)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基、ならびに
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C6炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
はヒドロキシル、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノカルボニル、カルボニル、アミノスルホニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、グアニジノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニル、スルホキシド、スルホン酸、硫酸およびチオールからなる群から選択される1から4個の置換基で置換されたアリールまたはヘテロアリール基であり、ただし置換基のうちの1つがYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基である場合、残りの置換基のうちの1つはYおよびYを含有する基に相対して2位または6位に位置するヒドロキシルまたはアミノ基ではない;
は:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C10アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C10シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
は水素であるかまたは:
(a)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここでC1−C10炭素のいずれかは該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC1−C6アルキル;
(b)その任意の炭素がヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外のシクロアルキル基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換され得るC3−C7シクロアルキル;
(c)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたアリール基;
(d)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換されたヘテロアリール基;ならびに
(e)ヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、チオール、スルホン酸、硫酸、所望により置換された:アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、アルキルヘテロアリール、シクロアルコキシ、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アミノ、カルボニル、アミノカルボニル、オキシカルボニル、アミノスルホニル、スルホニル、グアニジノ、オキシイミノ(ここで分子の残りの部分に結合したもの以外の複素環式基のいずれかの炭素は該オキシイミノ基の一部を含む)、スルフィドおよびスルホキシドからなる群から選択される0から3個の置換基で置換された複素環式基;
からなる群から選択され;
およびXは独立してヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素エステルを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子、および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミドを形成する場合、ここで該鎖もしくは環は2から20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびXは一緒になって環状ホウ素アミド−エステルを形成する場合、ここで該鎖は2−20個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有するか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NR、C1−C6アルコキシであるか、またはXおよびRは一緒に環状環を形成し、ここで該環は2から10個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有し、そしてXはヒドロキシル、ハロゲン、NRもしくは1−C6アルコキシである;
およびYは独立して水素、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アミノ、アミノスルホニル、アミノカルボニル、カルボニル、アルキルアリール、アリール、アリールオキシ、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、スルフィド、スルホニルもしくはスルホキシドであるか、またはYおよびYは一緒になって3−12個の炭素原子および所望によりO、NもしくはSでよい1−3個のヘテロ原子を含有する環状構造を形成する;ただし
が−C(O)Rであり、Rが水素であり、RがYおよびYを含有する基に相対して3位に位置するカルボン酸基からなる1つの置換を有するフェニル基であり、XおよびXがヒドロキシルであり、そしてYおよびYが水素である場合、Rは非置換C1アルキルまたはフェニル基からなる1つの置換を有するC1アルキルではない。〕
またはその塩を含む、細菌感染の低減においてβ−ラクタム抗生物質と組み合わせて使用するための組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2011−504468(P2011−504468A)
【公表日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−534031(P2010−534031)
【出願日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際出願番号】PCT/US2008/012705
【国際公開番号】WO2009/064413
【国際公開日】平成21年5月22日(2009.5.22)
【出願人】(310021319)プロテズ・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】