説明

エンボスキャリアテープの製造方法

【課題】エンボスキャリアテープとカバーテープとを熱シールした後のエンボスキャリアテープの幅方向の反り変形を減少させることが可能なエンボスキャリアテープの製造方法を提供する。
【解決手段】エンボスキャリアテープ1の凹部2に電子部品5を収納する収納工程と、前記凹部2をカバーテープ10により熱シールで封止して、前記電子部品5を保持する封止工程とを有するエンボスキャリアテープの製造方法において、前記カバーテープ10で覆われていない前記エンボスキャリアテープ1の非カバー部6を直接的又は間接的に加熱する非カバー部加熱工程を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品等を収納するエンボスキャリアテープの製造方法において、幅方向の変形である反り変形を減少するエンボスキャリアテープの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、図1に示すように、エンボスキャリアテープ1のポケット2に電子部品5を収納し、カバーテープ10にて封止する場合、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とを熱シールにて接合している。ここで、多くのエンボスキャリアテープ1には、その一方の縁部にのみ送り孔4が形成されている。したがって、熱シールされる箇所がエンボスキャリアテープ1の幅方向の中心軸よりオフセットされることとなる。その結果、図7に示すように、エンボスキャリアテープ1の材質は熱可塑性樹脂のため、加熱された箇所が偏っていると一方が収縮し、エンボスキャリアテープの幅方向の反り変形が大きくなる。
ここで、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とを熱シールする際に、エンボスキャリアテープ1の熱シール部を予め加熱しておくエンボスキャリアテープシール装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】実開平6−22207号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上述のエンボスキャリアテープシール装置は、熱シール開始直後から安定した熱シールを行うことが可能ではあるが、エンボスキャリアテープの反り変形を減少させるものではない。また、エンボスキャリアテープの反り変形については、JISC0806−3−1999やIEC60286−3−1997により、エンボスキャリアテープにカバーテープを接合した状態で1mm/250mm以下に反り変形をおさえるように規格化されている。
【0004】
そこで、本発明は上述の事情を鑑みてなされたものであり、エンボスキャリアテープとカバーテープとを熱シールした後のエンボスキャリアテープの幅方向の反り変形を減少させることが可能なエンボスキャリアテープの製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、エンボスキャリアテープの凹部に電子部品を収納する収納工程と、前記凹部をカバーテープにより熱シールで封止して、前記電子部品を保持する封止工程とを有するエンボスキャリアテープの製造方法において、前記カバーテープで覆われていない前記エンボスキャリアテープの非カバー部を直接的又は間接的に加熱する非カバー部加熱工程を有することを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載した発明は、前記封止工程において、前記非カバー部も同時に加熱することを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載した発明は、前記封止工程の前又は後に、前記非カバー部を加熱することを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載した発明は、前記非カバー部の上面に間接テープを載置して前記非カバー部を間接的に加熱する場合において、前記間接テープの耐熱温度が前記熱シールの温度より高温であることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載した発明は、前記非カバー部を間接的に加熱する場合において、前記間接テープが前記熱シールの温度以下において粘着性を有しないことを特徴とする。
【0010】
請求項6に記載した発明は、前記非カバー部の加熱容量を可変可能としたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載した発明によれば、エンボスキャリアテープの幅方向に対して均等に加熱することができるため、エンボスキャリアテープの幅方向の反り変形を減少することができる効果がある。
【0012】
請求項2に記載した発明によれば、効率よく非カバー部を加熱することができるため、エンボスキャリアテープの製造装置を複雑化させることなく実現することができる効果がある。
【0013】
請求項3に記載した発明によれば、加熱温度や加熱時間を熱シールの条件とは別に個別に設定することができるため、確実にエンボスキャリアテープの幅方向の反り変形を減少させることが可能となる効果がある。
【0014】
請求項4に記載した発明によれば、熱シールされても間接テープが熱変形することがないため、確実にエンボスキャリアテープの非カバー部を加熱することができ、間接テープを再利用できる効果がある。
【0015】
請求項5に記載した発明によれば、熱シールされても間接テープがエンボスキャリアテープに接合することがないため、エンボスキャリアテープの非カバー部を加熱した後に間接テープを確実にエンボスキャリアテープから離間することができる効果がある。
【0016】
請求項6に記載した発明によれば、熱シールの条件によって非カバー部の加熱面積等を個別に設定することができるため、確実にエンボスキャリアテープの幅方向の反り変形を減少させることが可能となる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
(第一実施形態)
次に、本発明の第一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、エンボスキャリアテープ1は、樹脂製の長尺シートを帯状に加工したものであり、電子部品等を収納可能なポケット2が形成され、したがってポケット2上端開口部周縁にフランジ部3が構成されることとなる。ポケット2は、単列で連続して設けられており、各ポケット2はフランジ部3によって互いに連結されている。また、エンボスキャリアテープ1の一方側縁のフランジ部3にはポケット2に隣接して複数の送り孔4が連続して設けられている。この送り孔4は、エンボスエンボスキャリアテープ1の移送用のものである。
【0018】
エンボスキャリアテープ1は熱可塑性樹脂からなり、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、又はポリプロピレン樹脂等が用いられる。
カバーテープ10は、薄く軟質な透明又は半透明の多層構造の樹脂製フィルムからなり、エンボスキャリアテープ1のフランジ部3と熱シールにより接合可能な幅を有した長尺シートを帯状に加工したものである。カバーテープ10は、表面がPETフィルムからなり、その下層にオレフィン系樹脂層が形成され、更に下層のエンボスキャリアテープ1との接合面がポリスチレン樹脂等の熱溶融樹脂からなる接着剤層が形成されている。送り孔4の周縁は、比較的幅のあるカバーテープ10が覆われない非カバー部6として構成されている。
【0019】
図3に示すように、エンボスキャリアテープの熱シール装置20は、エンボスキャリアテープ1の長手方向に延伸しているガイドレール装置21と、ガイドレール装置21の上面に対向した位置に配置されたヒータ装置22とから構成されている。ガイドレール装置21は、上面に凹陥部23が形成され、凹陥部23にエンボスキャリアテープ1のポケット2が嵌合するように形成されている。
ヒータ装置22は、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とを熱シールする箇所に対向した位置にシール突起部24が形成されている。また、ヒータ装置22は図示しないヒータが内蔵されており、シール突起部24の温度が調整できるように構成されている。また、ヒータ装置22には図示しない駆動部が内蔵されており、上下動可能に構成されている。更に、第1実施形態では、エンボスキャリアテープ1の非カバー部6に対向した位置にヒータ装置22の加熱突起部25が形成されている。加熱突起部25は、シール突起部24と一体成形されており、加熱突起部25とシール突起部24とは同時に上下動可能に構成されている。
【0020】
間接テープ30は、樹脂製フィルムからなり、エンボスキャリアテープ1の非カバー部6とヒータ装置22の加熱突起部25との間に載置可能な幅を有し、カバーテープ10と略同じ厚みを有した長尺シートを帯状に加工したものである。間接テープ30は、PETフィルム又はナイロンフィルム等が用いられる。
【0021】
次に、作用について説明する。
エンボスキャリアテープ1のポケット2に電子部品5が図示しない装置にて収納された後(収納工程)、エンボスキャリアテープ1は熱シール装置20へと搬送されてくる。また、それと同時に、カバーテープ10がエンボスキャリアテープ1のポケット2を覆うように上部に載置されて搬送され、間接テープ30がエンボスキャリアテープ1の非カバー部6の上部に載置されて搬送されてくる。ヒータ装置22の直下部にエンボスキャリアテープ1とカバーテープ10及び間接テープ30とが搬送されると、ヒータ装置22の駆動部が動作することで、ヒータ装置22が下降する。ヒータ装置22は、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とが熱シールされ得る温度に保持されている。この場合、シール突起部は約130〜220℃で保持されている。
【0022】
ヒータ装置22のシール突起部24が下降してカバーテープ10の表面と接触すると、接触部が加熱され、カバーテープ10の接着剤層が熱により溶融することで、熱シールする(封止工程)。それと同時に、加熱突起部25が間接テープ30の表面と接触し、間接テープ30を介してエンボスキャリアテープ1の非カバー部6を加熱する(非カバー部加熱工程)。その後、設定したある一定時間が経過すると、ヒータ装置22が上昇してカバーテープ10及び間接テープ30の表面からシール突起部24及び加熱突起部25が離間する。この時点で、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とは熱シールが完了している。
【0023】
その後、熱シールがされていない箇所がヒータ装置22の進行方向先頭にくるまで、エンボスキャリアテープ1を図示しない送り装置にて搬送する。この工程を繰り返すことで、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とが長尺シートの全長に亘って熱シールにて接合され、電子部品がポケット内で封止されることとなる。
エンボスキャリアテープ1の非カバー部6の加熱が完了した後に、間接テープ30をエンボスキャリアテープ1の上面から取り外し、回収する。間接テープ30は、加熱された温度以上の耐熱性を有し、加熱温度では粘着性を有しないために、容易に取り外すことができる。また、加熱突起部25の大きさや位置等を変更することで、非カバー部6の加熱容量を可変可能とすることができる。
【0024】
したがって、上述の第1実施形態によれば、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とを熱シールにて接合する際に、エンボスキャリアテープ1の非カバー部6も同時に加熱することとなり、エンボスキャリアテープ1の幅方向に対して、均等に加熱することとなる。結果として、エンボスキャリアテープ1の幅方向の反り変形を減少することができる。
また、ヒータ装置22の中に加熱突起部25を組み込んでいるため、熱シール装置20を複雑にすることなく、簡易に対応することが可能である。
更に、間接テープ30を介してエンボスキャリアテープ1を加熱しているため、エンボスキャリアテープ1に加熱した痕を残すことがない。また、間接テープ30の材質や厚みにより加熱条件を変更することができ、直接加熱するよりも加熱条件の設定が容易にできる効果がある。間接テープ30は回収することで、再利用できる効果もある。
【0025】
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態を図1、図2を援用し、図5、図6に基づいて説明する。
ここで、第1実施形態と基本構成が同等の部分には、同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
図1、図2に示すように、エンボスキャリアテープ1は、ポケット2が形成され、ポケット2上端開口部周縁にはフランジ部3が構成されている。各ポケット2はフランジ部3によって互いに連結されている。また、フランジ部3の一方の縁部には複数の送り孔4が連続して設けられている。ポケット2には、電子部品5が収納される構成となっている。
エンボスキャリアテープ1は熱可塑性樹脂からなり、カバーテープ10は薄く軟質な透明又は半透明の多層構造の樹脂製フィルムからなる。送り孔4の周縁には、カバーテープ10が覆われない非カバー部6が設けられている。
【0026】
図5、図6に示すように、第二実施形態では、加熱突起部25を有する加熱ヒータ装置26とヒータ装置22とは、別の構成で配置されている。エンボスキャリアテープ1の非カバー部6に対向した位置に加熱ヒータ装置26の加熱突起部25が形成されている。加熱ヒータ装置26は、図示しないヒータが内蔵されており、加熱突起部25の温度が調整できるように構成されている。また、加熱ヒータ装置26には図示しない駆動部が内蔵されており、上下動可能に構成されている。
【0027】
間接テープ30は、エンボスキャリアテープ1の非カバー部6と加熱ヒータ装置26の加熱突起部25との間に載置可能な幅を有し、カバーテープ10と略同じ厚みを有した長尺シートを帯状に加工したものである。
【0028】
次に、作用について説明する。
エンボスキャリアテープ1のポケット2に電子部品5が図示しない装置にて収納された(収納工程)後、エンボスキャリアテープ1は熱シール装置20へと搬送されてくる。また、それと同時に、カバーテープ10がエンボスキャリアテープ1のポケット2を覆うように上部に載置されて搬送されてくる。ヒータ装置22の直下部にエンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とが搬送されると、ヒータ装置22の駆動部が動作することで、ヒータ装置22が下降する。
【0029】
ヒータ装置22は、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とが熱シールされ得る温度に保持されている。この場合、シール突起部は約130〜220℃で保持されている。ヒータ装置22のシール突起部24が下降してカバーテープ10の表面と接触すると、接触部が加熱され、カバーテープ10の接着剤層が熱により溶融することで、熱シールする(封止工程)。その後、設定したある一定時間が経過すると、ヒータ装置22が上昇してカバーテープ10の表面から離間する。この時点で、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とは熱シールが完了している。
【0030】
ここで、第二実施形態では、間接テープ30がエンボスキャリアテープ1の非カバー部6の上部に載置されて搬送されてくるが、エンボスキャリアテープ1の幅方向同位置において、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とを熱シールする工程よりも後で、間接テープ30と加熱突起部25とが接触し、間接テープ30を介してエンボスキャリアテープ1の非カバー部6を加熱することとなる(非カバー部加熱工程)。
図5は、ヒータ装置22によりエンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とを熱シールしている段階では、その側部の非カバー部6は加熱されておらず、熱シールが完了した後に、エンボスキャリアテープ1がある一定の範囲進行方向に送られてから、当該非カバー部6を加熱ヒータ装置26にて加熱する構成を示している。
なお、ヒータ装置22と加熱ヒータ装置26との順序は入れ替わっていてもよい。つまり、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とを加熱する前に、間接テープ30と加熱突起部25とが接触し、間接テープ30を介してエンボスキャリアテープ1の非カバー部6を加熱してもよい。
【0031】
その後、熱シールがされていない箇所がヒータ装置22の進行方向先頭にくるまで、エンボスキャリアテープ1を図示しない送り装置にて搬送する。この工程を繰り返すことで、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とが長尺シートの全長に亘って熱シールにて接合されることとなる。
エンボスキャリアテープ1の非カバー部6の加熱が完了した後に、間接テープ30をエンボスキャリアテープ1の上面から取り外し、回収する。間接テープ30は、加熱された温度以上の耐熱性を有し、加熱温度では粘着性を有しないために、容易に取り外すことができる。また、加熱突起部25の大きさや位置等を変更することで、非カバー部6の加熱容量を可変可能とすることができる。
【0032】
したがって、上述の第2実施形態によれば、エンボスキャリアテープ1とカバーテープ10とを熱シールにて接合すると共に、エンボスキャリアテープ1の非カバー部6を別個独立して加熱することで、エンボスキャリアテープ1の幅方向に対して、均衡して加熱することとなる。結果として、エンボスキャリアテープ1の幅方向の反り変形を減少することができる。
また、ヒータ装置22と加熱ヒータ装置26とが別個独立しているため、非カバー部6への加熱温度や加熱時間を自在に設定することができるため、エンボスキャリアテープ1の幅方向の反り変形を容易に減少することができる。
更に、間接テープ30を介してエンボスキャリアテープ1を加熱しているため、エンボスキャリアテープ1に加熱した痕を残すことがない。また、間接テープ30の材質や厚みにより加熱条件を変更することができ、直接加熱するよりも加熱条件の設定が容易にできる効果がある。間接テープ30は回収することで、再利用できる効果もある。
【0033】
尚、この発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、以下の態様を用いてもよい。
本実施形態では、間接テープを介してエンボスキャリアテープを加熱する説明をしたが、加熱時間や加熱温度等の条件を満たせば、直接エンボスキャリアテープを加熱してもよい。
本実施形態では、間接テープにPETフィルム又はナイロンフィルムを用いる説明をしたが、条件を満たせば他の材質を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施形態におけるエンボスキャリアテープ及びカバーテープの部分斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態における熱シール装置の平面図である。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態における熱シール装置の平面図である。
【図6】図5のC−C線に沿う断面図である。
【図7】従来の方法で熱シールした場合のエンボスキャリアテープ及びカバーテープの部分平面図である。
【符号の説明】
【0035】
1…エンボスキャリアテープ 2…ポケット(凹部) 3…フランジ部 4…送り孔 5…電子部品 6…非カバー部 10…カバーテープ 20…熱シール装置 30…間接テープ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンボスキャリアテープの凹部に電子部品を収納する収納工程と、前記凹部をカバーテープにより熱シールで封止して、前記電子部品を保持する封止工程とを有するエンボスキャリアテープの製造方法において、
前記カバーテープで覆われていない前記エンボスキャリアテープの非カバー部を直接的又は間接的に加熱する非カバー部加熱工程を有することを特徴とするエンボスキャリアテープの製造方法。
【請求項2】
前記封止工程において、前記非カバー部も同時に加熱することを特徴とする請求項1に記載のエンボスキャリアテープの製造方法。
【請求項3】
前記封止工程の前又は後に、前記非カバー部を加熱することを特徴とする請求項1に記載のエンボスキャリアテープの製造方法。
【請求項4】
前記非カバー部の上面に間接テープを載置して前記非カバー部を間接的に加熱する場合において、前記間接テープの耐熱温度が前記熱シールの温度より高温であることを特徴とする請求項1〜3に記載のエンボスキャリアテープの製造方法。
【請求項5】
前記非カバー部を間接的に加熱する場合において、前記間接テープが前記熱シールの温度以下において粘着性を有しないことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエンボスキャリアテープの製造方法。
【請求項6】
前記非カバー部の加熱容量を可変可能としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエンボスキャリアテープの製造方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−302319(P2007−302319A)
【公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−134794(P2006−134794)
【出願日】平成18年5月15日(2006.5.15)
【出願人】(000190116)信越ポリマー株式会社 (1,394)
【Fターム(参考)】