説明

アタッチメントユニット

【課題】簡単な操作で各種パーツを堅固に取り付けることのできるアタッチメントユニットを提供せんとする。
【解決手段】軸方向に雌ネジ穴を設けた操作シャフト(101)と、操作シャフト(101)上に装着され、操作シャフトの軸中心の回転操作と共に回転せしめられるカムディスク(102)と、操作シャフト(101)上にその軸方向及び軸直角方向に変位可能なよう装着され、カムディスク(102)の回転操作により操作シャフト(101)の軸方向に変位せしめられると同時に、操作シャフト(101)に設けた拡径用カム(101a)により軸直角方向に互いに離隔するよう変位せしめられる少なくとも一対のカム付きスライダー(103,104,107,108)と、を設けることにより、前記課題を解決した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、釘やネジ等の効かない、例えばハニカム構造の芯材を用いたテーブルや机の天板或は棚の棚板などのボードに、脚部や支柱等を取り付ける際に用いて好適なアタッチメントユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に組立式のテーブルや机、或は棚板等には、下記特許文献1〜3に示したように、無垢の木材や合板、或は集成材が用いられており、これらのボード(板材)に脚部や支柱を取り付けるための台座金具を釘や取付ネジを用いて固着している。しかるに、主として軽量化とコストダウンを図るために、上記ボードにアルミニウムの薄板や厚紙を用いたハニカム構造の芯材を用い、その上面と下面に化粧板を貼着したものが用いられる場合がある。この場合には上記台座金具を用いても釘や取付ネジが効かないために、脚部や支柱をしっかりと取り付けることが困難であることから、このようなボードに脚部や支柱を安定的に取り付けるための専用のアタッチメントユニットが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4567043号公報
【特許文献2】実公平6−10830号公報
【特許文献3】実公平6−6745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記した要望に答えるためのもので、釘や取付ネジの効かない例えばハニカム構造の芯材を有するテーブルや机、或は棚を構成する棚板等に用いるボードに脚部や支柱をしっかりと固定できるアタッチメントユニットを提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を達成するために、請求項1に記載の本発明に係るアタッチメントユニットは、軸方向に雌ネジ穴を有する操作シャフトと、前記操作シャフト上に装着され、操作シャフトの軸中心の回転操作と共に回転せしめられるカムディスクと、前記操作シャフト上にその軸方向及び軸直角方向に変位可能なよう装着され、前記カムディスクの回転操作により前記操作シャフトの軸方向に変位せしめられると同時に、前記操作シャフトに設けた拡径用カムにより軸直角方向に互いに拡径するよう変位せしめられる少なくとも一対のカム付きスライダーと、を備えたことを特徴とする。
【0006】
前記操作シャフトの形態、カムディスクのカム面のカムの形態、カム付きスライダーの形状や数、配置、等々はアタッチメントユニットの使用目的、使用状況等により様々に設計変更可能である。
【0007】
請求項2に記載の本発明に係るアタッチメントユニットは、前記カムディスクの上下両面にカム面を形成し、前記カムディスクの上側及び下側にそれぞれ前記一対のカム付きスライダーを設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の本発明に係るアタッチメントユニットは、前記一対のカム付きスライダーが、カムディスクのカム面と作用するカム面を有するカム付きスライダーと、これに対して前記操作シャフトの軸直角方向に互いに接近、離隔するよう変位可能なカム付きスライダーとから構成されたことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の本発明に係るアタッチメントユニットは、各カム付きスライダーの上側及び又は下側に位置するものの外側頂面に複数の爪部を設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の本発明に係るアタッチメントユニットは、前記操作シャフトに、これを回転操作する工具を挿入若しくは嵌め込む穴を形成したことを特徴とする。
穴の形状は、特に限定されず、用いる工具に対応して各種形状とすることが可能である。
【0011】
請求項6に記載の本発明に係るアタッチメントユニットは、前記操作シャフトの回転操作時における前記少なくとも一対のカム付きスライダーの追従回転を防止するための治具の嵌め込み部を設けたことを特徴とする。
【0012】
この治具の嵌め込み部の形態は、用いる治具の形態に対応して各種各様の形態のものが可能である。
【0013】
請求項7に記載の本発明に係るアタッチメントユニットは、前記カム付きスライダーの側面に、複数の係止突起を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
上記構成を有する請求項1に記載のアタッチメントユニットによるときは、脚部等を取り付けるべきテーブルの天板等の裏面の所定位置に所定の大きさの取付穴を予め設けておき、この取付穴に本発明のアタッチメントユニットを収容させ、所定の治具をセットした上で、アタッチメントユニットの操作シャフトをレンチ等の工具を用いて軸中心に例えば90°回転させると、カムディスクの作用で少なくとも一対のカム付きスライダーがアタッチメントユニットの軸方向に変位してアタッチメントユニットの軸方向の長さが増大すると共に、操作シャフトに設けた拡径用カムの作用により前記少なくとも一対のカム付きスライダーが軸直角方向に互いに離隔してアタッチメントユニットの径が増大する。そのため、アタッチメントユニットの奥側の端面は取付穴の底に圧接し、カム付きスライダーの外周面は取付穴の内周面に圧接することにより、アタッチメントユニットはテーブル等の天板を構成するボードに設けた取付穴の内部に堅固に固定されるものである。即ち、操作シャフトを回転させるというワンタッチの操作で、テーブルの天板等のボードの裏面の取付穴内にアタッチメントをしっかりと固定できるものである。このようにして固定されたアタッチメントユニットにテーブル等のボードへ脚部を取り付ける際には、アタッチメントユニットの操作シャフトに設けた雌ネジ穴に、取り付けるべき脚部等に設けたボルトをねじ込むことによって、脚部等を容易に取り付け得るものである。
【0015】
尚、前記操作シャフトの形態、カムディスクのカム面のカムの形態、カム付きスライダーやカム付きスライダーの形状や数、配置、等々はアタッチメントユニットの使用目的、使用状況等により様々に設計変更可能である。
【0016】
請求項2に記載のアタッチメントユニットにおいては、前記カムディスクの上下両面にカム面を形成し、前記カムディスクの上側及び下側にそれぞれ前記一対のカム付きスライダーを設けたことにより、アタッチメントユニットが収容される取付穴の内壁面への食い込み、強固で安定した固定効果を得ることができる。
【0017】
請求項3に記載のアタッチメントユニットにおいては、前記一対のカム付きスライダーを、カムディスクのカム面と作用するカム面を有するカム付きスライダーと、これに対して前記操作シャフトの軸直角方向に互いに接近、離隔するよう変位可能なカム付きスライダーとから構成したことにより、一対のカム付きスライダーの円滑な作動を確保することができる。
【0018】
請求項4に記載のアタッチメントユニットにおいては、前記各カム付きスライダーの上側と及び又は下側に位置するものの外側頂面に複数の爪部を設けたことを特徴とする。
このように構成すると、各爪部がボードを構成する化粧板に食い込むので、アタッチメントユニットの取付穴に対する取り付けがより強固なものになるという効果を奏し得る。
【0019】
請求項5に記載のアタッチメントユニットにおいては、前記操作シャフトに、これを回転操作する工具を挿入若しくは嵌め込む穴を形成したことにより、テーブル等へのアタッチメントユニットの取付け作業を容易化できる。
【0020】
請求項6に記載のアタッチメントユニットにおいては、前記操作シャフトの回転操作時における前記少なくとも一対のカム付きスライダーの追従回転を防止するための治具の嵌め込み部を設けたことにより、テーブル等へのアタッチメントユニットの取付け作業を容易化し、確実化できる。
【0021】
請求項7に記載のアタッチメントユニットにおいては、前記一対のカム付きスライダーの頂面に、取り付けられるべきボードに食い込む爪部を形成したことにより、テーブルや脚部等への固定力を強化できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に係るアタッチメントユニットの一実施例のカム付きスライダー拡張前の状態を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示したアタッチメントユニットのカム付きスライダー拡張後の状態を示す外観斜視図である。
【図3】本発明に係るアタッチメントユニットの一実施例の分解斜視図である。
【図4】本発明に係るアタッチメントユニットの一実施例のカム付きスライダー拡張前の状態における中心軸に沿った断面図である。
【図5】図4に示したアタッチメントユニットのカム付きスライダー拡張後の状態における中心軸に沿った断面図である。
【図6】本発明に係るアタッチメントユニットをテーブルの天板の裏面に取り付け、更にこれに脚部を取り付ける場合の状態を示す説明図である。
【図7】本発明に係るアタッチメントユニットの取付け時に使用する治具及び工具の例を示す説明図である。
【図8】図7に示した治具及び工具を本発明に係るアタッチメントユニットにセットした状態を示す説明図である。
【図9】本発明に係るアタッチメントユニットの他の実施例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下に本発明に係るアタッチメントユニットの実施例を図面に基づいて説明する。尚、以下の説明では、図6に示したように、組立式のテーブルの天板を構成するハニカム構造の芯材501を有するボード5に脚部2を取り付けるアタッチメントユニットを例にとって説明するが、本発明のアタッチメントユニットの取り付け先はこれに限らず、他のハニカム構造その他の釘やネジの効きにくい材料で構成したボード5に脚部2や支柱を取り付ける際に広く適用し得るものである。
【実施例1】
【0024】
図面によれば、図1乃至図6において、本発明に係るアタッチメントユニット1は、操作シャフト101と、カムディスク102と、少なくとも一対のカム付きスライダー103、104、107、108とを備えている。
【0025】
図示した実施例において、操作シャフト101は互いに軸方向に嵌め合わされたシャフト本体101Aとシャフトホルダー101Bとから成る。シャフト本体101Aは、その上端に設けられる拡径用カム101aと、その下面に一体的に設けられるスライダー保持軸部101f、カムディスク保持軸部101g、シャフト保持軸部101h、かしめ部101iとから構成され、拡径用カム101aの中央には工具挿入穴101dが設けられ、更にこの工具挿入穴101dの底部から下方へ向けて軸方向へ雌ネジ穴101eが設けられている(図3〜5参照)。
【0026】
シャフトホルダー101Bは、互いに対向する位置に設けた各一対の長辺部101r、101sと円弧部101v、101wを有する平面略楕円形状を呈した平板状の拡径用カム101оと、この拡径用カム101оの上面に立設したスライダー保持軸部101pと、このスライダー保持軸部101pの軸心部軸方向に設けた変形取付孔101q及びかしめ用孔101yとで構成されている。尚、カム付きスライダー107の円弧状壁部107cの平面内壁107qの略中央部には係合凹部107eが形成されると共に、カム付きスライダー108の円弧状壁部108cの平面内壁108qの略中央部には係合凹部108eが形成されている。さらに、拡張用カム101оの円弧部101v、101wの略中央部に係合凸部101t、101uが設けられている。
【0027】
操作シャフト101のシャフト本体101Aとシャフトホルダー101Bは、とくに図4と図5に示したように、シャフトホルダー101Bの変形取付孔101qにシャフト保持軸部101hを挿入係合させ、さらに、かしめ用孔101yにかしめ部101iを挿入係合させることにより、互いにともに回転するように連結されている。尚、かしめ用孔101yとかしめ部101iは互いに円形であっても良い。
【0028】
シャフト本体101Aに設けた板状の拡径用カム101aの外形は、互いに平行な長辺部101j、101kと、互いに対向する円弧部101l、101mとを有する平面略楕円形状を呈した平板状に形成されている。尚、カム付きスライダー103の円弧状壁部103cの平面内壁103qの略中央部には係合凹部103eが形成されると共に、カム付きスライダー104の円弧状壁部104cの平面内壁104kの略中央部には係合凹部104eが形成されている。さらに、拡張用カム101aの円弧部101l、101mの略中央部に係合凸部101b、101cが設けられている。図示するように、係合凸部101bと101cとの間隔は、長辺部101jと101kとの間隔よりも大きく形成されている。そのため、図1に示すように、拡径用カム101aの長辺部101jと101kが、カム付きスライダー103の平面内壁103qとカム付きスライダー104の平面内壁104kとにそれぞれ接触している状態においては、カム付きスライダー103とカム付きスライダー104とが互いに接近し、操作シャフト101の中心軸に近づいた状態(カム付きスライダー拡張前の状態)となっている。他方、図2に示すように、操作シャフト101を軸中心に90°回転させ、拡径用カム101aの円弧部101l、101mの中央の係合凸部101b、101cが、カム付きスライダー103の係合凹部103eとカム付きスライダー104の係合凹部104eとにそれぞれ係合している状態においては、カム付きスライダー103とカム付きスライダー104とが互いに離れ、操作シャフト101の中心軸から遠ざかった状態(カム付きスライダー拡張後の状態)となる。
【0029】
尚、シャフト本体101Aの拡径用カム101aの上面には、六角棒レンチ等の工具挿入穴101dのほか、他の工具によっても回転操作が可能なよう、別の工具嵌め込み穴101nも設けておくことが推奨される。
【0030】
カムディスク102は、その上下両面に同様のカム面102a(図3参照)をそれぞれ有し、このカムディスク102の上側に一対のカム付きスライダー103,104が設けられ、カムディスク102の下側に更にもう一対のカム付きスライダー107,108が設けられることにより、合わせて二対のカム付きスライダーが設けられ、後述するボード5に対して強固で安定した結合がなされるようになっている。カムディスク102は、図示した実施例の如く片面にカム面を設けた2枚のカム板を重ね合わせたもののほか、1枚のカム板の両面にカム面を形成したものを用いてもよい。
【0031】
図示した実施例において、上側の一対のカム付きスライダー103,104と下側の一対のカム付きスライダー107,108とは、同一の構成を有する。尚、これら一対のカム付きスライダーは、図示の実施例において、カム付きスライダー103(107)と、カム付きスライダー104(108)とから構成される。
【0032】
図3〜図5に示すように、操作シャフト101には、シャフト本体101Aのスライダー保持軸部101fに上から順に、皿バネ106、カム付きスライダー104、カム付きスライダー103が取り付けられ、カムディスク保持軸部101gにカムディスク102が取り付けられている。そして、シャフトホルダー101Bに、カム付きスライダー107、カム付きスライダー108、皿バネ110が取り付けられ、その先端側のシャフト保持軸部101hがシャフトホルダー101Bの変形取付孔101q内に嵌入され、シャフト本体101Aのかしめ部101iの最先端部はシャフトホルダー101Bの底面のかしめ用孔101yを貫通し、その露出部分をかしめ等の手段でかしめることにより、かしめ部101xが形成され、シャフトホルダー101Bと固定されるようになっている。
【0033】
カムディスク102は、操作シャフト101上に、当該操作シャフトの軸中心の回転操作と共に回転せしめられるように装着されている。即ち、図3に示す如く、操作シャフト101のシャフト本体101Aのカムディスク保持軸部101gはその軸中心断面が略四角形をしており、カムディスク102の中心孔102bもこれに対応する略四角形に形成されることにより、カムディスク102は操作シャフト101に対して回転不可能なように、従って、操作シャフト101を軸中心に回転させると、カムディスク102も操作シャフト101の回転操作と共に回転せしめられるようになっている。尚、カムディスク102の上下方向の位置止めは、操作シャフト101のシャフト本体101Aのカムディスク保持軸部101gに装着されたカムディスク102を、シャフト本体101Aのスライダー保持軸部101fの下端面とシャフトホルダー101Bのスライダー保持軸部101pの上端面とによって上下から挟み付けることにより一定位置に保持するようになっている。そして、カムディスク102の上下両面のカム面102aには、凸部102cと凹部102dとが形成されている。
【0034】
図示した実施例において、上側の一対のカム付きスライダー103、104と、下側の一対のカム付きスライダー107、108は、いずれも操作シャフト101上にその軸方向及び軸直角方向に変位可能なよう装着され、カムディスク102の回転操作により操作シャフト101の軸方向に変位せしめられると同時に、操作シャフト101に設けた拡径用カム101a及び101oにより軸直角方向に互いに離隔するよう変位せしめられるようになっている。以下その構成について、詳述する。
【0035】
上側の一対のカム付きスライダーのカム付きスライダー103とカム付きスライダー104とは、カムディスク102の上側に両者の円環部103aと104aを重ねた状態で、操作シャフト101のシャフト本体101Aのスライダー保持軸部101f上に装着される。
【0036】
カム付きスライダー104の皿バネ収容部104jには皿バネ106が収容され(図3、4、5参照)、カム付きスライダー104の円環部104aの上面とシャフト本体101Aの拡径用カム101aの下面との間に離間力を作用させるようになっている。これにより、カム付きスライダー103とカム付きスライダー104とは、シャフト本体101Aのスライダー保持軸部101f上で、皿バネ106の作用下に上下方向に変位可能なように保持されている。皿バネ106は円形のリング部106aから成り、加圧時の変形が許容されるよう、その中心孔106bの直径はシャフト本体101Aのスライダー保持軸部101fの直径より若干大きめに形成されている。
【0037】
カム付きスライダー103がカムディスク102と対向する面、即ち、カム付きスライダー103の円環部103aの下面には、カムディスク102の上側のカム面102aに作用する凸部103kと凹部103mとから成るカム面103jが形成されている。
【0038】
その場合において、カム付きスライダー103とカム付きスライダー104の相互間の変位方向が、両者の長径方向に沿って互いに反対方向となるように規制するために、ガイドピン105a〜105dと、これらを嵌め込むピン穴とガイド溝とを、カム付きスライダー103の摺動面103hとカム付きスライダー104の摺動面104h上の互いに対応する位置に設けてある。即ち、図3に示した実施例において、カム付きスライダー103の摺動面103hには、ガイドピン105aを嵌め込むピン穴103nと、ガイドピン105bを嵌め込むピン穴103oとを設け、カム付きスライダー104の摺動面104hには、これらのガイドピン105a、105bを案内するガイド溝(図3では隠れて見えない。下側のカム付きスライダー108の摺動面108hに設けたガイド溝108n、108oと同様のもの。)を設けるようにする。また、同様に、カム付きスライダー104の摺動面104hにも2本のガイドピン105c、105dを嵌め込むピン穴(図3では隠れて見えない。下側のカム付きスライダー108の摺動面108hに設けたピン穴108j、108kと同様のもの。)を設け、カム付きスライダー103の摺動面103hには、これらのガイドピンを案内するガイド溝103p(もう一つのガイド溝は隠れて見えない。)を設けるようにする。このように、上側の一対のカム付きスライダーについて4本のガイドピンを用いて、カム付きスライダー103とカム付きスライダー104とが、両者の長径方向に沿って互いに反対方向に変位し得るよう構成する。尚、後述する下側のカム付きスライダー107とカム付きスライダー108の間にも、同様の4本のガイドピン109a〜109dが設けられるため、全部で8本のガイドピンが用いられることになる。
【0039】
カム付きスライダー103の外周のうち、中心孔103bの一方の半円部に対応する略半周領域には円弧状壁部103cが形成され、その外周面103dがテーブルの天板等のボード5に設けた取付穴201の内周面を拡張して圧接するようになっている。同様に、カム付きスライダー104の外周のうち、中心孔104bの一方の半円部に対応する略半周領域には円弧状壁部104cが形成され、その外周面104dがボード5に設けた取付穴201の内周面を拡張して圧接するようになっている。
【0040】
また、カム付きスライダー103の頂面103fには複数の爪部103gが形成され、同様に、カム付きスライダー104の頂面104fには複数の爪部104gが形成され、これらの爪部103g、104gがテーブル等のボード5の化粧板602、603に食い込むことにより、ボード5に対する堅固な結合がなされるようになっている。
【0041】
尚、カム付きスライダー103とカム付きスライダー104とを操作シャフト101上に装着したとき、カム付きスライダー103の円弧状壁部103cの両端面を形成する治具ガイド端面103iと、カム付きスライダー104の円弧状壁部104cの両端面を形成する治具ガイド端面104iとは、所定の間隔を隔てて互いに平行に対向した状態となって、治具嵌め込み部111(図1、7、8参照)を形成するようになっている。
【0042】
また、カム付きスライダー103の円弧状壁部103cの平面内壁103qの中央部には係合凹部103eが形成されると共に、カム付きスライダー104の円弧状壁部104cの平面内壁104kの中央部には係合凹部104eが形成され、カム付きスライダー拡張時に操作シャフト101のシャフト本体101Aの拡径用カム101aの係合凸部101b、101cがこれらの係合凹部103e、104eにそれぞれ嵌まり込むことにより、カム付きスライダー103、104の拡張状態が保持されるようになっている。
【0043】
次に、下側の一対のカム付きスライダー107、108の構成について説明する。これらのカム付きスライダー107、108は、シャフトホルダー101Bのスライダー保持軸部101pの外周に装着される点を除き、基本的には上側の一対のカム付きスライダー103、104の構成と同様である。
【0044】
下側の一対のスライダーのカム付きスライダー107とカム付きスライダー108とは、カムディスク102の下側に両者の円環部107aと108aを重ねた状態で、操作シャフト101のシャフトホルダー101Bのスライダー保持軸部101p上に装着される。
【0045】
カム付きスライダー108の皿バネ収容部108p(図4、5参照)には皿バネ110が収容され、カム付きスライダー108の円環部108aの下面とシャフトホルダー101Bの拡径用カム101oの上面との間に離間力を作用させるようになっている。これにより、カム付きスライダー107とカム付きスライダー108とは、シャフトホルダー101Bのスライダー保持軸部101p上で、皿バネ110の作用下に上下方向に変位可能なように保持されている。皿バネ110は平面円形のリング部110aから成り、加圧時の変形が許容されるよう、その中心孔110bの直径はシャフトホルダー101Bのスライダー保持軸部101pの直径より若干大きめに形成されている。
【0046】
カム付きスライダー107がカムディスク102と対向する面、即ち、カム付きスライダー107の円環部107aの上面には、カムディスク102の下側のカム面102aと作用するカム面107jが形成される。カム面107jには、凸部107kと凹部107mとが形成されている。
【0047】
その場合において、カム付きスライダー107とカム付きスライダー108の相互間の変位方向が、両者の長径方向に沿って互いに反対方向となるように規制するために、ガイドピン109a〜109d等と、これらを嵌め込むピン穴とガイド溝とを、カム付きスライダー107の摺動面107hとカム付きスライダー108の摺動面108h上の互いに対応する位置に設けてある。即ち、図3に示した実施例において、カム付きスライダー107の摺動面107hには、2本のガイドピン109c、109dを設け(図3では隠れて見えない。上側のカム付きスライダー103の摺動面103hに設けたピン穴103n、103oと同様のもの。)、カム付きスライダー108の摺動面108hには、これらのガイドピン109c、109dを案内するガイド溝108n、108oを設けるようにする。また、同様に、カム付きスライダー108の摺動面108hにも2本のガイドピン109a、109bを嵌め込むピン穴108j、108kを設け、カム付きスライダー107の摺動面107hには、これらのガイドピン109a、109bを案内するガイド溝(図3では隠れて見えない。上側のカム付きスライダー103の摺動面103hに設けたガイド溝103p等と同様のもの。)を設けるようにする。このように、下側の一対のカム付きスライダーについて4本のガイドピンを用いて、カム付きスライダー107とカム付きスライダー108とが、両者の長径方向に沿って互いに反対方向に変位し得るよう構成する。
【0048】
カム付きスライダー107の外周のうち、中心孔107bの一方の半円部に対応する略半周領域には円弧状壁部107cが形成され、その外周面107dがテーブルの天板等のボード5に設けた取付穴201の内周面に圧接するようになっている。同様に、カム付きスライダー108の外周のうち、中心孔108bの一方の半円部に対応する略半周領域には円弧状壁部108cが形成され、その外周面108dがボード5に設けた取付穴201の内周面に圧接するようになっている。
【0049】
また、カム付きスライダー107の頂面107fには複数の爪部107g(図4、5参照)が形成され、同様に、カム付きスライダー108の頂面108fには複数の爪部108gが形成され、これらの爪部がテーブルの107g、108gの化粧板602、603に食い込むことにより、ボード5に対する堅固な結合がなされるようになっている。
【0050】
尚、カム付きスライダー107とカム付きスライダー108とを操作シャフト101上に装着したとき、カム付きスライダー107の円弧状壁部107cの両端面を形成する治具ガイド端面107iと、カム付きスライダー108の円弧状壁部108cの両端面を形成する治具ガイド端面108iとは、所定の間隔を隔てて互いに平行に対向した状態となって、治具嵌め込み部112(図1、7、8参照)を形成するようになっている。
【0051】
また、図3では隠れて見えないが、上側の一対のカム付きスライダー103、104の場合と同様に、下側のカム付きスライダー107の円弧状壁部107cにも平面内壁(上側のカム付きスライダー103の平面内壁103qと同一のもの)が設けられ、その中央部には係合凹部(上側の平面内壁103q上の係合凹部103eと同一のもの)が形成されると共に、カム付きスライダー108の円弧状壁部108cの平面内壁(上側のカム付きスライダー104の平面内壁104kと同一のもの)の中央部には係合凹部(上側の平面内壁104k上の係合凹部104eと同一のもの)が形成され、スライダー拡張時に操作シャフト101のシャフトホルダー101Bの拡径用カム101oの係合凸部101t、101uがこれらの係合凹部にそれぞれ嵌まり込むことにより、カム付きスライダーの拡張状態が保持されるようになっている。
【0052】
操作シャフト101のシャフトホルダー101Bは、その下端に設けられる拡径用カム101oと、その上面に一体的に設けられるスライダー保持軸部101pとを有し、スライダー保持軸部101pには、変形取付孔101qが設けられている。
【0053】
シャフトホルダー101Bに設けた拡径用カム101oの外形は、互いに平行な長辺部101r、101sと、互いに対向する円弧部101v、101wとを有するように形成され、円弧部101v、101wの中央に係合凸部101t、101uがそれぞれ形成されている。図示するように、係合凸部101tと101uとの間隔は、長辺部101rと101sとの間隔よりも大きく形成されている。そのため、上側のシャフト本体101Aに設けられている拡径用カム101aの場合と同様に、下側の拡径用カム101oを軸中心に回転させることにより、拡張前は軸直角方向に互いに接近していたカム付きスライダー107とカム付きスライダー108とを、互いに遠ざける(拡張後)ことができる。
【0054】
尚、操作シャフトの形態、カムディスクのカム面のカムの形態、カム付きスライダーやカム付きスライダーの形状や数、配置、等々は、アタッチメントユニットの使用目的、使用状況等により様々に設計変更し得るものである。
【0055】
以下、上記実施例に係るアタッチメントユニット1のボード5への取付方法及び作用効果について説明する。
【0056】
図6に示したように、ハニカム構造の芯材501とこの芯材501の上面側と下面側に化粧板502,503を貼着して成るボード5に拡径前のアタッチメントユニット1の外形と同じ内径を持つ取付穴201をボード5の下面側の脚部2を取り付ける部分に上面側の化粧板502の方向へ貫通しないように設ける。そして、この取付穴201の深さは、芯材501にアタッチメントユニット1の厚さより若干深く設けることが好ましい。即ち、ボード5の芯材501の厚さに合わせてこれより若干厚さを薄くしてアタッチメントユニット1の厚さを設計することになる。実施例では、取付穴201は下面側の化粧板503を貫通し、上面側の化粧板502で止まっているが、これに限定されない。この取付穴201は、ボード5がテーブルの天板の場合には、天板の4隅の脚部2を取り付ける位置に通常4個設けられる。図6は、この取付穴201の一つへアタッチメントユニット1を取り付ける場合を示しており、ボード5の上面側を下側にして、この取付穴201へ下面側の化粧板503の開口側からアタッチメントユニット1の拡径前のものを挿入させる。そうするとこの時のアタッチメントユニット1が、カムディスク102の上側のカム面102aの凹部102dに嵌まり込んだ状態となるよう両カム面の形状が形成されており、そのため、図5のカム付きスライダー拡張後の状態に比べると、カム付きスライダー103自体がカムディスク102に近づいた状態にある。従って、このカム付きスライダー103上に重ねて配置されたカム付きスライダー104も、図5の状態に比べてカムディスク102に近い状態にある。
【0057】
同様に、図4の状態において、下側のカム付きスライダー107は、その上面に形成されたカム面107j(図3参照)の凸部107kが、カムディスク102の下側のカム面102aの凹部102dに嵌まり込んだ状態となるよう両カム面の形状が形成されており、そのため、図5のカム付きスライダー拡張後の状態に比べると、カム付きスライダー107自体がカムディスク102に近づいた状態にある。従って、このカム付きスライダー107の下に重ねて配置されたカム付きスライダー108も、図5の状態に比べてカムディスク102に近い状態にある。
【0058】
この状態から、アタッチメントユニット1の治具嵌め込み部111、112に、図7、8に示す如く(図7、図8ではボードは省略)、治具3の2本の差し込み足3aを嵌め込むことにより、前記の如くアタッチメントユニット1のカム付きスライダー103、104、107、108が回転しないようにした上で、アタッチメントユニット1の操作シャフト101の工具挿入穴101dに所定の工具4(図7、8の例では六角棒レンチ)を嵌め入れ、操作シャフト101を90°回転させてカム付きスライダー103、104、107、108を前述の如く上下方向及び半径方向へ拡張(図2)させると、図6(b)に示すように、取付穴201の内周にアタッチメントユニット1のカム付きスライダー103、104、107、108の外周面が圧接してこれを拡張させて、カム付きスライダー103、104が下側の化粧板503に設けた取付穴201より外側に広がって該取付穴201と係合する。同時に上側のカム付きスライダー103、104と下側のカム付きスライダー107、108の各頂面103f、104fと107f、108fに形成した各爪部103g、104gと107g、108gが上側と下側の化粧板502と503に食い込み、取付穴201内にアタッチメントユニット1が堅固に固定される。即ち、六角棒レンチ等の工具4で操作シャフト101を例えば90°回転させるというワンタッチの操作だけで、取付穴201内にアタッチメントユニット1が堅固に固定できるものであり、従来の如く、例えば台座金具を4本程度のネジで取り付ける場合に比べて格段に簡便な作業で取り付けることができる。
【0059】
以上の如く、操作シャフト101を回転させると、シャフト本体101Aの拡径用カム101aの係合凸部101b、101cが、カム付きスライダー103の係合凹部103eとカム付きスライダー104の係合凹部104eとに嵌まり込み、同様に、シャフトホルダー101Bの拡径用カム101oの係合凸部101t、101uがカム付きスライダー107及びカム付きスライダー104の係合凹部(図3では隠れて見えない。)に嵌まり込むことによって、すべてのカム付きスライダー103、104、107、108の拡張状態が保持される。
【0060】
尚、テーブルの天板等のボードの材質としては、特にハニカム構造の芯材に対して好適に利用できるが、これに限らず、釘や取付ネジの効かない例えばコルク材を心材として用いたもの等にも用いることができるものである。
【0061】
上記の如くテーブルの天板2Aの下面の取付穴201内に固定されたアタッチメントユニット1の雌ネジ穴101eに、図6(b)に示すように、テーブルなどのボード5の脚部2に固定した雄ネジ202をねじ込むことにより、脚部2をアタッチメントユニット1に固定することができる。その際、カム付きスライダー103、104の頂面103f、104fに形成した爪部103g、104gとカム付きスライダー107、108の頂面107f、108fに形成した爪部107g、108gがボード5の化粧版52と503に食い込み、脚部2がアタッチメントユニット1、しかしてボード5に対して堅固に固定される。以上の簡単な作業によって、テーブルの天板を構成するボード5の下面に脚部2をしっかりと取り付けることができる。
【0062】
尚、図示した例では、ボード5の脚部2に雄ネジ202を直接取り付けておき、この雄ネジ202をアタッチメントユニット1の雌ネジ穴101eにねじ込んで固定するようにしたが、これとは異なり、ボード5の脚部2にも雌ネジ付きの座金を取り付けておき、両端まで雄ねじが形成された1本の連結ボルトの一端をアタッチメントユニット1の雌ネジ穴101eにねじ込み、当該連結ボルトのもう一端を脚部2に取り付けた座金の雌ネジにねじ込んで固定するようにしてもよい。この際には、アタッチメントユニット1を取付穴210へ固定させる際に、工具嵌め込み穴101nを用いることが考えられる。
【0063】
尚、図7、8に示した治具3は、握り柄3bの先端に2本の差し込み足3aを有するリング部3cを形成し、その中央に前記六角棒レンチ等の工具4を通すための工具挿通孔3dを形成したものである。治具の形態はこれに限定されず、アタッチメントユニット1に設けた治具嵌め込み部の形状や使用すべき工具4の形態等に応じて各種各様のものを用い得るものである。
【実施例2】
【0064】
図9は本発明の他の実施例を示し、アタッチメントユニット6のカム付きスライダー601、602、603、604の各外周には、複数の係止突起601a、602a、603a、604aが設けられている。その他の内部構造は実施例1と同じであるので、説明を省略する。このように実施すると、アタッチメントユニット6の図示してないボードに設けた取付穴に対する取付状態がさらに強固なものとなり、同じく図示してない脚部に取り付けたネジを実施例1のようにアタッチメントユニット6へ強くねじ込むと、各係止突起601a、602a、603a、604aが取付穴の内周に食い込み、当該アタッチメントユニット6が取付穴内201で回転してしまうことをより防止できるので、より脚部2の取付が堅固なものとなるという利点がある。
【0065】
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例えばボードが棚部の棚板である場合には、アタッチメントユニットへ取り付けられるものは支柱である場合があり、ボードの用途によってさまざまなものが本発明に係るアタッチメントユニットへ取り付けられることになろう。さらに、操作シャフトの形態、カムディスクのカム面のカムの形態、カム付きスライダーやカム付きスライダーの形状や数、配置、ボードに食い込む爪部の数や配置等々は、アタッチメントユニットの使用目的、使用状況等により適宜設計変更されるものであり、従って、本発明は特許請求の範囲に含まれるすべての変更実施例を包摂するものである。
【産業上の利用可能性】
【0066】
本発明は以上のように構成したので、釘やネジの効かないテーブルや机、或は棚等の天板や棚板として用いられるボードへ、脚部や支柱を取り付ける際のアタッチメントユニットとして好適に用いられるものである。
【符号の説明】
【0067】
1、6 アタッチメントユニット
101 操作シャフト
101a、101o 拡径用カム
101d 工具挿入穴
101e 雌ネジ穴
102 カムディスク
102a カム面
103 カム付きスライダー
103g 爪部
103j カム面
103o ピン穴
104 カム付きスライダー
104g 爪部
105a、105b ガイドピン
106 皿バネ
107 カム付きスライダー
107g 爪部
107j カム面
108 カム付きスライダー
108g 爪部
109a、109b ガイドピン
110 皿バネ
111、112 治具嵌め込み部
201 取付穴
4 工具
5 ボード
501 芯材
502、503 化粧板
601a、602a、603a、604a 係止突起

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸方向へ雌ネジ穴を有する操作シャフトと、
前記操作シャフト上に装着され、操作シャフトの軸中心の回転操作と共に回転せしめられるカムディスクと、
前記操作シャフト上にその軸方向及び軸直角方向に変位可能なよう装着され、前記カムディスクの回転操作により前記操作シャフトの軸方向に変位せしめられると同時に、前記操作シャフトに設けた拡径用カムにより軸直角方向に互いに離隔するよう変位せしめられる少なくとも一対のカム付きスライダーと、
を備えたことを特徴とする、アタッチメントユニット。
【請求項2】
前記カムディスクの上下両面にカム面を形成し、前記カムディスクの上側及び下側にそれぞれ前記一対のカム付きスライダーを設けたことを特徴とする、請求項1に記載のアタッチメントユニット。
【請求項3】
前記一対のカム付きスライダーが、カムディスクのカム面と作用するカム面を有するカム付きスライダーと、これに対して前記操作シャフトの軸直角方向に互いに接近、離隔するよう変位可能なカム付きスライダーとから構成されたことを特徴とする、請求項1に記載のアタッチメントユニット。
【請求項4】
前記各カム付きスライダーの上側及び又は下側に位置するものは、その各々の外側頂面に複数の爪部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のアタッチメントユニット。
【請求項5】
前記操作シャフトに、これを回転操作する工具を挿入若しくは嵌め込む穴を形成したことを特徴とする、請求項1に記載のアタッチメントユニット。
【請求項6】
前記操作シャフトの回転操作時における前記少なくとも一対のカム付きスライダーの追従回転を防止するための治具の嵌め込み部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のアタッチメントユニット。
【請求項7】
前記カム付きスライダーの側面に、複数の係止突起を設けたことを特徴とする、請求項1〜6に記載のアタッチメントユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−225501(P2012−225501A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−96509(P2011−96509)
【出願日】平成23年4月22日(2011.4.22)
【出願人】(000124085)加藤電機株式会社 (117)
【Fターム(参考)】