イソキサゾール誘導体およびその製造方法、ならびに殺菌剤
【課題】優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対し何ら害を及ぼさない、またはきわめて害が少ないイソキサゾール誘導体を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体である。
[式中、R1、R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子等を表し、Aは、−OR4、−NR6R7、等を表す。R4は、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、アリールアミノカルボニル基等を表し、R6、R7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜6のアルケニル基、アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、アリール基、アリールカルボニル基等を表す。ただし、R6およびR7がともに水素原子の場合を除く。]
【解決手段】下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体である。
[式中、R1、R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子等を表し、Aは、−OR4、−NR6R7、等を表す。R4は、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、アリールアミノカルボニル基等を表し、R6、R7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜6のアルケニル基、アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、アリール基、アリールカルボニル基等を表す。ただし、R6およびR7がともに水素原子の場合を除く。]
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体。
【化1】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
Aは、−OR4、−S(O)nR5、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR13R14を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
R4は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R5は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
またR5は、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7が、ともに水素原子を表す場合を除く。
R8、R9、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9およびR10、ならびに、R13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項2】
一般式(1)におけるR1が、水素原子である請求項1に記載のイソキサゾール誘導体。
【請求項3】
一般式(1)におけるR2およびR3が、ともに水素原子である請求項2に記載のイソキサゾール誘導体
【請求項4】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化2】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1aは、−OR4a、−SR5a、−NR6aR7a、−NR8aNR9aR10a、−NR11aOR12a、または−ONR13aR14aを表す。
R4aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R5aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R6aおよびR7aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6aおよびR7aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
R8a、R9a、R10a、R11a、R13a、およびR14aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9aおよびR10aは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R8a、R9a、およびR10aの少なくとも一つ、R11aおよびR12aの少なくとも一方、ならびに、R13aおよびR14aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。ただし、R12aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基の場合を除く。]
【化3】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方はそれぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化4】
[式中、X1は脱離基を表し、R17は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
【請求項5】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物とを、縮合剤を用いて反応させる工程を含む、下記一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化5】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1aは、−OR4a、−SR5a、−NR6aR7a、−NR8aNR9aR10a、−NR11aOR12a、または−ONR13aR14aを表す。
R4aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R5aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R6aおよびR7aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6aおよびR7aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
R8a、R9a、R10a、R11a、R13a、およびR14aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9aおよびR10aは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R8a、R9a、およびR10aの少なくとも一つ、R11aおよびR12aの少なくとも一方、ならびに、R13aおよびR14aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。ただし、R12aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基の場合を除く。]
【化6】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方はそれぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化7】
[式中、R18は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
【請求項6】
下記一般式(7)で表される化合物と、下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(6)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化8】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A2bは、−NR6bR7b、−NR8bNR9bR10b、−NR11bOR19、または−ONR13bR14bを表す。
R6bおよびR7bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8b、R9b、R10b、R13b、およびR14bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R11bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
R19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9bおよびR10bは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R6bおよびR7bの少なくとも一方、R8b、R9b、およびR10bの少なくとも一つ、ならびに、R13bおよびR14bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。]
【化9】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A2は、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NHOR19、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化10】
[式中、X2は、脱離基を表し、R20は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項7】
下記一般式(10)で表される化合物と、下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(9)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化11】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A3cは、−OR4c、−NR6cR7c、−NR8cNR9cR10c、−NR11cOR12c、または−ONR13cR14cを表す。
R4cは、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R6cおよびR7cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8c、R9c、R10c、R11c、R13c、およびR14cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9cおよびR10cは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R6cおよびR7cの少なくとも一方、R8c、R9c、およびR10cの少なくとも一つ、R11cおよびR12cの少なくとも一方、ならびに、R13cおよびR14cの少なくとも一方は、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。]
【化12】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A3は、−OH、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7はそれぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化13】
[式中、Yは酸素原子または硫黄原子を表し、R21は炭素数1〜12のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項8】
下記一般式(13)で表される化合物と、下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(12)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化14】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A4dは、−OR4d、−SR5d、−NR6dR7d、−NR8dNR9dR10d、−NR11dOR12d、または−ONR13dR14dを表す。
R4dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R5dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R6dおよびR7dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8d、R9d、R10d、およびR11dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R13dおよびR14dは、それぞれ独立して炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9dおよびR10d、ならびにR13dおよびR14dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化15】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
X3は脱離基を表す。]
【化16】
[式中、Zは、−OR4、−SR22、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR19、または−ONR23R24を表す。
R4は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R22は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、およびR11は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R23およびR24は、それぞれ独立して、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9およびR10、ならびにR23およびR24は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項9】
下記一般式(2)で表される化合物と、下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(15)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化17】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A5eは、−OR4e、−SR5e、−NR6eR7e、−NR8eNR9eR10e、−NR11eOR12e、または−ONR13eR14eを表す。
R4eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R5eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R6eおよびR7eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8e、R9e、R10e、R11e、R13e、およびR14eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6eおよびR7eの少なくとも一方、R8e、R9e、およびR10eのうち少なくとも一つ、R11eおよびR12eの少なくとも一方、ならびに、R13eおよびR14eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R9eおよびR10eは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化18】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化19】
[式中、X4は脱離基を表し、R25は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項10】
下記一般式(18)で表される化合物のアミド結合を還元する工程を含む、下記一般式(17)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化20】
[式中、R26は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
A6fは、−NR6fR7f、−NR8fNR9fR10f、または−NR11fOR12fを表す。
R6f、R7f、R8f、R9f、R10f、R11f、およびR12fは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R9fおよびR10fは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化21】
[式中、R26は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
A4は、−NR27R28、−NR29NR30R31、−NR32OR33、または−ONR34R35を表す。
R27、R28、R29、R30、R31、R32、R34、およびR35は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R33は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびにR34およびR35は互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項11】
下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する殺菌剤。
【化22】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
Aは、−OR4、−S(O)nR5、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR13R14を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
R4は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R5は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
またR5は、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7がともに水素原子を表す場合を除く。
R8、R9、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9およびR10、ならびにR13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
【請求項12】
農園芸用殺菌剤である請求項11に記載の殺菌剤。
【請求項1】
下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体。
【化1】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
Aは、−OR4、−S(O)nR5、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR13R14を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
R4は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R5は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
またR5は、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7が、ともに水素原子を表す場合を除く。
R8、R9、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9およびR10、ならびに、R13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項2】
一般式(1)におけるR1が、水素原子である請求項1に記載のイソキサゾール誘導体。
【請求項3】
一般式(1)におけるR2およびR3が、ともに水素原子である請求項2に記載のイソキサゾール誘導体
【請求項4】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化2】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1aは、−OR4a、−SR5a、−NR6aR7a、−NR8aNR9aR10a、−NR11aOR12a、または−ONR13aR14aを表す。
R4aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R5aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R6aおよびR7aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6aおよびR7aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
R8a、R9a、R10a、R11a、R13a、およびR14aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9aおよびR10aは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R8a、R9a、およびR10aの少なくとも一つ、R11aおよびR12aの少なくとも一方、ならびに、R13aおよびR14aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。ただし、R12aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基の場合を除く。]
【化3】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方はそれぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化4】
[式中、X1は脱離基を表し、R17は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
【請求項5】
下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物とを、縮合剤を用いて反応させる工程を含む、下記一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化5】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1aは、−OR4a、−SR5a、−NR6aR7a、−NR8aNR9aR10a、−NR11aOR12a、または−ONR13aR14aを表す。
R4aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R5aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R6aおよびR7aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6aおよびR7aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
R8a、R9a、R10a、R11a、R13a、およびR14aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9aおよびR10aは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R8a、R9a、およびR10aの少なくとも一つ、R11aおよびR12aの少なくとも一方、ならびに、R13aおよびR14aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。ただし、R12aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基の場合を除く。]
【化6】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方はそれぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化7】
[式中、R18は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
【請求項6】
下記一般式(7)で表される化合物と、下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(6)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化8】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A2bは、−NR6bR7b、−NR8bNR9bR10b、−NR11bOR19、または−ONR13bR14bを表す。
R6bおよびR7bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8b、R9b、R10b、R13b、およびR14bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R11bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
R19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9bおよびR10bは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R6bおよびR7bの少なくとも一方、R8b、R9b、およびR10bの少なくとも一つ、ならびに、R13bおよびR14bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。]
【化9】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A2は、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NHOR19、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化10】
[式中、X2は、脱離基を表し、R20は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項7】
下記一般式(10)で表される化合物と、下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(9)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化11】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A3cは、−OR4c、−NR6cR7c、−NR8cNR9cR10c、−NR11cOR12c、または−ONR13cR14cを表す。
R4cは、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R6cおよびR7cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8c、R9c、R10c、R11c、R13c、およびR14cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9cおよびR10cは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R6cおよびR7cの少なくとも一方、R8c、R9c、およびR10cの少なくとも一つ、R11cおよびR12cの少なくとも一方、ならびに、R13cおよびR14cの少なくとも一方は、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。]
【化12】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A3は、−OH、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7はそれぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化13】
[式中、Yは酸素原子または硫黄原子を表し、R21は炭素数1〜12のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項8】
下記一般式(13)で表される化合物と、下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(12)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化14】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A4dは、−OR4d、−SR5d、−NR6dR7d、−NR8dNR9dR10d、−NR11dOR12d、または−ONR13dR14dを表す。
R4dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R5dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R6dおよびR7dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8d、R9d、R10d、およびR11dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R13dおよびR14dは、それぞれ独立して炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9dおよびR10d、ならびにR13dおよびR14dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化15】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
X3は脱離基を表す。]
【化16】
[式中、Zは、−OR4、−SR22、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR19、または−ONR23R24を表す。
R4は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R22は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、およびR11は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R23およびR24は、それぞれ独立して、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9およびR10、ならびにR23およびR24は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項9】
下記一般式(2)で表される化合物と、下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(15)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化17】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A5eは、−OR4e、−SR5e、−NR6eR7e、−NR8eNR9eR10e、−NR11eOR12e、または−ONR13eR14eを表す。
R4eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R5eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R6eおよびR7eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8e、R9e、R10e、R11e、R13e、およびR14eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6eおよびR7eの少なくとも一方、R8e、R9e、およびR10eのうち少なくとも一つ、R11eおよびR12eの少なくとも一方、ならびに、R13eおよびR14eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R9eおよびR10eは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化18】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
A1は、−OH、−SH、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR15R16を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R8、R9、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7の少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化19】
[式中、X4は脱離基を表し、R25は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
【請求項10】
下記一般式(18)で表される化合物のアミド結合を還元する工程を含む、下記一般式(17)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
【化20】
[式中、R26は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
A6fは、−NR6fR7f、−NR8fNR9fR10f、または−NR11fOR12fを表す。
R6f、R7f、R8f、R9f、R10f、R11f、およびR12fは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R9fおよびR10fは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【化21】
[式中、R26は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
A4は、−NR27R28、−NR29NR30R31、−NR32OR33、または−ONR34R35を表す。
R27、R28、R29、R30、R31、R32、R34、およびR35は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
R33は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびにR34およびR35は互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
【請求項11】
下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する殺菌剤。
【化22】
[式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
Aは、−OR4、−S(O)nR5、−NR6R7、−NR8NR9R10、−NR11OR12、または−ONR13R14を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
R4は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R5は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
またR5は、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
R6およびR7は、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6およびR7がともに水素原子を表す場合を除く。
R8、R9、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
R12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9およびR10、ならびにR13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
【請求項12】
農園芸用殺菌剤である請求項11に記載の殺菌剤。
【公開番号】特開2010−77090(P2010−77090A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−249222(P2008−249222)
【出願日】平成20年9月26日(2008.9.26)
【出願人】(000005887)三井化学株式会社 (2,318)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年9月26日(2008.9.26)
【出願人】(000005887)三井化学株式会社 (2,318)
【Fターム(参考)】
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