説明

ねじ栓の施錠装置

【課題】簡単な構成で、容易な操作により施錠を行うことができるねじ栓の施錠装置を提供する。
【解決手段】タンク本体の開口部12にはねじ栓15が螺合されて開口部12が閉塞される。ねじ栓15上には係合突起17が設けられ、該係合突起17には施錠孔18が透設されている。ねじ栓15上には、タンク本体の開口部12に対して回動が規制される第1回り止め金具19と、その上に重ねて配置され第1回り止め金具19に対して回動が規制される第2回り止め金具20とが配置される。第1回り止め金具19の第1係合孔19bは係合突起17が回動可能となるように円孔状に形成され、第2回り止め金具20の第2係合孔21は十字状に形成され、直交方向で係合突起17に係合できるようになっている。そして、施錠孔18に鍵をかけることにより、ねじ栓15による閉塞状態を保持できるように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガソリン、灯油、重油等を貯蔵するための地下タンク貯蔵装置などのタンク本体の開口部にねじ栓による閉塞状態を保持するためのねじ栓の施錠装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
燃料タンク等における給油口蓋は、給油口からタンク内に給油した後、タンク内に雨やごみが入らないようにするためのものであるが、屋外に設置される燃料油タンク等では夜間に給油口蓋を開けて油が抜き取られる場合や異物が混入される場合がある。そのような事態を未然に防止するために、給油口蓋には施錠装置が設けられることがある。
【0003】
係る施錠装置としては、例えば特許文献1に記載されている燃料タンク等における給油口蓋の施錠装置が知られている。すなわち、燃料油を貯蔵するタンクの上面には円筒形の給油口ニップルが設けられ、該給油口ニップルには、所定角度以上回して給油口ニップルに螺合接続される給油口蓋が被せられている。この給油口蓋の周縁には回り止め金具としてのワイヤーロープが係合され、そのワイヤーロープと給油口ニップル以外の付属物とが鍵にて係合施錠されるようになっている。この場合、ワイヤーロープと鍵は給油口蓋が所定角度以下の回転しか許容しないように緊張状態の長さに設定されている。そして、給油口からタンク内に給油した後、ワイヤーロープと付属物とを鍵にて施錠し、再度給油口を使用する場合には鍵を開錠して付属物よりワイヤーロープを離脱させる。
【0004】
しかしながら、回り止め金具として長いワイヤーロープを使用しているため、施錠時にはそのワイヤーロープを付属物に係合して鍵にて施錠する必要があり、また開錠時には鍵を開錠した後に付属物よりワイヤーロープを離脱させる必要があることから、そのような作業が面倒である。このため、そのような回り止め金具としてワイヤーロープを使用しないタイプの施錠装置が知られている。すなわち、給油口蓋上には係合突起が設けられ、その係合突起には施錠孔が透設されると共に、両端が折曲げられてコの字状に形成された回り止め金具の係合孔に前記係合突起が嵌挿されている。係る回り止め金具の両端部が燃料タンク本体の外周部に沿って回動し、燃料タンク本体の外周部に突設された回動規制突起に当接してそれ以上の回動が防止されるようになっている。
【特許文献1】特開2004−284644号公報(第2頁〜第4頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記従来の施錠装置においては、給油口蓋が給油口ニップルに螺合接続されていることから、雄ねじと雌ねじの螺刻部の長さなどにより螺合接続後の位置が一定していない。そのため、回り止め金具の施錠孔に給油口蓋上の係合突起を嵌挿して回り止め金具を給油口蓋に係合させようとしたとき、回り止め金具の端部が燃料タンク本体の回動規制突起に当たって回り止め金具を給油口蓋に係合させることができない場合がある。つまり、回り止め金具が一方向に延びるように形成されていることから、燃料タンク本体に給油口蓋が螺合接続された後の位置によっては、回り止め金具を取付けることができないという問題があった。そのため、燃料タンク本体に対する給油口蓋の螺合を少し緩めると共に両者間にパッキンを介装したり、回り止め金具の端部を切削したりしなければならず、面倒であった。
【0006】
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、簡単な構成で、容易な操作により施錠を行うことができるねじ栓の施錠装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明のねじ栓の施錠装置は、ねじ栓が本体に螺合されて開口部を閉塞し、該ねじ栓上に突設された係合突起には施錠孔を設けると共に、前記係合突起が挿通される係合孔を有し、該係合孔に挿通された状態で本体に対して回動が規制される回り止め金具を備え、前記施錠孔に鍵をかけることにより回り止め金具の抜け止めを行い、ねじ栓による閉塞状態を保持するための施錠装置であって、前記回り止め金具の係合孔が交差する方向に延び、両方向で係合突起に係合できるように構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に記載の発明のねじ栓の施錠装置は、請求項1に係る発明において、前記ねじ栓は、タンク本体の開口部に設けられているものであることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明のねじ栓の施錠装置は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記回り止め金具の係合孔は十字状に延び、直交方向で係合突起に係合できるように構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項4に記載の発明のねじ栓の施錠装置は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記回り止め金具は、本体に対して回動が規制される第1回り止め金具と、その上に重ねて配置され第1回り止め金具に対して回動が規制される第2回り止め金具とを備え、第1回り止め金具の第1係合孔は係合突起が回動可能となるように円孔状に形成され、第2回り止め金具の第2係合孔は交差する方向に延び、両方向で係合突起に係合できるように構成されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
請求項1に記載の発明のねじ栓の施錠装置では、回り止め金具の係合孔が交差する方向に延び、両方向で係合突起に係合できるように構成されていることから、一方の方向に延びる係合孔が係合突起に係合できない場合には他の方向に延びる係合孔が係合突起に係合することができる。従って、簡単な構成で、容易な操作により施錠を行うことができる。
【0011】
請求項2に記載の発明のねじ栓の施錠装置では、ねじ栓がタンク本体の開口部に設けられていることから、燃料などが収容されたタンクについて請求項1に係る発明の効果を発揮させることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明のねじ栓の施錠装置では、回り止め金具の係合孔は十字状に延び、直交方向で係合突起に係合できるように構成されていることから、回り止め金具が一方の方向で使用できない場合には90度回動させることにより容易に使用することができ、請求項1に係る発明の効果を向上させることができる。
【0013】
請求項4に記載の発明のねじ栓の施錠装置では、第1回り止め金具と第2回り止め金具とが設けられていることから、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加え、設計の自由度を高めることができ、外観を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の最良と思われる実施形態につき、図面を用いて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1〜図3に示すように、ガソリン、灯油、重油等を貯蔵するための地下タンク貯蔵装置などのタンク本体11の開口部12はほぼ円筒状に形成され、その内周面には雌ねじ13が螺刻されると共に、外周面には180度対向する位置に上下方向に延びる一対の回動規制凹部14が凹設されている。前記雌ねじ13にはねじ栓15の雄ねじ16が螺合され、タンク本体11の開口部12を閉塞できるようになっている。ねじ栓15上には矩形状の係合突起17が突設され、該係合突起17には円孔状の施錠孔18が透設されている。
【0015】
前記回動規制凹部14には第1回り止め金具19の180度対向する位置に折曲げ形成された一対の回動規制用脚部19aが係合され、タンク本体11に対する第1回り止め金具19の回動が規制されている。この第1回り止め金具19は上下方向には移動可能である。第1回り止め金具19の中心には第1係合孔としての円孔19bが透設されると共に、その外周が円形状に形成され、ねじ栓15上の係合突起17が挿入された状態で、ねじ栓15が自由に回動できるようになっている。第1回り止め金具19上には第2回り止め金具が重ねて配置されている。
【0016】
係る第2回り止め金具20はほぼ円板状に形成され、その180度対向する位置には係止脚部20aがその両端部を下方へ折曲げて形成されている。この係止脚部20aは、第1回り止め金具19の回動規制用脚部19aよりも内側に位置し、第1回り止め金具19の外周に沿って回動できるようになっている。第2回り止め金具20が一定角度回動されたとき(図3(a)の二点鎖線を参照)、係止脚部20aが第1回り止め金具19に当接して回り止めされるように構成されている。この第2回り止め金具20は、上下方向には移動可能になっている。第2回り止め金具20の中心には十字状に延びる第2係合孔としての係合孔21が設けられ、直交方向でねじ栓15の係合突起17に係合できるように構成されている。この係合孔21は一方方向に延びる係合孔21aと、その係合孔21aに対して直交方向に延びる係合孔21bとより構成されている。
【0017】
図2に示すように、第1回り止め金具19が第2回り止め金具20上に重ねて配置された後に、前記ねじ栓15の係合突起17に形成された施錠孔18に鍵22が挿通され、ロックされて施錠装置による施錠が終了されるようになっている。この状態で鍵22のロックにより第1回り止め金具19及び第2回り止め金具20の上方への抜け出しが防止されると同時に、第1回り止め金具19及び第2回り止め金具20の回動も防止される。
【0018】
さて、第1実施形態の施錠装置について作用を説明すると、給油操作が終了してタンク本体11の開口部12を閉塞する場合には、ねじ栓15の雄ねじ16をタンク本体11の雌ねじ13に螺合させる。続いて、第1回り止め金具19をその円孔19bにねじ栓15の係合突起17が挿通されるようにして回動規制用脚部19aをタンク本体11の回動規制凹部14に係合させる。次いで、第2回り止め金具20をその係合孔21にねじ栓15の係合突起17を嵌挿させるようにして第1回り止め金具19上に重ねる。
【0019】
このとき、第2回り止め金具20の係合孔21が十字状に形成されていることから、一方の方向に延びる係合孔21aに係合突起17を嵌挿させたとき係止脚部20aが第1回り止め金具19の回動規制用脚部19aの部分に当って係合できない場合には、90度回動させ直交方向に延びる係合孔21bに係合突起17を嵌挿させる。その結果、係合孔21bに係合突起17を速やかに係合させることができ、図3(a)〜(c)に示す状態に到る。この状態では、図3(a)の二点鎖線に示すように、第2回り止め金具20を回動させると、係止脚部20aが第1回り止め金具19の回動規制用脚部19aの部分に当ってそれ以上の回動が停止される。その後、図2に示すように、第2回り止め金具20の係合孔21に鍵22の作動アーム22aを通してロックすることにより、第1回り止め金具19及び第2回り止め金具20の上方への抜け出しが防止される。
【0020】
次に、タンク本体11の開口部12を開いて給油操作を行う場合には、上記とは逆の操作を行う。すなわち、まず鍵22を開錠して外した後、第2回り止め金具20を上方へ抜き出し、続いて第1回り止め金具19を上方へ抜き出す。この状態で、ねじ栓15の雄ねじ16をタンク本体11の開口部12の雌ねじ13に対して螺退させ、ねじ栓15をタンク本体11の開口部12から外すことにより、給油操作を行うことができる。
【0021】
以上の第1実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 第1実施形態の施錠装置では、第2回り止め金具20の係合孔21が十字状に延び、直交方向で係合突起17に係合できるように構成されていることから、一方の方向に延びる係合孔21aに係合突起17を係合できない場合には他の方向に延びる係合孔21bに係合突起17を容易に係合させることができる。従って、従来のようにタンク本体11とねじ栓15との間にパッキンを介装したり、第2回り止め金具20の端部を切削したりする必要がない。
【0022】
・ 回り止め金具として第1回り止め金具19と第2回り止め金具20とが設けられている。このため、後述する第2実施形態の場合に比べて、第1回り止め金具19はタンク本体11に対する回り止め及び第2回り止め金具20は第1回り止め金具19に対する回り止めの機能を発現できれば良く、それぞれ単一の機能であるため設計の自由度を高めることができる。さらに、第1回り止め金具19の大きな回動規制用脚部19aを回動規制凹部14に収容できるため、第2実施形態の係止脚部23aのように露出することがなく外観を向上させることができる。
【0023】
・ 回り止め金具が第1回り止め金具19と第2回り止め金具20とで構成されているため、第2実施形態の回り止め金具23に比べて薄く、軽く形成することができ、係合孔21の位置を変更する場合などの作業性及び取扱性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図4〜6に基づいて説明する。この第2実施形態では、主として第1実施形態と異なる部分について説明する。
【0024】
第2実施形態では、回り止め金具23は第1実施形態の第2回り止め金具20に相当する1つの金具で構成されている。すなわち、図4に示すように、回り止め金具23は係止脚部23aが前記第2回り止め金具20の係止脚部20aよりも大きく、かつ長く形成されると共に、係合孔21はねじ栓15の係合突起17に対応するように十字状に形成されている。そして、図5に示すように、係合孔21に係合突起17が嵌挿されるようにして回り止め金具23がねじ栓15上に被せられる。図5及び図6(a)、(b)に示すように、タンク本体11の開口部12には180度対向する位置に回り止め金具23の回動を規制する回動規制凸部24が設けられている。
【0025】
図6(a)の二点鎖線に示すように、回り止め金具23がねじ栓15上に被せられた状態でねじ栓15を緩めるように図中反時計方向に回動させると回り止め金具23も同様に回動し、その係止脚部23aがタンク本体11の回動規制凸部24に当接してそれ以上の回動が防止される。従って、第2実施形態では第1実施形態に比べて、回り止め金具23が1つで済むことから構成を簡単にできると共に、施錠操作及び開錠操作をより容易に行うことができる。
【0026】
なお、本実施形態は、次のように変更して実施することも可能である。
・ 図7に示すように、第1実施形態における第2回り止め金具20及び第2実施形態における回り止め金具23の係合孔21が90度以外の交差する方向に延びるように構成することができる。
【0027】
・ ねじ栓15が螺合される本体として、暖房用のボイラー、燃料油ストーブ等のタンク、自動車修理工場のエンジンオイル貯蔵タンクなどに適用することもできる。
・ タンク本体11の開口部12における雌ねじ13とねじ栓15における雄ねじ16とについて、開口部12側を雄ねじとし、ねじ栓15側を雌ねじとすることも可能である。
【0028】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記第2回り止め金具の係合孔は十字状に延び、直交方向で係合突起に係合できるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載のねじ栓の施錠装置。このように構成した場合、第2回り止め金具が一方の方向で使用できない場合には90度回動させることにより容易に使用することができ、請求項4に係る発明の効果を向上させることができる。
【0029】
・ ねじ栓が本体に螺合されて開口部を閉塞し、該ねじ栓上に突設された係合突起には施錠孔を設けると共に、前記係合突起が挿通される係合孔を有し、該係合孔に挿通された状態で本体に対して回動が規制される回り止め金具を備え、前記施錠孔に鍵をかけることにより回り止め金具の抜け止めを行い、ねじ栓による閉塞状態を保持する施錠方法であって、前記回り止め金具の係合孔が交差する方向に延び、両方向で係合突起に係合できるように構成されていることを特徴とするねじ栓の施錠方法。この施錠方法によれば、簡単な構成の施錠装置を用い、施錠操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】第1実施形態におけるねじ栓の施錠装置を示す分解斜視図。
【図2】ねじ栓の施錠装置を組付け、鍵で施錠した状態を示す斜視図。
【図3】(a)はねじ栓の施錠装置を示す平面図、(b)はねじ栓の施錠装置を示す正面図、及び(c)はねじ栓の施錠装置を示す側面図。
【図4】第2実施形態におけるねじ栓の施錠装置の回り止め金具を示す斜視図。
【図5】ねじ栓の施錠装置を組付けた状態を示す斜視図。
【図6】(a)はねじ栓の施錠装置を示す平面図、及び(b)はねじ栓の施錠装置を正面から見た半断面図。
【図7】別例の回り止め金具の係合孔を示す平面図。
【符号の説明】
【0031】
11…タンク本体、12…開口部、15…ねじ栓、17…係合突起、18…施錠孔、19…第1回り止め金具、20…第2回り止め金具、21、21a、21b…係合孔、22…鍵、23…回り止め金具。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ねじ栓が本体に螺合されて開口部を閉塞し、該ねじ栓上に突設された係合突起には施錠孔を設けると共に、前記係合突起が挿通される係合孔を有し、該係合孔に挿通された状態で本体に対して回動が規制される回り止め金具を備え、前記施錠孔に鍵をかけることにより回り止め金具の抜け止めを行い、ねじ栓による閉塞状態を保持するための施錠装置であって、
前記回り止め金具の係合孔が交差する方向に延び、両方向で係合突起に係合できるように構成されていることを特徴とするねじ栓の施錠装置。
【請求項2】
前記ねじ栓は、タンク本体の開口部に設けられているものであることを特徴とする請求項1に記載のねじ栓の施錠装置。
【請求項3】
前記回り止め金具の係合孔は十字状に延び、直交方向で係合突起に係合できるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のねじ栓の施錠装置。
【請求項4】
前記回り止め金具は、本体に対して回動が規制される第1回り止め金具と、その上に重ねて配置され第1回り止め金具に対して回動が規制される第2回り止め金具とを備え、第1回り止め金具の第1係合孔は係合突起が回動可能となるように円孔状に形成され、第2回り止め金具の第2係合孔は交差する方向に延び、両方向で係合突起に係合できるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のねじ栓の施錠装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−326615(P2007−326615A)
【公開日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−159808(P2006−159808)
【出願日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【出願人】(391057638)株式会社チカタン (3)
【Fターム(参考)】