説明

カーテンレールのジョイント

【課題】ジョイントの縦溝とカーテンレールの走行溝との幅方向における相対位置がずれないようにカーテンレールを接続し、ランナーの滑らかな移動を実現する。
【解決手段】
細長い矩形のジョイント上面部9と、ジョイント上面部9幅方向の両端から下方にそれぞれ延出したジョイント側面部10と、左右ジョイント側面部10の下端から内側にそれぞれ延出して縦溝12を形成するジョイント底面部11とを有するカーテンレール2のジョイント1であり、前記縦溝12の幅はカーテンレール2の走行溝7の幅と略同一であり、前記ジョイント底面部11はレール巻き部6の上に重合しており、前記縦溝12両端は長手方向末広がりとなっているカーテンレール2のジョイント1において、前記縦溝12両端の溝末広がり起点13付近のジョイント底面部11にレール底面部5側へ突出した突起14を設け、この突起14をレール巻き部6の外側縁6aに係合させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2本のカーテンレールを接続するためのジョイントに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、2本のカーテンレールを接続するために、細長い矩形のジョイント上面部と、ジョイント上面部幅方向の両端から下方にそれぞれ延出したジョイント側面部と、左右ジョイント側面部の下端から内側にそれぞれ延出して縦溝を形成するジョイント底面部とを有し、前記縦溝の幅は走行溝の幅と略同一であり、前記ジョイント底面部はレール巻き部の上に重合しており、前記縦溝両端は長手方向末広がりとなっているジョイントを、それらの内周側に挿入していた(特許文献1)。
【特許文献1】実公昭57−027353号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、カーテンレールの走行溝に対し、ジョイントの縦溝が横ずれし、カーテン本体を吊り下げるランナーの滑らかな移動ができない等の問題を生じることがある。
かかる問題に鑑み、本発明は、ジョイントの縦溝とカーテンレールの走行溝との幅方向における相対位置がずれないようにカーテンレールを接続し、ランナーの滑らかな移動を実現するカーテンレールのジョイントを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記目的を達成するため、本発明は、以下の技術的手段を採用した。
第1に、細長い矩形のレール上面部と、レール上面部幅方向の両端から下方にそれぞれ延出したレール側面部と、左右レール側面部の下端から内側にそれぞれ延出して走行溝を形成するレール底面部と、左右レール底面部の内側端をレール内部にそれぞれ折り返したレール巻き部とを有するカーテンレールを接続するためにそれらの内周側に挿入されていて、前記レール上面部と対向する細長い矩形のジョイント上面部と、ジョイント上面部幅方向の両端から下方にそれぞれ延出したジョイント側面部と、左右ジョイント側面部の下端から内側にそれぞれ延出して縦溝を形成するジョイント底面部とを有するカーテンレールのジョイントであり、前記縦溝の幅は走行溝の幅と略同一であり、前記ジョイント底面部はレール巻き部の上に重合しており、前記縦溝両端は長手方向末広がりとなっているカーテンレールのジョイントにおいて、前記縦溝両端の溝末広がり起点付近のジョイント底面部にレール底面部側へ突出した突起を設け、この突起をレール巻き部の外側縁に係合させたことを特徴とする
第2に、前記左右ジョイント底面部における溝末広がり起点及び突起がそれぞれ長手方向にずれていることを特徴とする。
【0005】
第3に、前記ジョイント底面部の突起に略対応してジョイント上面部にレール上面部と当接する隆起面を形成していることを特徴とする。
これにより、ジョイントの縦溝とカーテンレールの走行溝との幅方向における相対位置がずれることなく、カーテン本体を吊り下げるランナーの滑らかな移動が実現できる。
さらに、ジョイントの突起が片方ずつレール巻き部と係合するため、ジョイントをカーテンレールに挿入する作業は、より小さな力で行うことができる。
また、ジョイントの突起をレール底面部側により強く押し付けることができ、ジョイントの突起とレール巻き部との係合をより確実にすることができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によると、 ジョイントの縦溝とカーテンレールの走行溝との幅方向における相対位置がずれないようにカーテンレールを接続する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づき説明する。
図1〜3に示されるように、本発明に係るジョイント1を挿入するカーテンレール2は、細長い矩形の略平坦なレール上面部3と、レール上面部3幅方向の両端から下方にそれぞれ延出した円弧状のレール側面部4と、左右レール側面部4の下端から内側にそれぞれ延出した略平坦なレール底面部5と、左右レール底面部5の内側端からレール内部にそれぞれ折り返してレール底面部5の略半分の幅のレール巻き部6とを有している。
レール側面部4は断面円弧状に形成され、カーテンレール2全体の断面形状はC字型となっている。また、左右レール底面部5で走行溝7が形成さている。
【0008】
さらに、カーテンレール2は、レール上面部3の長手方向端部付近で幅方向中央に孔8を有している。
カーテンレール2はステンレス製であり、平板を折曲げ加工により、レール上面部3、レール側面部4、レール底面部5、レール巻き部6を形成している。
図1〜6に示されるように、ジョイント1は、レール上面3と対向する細長い矩形のジョイント上面部9と、ジョイント上面部9幅方向の両端から下方にそれぞれ延出したジョイント側面部10と、左右ジョイント側面部10の下端から内側にそれぞれ延出したジョイント底面部11とを有する。
【0009】
ジョイント側面部10は断面円弧状に形成され、ジョイント1全体の断面形状はC字型となっている。また、ジョイント1全体の断面形状はカーテンレール2の断面形状と相似形であって、その内側に挿入できる形状になっている。
また、左右ジョイント底面部11で縦溝12が形成されている。縦溝12の幅は走行溝7の幅と略同一であり、縦溝12両端は長手方向末広がりになっている。
さらに、ジョイント1は、縦溝12両端の溝末広がり起点13付近のジョイント底面部11にレール底面部5側へ突出した突起14と、この突起14に略対応してジョイント上面部9にレール上面部3と当接する隆起面15と、縦溝12から溝末広がり起点13にかけて傾斜面Aとを有する。
【0010】
ジョイント1全体としては、ジョイント上面部9の長手方向の長さがジョイント底面部11の長手方向の長さよりも長い側面視台形状である。つまり、ジョイント側面部10は、長手方向両端の先に近づくほどジョイント上面部9寄りに細くなっている。
また、左右ジョイント底面部11における溝末広がり起点13及び突起14はそれぞれ長手方向にずれている。各突起14は、長手方向においてその近傍の溝末広がり起点13よりジョイント底面部11の端部寄りの位置にあり、幅方向においてジョイント底面部11の内側縁から突起14までの距離がレール巻き部6の幅よりも短い位置にある。
【0011】
さらに、ジョイント1は、ジョイント上面部9両端付近の幅方向中央に連通孔16を有している。なお、連通孔16は、左右二本のカーテンレール2に対し、ジョイント上面部9の長手方向中央から均等にジョイント1を挿入した際に、孔8と連通する位置に設けられている。
ジョイント1はステンレス製であり、まずステンレスの平板にプレスで打ち抜き加工等をすることにより、全体形状、突起14、隆起面15及び連通孔16を形成する。その後、この平板を折り曲げることで、ジョイント上面部9、ジョイント側面部10、ジョイント底面部11が形成される。
【0012】
なお、図2、7、8に示されるように、ランナー17は、ジョイント1及びカーテンレール2内部を滑走する円形椀状のランナー滑走体18と、カーテンのフックをかけるランナー環体19とを有し、ランナー滑走体18とランナー環体19とをランナー軸体20にて結合する3ピース構造となっている。
ランナー滑走体18は、円い椀型形状であり、その底面中央にランナー軸体20の一端を通す上孔21を有している。また、ランナー滑走体18の側面から底面にかけて椀状球面が形成され、上孔21の内側面から底面外部にかけて上面取り面22が施されている。
【0013】
ランナー環体19は、ランナー軸体20の他端を通す下孔23がその中央に設けられた円盤部24と、カーテンのフックをかける略U字型の環部25と、環部25の左右上端を繋げる繋ぎ部26と、円盤部24と環部25とを繋げる第1接続部27及び第2接続部28と、円盤部24、繋ぎ部26、各接続部27、28により後述する下抜け止め部36を上下左右から取り囲むように形成された抜け止め孔29と、環部25及び繋ぎ部26によって形成されたフック孔30とを有している。また、円盤部24は、その上面から側面にかけて椀状球面が形成され、底面は面一状である。下孔23の内側面から円盤部24の上面にかけて下面取り面31が施されている。円盤部24の中心軸と環部25の貫通方向とは直交するように、円盤部24の底面と環部25の上端とが各接続部27、28によって接続されている。
【0014】
ランナー軸体20は、その中央に位置する円柱形の胴体部32と、胴体部32の両端からそれぞれ延出した上軸部33及び下軸部34と、各軸部33、34のそれぞれの先端に設けられた略円柱形の上抜け止め部35及び下抜け止め部36とを有する。また、各抜け止め部35、36の端部は尖端状に形成されている。
胴体部32の直径は各孔21、23の直径よりも大きく、各軸部33、34の直径は各孔21、23の直径よりも小さく、各抜け止め部35、36の直径は各孔21、23の直径よりもやや大きい。よって、各孔21、23と各軸部33、34との間には隙間がある。また、上軸部33の長さはランナー滑走体18の底面の厚さよりも長く、下軸部34の長さは円盤部24の厚さよりも長い。よって、胴体部32とランナー滑走体18との間及び胴体部32とランナー環体19との間にも隙間がある。
【0015】
ランナー滑走体18、ランナー環体19及びランナー軸体20は金属又は樹脂で形成されている。また、ランナー17は、まずランナー滑走体18、ランナー環体19及びランナー軸体20を金型にてそれぞれ一体成型した後、ランナー軸体20の両端をそれぞれ各孔21、23に押し込むことで形成される。なお、各抜け止め部35、36は末端が尖った形状をしているため、各孔21、23に押し込みやすい。
次に、本発明に係るジョイントの実施形態の使用態様を説明する。
このジョイント1を使用してカーテンレール2を接続するには、ジョイント1の一端をカーテンレール2の内周側に挿入する。
【0016】
第1に、ジョイント1をカーテンレール2に挿入した状態において、ジョイント上面部9はレール上面部3と対向し、各上面部は互いに略平行である。また、ジョイント側面部10はレール側面部4に内接し、ジョイント底面部11はレール巻き部6の上に重合する。さらに、左右ジョイント底面部11における溝拡がり起点13付近に設けられた突起14は、左右のレール巻き部6の外側縁6aにそれぞれ係合する。
左右ジョイント底面部11に設けられた突起14は、左右のレール巻き部6の外側縁6aを挟み込み、縦溝12と走行溝7との幅方向における相対位置を固定する。また、突起14からジョイント底面部11の内側縁までの距離がレール巻き部6の幅よりも短いため、製作誤差により、ジョイント側面部10がレール側面部4にきちんと内接しない場合などジョイント1とカーテンレール2との間に幅方向における隙間が生じても、縦溝12と走行溝7との幅方向における相対位置は固定される。したがって、カーテンレール2の走行溝7に対し、ジョイント1の縦溝12が横ずれすることはなく、ジョイント底面部11が走行溝7からはみ出ることはない。
【0017】
よって、カーテン本体を吊すランナー17がジョイント1を通過する際の抵抗及び騒音の発生を防止し、ランナー17の滑らかな移動が実現できる。
また、ジョイント上面部9の隆起面15は、ジョイント底面部11の突起14に略対応する位置に形成され、レール上面部3と当接している。よって、ジョイント1をカーテンレール2に挿入することで、突起14をレール巻き部6に押し付ける力がより強く働き、突起14とレール巻き部6との係合をより確実にすることができる。したがって、縦溝12と走行溝7との幅方向における相対位置をより強固に固定することができる。
【0018】
第2に、ジョイント1をカーテンレール2に挿入している途中において、縦溝12両端が長手方向末広がりになっているため、ジョイント底面部11がレール巻き部6に重合するにつれて、これらの接触面積は徐々大きくなる。ジョイント底面部11とレール巻き部6との摩擦抵抗は接触面積に比例するため、カーテンレール2を押し込む際の摩擦抵抗は、徐々に大きくなる。したがって、ジョイント1をカーテンレール2に挿入する作業は、縦溝12の幅が一様である場合のように、一気に大きな力で押し込む必要はない。
また、左右ジョイント底面部11における突起14がそれぞれ長手方向にずれているため、突起14は片方ずつレール巻き部6の外側縁6aに係合する。これにより、ジョイント1をカーテンレール2に挿入する作業は、左右突起14が両方同時に左右レール巻き部6に係合する場合に比べ、より小さな力で行うことが可能となる。
【0019】
さらに、ジョイント側面部10両端は、ジョイント上面部9寄りに先細りであるので、ジョイント側面部10の先端をカーテンレール2の端部に挿入しさえすれば、必ずしも挿入開始時にジョイント上面部9とレール上面部3が略平行でなくてもよい。また、ジョイント1をカーテンレール2に押し込むことによって、ジョイント上面部9とレール上面部3とを略平行とするような力が働く。したがって、より容易にジョイント1をカーテンレール2に挿入することができる。
第3に、ジョイント1の両端を2本のカーテンレール2にそれぞれ挿入した後、カーテン本体を吊すランナー17がジョイント1を通過する際、左右ジョイント底面部11における溝末広がり起点13がそれぞれ長手方向にずれているため、ランナー滑走体18は左右片側ずつ順番に傾斜面Aに乗り上がることができる。そのため、ランナー滑走体18が両側同時に左右傾斜面に乗り上がる場合と比べ、ランナー滑走体18は滑らかに傾斜面Aに乗り上がることができる。
【0020】
したがって、ランナー17がジョイント1を通過する際の抵抗及び騒音の発生をより抑えることが可能となる。
なお、二本のカーテンレール2の端部にジョイント1の両端の先をそれぞれ挿入した状態において、ジョイント1の形状は長手方向において左右対称であるため、ジョイント1とカーテンレール2との接触面積も長手方向において左右同じ広さとなる。ジョイント1とカーテンレール2との摩擦抵抗は接触面積に比例するため、両側から二本のカーテンレール2を押し込む際には、長手方向において左右同じ大きさの摩擦抵抗が発生する。よって、ジョイント1の長手方向両側から左右二本のカーテンレール2を同じ力で押し込めば、左右二本のカーテンレール2に対し、ジョイント上面部9の長手方向中央から均等にジョイント1を挿入することが可能となる。
【0021】
また、ジョイント1の一端を一本目のカーテンレール2に挿入し、連通孔16と孔8に棒状のものを連通させることで、ジョイント1の他端を二本目のカーテンレール2に挿入する際、ジョイント1が一本目のカーテンレール2に必要以上に押し込まれることを防ぐことができる。これにより、左右二本のカーテンレール2に対し、ジョイント上面部9の長手方向中央から均等にジョイント1を挿入することができる。
さらに、ジョイント1を用いて接続した二本のカーテンレール2を、窓の上部などに取り付ける際に、連通孔16と孔8とに螺子等を連通させることで、二本のカーテンレール2のより強固な接続と、接続した二本のカーテンレール2の窓上部等への取付を同時に行うことができる。
【0022】
また、カーテンを開閉すると、それにつれてランナー17はジョイント1及びカーテンレール2内を走行する。このとき、ランナー17はカーテンの引っ張り方によって鉛直方向に対し斜め30度〜45度の方向に負荷がかかる。
しかし、ランナー滑走体18及び円盤部24は椀状球面を有しているため、ランナー17の走行時に負荷がかかっても、ランナー滑走体18はレール巻き部6の内部面に対し負荷を逃がす方向に傾斜し、円盤部24はレール底面部5の外部面に対し負荷を逃がす方向に傾斜し、ランナー17にかかる負荷を軽減することができる。
【0023】
また、各孔21、23と各軸部33、34との間、胴体部32とランナー滑走体18との間並びに胴体部32とランナー環体19との間の隙間及び各孔21、23に施された各面取り面22、31があるため、ランナー滑走体18とランナー軸体20との間及びランナー環体19とランナー軸体20との間における2段階のピボット運動が可能となり、ランナー17にかかる負荷を軽減することができる。
なお、カーテンレール2に1つのランナー17を挿入し、このランナー17に荷重16kgをかけた状態で30分間静置してもランナー17は変形しない。また、ランナー17は、レール巻き部6及びジョイント底面部11の内部面上を車輪が転動するものであってもよい。
【0024】
上述の実施形態において、ジョイント1及びカーテンレール2等は、鋼板、アルミニウムなど他の金属や、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂など種々の材質を使用することができる。
また、ジョイント側面部10及びレール側面部4が平板状に形成され、ジョイント1全体及びカーテンレール2全体の断面形状は略コの字型等となっている角型形状のものであってもよい。さらに、断面略コの字型であるジョイント上面部9及びレール上面部3を上下背中合わせに貼り付けることによりランナー17を上下に走行させることが可能となり、ジョイント1全体及びカーテンレール2全体の断面形状がH字型となったものであってもよい。
【0025】
ジョイント1及びカーテンレール2等の各構成または全体の構造、形状、寸法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の実施形態のカーテンレール接続状態を示した底面図である。
【図2】カーテンレール接続状態の断面図である。
【図3】カーテンレール接続状態の断面側面図である。
【図4】本発明の実施形態の底面図である。
【図5】平面図である。
【図6】斜視図である。
【図7】ランナーの側面図である。
【図8】ランナーの断面正面図である。
【符号の説明】
【0027】
1 ジョイント
2 カーテンレール
3 レール上面部
4 レール側面部
5 レール底面部
6 レール巻き部
6a 外側縁
7 走行溝
9 ジョイント上面部
10 ジョイント側面部
11 ジョイント底面部
12 縦溝
13 溝末広がり起点
14 突起
15 隆起面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
細長い矩形のレール上面部と、レール上面部幅方向の両端から下方にそれぞれ延出したレール側面部と、左右レール側面部の下端から内側にそれぞれ延出して走行溝を形成するレール底面部と、左右レール底面部の内側端をレール内部にそれぞれ折り返したレール巻き部とを有するカーテンレールを接続するためにそれらの内周側に挿入されていて、
前記レール上面部と対向する細長い矩形のジョイント上面部と、ジョイント上面部幅方向の両端から下方にそれぞれ延出したジョイント側面部と、左右ジョイント側面部の下端から内側にそれぞれ延出して縦溝を形成するジョイント底面部とを有するカーテンレールのジョイントであり、
前記縦溝の幅は走行溝の幅と略同一であり、前記ジョイント底面部はレール巻き部の上に重合しており、前記縦溝両端は長手方向末広がりとなっているカーテンレールのジョイントにおいて、
前記縦溝両端の溝末広がり起点付近のジョイント底面部にレール底面部側へ突出した突起を設け、この突起をレール巻き部の外側縁に係合させたことを特徴とするカーテンレールのジョイント。
【請求項2】
前記左右ジョイント底面部における溝末広がり起点及び突起がそれぞれ長手方向にずれていることを特徴とする請求項1に記載のカーテンレールのジョイント。
【請求項3】
前記ジョイント底面部の突起に略対応してジョイント上面部にレール上面部と当接する隆起面を形成していることを特徴とする請求項1又は2に記載のカーテンレールのジョイント。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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