説明

ギヤードケーブル

【課題】ギヤードケーブルの端部にエンドのかしめ加工を行う際の品質管理をエンドの材質によらずに容易にすること。
【解決手段】ギヤードケーブル1は、複数本の素線を撚り合わせた芯線3の外周に噛合線5を螺旋巻きしてなるギヤードケーブル本体7と、金属材料製の略円筒状のエンド9と、から構成される。また、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線5のうちエンド9のかしめ加工を行う部分5aのピッチP2については、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線5のうち駆動機構の歯車と噛み合う部分5bのピッチP1よりも小さく形成される。また、かしめ加工部5aについては、スエージング加工が施されている。そして、スエージング加工が施されたかしめ加工部5aには、エンド9がかしめ加工で取り付けられている。なお、エンド9の材料としては、ステンレスなどの硬度が高い金属材料も採用可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数本の素線を撚り合わせた芯線の外周に噛合線を螺旋巻きしてなり、噛合線に噛み合せた歯車の回転によって長さ方向に駆動されるギヤードケーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
建築物の高窓の開閉等を行うための駆動機構においては、モータの駆動もしくは手動によって歯車を回転させるとその歯車と噛合線との係合によってギヤードケーブルが長さ方向に移動し、ギヤードケーブルに連結されている高窓などの被駆動部材が駆動されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
上述の駆動機構に用いられるギヤードケーブルは、複数本の素線を撚り合わせた芯線の外周に噛合線を螺旋巻きしてなり、噛合線に噛み合せた歯車の回転によって長さ方向に駆動される。また、ギヤードケーブルの端部には略円筒状のエンドがかしめ加工によって取り付けられており、このエンドによってギヤードケーブルの端部と被駆動部材とが係合するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4011777号(第2頁の段落「0002」、図7)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述のようなギヤードケーブルにおいては、エンドのかしめ加工の品質管理を行うために、このエンドの材質として軟鋼材やアルミニウムが採用されること一般的であり、エンドの材質に制限があるという問題があった。例えば、ステンレスなどの硬度が高い金属材料製のエンドを用いると、かしめ加工を行った際にエンドが傾いてしまって好ましくない。このようにかしめ加工を行った際にエンドが傾くと、次のような問題がある。
【0006】
(1)ギヤードケーブルを押したときに、傾いたエンドの先端面が被駆動部材に当接する際にギヤードケーブルを曲げようとする応力が発生する。このことに起因してギヤードケーブルが曲がると、ギヤードケーブルを上手く押せなくなるという問題がある。
【0007】
(2)ギヤードケーブルを引いたときに、傾いたエンドの後端面が被駆動部材に当接する際にギヤードケーブルを曲げようとする応力が発生する。このことに起因してギヤードケーブルが曲がると、作用寸法と実際に被駆動部材を引く寸法とが異なることになる。そして、ギヤードケーブルを引く度にギヤードケーブルに曲げ応力が作用するため、早期にギヤードケーブルが折損するおそれがある。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ギヤードケーブルの端部にエンドのかしめ加工を行う際の品質管理をエンドの材質によらずに容易にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るギヤードケーブルは、複数本の素線を撚り合わせた芯線の外周に噛合線を螺旋巻きしてなり、前記噛合線に噛み合せた歯車の回転によって長さ方向に駆動されるギヤードケーブルであって、少なくとも前記芯線の外周に螺旋巻きされる前記噛合線のうちエンドのかしめ加工を行う部分(以下かしめ加工部)のピッチが、前記芯線の外周に螺旋巻きされる前記噛合線のうち前記歯車と噛み合う部分のピッチよりも小さく形成されることを特徴とする。
【0010】
このように構成された本発明のギヤードケーブルによれば、次のような作用効果を奏する。
すなわち、エンド内面と噛合線との接触面積が小さいとかしめ加工を行った際にエンドが傾き易くなる。これに対して本発明のギヤードケーブルによれば、エンド内面と噛合線との接触面積が増加するので、かしめ加工を行った際にエンドが傾きにくくなる。
【0011】
また、噛合線間へのエンドの食い込み量が対向位置でバランスが悪いと、かしめ加工を行った際に食い込み量が大きいほうへエンドが傾き易くなる。これに対して本発明のギヤードケーブルによれば、噛合線間へのエンドの食い込み量が対向位置でバランスが良くなるので、かしめ加工を行った際にエンドが傾きにくくなる。
【0012】
更に、少なくともかしめ加工部にスエージング加工を行うことが考えられる(請求項2)。このようにすれば、次のような作用効果を奏する。すなわち、かしめ加工を行う時に噛合線がずれると、噛合線間(ピッチ)が広がり、広がった方向へエンドが傾く。なお、「噛合線がずれる」とは、噛合線が丸線のため、エンドかしめ加工時にエンド内面と噛合線とが接触した際に噛合線が芯線に対してずれることを云う。これに対して本発明のギヤードケーブルによれば、芯線に螺旋巻きされた噛合線の外表面がスエージング加工により平らになってエンド内面と面接触するようになるので、かしめ加工を行った際に噛合線がずれにくくなってエンドが傾きにくくなる。また、かしめ加工を行う時の芯線に対する噛合線のずれ強度が高まるので、かしめ加工を行った際にエンドが傾きにくくなる。
【0013】
したがって、ギヤードケーブルの端部にエンドのかしめ加工を行う際の品質管理をエンドの材質によらずに容易にすることができる。
ところで、上記課題を解決するためになされた請求項3に係るギヤードケーブルは、複数本の素線を撚り合わせた芯線の外周に噛合線を螺旋巻きしてなり、前記噛合線に噛み合せた歯車の回転によって長さ方向に駆動されるギヤードケーブルであって、少なくとも前記芯線の外周に螺旋巻きされる前記噛合線のうちエンドのかしめ加工を行う部分にスエージング加工を行うことを特徴とする。
【0014】
このように構成された本発明のギヤードケーブルによれば、次のような作用効果を奏する。すなわち、かしめ加工を行う時に噛合線がずれると、噛合線間(ピッチ)が広がり、広がった方向へエンドが傾く。これに対して本発明のギヤードケーブルによれば、芯線に螺旋巻きされた噛合線の外表面がスエージング加工により平らになってエンド内面と面接触するようになるので、かしめ加工を行った際に噛合線がずれにくくなってエンドが傾きにくくなる。また、かしめ加工を行う時の芯線に対する噛合線のずれ強度が高まるので、かしめ加工を行った際にエンドが傾きにくくなる。
【0015】
したがって、ギヤードケーブルの端部にエンドのかしめ加工を行う際の品質管理をエンドの材質によらずに容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】(a)本実施形態のギヤードケーブルの側面図、(b)他の実施形態のギヤードケーブルの側面図(1)、(c)他の実施形態のギヤードケーブルの側面図(2)、(d)他の実施形態のギヤードケーブルの側面図(3)、(e)他の実施形態のギヤードケーブルの側面図(4)
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
図1(a)に示すギヤードケーブル1は、建築物の高窓の開閉等を行うための駆動機構に用いられる。具体的には、上述のギヤードケーブル1が用いられる駆動機構においては、モータの駆動もしくは手動によって歯車を回転させるとその歯車と噛合線との係合によってギヤードケーブル1が長さ方向に移動し、ギヤードケーブル1に連結されている高窓などの被駆動部材が駆動されるようになっている。
【0018】
以下にギヤードケーブル1の構成について説明する。
ギヤードケーブル1は、図1(a)に示すように、複数本の素線を撚り合わせた芯線3の外周に噛合線5を螺旋巻きしてなるギヤードケーブル本体7と、金属材料製の略円筒状のエンド9と、から構成される。
【0019】
また、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線5のうちエンド9のかしめ加工を行う部分(かしめ加工部)5aのピッチP2については、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線5のうち駆動機構の歯車(図示省略)と噛み合う部分(噛み合い部)5bのピッチP1よりも小さく形成される。本実施形態では、ピッチP2はピッチP1の1/2となっている。
【0020】
また、かしめ加工部5aについては、スエージング加工が施されている。そして、スエージング加工が施されたかしめ加工部5aには、エンド9がかしめ加工で取り付けられている。
【0021】
なお、エンド9の材料としては、一般的には軟鋼材やアルミニウムが採用されるが、本実施形態では、ステンレスなどの硬度が高い金属材料も採用可能である。
このように本実施形態のギヤードケーブル1によれば、次のような作用効果を奏する。すなわち、エンド9内面と噛合線5との接触面積が小さいとかしめ加工を行った際にエンド9が傾き易くなる。これに対して本実施形態のギヤードケーブル1によれば、エンド9内面と噛合線5との接触面積が増加するので、かしめ加工を行った際にエンド9が傾きにくくなる。また、噛合線5間へのエンド9の食い込み量が対向位置でバランスが悪いと、かしめ加工を行った際に食い込み量が大きいほうへエンド9が傾き易くなる。これに対して本実施形態のギヤードケーブル1によれば、噛合線5間へのエンド9の食い込み量が対向位置でバランスが良くなるので、かしめ加工を行った際にエンド9が傾きにくくなる。したがって、ギヤードケーブル1の端部(かしめ加工部5a)にエンド9のかしめ加工を行う際の品質管理をエンド9の材質によらずに容易にすることができる。
【0022】
また、本実施形態のギヤードケーブル1によれば、噛合線5のエンドかしめ加工を行う部分5aには、スエージング加工が施されているので、次のような作用効果を奏する。すなわち、かしめ加工を行う時に噛合線5がずれると、噛合線5間が広がり、広がった方向へエンド9が傾く。これに対して本実施形態のギヤードケーブル1によれば、芯線3に螺旋巻きされた噛合線5の外表面がスエージング加工により平らになってエンド9内面と面接触するようになるので、かしめ加工を行った際に噛合線5がずれにくくなってエンド9が傾きにくくなる。また、かしめ加工を行う時の芯線に対する噛合線5のずれ強度が高まるので、かしめ加工を行った際にエンド9が傾きにくくなる。したがって、ギヤードケーブル1の端部(かしめ加工部5a)にエンド9のかしめ加工を行う際の品質管理をエンドの材質によらずに容易にすることができる。
【0023】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、かしめ加工部5aのピッチP2が噛み合い部5bのピッチP1よりも小さく形成され、かしめ加工部5aにスエージング加工を施した上でエンド9をかしめ加工で取り付けているが、これには限られず、図1(b)に例示するギヤードケーブル11のように、かしめ加工部15aにスエージング加工を施さずにエンド9をかしめ加工で取り付けてもよい。
【0024】
具体的には、ギヤードケーブル11は、図1(b)に示すように、複数本の素線を撚り合わせた芯線3の外周に噛合線15を螺旋巻きしてなるギヤードケーブル本体17と、金属材料製の略円筒状のエンド9と、から構成される。以下、上記実施形態との相違点のみ説明する。
【0025】
また、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線15のうちエンド9のかしめ加工を行う部分(かしめ加工部)15aのピッチP2については、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線15のうち駆動機構の歯車(図示省略)と噛み合う部分(噛み合い部)15bのピッチP1よりも小さく形成される。本実施形態では、ピッチP2はピッチP1の1/2となっている。
【0026】
なお、本実施形態では、かしめ加工部15aについては、スエージング加工が施されていない。そして、かしめ加工部15aには、エンド9がかしめ加工で取り付けられている。
【0027】
このように構成すれば、エンド9内面と噛合線15との接触面積が増加するので、かしめ加工を行った際にエンド9が傾きにくくなる。また、噛合線15間へのエンド9の食い込み量が対向位置でバランスが良くなるので、かしめ加工を行った際にエンド9が傾きにくくなる。
【0028】
(2)上記実施形態では、かしめ加工部5aのピッチP2が噛み合い部5bのピッチP1よりも小さく形成されるが、これには限られず、図1(c)に例示するギヤードケーブル21のように、かしめ加工部25aのピッチP3と噛み合い部25bのピッチP1とを等しく形成し、かしめ加工部25aにスエージング加工を施した上でエンド9をかしめ加工で取り付けるようにしてもよい。
【0029】
具体的には、ギヤードケーブル21は、図1(c)に示すように、複数本の素線を撚り合わせた芯線3の外周に噛合線25を螺旋巻きしてなるギヤードケーブル本体27と、金属材料製の略円筒状のエンド9と、から構成される。以下、上記実施形態との相違点のみ説明する。
【0030】
また、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線25のうちエンド9のかしめ加工を行う部分(かしめ加工部)25aのピッチP3については、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線25のうち駆動機構の歯車(図示省略)と噛み合う部分(噛み合い部)25bのピッチP1と等しく形成される。
【0031】
また、かしめ加工部25aについては、スエージング加工が施されている。そして、スエージング加工が施されたかしめ加工部25aには、エンド9がかしめ加工で取り付けられている。
【0032】
このように構成すれば、芯線3に螺旋巻きされた噛合線25の外表面がスエージング加工により平らになってエンド9内面と面接触するようになるので、かしめ加工を行った際に噛合線5がずれにくくなってエンド9が傾きにくくなる。
【0033】
(3)上記実施形態では、かしめ加工部5aのピッチP2が噛み合い部5bのピッチP1の1/2となっているが、これには限られず、図1(d)に例示するギヤードケーブル31のように、かしめ加工部35aでは、噛合線5同士が密着するように形成してもよい。なおこの場合には、かしめ加工部35aにスエージング加工を施さずにエンド9をかしめ加工で取り付ける。
【0034】
具体的には、ギヤードケーブル31は、図1(d)に示すように、複数本の素線を撚り合わせた芯線3の外周に噛合線35を螺旋巻きしてなるギヤードケーブル本体37と、金属材料製の略円筒状のエンド9と、から構成される。以下、上記実施形態との相違点のみ説明する。
【0035】
また、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線35のうちエンド9のかしめ加工を行う部分(かしめ加工部)35aについては、噛合線35同士が密着するように螺旋巻きされている。つまり、かしめ加工部35aのピッチP4については、噛合線35の径寸法とほぼ等しくなっており、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線35のうち駆動機構の歯車(図示省略)と噛み合う部分(噛み合い部)35bのピッチP1よりも小さく形成される。
【0036】
なお、本実施形態では、かしめ加工部35aについては、スエージング加工が施されていない。そして、かしめ加工部35aには、エンド9がかしめ加工で取り付けられている。
【0037】
このように構成すれば、噛合線35間へエンド9が食い込みにくくなるので、かしめ加工を行った際にエンド9が更に傾きにくくなる。また、エンド9内面と噛合線35との接触面積が増加するので、このことからも、かしめ加工を行った際にエンド9が傾きにくくなる。
【0038】
(4)上記実施形態では、かしめ加工部5aのピッチP2が噛み合い部5bのピッチP1の1/2となっているが、これには限られず、図1(e)に例示するギヤードケーブル41のように、かしめ加工部45aでは噛合線45同士が密着するように形成し、かしめ加工部45aにスエージング加工を施してエンド9をかしめ加工で取り付けてもよい。
【0039】
具体的には、ギヤードケーブル41は、図1(e)に示すように、複数本の素線を撚り合わせた芯線3の外周に噛合線45を螺旋巻きしてなるギヤードケーブル本体47と、金属材料製の略円筒状のエンド9と、から構成される。以下、上記実施形態との相違点のみ説明する。
【0040】
また、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線45のうちエンド9のかしめ加工を行う部分(かしめ加工部)45aについては、噛合線45同士が密着するように螺旋巻きされている。つまり、かしめ加工部45aのピッチP4については、噛合線45の径寸法とほぼ等しくなっており、芯線3の外周に螺旋巻きされる噛合線45のうち駆動機構の歯車(図示省略)と噛み合う部分(噛み合い部)45bのピッチP1よりも小さく形成される。
【0041】
また、かしめ加工部45aについては、スエージング加工が施されている。そして、スエージング加工が施されたかしめ加工部45aには、エンド9がかしめ加工で取り付けられている。
【0042】
このように構成すれば、噛合線45間へエンド9が食い込まないので、かしめ加工を行った際にエンド9が更に傾きにくくなる。また、エンド9内面と噛合線45との接触面積が増加するので、このことからも、かしめ加工を行った際にエンド9が傾きにくくなる。
【符号の説明】
【0043】
1,11,21,31,41…ギヤードケーブル、3…芯線、5,15,25,35,45…噛合線、5a,15a,25a,35a,45a…かしめ加工部、5b,15b,25b,35b,45b…噛み合い部、7,17,27,37,47…ギヤードケーブル本体、9…エンド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数本の素線を撚り合わせた芯線の外周に噛合線を螺旋巻きしてなり、前記噛合線に噛み合せた歯車の回転によって長さ方向に駆動されるギヤードケーブルであって、
少なくとも前記芯線の外周に螺旋巻きされる前記噛合線のうちエンドのかしめ加工を行う部分(以下かしめ加工部)のピッチが、前記芯線の外周に螺旋巻きされる前記噛合線のうち前記歯車と噛み合う部分のピッチよりも小さく形成されることを特徴とするギヤードケーブル。
【請求項2】
少なくとも前記かしめ加工部にスエージング加工を行うことを特徴とする請求項1のギヤードケーブル。
【請求項3】
複数本の素線を撚り合わせた芯線の外周に噛合線を螺旋巻きしてなり、前記噛合線に噛み合せた歯車の回転によって長さ方向に駆動されるギヤードケーブルであって、
少なくとも前記芯線の外周に螺旋巻きされる前記噛合線のうちエンドのかしめ加工を行う部分にスエージング加工を行うことを特徴とするギヤードケーブル。

【図1】
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【公開番号】特開2010−286033(P2010−286033A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−139410(P2009−139410)
【出願日】平成21年6月10日(2009.6.10)
【出願人】(000210986)中央発條株式会社 (173)
【Fターム(参考)】