説明

クラミジア抗原

本発明は、クラミジア感染の処置、予防および/または診断において使用するためのクラミジア抗原の同定を提供する。特に、本発明は、クラミジア感染の処置、予防または診断のための、C.trachomatis由来の抗原CT733、CT1 53、CT601、CT279、CT443、CT372、CT456、CT381、CT255、CT341、CT716、CT745、CT387、CT812、CT869、CT166、CT175、CT163、CT214、CT721、CT127、CT043、CT823および/またはCT600を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療または診断において使用するための、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号136または配列番号140のうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含むタンパク質。
【請求項2】
請求項1に記載のタンパク質に対して50%以上の配列同一性を有する、タンパク質。
【請求項3】
請求項1または請求項2のアミノ酸配列の断片を含む、タンパク質。
【請求項4】
前記断片が、請求項1または請求項2のアミノ酸配列の少なくとも8つの連続したアミノ酸を含む、請求項3に記載のタンパク質。
【請求項5】
治療または診断において使用するための、請求項1から4のいずれか一項に記載のタンパク質に結合する抗体。
【請求項6】
治療または診断において使用するための、請求項1から5のいずれか一項に記載のタンパク質または抗体をコードする核酸分子。
【請求項7】
配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号135または配列番号139のうちのいずれか1つのアミノ酸配列を含む、請求項6に記載の核酸分子。
【請求項8】
配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号39、配列番号41、配列番号43または配列番号45、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号135または配列番号139のうちのいずれか1つのヌクレオチド配列の断片を含む、核酸分子。
【請求項9】
請求項6から8のいずれか一項に記載の核酸分子に対して相補性を示すヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
【請求項10】
請求項6から9のいずれか一項に記載の核酸分子に対して50%以上の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
【請求項11】
請求項6から10のいずれか一項に記載の核酸分子に高いストリンジェンシーの条件下でハイブリダイズすることができる、核酸分子。
【請求項12】
治療または診断において使用するための、請求項6から11のいずれか一項に記載の核酸を含むベクター。
【請求項13】
治療または診断において使用するための、請求項6から12のいずれか一項に記載の核酸またはベクターを含む宿主細胞。
【請求項14】
治療または診断において使用するための、前述の請求項のいずれかに記載のタンパク質、抗体、核酸分子、ベクターまたは宿主細胞を含む組成物。
【請求項15】
ワクチン組成物として使用するための、前述の請求項のいずれかに記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物。
【請求項16】
医薬品として使用するための、前述の請求項のいずれかに記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物。
【請求項17】
クラミジアの処置、予防または診断において使用するための、前述の請求項のいずれかに記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物。
【請求項18】
Chlamydia trachomatisの処置、予防または診断において使用するための、請求項17に記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物。
【請求項19】
哺乳動物において免疫応答を生じさせるための、前述の請求項のいずれかに記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物。
【請求項20】
クラミジア感染を中和することができる抗体を誘発するための、前述の請求項のいずれかに記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物。
【請求項21】
前記免疫応答が、CD4+Th1細胞媒介型応答である、請求項1から19のいずれか一項に記載のタンパク質または核酸。
【請求項22】
クラミジア細菌、特にChlamydia trachomatisに起因する感染の処置または予防のための薬物の製造における、請求項1から13のいずれか一項に記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクターまたは宿主細胞の使用。
【請求項23】
患者のクラミジアを処置、予防または診断する方法であって、前述の請求項のいずれかに記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物の治療有効量を投与するステップを含む、方法。
【請求項24】
1つもしくは複数の追加のクラミジア抗原またはそれらをコードする核酸と組み合わせて薬物として使用するための、前述の請求項のいずれかに記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物。
【請求項25】
前記組合せが、CT279+CT601、CT372+CT443、CT733+CT153、CT456+CT381、CT279+CT153+CT733+CT601、CT279+CT601+CT372+CT443、CT823+CT733+CT043+CT456、CT387+CT812+CT869、CT387+CT812C+CT869(またはそれらの改変体)を含む、請求項24に記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物。
【請求項26】
請求項24または請求項25に記載のタンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物であって、前記タンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物および前記1つもしくは複数の追加のクラミジア抗原、またはそれらをコードする核酸が、同時、別個または順次の投与ための組合せ調製物である、タンパク質、抗体、核酸、ベクター、宿主細胞または組成物。
【請求項27】
(a)請求項1から4のいずれか一項に記載のタンパク質に対する抗体を生じさせるステップと、
(b)抗体−抗原の複合体を形成させるのに適した条件下で、ステップ(a)の抗体を、クラミジアに感染していることが疑われる生物学的試料と接触させるステップと、
(c)前記複合体を検出するステップであって、前記複合体の検出はクラミジア感染を示す、ステップと
を含む、クラミジア感染を診断するための方法。

【図6】
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【図12A】
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【図12B】
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【図12C】
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【図12D】
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【図12E】
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【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図11】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14】
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【図15】
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【公表番号】特表2012−519482(P2012−519482A)
【公表日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−552570(P2011−552570)
【出願日】平成22年3月8日(2010.3.8)
【国際出願番号】PCT/IB2010/050988
【国際公開番号】WO2010/100632
【国際公開日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【出願人】(504389991)ノバルティス アーゲー (806)
【Fターム(参考)】