説明

インターポリマー類の製造方法、および、それより製造された製品

【課題】比較的低い分子量分布、すなわち約6より小さいMWDを保つにも関わらず、比較的高レベルの長鎖分枝を有することができる。これらのインターポリマー類は、LDPEと同じようなまたはそれよりも良好な加工性を示し、しかし、メタロセン触媒ポリマーと同様の物理特性を有するオレフィン系重合体の提供。
【解決手段】1つ以上のオレフィン性モノマー類またはコモノマー類を、少なくとも1つの高分子量触媒および少なくとも1つの低分子量触媒の存在下で単一反応器中で接触させ、前記反応器中で前記オレフィン性コモノマーの重合を実施して、オレフィンポリマーを得ることを含む重合方法。好適には、両方の触媒は、実質的に近似量のコモノマー類を前記オレフィンポリマーに組込む能力を有する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
220オレフィンホモポリマーまたはインターポリマーを製造する方法であって、
1つ以上のC220オレフィン類を反応器中に連続的に供給する工程、
低分子量触媒を前記反応器中に定速で連続的に供給する工程、
高分子量触媒を重合条件下、前記反応器中に連続的に供給する工程、ここで、前記高分子量触媒および前記低分子量触媒は、それぞれ前記ポリマー中に近似量のコモノマー類を組込み、前記高分子量触媒で製造される前記ポリマーの分子量対前記低分子量触媒で製造される前記ポリマーの分子量の比率、MwH/MwLは4.0から40の範囲内であり、および、
前記ポリマー製品を回収する工程、を含む前記製造方法。
【請求項2】
前記低分子量触媒を前記反応器中に連続的に供給する工程が、前記低分子量触媒を、目標メルトインデックスの2倍以上のメルトインデックスを有するポリマーを製造する第1の速度で供給することを含み、および、
前記高分子量触媒を前記反応器中に連続的に供給する工程が、前記高分子量触媒を、前記ポリマーのメルトインデックスを、目標メルトインデックスを有するポリマー生成物を製造するよう調整する第2の速度で供給することを含む、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
第3の反応器中で混合がおこるように、第1の反応器を第2の反応器と並列に接続する、請求項1に記載の製造方法。
【請求項4】
第1の反応器が、第2の反応器と直列に接続される、請求項1に記載の製造方法。
【請求項5】
前記第1の反応器の内容物が、前記第2の反応器中に順次導入される、請求項4に記載の製造方法。
【請求項6】
第1の反応器が連続溶液重合条件下で運転される、請求項1に記載の製造方法。
【請求項7】
少なくとも1つの触媒が、0.12より大きいRVを有するシングルサイト触媒類である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項8】
前記ポリマーが、第1の反応器の内容物の3.5重量%以下の濃度を有するエチレンを含有する、請求項1に記載の製造方法。
【請求項9】
第1の反応器が、該第1の反応器の内容物の15重量%以上の濃度を有するポリマーを含む、請求項1に記載の製造方法。
【請求項10】
前記MwH/MwLが4.0から10の間である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項11】
前記エチレン濃度が前記反応器の内容物の2.5重量%以下である、請求項8に記載の製造方法。
【請求項12】
前記エチレン濃度が前記反応器の内容物の2.0重量%以下である、請求項8に記載の製造方法。
【請求項13】
前記ポリマー濃度が前記反応器の内容物の18重量%以上である、請求項9に記載の製造方法。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2008−179825(P2008−179825A)
【公開日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−56619(P2008−56619)
【出願日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【分割の表示】特願2002−573823(P2002−573823)の分割
【原出願日】平成14年3月15日(2002.3.15)
【出願人】(502141050)ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド (1,383)
【Fターム(参考)】