説明

クロストーク最適化コンタクトアレーを有するリセプタクル

【解決手段】リセプタクル組立体は、前端(102)及び後端(104)を有するハウジング(108)を具備する。前端はプラグを受容するよう構成され、後端は電線接続コンタクト(113)を受容するよう構成されている。回路基板(148)は、複数のコンタクト孔(188,190)を有し、ハウジング内に保持される。複数のアレーコンタクト(124,126,128,130,132,134,136,138)は、ハウジング内でコンタクトアレー(106)に配列されている。各アレーコンタクトは、本体部(218)及びテール部(216)を有する。本体部は回路基板にほぼ直交して延び、テール部は、回路基板と平行に延びる第1テール副部分(228)を形成する第1曲げ部と、回路基板に直交して延びる第2テール副部分(222)を形成する第2曲げ部を有する。各アレーコンタクトの第2テール副部分は、回路基板の1個のコンタクト孔に受容される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気コネクタに関し、特に、クロストークを低減するためのアレーのレイアウトを有するモジュラジャックすなわちリセプタクルに関する。
【背景技術】
【0002】
通信業界において信号を伝送するために使用される等の種々の電子システムには、差動対に配置された電線を有するコネクタ組立体が含まれる。差動対の一方の電線は正の信号を伝送し、他方の電線は、同じ振幅で逆極性を有する負の信号を伝送する。
【0003】
プラグ及びアウトレットジャックを有するRJ−45電気コネクタは、差動対の電気信号を伝送するために使用されるコネクタの一例である。RJ−45プラグは4対の差動電線を有する。プラグは、工業規格で決定された電線の配置のため、高いレベルのノイズを有する。
【0004】
複数の差動対は、コネクタ内で互いに近接して配置され、信号伝送の品質を劣化させる不要な電磁(EM)信号結合すなわちクロストークを発生する。経験している別の問題は、信号がプラグ及びリセプタクル組立体を通って伝送される際のインピーダンス不整合である。インピーダンス不整合は、電気信号の一部を反射して信号源に戻してしまう。インピーダンス不整合により生ずる反射量は、リターンロスとして定量化することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
さらに、コネクタ組立体は、より高い周波数及びより広いバンド幅にわたってデータを伝送するのに使用されている。問題は、周波数が増加すると、システムが、EM信号結合、リターンロス及びインピーダンス不整合によるより大きな信号劣化を経験することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の問題に対する解決手段は、クロストークを打ち消し、リターンロスを低減し、電気的性能を改善するよう最適化されたリセプタクル組立体であり、本明細書に開示されるように、前端及び後端を有するハウジングを具備する。前端はプラグを受容するよう構成され、後端は電線接続コンタクトを受容するよう構成されている。回路基板は、複数のコンタクト孔を有すると共にハウジング内に保持される。複数のアレーコンタクトは、ハウジング内でコンタクトアレーに配列されている。複数のアレーコンタクトの各々は、本体部及びテール部を有する。本体部は、回路基板にほぼ直交して延びている。テール部は、回路基板と平行に延びる第1テール副部分を形成する第1曲げ部と、回路基板に直交して延びる第2テール副部分を形成する第2曲げ部とを有する。複数のアレーコンタクトの各々の第2テール副部分は、回路基板の複数のコンタクト孔のうちの1個に受容される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、添付図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
【0008】
上述の本発明の概略は、以下の本発明の実施形態の詳細な説明と共に、添付図面と結合させて読むとより理解されよう。本発明は、添付図面に示された構造及び手段に限定されないことを理解されたい。
【0009】
図1は、リセプタクル組立体100を示す。リセプタクル組立体100は、前端102及び後端114を有する。ハウジング108は、キャビティ110内にコンタクトアレー106を部分的に取り囲む。図1の例において、キャビティ110は、前端102を通って挿入されるRJ−45プラグ(図示せず)を受容する。RJ−45プラグは、コンタクトアレー106と電気接続するコンタクトを有する。回路基板148(図2参照)は、ハウジングの後端104近傍でハウジング108内に実装される。電線コネクタハウジング112の前端116は、ハウジングの後端104と結合する。電線コネクタハウジング112は、後端114を通ってケーブル(図示せず)から電線を受容する。ケーブルは、電線コンタクトハウジング112内に保持された電線接続コンタクト113と電気接続する。
【0010】
図2は、ハウジング108が除去された状態の図1のリセプタクル組立体100を示す。電線接続コンタクト113は、回路基板148の電線接続コンタクト孔(図3及び図4に図示)により受容され、回路基板148上の導電材料との接触を構築する。
【0011】
本例では、電線接続コンタクト113は圧接コンタクト(IDC)であるが、他の接続手段を使用することもできる。ケーブル内の電線は、IDCの圧接端で接続する。IDCの反対側の端部は、電線接続コンタクト孔内で回路基板148に接続する。電線接続コンタクト113は、回路基板148で、アイニードルコンタクト、コンプライアントピン、半田接続、圧入接続、又は当業者には公知の他の手段で接続する。
【0012】
図3は、図1のリセプタクル組立体100内の副組立体120を前側から見た斜視図である。副組立体120は、プラスチック製又は他の非導電性材料製の基部122を有する。基部122は、ハウジング108の前端102(図1参照)を向くと共に前端102近傍に位置する先縁103と、ハウジングの後端104を向くと共に後端104近傍に位置する後縁105とを有する。任意であるが、基部122は、コンタクトアレー106が載置される基板表面を有する。或いは、信号の調整をするために、基部122の代わりに回路基板(図示せず)を使用してもよい。
【0013】
後縁105は、回路基板148の正面150の孔109に受容されるよう構成されたポスト107を有する。ポスト107は、回路基板148の正面150に対して後縁105を所望の整列及び方向に配置し且つ保持するために、整列機能及びロック機能の一方又は両方をなしてもよい。基部122には、先縁103まで延びると共に互いに所望の態様で離間する一連の平行な切欠123が形成されている。基部122はまた、後縁105近傍に位置する架橋部125を有する。この架橋部125は一連のポスト127を有する。ポスト127は、架橋部125から上方に延びると共に、切欠123と整合した間隙129により互いに離間する。コンタクトアレー106のアレーコンタクトは、ポスト127及び間隙129との干渉部を有する。
【0014】
コンタクトアレー106は、互いに平行に配列されると共に後縁103近傍の平行な切欠123内から基部122の後縁105まで延びるよう配向されたアレーコンタクト124,126,128,130,132,134,136,138を有する。コンタクトアレー106には8本のコンタクトが示されている。しかし、8本より多いか少ない数のコンタクトを使用してもよい。アレーコンタクト124,126は第1の差動対140を形成し、アレーコンタクト128,134は第2の差動対142を形成し、アレーコンタクト130,132は第3の差動対144を形成し、アレーコンタクト136,138は第4の差動対146を形成する。第1の差動対140のアレーコンタクト124及び126、第3の差動対144のアレーコンタクト130及び132、及び第4の差動対146のアレーコンタクト136及び138はそれぞれ、互いに直に隣接して配置される。しかし、第2の差動対142のアレーコンタクト128及び134は、互いに直に隣接して配置されていない。代わりに、第2の差動対142のアレーコンタクト128及び134は、第3の差動対144が介在することにより、互いに分離している。アレーコンタクト128は第1及び第3の差動対140,144のそれぞれアレーコンタクト126,130に隣接するのに対し、アレーコンタクト134は第3及び第4の差動対144,146のそれぞれアレーコンタクト132,136に隣接する。アレーコンタクト124,126,128,130,132,134,136,138は、基部122に沿って共平面配置で延びており、コンタクトエントリーパターン153(図4参照)を画定するよう回路基板148に入るコンタクトテール部216(図5参照)を有する。コンタクトテール部216は、回路基板148の孔に半田付けされるか、コンプライアントピン又は他の当業界では公知の相互接続部を使用して孔に相互接続してもよい。
【0015】
回路基板148、基部122及びリセプタクル組立体100の寸法は、顧客の仕様に依存して変更してもよいことを理解されたい。例えば、リセプタクル組立体100を可能な限り小型化にすることが望ましい場合がある。また、送信信号を修正するために、回路基板148に更なる強化を加えてもよい。
【0016】
図4は、図2の回路基板148の正面150を示す図である。回路基板148は上縁160及び下縁162を有する。コンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202は、特定のアレーレイアウトに関連するコンタクトエントリーパターン153を形成する。コンタクトエントリーパターン153は回路基板148の中央部164に示されているが、コンタクトエントリーパターン153を上側、下側、左側又は右側にずらす等して中央部ではない位置に配置させてもよい。コンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202は、アレーコンタクト124,126,128,130,132,134,136,138のコンタクトテール部216をそれぞれ受容する。電線接続コンタクト孔170,172,174,176,178,180,182,184は、電線接続コンタクト113を受容するために、回路基板148の上部166及び下部168に位置する電線接続コンタクトパターン154を形成する。
【0017】
コンタクトアレー106は、その構成を設けつつ、クロストークによるノイズを最小にする等により、信号の完全性を最適化するようコンタクトエントリーパターン153で回路基板148に入る。図3に示されるように、アレーコンタクト124,126及びアレーコンタクト136,138は、互いにクロスオーバーする。従って、アレーコンタクト126は外縁186に最も近い位置で回路基板148に入り、アレーコンタクト136は外縁187に最も近い位置で回路基板148に入る。
【0018】
トレース(図示せず)は、中央部164で電線接続コンタクト孔170,172,174,176,178,180,182,184の対応する1個が上部166又は下部168のいずれかに位置する状態で、コンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202の各々に電気接続する。各孔は、典型的な一相互接続パターンを示す図4の番号(コンタクト又はピンに対応)を有する。コンタクト孔188は電線接続コンタクト孔178に電気的に結合されるのに対し、コンタクト孔190は電線接続コンタクト孔180に電気的に結合される。コンタクト孔192,194,196,198,200,202は、電線接続コンタクト孔170,174,176,172,182,184にそれぞれ電気的に結合される。他の相互接続パターンを使用することもできる。
【0019】
図5は、本発明の一実施形態に従ったコンタクトアレー106を示す図である。同じ参照番号が使用される。第1部分210、第2部分212及び第3部分214は共に、回路基板148に対してほぼ直交して保持された本体部218を形成する。第1部分210において、アレーコンタクト124,126,128,130,132,134,136,138は、基部122(図3参照)と平行に延びると共に、回路基板148に直交して延びる。第2部分212において、アレーコンタクトの対124と126、130と132、及び136と138は互いにクロスオーバーするのに対し、アレーコンタクト128及び134は基部122と平行な状態が持続する。クロスオーバーパターンは、プラグに発生するクロストークの一部を補償する。第3部分214において、アレーコンタクト124,126,128,130,132,134,136,138は、基部122と平行に延びる。
【0020】
各アレーコンタクト124,126,128,130,132,134,136,138は、コンタクトテール部216を有する。各コンタクトテール部216は曲げられて約90°の第1曲げ部224を形成し、アレーコンタクト124,128,132,136は矢印Aで示される上方へ曲げられ、アレーコンタクト126,130,134,138は矢印Bで示される下方へ曲げられる。第1テール副部分228は、2距離のうちの一方について回路基板148と平行に上方又は下方に延びており、次に、約90°の第2曲げ部226が形成される。第2テール副部分222は、回路基板148に対して直交して延びると共に回路基板148のコンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202のいずれか一つを貫通し、以下で説明するコンタクトエントリーパターン153(図4参照)を形成する。
【0021】
図6は、本発明の一実施形態に従ったコンタクトアレー106の側面図である。第1部分210、第2部分212、第3部分214及びコンタクトテール部216は、同様の参照番号を有して示される。平面220は、回路基板148に直交する本体部218の平面にほぼ平行な平面を示す。第2テール副部分222は、平面220から距離D1,D2,D3,D4の位置に形成された平行な4列に延びている。距離D1,D4は距離D2,D3より大きい。また、距離D1,D4は互いに等しく、距離D2,D3は互いに等しい。
【0022】
図7は、第2テール副部分222のコンタクトエントリーパターン153をよりよく示すために図3の副組立体120を後側から見た斜視図である。回路基板148の後面152が図示されている。第2テール副部分222は、正面150のコンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202に入り、回路基板148の後面152を貫通すると共に後面152を超えて延びてもよい。第2テール副部分222は、回路基板148に半田付けされてもよいし、コンプライアントピン、アイニードル又は当業界で公知の他のタイプの接続部であってもよい。
【0023】
コンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202の互いに対する空間的関係及び電線接続コンタクト孔170,172,174,176,178,180,182,184の互いに対する空間的関係は、所望の電気性能を達成するように決定される。例えば、コンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202及び電線接続コンタクト孔170,172,174,176,178,180,182,184は、所定のコンタクトを結合し分離するためのパターンを形成してもよい。
【0024】
電線接続コンタクトパターン154を最初に説明し、コンタクトエントリーパターン153を以下にさらに説明する。電線接続ハウジング112の電線接続コンタクト113に接続されるケーブルにおいて、各電線対の2本の電線は一緒にツイストされる。RJ−45の用途において、電線は、第1差動対140、第2差動対142、第3差動対144、第4差動対146にそれぞれ関連する電線対1/2、3/6、4/5、7/8として対をなす。各電線対は、回路基板148の異なるコーナー(隅)近傍に位置する電線接続コンタクト孔に受容される。具体的には、電線対1/2は第1コーナー近傍の電線接続コンタクト孔178,180に受容され、電線対3/6は第2コーナー近傍の電線接続コンタクト孔170,172に受容され、電線対7/8は第3コーナー近傍の電線接続コンタクト孔182,184に受容され、電線対4/5は第4コーナー近傍の電線接続コンタクト孔174,176に受容される。
【0025】
電線接続コンタクト孔170,172,174,176,178,180,182,184は、リセプタクル組立体100内の追加ノイズの発生を回避するために部分的に配列される。工業規格が命令するように、プラグは、かなり大きなノイズを封じ込める。最大ノイズが差動対142,144の間に生ずる。この対の組合せが最大ノイズを有するので、電線接続コンタクトパターン154は、電線対3/6及び4/5を互いに分離する。図4を参照すると、電線接続コンタクト孔170,172は電線対3/6に相互接続された電線接続コンタクト113を受容し、電線接続コンタクト孔174,176は電線対4/5に相互接続された電線接続コンタクト113を受容する。電線接続コンタクト孔170,172は上部166の一コーナーに配置されるのに対し、電線接続コンタクト孔174,176は下部168の反対側のコーナーに配置され、第2差動対及び第3差動対を互いに分離する。換言すると、第2差動対及び第3差動対は、回路基板148上で互いに遠く離れて配置される。
【0026】
電線接続コンタクトパターン154はまた、ケーブルのリセプタクル組立体100への接続の容易さを考慮する。RJ−45用の工業規格により決定される2つの色スキームは586A及び586Bと称され、ピン番号をケーブルの電線の色に合致させる。2組の電線対は典型的に指定された特定色であり、従って、ケーブル内では電線対4/5は青色であり、電線対7/8は茶色である。パターン586Aについては、電線対1/2は緑色であり、電線対3/6は橙色である。或いは、パターン586Bについては、電線対1/2は橙色であり、電線対3/6は緑色である。別の考慮は、ケーブル外被内の電線の方向性に関する。業界では要求されないが、共通の電線色のブレイクアウトは、ケーブルのどちらの端部が見えるかに依存して時計回り(CW)又は反時計回り(CCW)に回転する青色−橙色−緑色−茶色である。従って、現れる可能性がある4つの主パターンがある。Aパターン及びCCW、Aパターン及びCW、Bパターン及びCCW、Bパターン及びCWである。電線接続コンタクトパターン154は、可能である取付けの容易性の結果となるケーブルの自然な方向性内で電線対を交替又はクロスオーバーすることを要することなく、これら4つの主パターンうちの1主パターンがジャックに直接合致するように選択された。本実施形態用に選択されたパターンは、Bパターン及びCCWである。
【0027】
産業に対応しながら、電線接続コンタクトパターン154は、ノイズの多い対を分離することにより性能をさらに改善する。電線対4/5は青色であり、電線接続コンタクト孔174,176に対応する。電線対3/6は、電線接続コンタクト孔174,176に対して回路基板148の反対側のコーナーに位置する電線接続コンタクト孔170,172に対応する。電線3/6は緑色又は橙色のいずれかであってもよい。従って、一実施形態において、電線対1/2は橙色であり且つ電線接続コンタクト孔178,180に対応するのに対し、電線対3/6は緑色であり且つ電線接続コンタクト孔170,172に対応する。別の実施形態において、電線対1/2は緑色であってもよいのに対し、電線対3/6は橙色であってもよい。
【0028】
コンタクトエントリーパターン153を説明する。上述したように、RJ−45プラグにおいて、4つの差動対のうちの1つは、他方の周囲で分離されている。工業規格は、分離した対を要求し、プラグにどの程度のノイズが生ずる必要があるのかを指示する。最大のクロストークの程度はこれら2対の間に生ずるが、他の対の組合せも、小さくないクロストークを示す。これは部分的には、プラグの大きな平行なブレードのためであり、時には、プラグ内に処理されると電線の平行特性のためである。従って、リセプタクル組立体100内の補償による等のリセプタクル組立体100のこのノイズを弱めることが望ましいので、嵌合後のコネクタ(一緒に結合したプラグ及びリセプタクル組立体100)は、プラグ単独よりもノイズ量がかなり小さい。
【0029】
図8は、コンタクトエントリーパターン153内でのコンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202間の関係及びコンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202のグループ分けを示す。コンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202の各々は、中心262を有する。円及び直線は、コンタクト孔188,190,192,194,196,198,200,202の中心262間の関係、距離を示すために使用されるので、円及び直線自体はコンタクトエントリーパターン153の一部を構成しない。
【0030】
第1グループ230は、三角形のレイアウトに配置されたコンタクト孔188,192,196を含む。1.02mm(0.04インチ)の最小直径を有してもよい円232は、各コンタクト孔188,192,196の中心262を捕らえる。一実施形態において、円232は2.08mm(0.082インチ)の直径を有してもよい。任意であるが、円232は、3.56mm(0.140インチ)までの直径を有してもよい。第2グループ234は、三角形のレイアウトに配置されたコンタクト孔194,198,202を含む。円236は、各コンタクト孔194,198,202の中心262を捕らえ、1.02〜3.56mm(0.04〜0.140インチ)の直径を有してもよい。
【0031】
図6を再び参照して、コンタクトエントリーパターン153をさらに説明する。平面220は図8に指示されている。第1サブセット254はコンタクト孔200,196,188を有し、各々の中心262は平面220からの距離D1である。第2サブセット256はコンタクト孔192を有し、その中心262は平面220からの距離D2である。第3サブセット258はコンタクト孔198を有し、その中心262は平面220からの距離D3である。第4サブセット260はコンタクト孔202,194,190を有し、各々の中心262は平面220からの距離D4である。上述したように、距離D1及びD4は互いに等しく、距離D2及びD3は互いに等しい。
【0032】
上述したように、プラグ内の8本の平行なブレードは、クロストークを経験する。第2差動対(ブレード3/6)及び第3差動対(ブレード4/5)に関し、ブレード3,4及びブレード5,6は、互いに近接しているため、最大レベルのノイズを有する。対応して、リセプタクル組立体100において、アレーコンタクト128,130及びアレーコンタクト132,134は、互いに近接しているため、より高いレベルのノイズを経験する。より高いレベルのノイズを経験するコンタクトの組を分離することが望ましい。このため、アレーコンタクト128,130は互いに離れて配置されるコンタクト孔192,194にそれぞれ受容され、アレーコンタクト132,134は互いに離れて配置されるコンタクト孔196,198にそれぞれ受容される。図8において、直線246はコンタクト孔192,194の中心262間に延び、直線248はコンタクト孔196,198の中心262間に延び、3.05〜5.08mm(0.120〜0.20インチ)であってもよい、各コンタクト孔の中心262間の距離を示す。一実施形態において、距離は4.06mm(0.160インチ)であってもよい。
【0033】
リセプタクル組立体100のノイズは、他のアレーコンタクトを互いに近接して配置することにより、補償を介してさらに弱めてもよい。アレーコンタクト128,132は互いに近接して配置されるコンタクト孔192,196にそれぞれ受容され、アレーコンタクト130,134は互いに近接して配置されるコンタクト孔194,198にそれぞれ受容される。図8において、直線238はコンタクト孔192,196の中心262間に延び、直線240はコンタクト孔194,198の中心262間に延び、0.51〜2.54mm(0.02〜0.100インチ)であってもよい、各コンタクト孔の中心262間の距離を示す。一実施形態において、距離は1.63mm(0.064インチ)であってもよい。
【0034】
差動対のうちの3つは、プラグの2次レベルのノイズすなわち第2段のクロストークを経験する。第2差動対(ブレード3/6)は、分離した対であるので、プラグ内での近接により第1差動対(ブレード1/2)及び第4差動対(ブレード7/8)と共に高いレベルのノイズを経験する。
【0035】
高いレベルのノイズを経験する信号を分離するために、アレーコンタクト126,128は互いに離れて配置されるコンタクト孔190,192にそれぞれ受容され、アレーコンタクト134,136は互いに離れて配置されるコンタクト孔198,200にそれぞれ受容される。図8において、直線250はコンタクト孔190,192の中心262間に延び、直線252はコンタクト孔190,200の中心262間に延び、3.05〜5.08mm(0.120〜0.20インチ)であってもよい、各コンタクト孔の中心262間の距離を示す。同様に、信号を結合してRJ−45プラグに生ずるクロストークを弱めるために、アレーコンタクト124,128を受容するコンタクト孔188,192、及びアレーコンタクト134,138を受容するコンタクト孔198,202はそれぞれ、回路基板148上に互いにより近接して配置される。図8において、直線242はコンタクト孔188,192の中心262間に延び、直線244はコンタクト孔198,202の中心262間に延び、0.51〜2.54mm(0.02〜0.100インチ)であってもよい、各コンタクト孔の中心262間の距離を示す。
【0036】
ジャック及びリセプタクル組立体100の至るところに生ずるリターンロスもまた、考慮される。差動対の2本のピン(又はコンタクト又は電線)に送られる信号は、導体の断面、導体間の空間、及び1対の2本の導体を分離する誘電定数の少なくとも一つに基づくインピーダンスを有する。第1差動対140、第3差動対144及び第4差動対146の隣接するアレーコンタクトは、ほぼ同じ形状を有し、リセプタクル組立体100内で互いに接近し、所望よりも低い各対のアレーコンタクト間のインピーダンスという結果になる。インピーダンスを増大させて100オーム等の目標インピーダンスに整合させることにより、リターンロスが改善される。従って、第4差動対のアレーコンタクト136,138をそれぞれ受容するコンタクト孔200,202は、第1差動対のアレーコンタクト124,126をそれぞれ受容するコンタクト孔188,190及び第3差動対のアレーコンタクト130,132をそれぞれ受容するコンタクト孔194,196と同様に、互いに対してより離間して配置される。差動対のコンタクト孔間の距離は、インピーダンスを増加させるよう増大させて、より有利なリターンロスを与えてもよい。
【0037】
種々の具体的実施形態により本発明を説明したが、当業者であれば、本発明は、本発明の真髄及び範囲内で変形させて実施することができることを理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の一実施形態に従ったアウトレットタイプのリセプタクル組立体を示す斜視図である。
【図2】ハウジングを除いた状態の図1のリセプタクル組立体を示す斜視図である。
【図3】図1のリセプタクル組立体内の副組立体を前側から見た斜視図である。
【図4】図2の回路基板を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施形態に従って形成されたコンタクトアレーを後側から見た斜視図である。
【図6】図5のコンタクトアレーの側面図である。
【図7】図2の副組立体を後側から見た斜視図である。
【図8】本発明の一実施形態に従ったコンタクトエントリーパターンを示す図である。
【符号の説明】
【0039】
102 前端
104 後端
106 コンタクトアレー
108 ハウジング
113 電線接続コンタクト
124,126,128,130,132,134,136,138 アレーコンタクト
140 第1差動対
142 第2差動対
144 第3差動対
146 第4差動対
148 回路基板
160 上端
162 下端
164 中央部
170,172,174,176,178,180,182,184 電線接続コンタクト孔
186 外縁(第1側)
187 外縁(第2側)
188,190,192,194,196,198,200,202 コンタクト孔
216 コンタクトテール部
218 本体部
222 第2テール副部分
224 第1曲げ部
228 第1テール副部分
230 第1グループ
234 第2グループ
262 中心
A 第1方向
B 第2方向
D1 第1距離
D2 第2距離

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前端(102)及び後端(104)を有するハウジング(108)であって、前記前端はプラグを受容するよう構成され、前記後端は電線接続コンタクト(113)を受容するよう構成されるハウジングと、複数のコンタクト孔(188,190,192,194,196,198,200,202)を有すると共に前記ハウジング内に保持される回路基板(148)とを具備するリセプタクル組立体において、
複数のアレーコンタクト(124,126,128,130,132,134,136,138)が、前記ハウジング内でコンタクトアレー(106)に配列され、
前記複数のアレーコンタクトの各々は、本体部(218)及びコンタクトテール部(216)を有し、
前記複数のアレーコンタクトの各々の前記本体部は、前記回路基板にほぼ直交して延びており、
前記複数のアレーコンタクトの各々の前記コンタクトテール部は、前記回路基板と平行に延びる第1テール副部分(228)を形成する第1曲げ部(224)と、前記回路基板に直交して延びる第2テール副部分(222)を形成する第2曲げ部(226)とを有し、
前記複数のアレーコンタクトの各々の前記第2テール副部分は、前記回路基板の前記複数のコンタクト孔のうちの1個に受容されることを特徴とするリセプタクル組立体。
【請求項2】
前記コンタクトアレーは、第1差動対(140)を形成する第1及び第2のアレーコンタクト(124,126)と、第2差動対(142)を形成する第3及び第6のアレーコンタクト(128,134)と、第3差動対(144)を形成する第4及び第5のアレーコンタクト(130,132)と、第4差動対(146)を形成する第7及び第8のアレーコンタクト(136,138)とをさらに具備し、
前記回路基板は、前記電線接続コンタクトを受容するための電線接続コンタクト孔(170,172,174,176,178,180,182,184)をさらに具備し、
前記第2差動対に関連して前記電線接続コンタクトを受容するよう構成された前記電線接続コンタクト孔(170,172)は、前記回路基板の上端(160)及び第2側(187)近傍に配置され、
前記第3差動対に関連して前記電線接続コンタクトを受容するよう構成された前記電線接続コンタクト孔(174,176)は、前記回路基板の下端(162)及び第1側(186)近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。
【請求項3】
前記複数のアレーコンタクトは、第1サブセット及び第2サブセットのアレーコンタクトをさらに具備し、
前記第1サブセット及び前記第2サブセットのアレーコンタクトの前記第1テール副部分は、前記第1曲げ部からそれぞれ第1距離(D1)及び第2距離(D2)延びており、
前記第1距離及び第2距離は互いに異なっていることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。
【請求項4】
前記複数のアレーコンタクトは、第1サブセット、第2サブセット、第3サブセット及び第4サブセットのアレーコンタクトをさらに具備し、
前記第1及び第2のサブセットの前記第1曲げ部、並びに前記第3及び第4のサブセットの前記第1曲げ部は、前記第1テール副部分まで第1方向(A)及び第2方向(B)にそれぞれ延びるよう形成されており、
前記第1方向及び第2方向は互いに逆向きであり、前記回路基板と平行であることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。
【請求項5】
前記複数のアレーコンタクトは、第1サブセット、第2サブセット、第3サブセット及び第4サブセットのアレーコンタクトをさらに具備し、
前記第1及び第2のサブセットのアレーコンタクトの前記第1テール副部分は、第1方向(A)にそれぞれ距離(D1,D2)延びており、
前記第3及び第4のサブセットのアレーコンタクトの前記第1テール副部分は、第2方向(B)にそれぞれ距離(D3,D4)延びており、
前記第1方向及び第2方向は互いに逆向きであり、
前記距離(D1,D4)は同じであり、
前記距離(D2,D3)は同じであることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。
【請求項6】
前記コンタクトアレーは、第3差動対を形成する第4及び第5のアレーコンタクト(130,132)、並びに第2差動対を形成する第3及び第6のアレーコンタクト(128,134)をさらに具備し、
前記第4及び第5のアレーコンタクトは、互いに隣接して配置され、
前記第3及び第6のアレーコンタクトは、前記コンタクトアレーの前記本体部内で前記第4及び第5のアレーコンタクトの各側に配置され、
前記複数のコンタクト孔の各々は、さらに中心(262)を具備し、
前記複数のコンタクト孔は、第3アレーコンタクト(128)、第4アレーコンタクト(130)、第5アレーコンタクト(132)及び第6アレーコンタクト(134)をそれぞれ受容する第3コンタクト孔(192)、第4コンタクト孔(194)、第5コンタクト孔(196)及び第6コンタクト孔(198)をさらに具備し、
前記第3及び第4のコンタクト孔の前記中心は、少なくとも3.05mm(0.120インチ)分離しており、
前記第5及び第6のコンタクト孔の前記中心は、少なくとも3.05mm(0.120インチ)分離していることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。
【請求項7】
前記コンタクトアレーは、第1アレーコンタクト(124)、第2アレーコンタクト(126)、第3アレーコンタクト(128)、第4アレーコンタクト(130)、第5アレーコンタクト(132)、第6アレーコンタクト(134)、第7アレーコンタクト(136)及び第8アレーコンタクト(138)をさらに具備し、
前記第1及び第2のアレーコンタクトは、第1差動対を形成し、
前記第3及び第6のアレーコンタクトは、第2差動対を形成し、
前記第4及び第5のアレーコンタクトは、第3差動対を形成し、
前記第7及び第8のアレーコンタクトは、第4差動対を形成し、
前記第1及び第2のアレーコンタクトは、互いに隣接して配置され、
前記第3及び第6のアレーコンタクトは、前記コンタクトアレーの前記本体部内で前記第4及び第5のアレーコンタクトの各側に配置され、
前記第1及び第2のアレーコンタクトは、前記第3アレーコンタクトに隣接して配置され、
前記第7及び第8のアレーコンタクトは、互いに隣接して配置されると共に前記第6アレーコンタクトに隣接して配置され、
前記複数のコンタクト孔の各々は、さらに中心(262)を具備し、
前記複数のコンタクト孔は、前記第2アレーコンタクト、前記第3アレーコンタクト、前記第6アレーコンタクト及び前記第7アレーコンタクトをそれぞれ受容する第2コンタクト孔(190)、第3コンタクト孔(192)、第6コンタクト孔(198)及び第7コンタクト孔(200)をさらに具備し、
前記第2及び第3のコンタクト孔の前記中心は、少なくとも3.05mm(0.120インチ)分離しており、
前記第6及び第7のコンタクト孔の前記中心は、少なくとも3.05mm(0.120インチ)分離していることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。
【請求項8】
前記コンタクトアレーは、第3差動対を形成する第4及び第5のアレーコンタクト(130,132)、並びに第2差動対を形成する第3及び第6のアレーコンタクト(128,134)をさらに具備し、
前記第4及び第5のアレーコンタクトは、互いに隣接して配置され、
前記第3及び第6のアレーコンタクトは、前記コンタクトアレーの前記本体部内で前記第4及び第5のアレーコンタクトの各側に配置され、
前記複数のコンタクト孔の各々は、さらに中心(262)を具備し、
前記複数のコンタクト孔は、第3アレーコンタクト(128)、第4アレーコンタクト(130)、第5アレーコンタクト(132)及び第6アレーコンタクト(134)をそれぞれ受容する第3コンタクト孔(192)、第4コンタクト孔(194)、第5コンタクト孔(196)及び第6コンタクト孔(198)をさらに具備し、
前記第3及び第5のコンタクト孔の前記中心は、0.51〜2.54mm(0.02〜0.100インチ)の距離で分離しており、
前記第4及び第6のコンタクト孔の前記中心は、0.51〜2.54mm(0.02〜0.100インチ)の距離で分離していることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。
【請求項9】
前記コンタクトアレーは、第1アレーコンタクト(124)、第2アレーコンタクト(126)、第3アレーコンタクト(128)、第4アレーコンタクト(130)、第5アレーコンタクト(132)、第6アレーコンタクト(134)、第7アレーコンタクト(136)及び第8アレーコンタクト(138)をさらに具備し、
前記第1及び第2のアレーコンタクトは、第1差動対を形成し、
前記第3及び第6のアレーコンタクトは、第2差動対を形成し、
前記第4及び第5のアレーコンタクトは、第3差動対を形成し、
前記第7及び第8のアレーコンタクトは、第4差動対を形成し、
前記第1及び第2のアレーコンタクトは、互いに隣接して配置され、
前記第3及び第6のアレーコンタクトは、前記コンタクトアレーの前記本体部内で前記第4及び第5のアレーコンタクトの各側に配置され、
前記第1及び第2のアレーコンタクトは、前記第3アレーコンタクトに隣接して配置され、
前記第7及び第8のアレーコンタクトは、互いに隣接して配置されると共に前記第6アレーコンタクトに隣接して配置され、
前記複数のコンタクト孔の各々は、さらに中心(262)を具備し、
前記複数のコンタクト孔は、前記第1アレーコンタクト、前記第3アレーコンタクト、前記第6アレーコンタクト及び前記第8アレーコンタクトをそれぞれ受容する第1コンタクト孔(188)、第3コンタクト孔(192)、第6コンタクト孔(198)及び第8コンタクト孔(202)をさらに具備し、
前記第1及び第3のコンタクト孔の前記中心は、0.51〜2.54mm(0.02〜0.100インチ)の距離で分離しており、
前記第6及び第8のコンタクト孔の前記中心は、0.51〜2.54mm(0.02〜0.100インチ)の距離で分離していることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。
【請求項10】
前記コンタクトアレーは、第1アレーコンタクト(124)、第2アレーコンタクト(126)、第3アレーコンタクト(128)、第4アレーコンタクト(130)、第5アレーコンタクト(132)、第6アレーコンタクト(134)、第7アレーコンタクト(136)及び第8アレーコンタクト(138)をさらに具備し、
前記第1及び第2のアレーコンタクトは、第1差動対を形成し、
前記第3及び第6のアレーコンタクトは、第2差動対を形成し、
前記第4及び第5のアレーコンタクトは、第3差動対を形成し、
前記第7及び第8のアレーコンタクトは、第4差動対を形成し、
前記第1及び第2のアレーコンタクトは、互いに隣接して配置され、
前記第3及び第6のアレーコンタクトは、前記コンタクトアレーの前記本体部内で前記第4及び第5のアレーコンタクトの各側に配置され、
前記第1及び第2のアレーコンタクトは、前記第3アレーコンタクトに隣接して配置され、
前記第7及び第8のアレーコンタクトは、互いに隣接して配置されると共に前記第6アレーコンタクトに隣接して配置され、
前記複数のコンタクト孔の各々は、さらに中心(262)を具備し、
前記複数のコンタクト孔は、前記第1アレーコンタクト、前記第2アレーコンタクト、前記第3アレーコンタクト、前記第4アレーコンタクト、前記第5アレーコンタクト、前記第6アレーコンタクト、前記第7アレーコンタクト及び前記第8アレーコンタクトをそれぞれ受容する第1コンタクト孔(188)、第2コンタクト孔(190)、第3コンタクト孔(192)、第4コンタクト孔(194)、第5コンタクト孔(196)、第6コンタクト孔(198)、第7コンタクト孔(200)及び第8コンタクト孔(202)をさらに具備し、
前記第1、第3及び第5のコンタクト孔は、三角形のレイアウトに配置された第1グループ(230)を形成し、
前記第4、第6及び第8のコンタクト孔は、三角形のレイアウトに配置された第2グループ(234)を形成し、
前記第1及び第3のコンタクト孔並びに前記第3及び第5のコンタクト孔は、0.51〜2.54mm(0.02〜0.100インチ)の距離で分離しており、
前記第4及び第6のコンタクト孔並びに前記第6及び第8のコンタクト孔は、0.51〜2.54mm(0.02〜0.100インチ)の距離で分離していることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。
【請求項11】
前記コンタクト孔は、前記回路基板の中央部(164)に配置されていることを特徴とする請求項1記載のリセプタクル組立体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2009−529764(P2009−529764A)
【公表日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−558428(P2008−558428)
【出願日】平成19年3月9日(2007.3.9)
【国際出願番号】PCT/US2007/006123
【国際公開番号】WO2007/106409
【国際公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【出願人】(399132320)タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション (234)
【氏名又は名称原語表記】Tyco Electronics Corporation
【Fターム(参考)】