説明

エレベータ着床装置

【課題】本発明は、昇降路内の異物等によって誤検出が起きることのないエレベータ着床装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光を射光する射光部21および光を受光する受光部22を有する着床検知器20と、射光部21および受光部22の前面にそれぞれ備えられ、それぞれ所定偏光方向の光を透過させる偏光フィルタ28と、乗りかご5が乗場101に着床している状態で着床検知器20と対向するように設けられ、射光部21に備えられた偏光フィルタ28を透過した光が受光部22に備えられた偏光フィルタ28を透過するように光を偏光させて反射する反射部29を備える着床検知板27と、を備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗りかごが階床に到着したときに、乗場敷居とかご敷居とが一致するように位置決めを行うエレベータ着床装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のエレベータの着床装置は、乗りかごに設けられ、射光部を有する検出器と、昇降路に設けられ、検出器から射光された光を遮断したり、反射したりする着床検知板を有する構成としており、検出器からの光が遮断や反射したことを検出器が検出することによって乗りかごの着床位置を検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭60−223770号公報
【特許文献2】特開2000−143109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記で述べたような従来のエレベータ着床装置においては、検出器から射光された光が、昇降路内の異物、昇降路内設置物、昇降路壁等によって遮断されたり、反射したりするなどして、エレベータ着床装置が誤検出してしまう恐れがある。そのため、従来は昇降路壁や昇降路内設置物であるエプロン等に検出器や着床検知板を備えることはできず、着床装置を設けるためだけのスペースを確保する必要があった。
【0005】
そこで、本発明は、昇降路内の異物によって誤検出が起きることのないエレベータ着床装置を提供し、省スペース化を図ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のエレベータ着床装置は、昇降路内を上下に昇降する乗りかごと、前記乗りかごもしくは乗場の一方に設けられ光を射光する射光部および光を受光する受光部を有する着床検知器と、前記射光部および前記受光部の前面にそれぞれ備えられ、それぞれが異なる所定方向にのみ振動する光を透過させる偏光フィルタと、前記乗りかごが乗場に着床している状態で前記着床検知器と対向するように前記乗りかごもしくは前記乗場の他方に設けられ、前記射光部に備えられた前記偏光フィルタを透過した光が前記受光部に備えられた前記偏光フィルタを透過するように前記光を偏光させて反射する反射部を備える着床検知板と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の実施形態に係るエレベータの構成を示す全体図である。
【図2】本発明の実施形態に係るエレベータの着床装置の詳細図である。
【図3】本発明の実施形態に係るエレベータの着床検知器を示す詳細図である。
【図4】本発明の実施形態に係るエレベータの着床検知器の取り付け箇所を示す詳細図である。
【図5】本発明の実施形態に係るエレベータの着床装置の取り付け箇所を示す詳細図である。
【図6】本発明の実施形態に係るエレベータの着床装置の原理を示す模式図である。
【図7】本発明の実施形態に係るエレベータの着床検知板の他の取り付け例を示す詳細図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0009】
図1は本発明の実施形態に係るエレベータの構成を示す全体図である。図2は本発明の実施形態に係るエレベータの着床装置の詳細図である。図3は本発明の実施形態に係るエレベータの着床検知器を示す詳細図である。図4は本発明の実施形態に係る着床検知器の取り付け箇所を示す詳細図である。図5は本発明の実施形態に係るエレベータの着床装置の取り付け箇所を示す詳細図である。図6は本発明の実施形態に係るエレベータの着床装置の原理を示す模式図である。図7は本発明の実施形態に係るエレベータの着床検知板の他の取り付け例を示す詳細図である。
【0010】
まず、図1を用いてエレベータの全体構成について説明する。
【0011】
図1に示すように、機械室100には巻上機1、エレベータ運行制御部2(以下、運行制御部2と称す。)およびそらせシーブ3が設けられている。巻上機1には巻上機1に備えられている図示しないモータの回転を計測するパルスジェネレータ4が設けられている。かご5はロープ6を介して巻上機1に吊り下げられており、巻上機1の回転によって昇降路7内を昇降する。運行制御部2は、巻上機1およびパルスジェネレータ4等に接続されており、エレベータの運行制御に関わる一連の処理を実行する。
【0012】
かご5を吊り下げるロープ6の他端ではカウンターウェイト8が備えられている。かご5の出入口には開閉自在なかごドア10が設けられ、階床の乗場101にはかご5の着床時にかごドア10と係合し戸開動作を連動して行う乗場ドア11が設けられている。
【0013】
かご5上部にはかご制御装置9が設けられ、かご5の着床時にかごドア10を戸開閉させ、利用客の乗り降りを可能とする。かご制御装置9はテールコード12により運行制御部2と接続され通信可能となっている。またかご制御装置9は戸開閉動作の他に、図示しない、かご照明、空調装置、アナウンス装置をそれぞれ制御するように設定されている。また、昇降路7には、詳細を後述する着床装置が設置されている。着床装置の詳細は、図2に示す着床装置周辺部13にて説明する。なお、着床装置は、後述する着床検知器20及び着床検知板27から構成される。
【0014】
図示はしないが、着床装置と運行制御部2は接続されており、着床装置によってかご5が乗場101に着床位置に達したことを検出すると、その検出結果を運行制御部2へ出力するように設定されている。検出結果を入力された運行制御部2は、かご5が乗場101に着床位置に達したと判断し、着床動作に移行する。着床動作に移行した後、徐々にかご5を減速させ、巻上機1にブレーキをかけて、かご5を乗場101に停止させるように設定されている。
【0015】
次に図2を用いて本発明の実施形態に係る着床装置の構成について説明する。着床装置の着床検知器20はかご側に備えられ、着床検知板27は乗場側に備えられている。
【0016】
まず、着床検知器20が備えられているかご側の構成について説明する。
【0017】
図2に示すように、かご床15には、コの字型の敷居受け14が備えられている。敷居受け14は上面に固定されるかご側敷居17を支持し、かご側敷居17は図示しないドアパネルの開閉をガイドするために設けられている。敷居受け14とかご側敷居17は互いにドア開閉方向を長手方向とするように設置されている。
【0018】
敷居受け14の乗場側側面には、下方に向かって延びる板状のかご側エプロン18の上部が固定されている。かご側エプロン18は、かご5がかご側敷居17と後述する乗場側敷居23とが面一とならない位置に停止した際に昇降路7内への乗客の転落や異物の落下、侵入の防止のために設けられる保護板である。後述する乗場側エプロン24も同様の目的で設けられている。
【0019】
かご側エプロン18の乗場側ではない面にはL字型の補強材19の一面が取り付けられ、かご側エプロン18と補強材19とが固定されている。かご側エプロン18に固定されていない補強材19の面とかご床15とを、固定部材16で固定することによりかご側エプロン等の強度を保っている。
【0020】
そして、かご側エプロン18には着床検知器20が取り付けられている。詳細は図3で説明するため、図2では図示しないが、着床検知器20は光を射光する射光部21および光を受光する受光部22を備えている。
【0021】
次に着床検知板27が備えられている乗場側の構成について説明する。
【0022】
乗場101にもかご5と同様に図示しないドアパネルの開閉をガイドする乗場側敷居23や乗場側エプロン24等が備えられている。乗場側敷居23は乗場側敷居23の上面が乗場101と面一になるようにして2つのL字ブラケットによって固定されている。ここでは、第1のL字ブラケット25の一方の面を乗場101の昇降路7内壁に固定し、他方の面と第2のL字ブラケット26の一方の面を固定している。そして第2のL字ブラケット26の他方の面と乗場側敷居23の下面を固定することにより、乗場101と乗場側敷居23を固定している。乗場側エプロン24は下方に延びるように、その上部が乗場側敷居23に固定されている。
【0023】
乗場側エプロン24には、かご5が乗場101に着床している状態において、かご側エプロン18に取り付けられている着床検知器20と対向する位置に、着床検知板27が設けられている。
【0024】
次に、図3、図4、図5を用いて着床検知器20、着床検知板27の構成について説明する。
【0025】
図3に示すように、着床検知器20に備えられる射光部21および受光部22のそれぞれの前面には、偏光フィルタ28a、28bが備えられている。この偏光フィルタ28a、28bは一定方向に振動する光だけを透過するものである。射光部21の前面には水平方向の振動方向を持つ光を透過する偏光フィルタ28aを備え、受光部22の前面には垂直方向の振動方向を持つ光、すなわち偏光フィルタ28aにて透過する光とは90度振動方向が異なる振動方向を持つ光を透過する偏光フィルタ28bを備えている。
【0026】
図4に示すように、着床検知器20はかご側エプロン18に取り付けられる。このとき、かごドア10および乗場ドア11の開口範囲内に取り付ける。なお、図2の説明の際にも述べたが、かご側エプロン18は、かご側敷居17を支持する敷居受け14に固定されている。
【0027】
また、図5に示す、着床検知板27は、一定方向に振動している光の振動方向を90度偏光させて反射する反射部29を有している。具体的には、反射部29の表面の一部または全部は、直角二等辺三角形の反射面を有する三枚の平面板の頂点を重ね合わせ、互いに直角となるように組み合わせて成る三角錐のくぼみ、すなわちコーナーキューブが隙間なく配置されて成るものである。コーナーキューブの一面に光が照射されると、入射した光の振動方向を90度偏光して反射するよう構成されている。また、その反射光は、入射した光の入射軸と平行方向に移動した位置に反射するように構成されているものである。
【0028】
このとき、着床検知板27は着床検知器20が取り付けられている位置に対応するように、乗場側エプロン24に取り付けられる。すなわち、着床検知器20と同様に、着床検知板27はかごドア10および乗場ドア11の開口部範囲内に取り付ける。なお、先にも述べたが、乗場側エプロン24は乗場側敷居23に固定されている。
【0029】
次に本発明の実施形態に係るエレベータの着床装置の作用について説明する。
【0030】
まず、かご5が乗場101に着床する流れについて簡単に説明する。
【0031】
かご5が乗場101に着床する際、着床検知器20に備えられている射光部21から射光された光は、昇降路7内に設けられた着床検知板27に備えられている反射部29で反射して、着床検知器20に備えられた受光部22で受光される。受光部22で光を受光したことを着床検知器20が検知すると、着床検知信号を運行制御部2へ出力する。
【0032】
そして着床検知信号を受信した運行制御部2は、かご5が着床位置に達したと判断し、着床動作に移行し、かご5を乗場101に着床させる。着床動作としては、パルスジェネレータ4等でかご5位置などを計測し、かご5の減速等を行う。
【0033】
次に、図6を用いて上記着床の際の着床装置によるかご5の着床検知について具体的に説明する。なお、図6では、着床検知器20および反射部29の一部のコーナーキューブ30を用いて説明する。
【0034】
着床検知器20に備えられている射光部21から射光された光は偏光フィルタ28aを透過して、一方向にのみ振動する光となる。そして昇降路7に設けられた着床検知板27に備えられている反射部29によって光が反射される際に、反射部29の表面に備えられるコーナーキューブ30によって光の振動方向が90度偏光される。
【0035】
また、コーナーキューブ30の一面に光が照射されると、入射した光の光軸より平行方向に移動して反射する。90度偏光され、入射軸より平行方向に移動した反射光は着床検知器20に備えられている受光部22に偏光フィルタ28bを透過して入射する。
【0036】
既述の通り、偏光フィルタ28aは水平方向、偏光フィルタ28bは垂直方向にそれぞれ振動する光、すなわち、それぞれ90度異なる振動方向を有する光を透過する。
【0037】
よって本実施形態においては、まず水平方向に振動する光として射光部21にて光が射光される。射光された光はコーナーキューブ30、すなわち反射部29によって90度偏光されて、垂直方向に振動する光として反射される。そして90度偏光されて反射した光のみを受光部22が受光することが可能となる。
【0038】
このような構成とすることによって、従来のように昇降路7や昇降路7内に存在する異物によって射光部21から射光された光が反射しても、受光部22ではその反射光は90度偏光されたものではないため、偏光フィルタ28bを透過することはなく、受光部22はその反射光を受光することがなくなるので、かご5の着床誤検出を防ぐことができる。
【0039】
すなわち、従来は、上述したように着床検知器20をかご側に、着床検知板27を乗場側に設けた場合、昇降路7壁や乗場側エプロン24が射光部21から射光される光の射光距離内となるよう着床検知器20が設置されることとなり、射光された光が昇降路7壁や乗場側エプロン24に反射して着床誤検出をする恐れがあった。そのため、射光距離内に着床検知板27を、射光距離外に昇降路7壁や乗場側エプロン24を設置するなど、着床検知板27を設置するスペースを昇降路7内に新たに確保する必要があった。
【0040】
本発明の実施形態の構成によれば、コーナーキューブ30を備える反射部29以外で反射した反射光の影響を受けないため、かご側敷居17、乗場側敷居23の下方に設けられたかご側エプロン18、乗場側エプロン24に直接または間接的に着床検知器20、着床検知板27を設けることが可能となる。これは、昇降路7壁や昇降路7内設置物による光の反射に影響を受けることなく、反射部29により反射した光だけを確実に検出することができるためである。
【0041】
つまり、昇降路7壁や乗場側エプロン24等が射光距離内となるように着床検知器20を設置しても、着床検知器20から射光される光が、昇降路7壁や乗場側エプロン24等に反射して、その反射光を受光して着床を誤検出することがなくなる。よって、従来のように昇降路7内に着床装置としてのスペースを新たに確保する必要がなくなり、着床検知板27と昇降路7壁との間に所定の距離を設ける必要がなくなるため、建物全体や昇降路7内の省スペース化を図ることができる。
【0042】
また、着床検知器20をかご側エプロン18に取り付けることが可能になったことにより、着床検知器20をかご側エプロン18の乗場ドア11の開口部の範囲内に取り付けることができる。乗場ドア11の開口部の範囲内に取り付けることにより、かご5を乗場101の階床面よりも少し上げた位置に移動させるのみで、かご側エプロン18を乗場に露出させることができるため、乗場にて着床検知器20の点検や交換などの保守作業を行うことが可能となる。よって保守作業の際に、保守員がピット内に入る必要がなく乗場101側から容易に行うことができるので、作業性・安全性が向上する。なお、着床検知板27をかご側エプロン18に取り付けた場合も同様の効果を得ることができる。
【0043】
以上より、本発明の実施形態によれば、昇降路7内スペースを有効に活用することができ、また、建物全体の省スペース化にも繋がる。
【0044】
また、本実施形態においては、着床検知器20をかご側エプロン18に、着床検知板27を乗場側エプロン24にそれぞれ設けられるものとしたが、このとき、図7に示すように、乗場側エプロン24の一部をかご5と逆の側、つまり昇降路7側に折り曲げ、その乗場側エプロン24の折り曲げた箇所に着床検知板27を設置するものとしてもよい。また、図示はしないがかご側エプロン18についても同様に一部を折り曲げて、その折り曲げた箇所に着床検知器20を設置するものとしてもよい。
【0045】
すなわち、このような構成とすれば着床検知器20や着床検知板27は、それぞれかご側エプロン18、乗場側エプロン24の引っ込んだ箇所に取り付けられるため、かご側敷居17と乗場側敷居23の間から侵入したごみや水等の異物が、射光部21や受光部22、反射部29に接触することがなくなるので、着床装置の着床検知機能に影響を与えることもなくなる。
【0046】
また、その他、着床検知器20をかご側敷居17に、着床検知板27を乗場側敷居23に取り付けたり、着床検知器20を乗場側に、着床検知板27をかご側に取り付けるなど、着床検知器20や着床検知板27はさまざまな箇所に設置可能であり、昇降路7内の省スペース化を図ることができる。
【符号の説明】
【0047】
1…巻上機
2…エレベータ運行制御部
3…そらせシーブ
4…パルスジェネレータ
5…かご
6…ロープ
7…昇降路
8…カウンターウェイト
9…かご制御装置
10…かごドア
11…乗場ドア
12…テールコード
13…着床装置周辺部
14…敷居受け
15…かご床
16…固定部材
17…かご側敷居
18…かご側エプロン
19…補強材
20…着床検知器
21…射光部
22…受光部
23…乗場側敷居
24…乗場側エプロン
25…第1のブラケット
26…第2のブラケット
27…着床検知板
28a、28b…偏光フィルタ
29…反射部
30…コーナーキューブ
100…機械室
101…乗場

【特許請求の範囲】
【請求項1】
昇降路内を上下に昇降する乗りかごもしくは各階床に設けられる乗場の一方に設けられ光を射光する射光部および光を受光する受光部を有する着床検知器と、
前記射光部および前記受光部の前面にそれぞれ備えられ、それぞれが異なる所定偏光方向の光を透過させる偏光フィルタと、
前記乗りかごが乗場に着床している状態で前記着床検知器と対向するように前記乗りかごもしくは前記乗場の他方に設けられ、前記射光部の前記偏光フィルタを透過した光が前記受光部の前記偏光フィルタを透過するように前記光を偏光させて反射する反射部を備える着床検知板と、
を備えることを特徴とするエレベータ着床装置。
【請求項2】
前記着床検知器もしくは前記着床検知板の一方は前記乗りかごに設けられる乗りかご敷居、もしくは前記乗りかご敷居に設けられ下方に向かって鉛直方向に延びる乗りかご側エプロンに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ着床装置。
【請求項3】
前記着床検知器もしくは前記着床検知板の一方は前記乗場に設けられる乗場敷居、もしくは前記乗場敷居に設けられ下方に向かって鉛直方向に延びる乗場側エプロンに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ着床装置。
【請求項4】
前記着床検知器もしくは前記着床検知板の一方は、前記乗りかご側エプロンの一部を対向する前記乗場側に突出しない方向に凹ませた箇所、もしくは前記乗場側エプロンの一部を対向する前記乗りかご側に突出しない方向に凹ませた箇所に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ着床装置。
【請求項5】
前記着床検知器もしくは前記着床検知板の一方は、前記乗場階床に設けられる乗場ドアの開口範囲内に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ着床装置。
【請求項6】
前記反射部の表面の一部または全部は、三枚の直角二等辺三角形の平面板の頂部を重ね合わせ、前記平面板が互いに直角となるように組み合わせて成る三角錐形状のくぼみが敷き詰められて形成されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ着床装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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