説明

アスファルトプラントにおけるアスファルト供給設備の温度制御方法

【課題】 プラントの運転スケジュールに応じてアスファルト配管の温度制御を効率良く行って省エネを図る。
【解決手段】 配管加熱制御装置2の配管温度登録部16に予めプラント運転時の配管設定温度、待機時配管設定温度、運転開始前の予熱時配管設定温度を登録しておく。また、運転スケジュールの各種形態を考慮して一日の運転、予熱、待機の時刻範囲を加熱パターンとして数種類設定しておき、この加熱パターンとカレンダーとを関連づけたデータをカレンダー・加熱パターン登録部15に登録しておく。そして、カレンダータイマー17の出力する年月日と時刻に基づいてカレンダー・加熱パターン登録部15と配管温度登録部16とからその日のその時刻の配管設定温度を求めて配管温度調節器3に付与し、ヒータ4のON・OFF制御を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路舗装材であるアスファルト混合物を製造するアスファルトプラントのプラント本体に溶融アスファルトを供給するアスファルト供給設備に関する。
【背景技術】
【0002】
アスファルトプラントにはアスファルト混合物の素材である溶融アスファルトを供給するためのアスファルト設備を備えている。このアスファルト供給設備は、図5に示すように、複数基のアスファルトタンク20a、20b、20cと、該タンク20a、20b、20c内のアスファルトをプラント本体21のアスファルト計量槽22に供給する供給配管23と、供給配管23に設置したポンプ24の下流側に方向切換弁25を介在させてアスファルトをタンク20a、20b、20cに循環させるための戻り配管26とを備えている。そして、プラントを運転するときには、所望のタンク、例えばタンク20aの出口弁(図示せず)を開放し、ポンプ24を駆動してタンク20aから供給配管23を通って供給されるアスファルトを方向切換弁25によって戻り配管26側に戻すようにして循環させておくと共に、アスファルト混合物を製造するとなると、方向切換弁25を一時的に切り換えてアスファルトをプラント本体21側に供給し、開閉弁27を開放してアスファルト計量槽22に供給して所定量計量し、計量したアスファルトを骨材等のアスファルト素材と一緒にミキサ(図示せず)に投入して所定時間混合して所望のアスファルト混合物を製造している。
【0003】
従来、前記供給配管23や戻り配管26と呼ばれるアスファルト配管は、供給されるアスファルトの温度低下を防ぐために配管周囲にヒータを取り付けており、運転中は所定温度、例えば100℃に温度制御され、またプラントが運転停止する夜間などにはそのままヒータに通電していたり、また省エネのためにタイマーを利用してヒータの通電を停止することも行われている。
【特許文献1】特開2004−225251号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来方法のようにプラント停止時にも運転中と同一の設定温度でヒータに通電していたり、また、一定の時刻になるとヒータをタイマーにてON・OFF制御するときには余裕をもって時刻設定していてエネルギー使用の無駄があって省エネ面から考慮すると改良の余地があった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑み、プラントの運転スケジュールに応じてアスファルト配管の温度制御を効率良く行って省エネを図るようにしたアスファルトプラントにおけるアスファルト供給設備の加熱温度制御方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載のアスファルトプラントにおけるアスファルト供給設備の温度制御方法は、アスファルトを貯留するアスファルトタンクと、該アスファルトタンク内のアスファルトをプラント本体のアスファルト計量槽へと供給するアスファルト配管と、該アスファルト配管を加熱するヒータとを備えたアスファルトプラントのアスファルト設備において、予めプラントの運転時の配管設定温度、待機時の配管設定温度、運転開始前の予熱時の配管設定温度を設定しておくと共に、プラントの日々の運転スケジュールに応じて前記各配管設定温度とその時刻範囲を設定しておき、アスファルト配管が設定された日の所定の時刻において所定の配管温度となるようにヒータへの通電を制御するようにしたことを特徴としている。
【0007】
また、本発明の請求項2記載のアスファルトプラントにおけるアスファルト供給設備の温度制御方法は、プラントの運転スケジュールに応じてプラント運転時の配管設定温度、待機時の配管設定温度、運転開始前の予熱時の配管設定温度とその時刻範囲を設定した数種類の加熱パターンを設定しておくと共に、カレンダーの各日にちに前記加熱パターンのいずれかを選択して設定するようにしたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る請求項1記載のアスファルトプラントにおけるアスファルト供給設備の温度制御方法によれば、アスファルトを貯留するアスファルトタンクと、該アスファルトタンク内のアスファルトをプラント本体のアスファルト計量槽へと供給するアスファルト配管と、該アスファルト配管を加熱するヒータとを備えたアスファルトプラントのアスファルト設備において、予めプラントの運転時の配管設定温度、待機時の配管設定温度、運転開始前の予熱時の配管設定温度を設定しておくと共に、プラントの日々の運転スケジュールに応じて前記各配管設定温度とその時刻範囲を設定しておき、アスファルト配管が設定された日の所定の時刻において所定の配管温度となるようにヒータへの通電を制御するようにしたので、プラントの運転・待機など運転スケジュールに応じてアスファルト配管の設定温度とその時刻範囲を細かく設定することでアスファルト配管の温度制御を効率良く行うことができ、省エネ効果が期待できる。
【0009】
また、本発明に係る請求項2記載のアスファルトプラントにおけるアスファルト供給設備の温度制御方法によれば、プラントの運転スケジュールに応じてプラント運転時の配管設定温度、待機時の配管設定温度、運転開始前の予熱時の配管設定温度とその時刻範囲を設定した数種類の加熱パターンを設定しておくと共に、カレンダーの各日にちに前記加熱パターンのいずれかを選択して設定するようにしたので、カレンダーにヒータによる加熱パターンが簡単に設定でき、設定の手間があまりかからなくて使い勝手がよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明のアスファルトプラントにおけるアスファルト供給設備の温度制御方法によれば、アスファルト供給設備のアスファルト配管に取り付けたヒータを温度制御する配管加熱制御装置に、予めプラントの運転時の配管設定温度、例えば100℃、待機時の配管設定温度、例えば0℃、運転開始前の予熱時の配管設定温度、例えば150℃と任意の値を設定すると共に、予め把握しているプラントの日々の運転、待機時刻の運転スケジュールを考慮して前記各配管設定温度とその時刻範囲を設定しておく。
【0011】
そして、前記配管加熱制御装置によってヒータの温度制御を行うと、夜間などのプラントの運転休止中は、待機時の配管設定温度、例えば0℃と設定されておればヒータへの通電が遮断された状態となる。また、朝のプラントの運転が開始される時刻が近づき、設定された予熱時刻になるとアスファルト配管のヒータへの通電が開始される。このとき、予熱時刻範囲を例えばAM6時から8時までの2時間、配管設定温度を例えば150℃と設定されておれば、これに基づいてヒータへの通電が制御され、プラントの運転に支障のないようにアスファルト配管の温度を上昇させる。そして設定されたプラントの運転時刻になると運転時の配管設定温度、例えば100℃にてヒータの温度制御が行われ、アスファルト配管内を溶融した160℃程度のアスファルトが温度低下を起こすことなく流れてプラント本体に供給され、所望のアスファルト混合物を製造できる。
【0012】
このように、予め把握しているプラントの運転スケジュールに応じてプラントの運転時の配管設定温度、待機時の配管設定温度、運転開始前の予熱時の配管設定温度、及びそれらの時刻範囲を設定しておき、アスファルト配管が前記設定された時刻範囲において所定の配管温度となるようにヒータへの通電を制御することによって、プラントの運転・待機状況に合わせてアスファルト配管を効率良く必要な温度に維持でき、無駄なエネルギーの消費をなくして省エネを図ることができる。
【0013】
また、プラントの運転スケジュールに応じてプラント運転時の配管設定温度、待機時の配管設定温度、運転開始前の予熱時の配管設定温度とその時刻範囲を設定した、例えば10種類程の加熱パターンを設定しておき、カレンダーの各日にちに配管設定温度とそれらの時刻範囲を設定するときに、前記10種類の加熱パターンから選択するようにすると、加熱パターンの設定が簡単にできて手間がかからない。
【実施例】
【0014】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は本発明のアスファルト供給設備の温度制御方法を実施するための装置の概略構成図であって、プラントの運転スケジュールに応じてアスファルト配管の温度制御を行うための各種設定を行う操作装置1、該操作装置1からの各種設定値を受信して配管の加熱制御を行う配管加熱制御装置2、該配管加熱制御装置2の指令によりアスファルト配管の温度調節を行う温度調節器3、及び温度調節器3によりアスファルト配管を加熱して所定温度に維持するためのヒータ4及び温度センサー5から構成される。
【0016】
前記操作装置1は、パーソナルコンピュータを使用してプラントの運転スケジュールに応じてアスファルト配管の温度制御のために各種設定を行って配管加熱制御装置2に送信すると共に、アスファルト配管の温度情報を受信して適宜の形式で表示するものである。操作装置1は、プラント運転待機中の待機時配管温度、プラント運転開始前の予熱時配管温度、プラント運転中の運転時配管温度を設定する配管温度設定部6と、プラントの運転スケジュールに応じて前記各配管設定温度とその時刻範囲を設定する加熱パターン設定部7と、カレンダーに前記加熱パターンを関連づけて設定するカレンダー・加熱パターン設定部8と、前記各設定部など装置全体を制御すると共に入出力部9を介して配管加熱制御装置2とのデータの送受信を行う制御部10と、表示装置11及びキーボード12やマウス等とから構成されている。
【0017】
配管加熱制御装置2は、装置全体を制御する制御部13と、入出力部14を介して操作装置1から送信されるカレンダー・加熱パターンを記憶するカレンダー・加熱パターン登録部15と、待機時・予熱時・運転時の配管温度を記憶する配管温度登録部16と、何年、何月、何時、何分という時刻を出力するカレンダータイマー17とを備えている。そして、配管加熱制御装置2からアスファルト配管が設定された時刻範囲において所定の配管温度となるように温度調節器3に指令がなされ、該温度調節器3によってヒータ4のON・OFF制御が行われて所定の配管温度にコントロールされる。
【0018】
次に、アスファルト供給設備のアスファルト配管の温度制御の方法について説明する。
【0019】
図2は操作装置1を使用してアスファルト配管の温度制御を行うための初期設定の手順を説明するフローチャートである。図3〜図4の画面を参照しながら初期設定の手順を説明する。図中、S1〜S3は各処理手順のステップを表す。
【0020】
先ず、アスファルト配管の温度設定を行う(S1)。図3は操作装置1の表示装置11に表示されるアスファルト配管の温度設定の画面であり、アスファルト配管の所定箇所毎に細かく温度制御できるようにするために配管(1)、配管(2)、配管(3)・・・と分割し、そのそれぞれの箇所毎にプラント運転待機時の配管温度、プラント運転開始前の予熱時の配管温度、プラント運転中の配管温度を設定入力できるようになっている。図3では、配管設定温度は、配管(1)、配管(2)、配管(3)・・・の各配管とも待機時配管設定温度を0℃、予熱時配管設定温度を150℃、運転中配管設定温度を100℃と設定されている。これら設定された配管温度は配管温度設定部6に記憶される。
【0021】
次に、アスファルト配管を前記設定温度で加熱する時刻範囲を決定する加熱パターンをいくつか設定する(S2)。図4は操作装置1の表示装置11に表示される加熱パターンの設定の画面であり、画面の下半分に示すように、パターン1、パターン2、パターン3・・・のそれぞれにプラントの運転スケジュールの各種形態を考慮して運転、予熱、待機、OFFの時刻範囲を適宜に設定していく。例えば、図4に示される加熱パターン1では、0時から6時までが待機、即ちアスファルト配管を待機時配管設定温度とし、朝の6時から8時までの2時間を予熱、即ちプラント運転開始前の予熱時の配管設定温度とし、8時から18時までが運転、即ちプラント運転中で運転時配管温度とし、18時から24時までが待機時配管設定温度となるように設定している。このように、プラントの運転スケジュールの各種形態を考慮してパターン2、パターン3のようにいくつか、例えば10種類程度の加熱パターンを設定する。これら設定された加熱パターンは加熱パターン設定部7に記憶される。
【0022】
続いて、カレンダーに加熱パターンを登録する(S3)。図4に示すように、表示装置11の画面上に表示するカレンダーの各日にち毎にプラントの運転スケジュールに応じて前記した加熱パターンを設定登録する。初期値としては、例えば、平日は加熱パターン1、3月の忙しい時期の平日は加熱パターン2、休日は加熱パターン3を設定登録しておく。そして、これら初期値とは異なる運転スケジュールの日は、例えば、カレンダーの日にちをクリックしてプラントの運転スケジュールに応じた加熱パターンを登録している、例えば10種類の加熱パターンの中から選択して設定登録できるようにしている。これによって、プラントの日々の運転スケジュールに応じた加熱パターンを適宜設定することができ、この設定されたカレンダーと加熱パターンを関連づけたデータはカレンダー・加熱パターン設定部8に記憶される。
【0023】
上記にてアスファルト配管の温度制御を行うための初期設定が完了し、この設定したデータを操作装置1からアスファルト配管の加熱制御を行っている配管加熱制御装置2に送信する。配管加熱制御装置2では、送信された配管設定温度、即ち待機時配管設定温度、予熱時配管設定温度、運転中配管設定温度を配管温度登録部16に記憶すると共に、カレンダーと加熱パターンを関連づけたデータをカレンダー・加熱パターン登録部15に記憶する。
【0024】
そして、アスファルト配管を温度制御するときには、配管加熱制御装置2のカレンダータイマー17の出力する何年、何月、何日、何時、何分という時刻に基づいてカレンダー・加熱パターン登録部15に記憶したカレンダー・加熱パターンからその日のその時刻の配管の加熱設定状況、即ち運転中加熱か、予熱か、待機かを制御部13にて判断し、それに応じた配管設定温度を配管温度登録部16から参照し、その配管設定温度を各配管温度調節器3に付与する。そして、配管温度調節器3は温度センサー5にて配管温度を検出しながら設定された配管温度となるようにヒータ4をON・OFF制御する。
【0025】
これによって、例えば、加熱パターン1と設定された日には、0時から6時までが待機時として待機時配管設定温度0℃で、6時から8時までが予熱時として予熱配管設定温度150℃で、8時から18時までが運転中として運転中配管設定温度100℃で、18時から24時までが待機時として待機時配管設定温度0℃としてアスファルト配管の温度制御が行われることとなる。
【0026】
このように、予めプラントの運転時の配管設定温度、待機時の配管設定温度、運転開始前の予熱時の配管設定温度を設定しておくと共に、プラントの運転スケジュールに応じて各日にち毎に前記各配管設定温度とその時刻範囲を設定しておき、アスファルト配管が前記設定された時刻範囲において所定の配管温度となるようにヒータ4への通電を制御するので、プラントの運転・待機など日々の運転スケジュールに応じてアスファルト配管の温度制御を効率良く行うことができ、省エネ効果が期待できる。
【0027】
また、図4のように、プラントの運転スケジュールに応じて運転時、待機時、予熱時の時刻範囲を設定した、例えば10種類程の加熱パターンを登録しておき、カレンダーの各日にちに配管設定温度とそれらの時刻範囲を設定するときに、前記10種類の加熱パターンから選択するようにすると、加熱パターンの設定を簡単に行うことができる。
【0028】
なお、前記実施例においては、10種類程度の加熱パターンを設定してその中ならプラントの運転スケジュールに応じて適宜選択するようにしたが、何ら加熱パターンを設定することなく、プラントの日々の運転スケジュールに応じて運転時、待機時、予熱時の時刻範囲をその都度適宜設定できるようにしても良い。
【0029】
また、プラントの運転スケジュールに応じてアスファルト配管のみの温度制御を効率良く行って省エネを図るようにしたが、アスファルトタンクも同様にプラントの運転スケジュールに応じて温度制御することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係る本発明のアスファルト供給設備の温度制御方法を実施するための装置の概略構成図である。
【図2】配管温度制御のための初期設定の手順を説明するフローチャート図である。
【図3】図1の操作装置の表示装置に表示される配管温度設定の画面例である。
【図4】図1の操作装置の表示装置に表示される加熱パターン登録及びカレンダー登録の画面例である。
【図5】アスファルトタンク供給設備の概略説明図である。
【符号の説明】
【0031】
1…操作装置 2…配管加熱制御装置
3…配管温度調節器 4…ヒータ
6…配管温度設定部 7…加熱パターン設定部
8…カレンダー・加熱パターン設定部
10…制御部 11…表示装置
13…制御部 15…カレンダー・加熱パターン登録部
16…配管温度登録部 17…カレンダータイマー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アスファルトを貯留するアスファルトタンクと、該アスファルトタンク内のアスファルトをプラント本体のアスファルト計量槽へと供給するアスファルト配管と、該アスファルト配管を加熱するヒータとを備えたアスファルトプラントのアスファルト設備において、予めプラントの運転時の配管設定温度、待機時の配管設定温度、運転開始前の予熱時の配管設定温度を設定しておくと共に、プラントの日々の運転スケジュールに応じて前記各配管設定温度とその時刻範囲を設定しておき、アスファルト配管が設定された日の所定の時刻において所定の配管温度となるようにヒータへの通電を制御するようにしたことを特徴とするアスファルトプラントにおけるアスファルト供給設備の温度制御方法。
【請求項2】
プラントの運転スケジュールに応じてプラント運転時の配管設定温度、待機時の配管設定温度、運転開始前の予熱時の配管設定温度とその時刻範囲を設定した数種類の加熱パターンを設定しておくと共に、カレンダーの各日にちに前記加熱パターンのいずれかを選択して設定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のアスファルトプラントにおけるアスファルト供給設備の温度制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−111287(P2008−111287A)
【公開日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−295413(P2006−295413)
【出願日】平成18年10月31日(2006.10.31)
【出願人】(000226482)日工株式会社 (177)
【出願人】(000201515)前田道路株式会社 (61)
【出願人】(392015929)株式会社ニチユウ (5)
【Fターム(参考)】