説明

コネクタ及び端子金具

【課題】端子金具の本体部が変形するのを防止する。
【解決手段】端子金具60がキャビティ23内に挿入される過程では、本体部61にランス24が摺動して撓み変形させられ、端子金具60がキャビティ23内に正規挿入された状態では、ランス24が復帰方向に変位して本体部61を抜け止めする。本体部61のうち、キャビティ23への挿入方向と直交する幅方向の少なくとも端部には、端子金具60がキャビティ23内に正規深さで挿入されずランス24が撓み変形したままの半挿入状態のときにランス24と当接する当接領域71が形成される一方、端部以外の部分には、半挿入状態のときにランス24と当接しない非当接領域72が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ及び端子金具に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来のコネクタ及び端子金具が開示されている。コネクタはハウジングを備え、ハウジング内には、端子金具が挿入されるキャビティが形成されている。ハウジングにおけるキャビティの内面には、撓み可能なランスが突出して形成されている。また、ハウジングには、前方からフロントリテーナが装着され、フロントリテーナには、撓み規制部が突出して形成されている。
【0003】
端子金具は、筒状の本体部を備え、本体部の後縁には、ランスに係止される係止縁が形成されている。端子金具がキャビティ内に挿入される過程では、本体部にランスが摺動して撓み変形させられ、端子金具がキャビティ内に正規挿入されると、ランスが復帰方向に変位して本体部の係止縁と対向し、もって端子金具の抜け止めがなされる。また、ハウジングにフロントホルダが正規装着されると、撓み規制部がランスの撓み空間に進入して、ランスの撓み動作が規制される。
【0004】
一方、端子金具がキャビティ内に正規深さで挿入されずに半挿入状態で留め置かれると、ランスが本体部の外壁に当接して撓み変形したままの状態となる。この状態で、ハウジングにフロントリテーナを押し込むと、撓み規制部がランスの先端部と干渉して、フロントリテーナのそれ以上の押し込みが規制される。したがって、フロントリテーナが正規装着されないことをもって、端子金具が半挿入状態にあることを知ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−231077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、図4に示すように、端子金具100が半挿入状態のときに、フロントリテーナ101がハウジング102に装着される過程で、撓み規制部103がランス104の先端部と干渉して、ランス104が本体部105側へ押し上げられ、その押し上げられたランス104によって本体部105の幅方向中央部108が内側に凹んでしまうことがある。そうすると、フロントリテーナ101の撓み規制部103がランス104の撓み空間106に無理入れされる可能性があり、端子金具100の半挿入検知の信頼性が低下するという問題がある。
【0007】
また、例えば、ランス104がフロントリテーナ101以外の異物によって上方へ突き上げられた場合にも、その突き上げられたランス104によって本体部105の幅方向中央部108が内側へ凹むように変形することが懸念される。
【0008】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具の本体部が変形するのを防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、キャビティを有するハウジングと、前記キャビティ内に挿入される端子金具とを備え、前記ハウジングにおける前記キャビティの内面には、撓み可能なランスが突出して形成され、前記端子金具には、前記ランスに係止される筒状の本体部が形成され、前記端子金具が前記キャビティ内に挿入される過程では、前記本体部の摺動領域に前記ランスが摺動して撓み変形させられ、前記端子金具が前記キャビティ内に正規挿入された状態では、前記ランスが復帰方向に変位して前記本体部を抜け止めするものであって、前記本体部の摺動領域のうち、前記キャビティへの挿入方向と直交する幅方向の少なくとも端部には、前記端子金具が前記キャビティ内に正規深さで挿入されずに前記ランスが撓み変形したままの半挿入状態のときに前記ランスと当接する当接領域が形成される一方、前記端部以外の部分には、前記半挿入状態のときに前記ランスと当接しない非当接領域が形成されるコネクタであるところに特徴を有する。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記非当接領域が、前記本体部の幅方向中央部に形成されているところに特徴を有する。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記本体部には、前記端子金具が前記キャビティ内に正規深さで挿入されたときに前記ランスが嵌るランス孔が開口して形成され、前記ランス孔の孔縁には前記ランスに係止される係止縁が形成され、前記当接領域及び非当接領域が前記係止縁に連なり、前記非当接領域が前記本体部内に叩き出しにより形成されているところに特徴を有する。
【0012】
請求項4の発明は、ハウジングのキャビティ内に挿入され、挿入過程で前記キャビティの内面に突成されたランスが摺動領域を摺動して撓み変形させられ、正規挿入された状態で復帰方向に変位する前記ランスによって抜け止めされる筒状の本体部を備え、前記本体部の摺動領域のうち、前記キャビティへの挿入方向と直交する幅方向の少なくとも端部には、前記キャビティ内に正規深さで挿入されずに前記ランスが撓んだままの半挿入状態のときに前記ランスと当接する当接領域が形成され、前記端部以外の部分には、前記半挿入状態のときに前記ランスと当接しない非当接領域が形成されている端子金具であるところに特徴を有する。
【0013】
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記非当接領域が、前記本体部の幅方向中央部に形成されているところに特徴を有する。
【0014】
請求項6の発明は、請求項4又は5に記載のものにおいて、前記本体部には、前記キャビティ内に正規深さで挿入されたときに前記ランスが嵌るランス孔が開口して形成され、前記ランス孔の孔縁には前記ランスに係止される係止縁が形成され、前記当接領域及び非当接領域が前記係止縁に連なり、前記非当接領域が前記本体部内に叩き出しにより形成されているところに特徴を有する。
【発明の効果】
【0015】
<請求項1及び請求項4の発明>
端子金具がキャビティ内に正規深さで挿入されずにランスが撓み変形したままの状態のときに、ランスが本体部側へ突き上げられると、その突き上げられたランスによって本体部が変形するおそれがある。しかるに本発明によれば、本体部の摺動領域のうち、幅方向の少なくとも端部にはランスと当接する当接領域が形成され、端部以外の部分にはランスと当接しない非当接領域が形成されるため、端部以外の部分にランスの突き上げに伴う過大な応力が集中することがない。その結果、本体部が変形するのが防止される。
【0016】
<請求項2及び請求項5の発明>
非当接領域が本体部の幅方向中央部に形成されているため、構造的に脆弱となる本体部の幅方向中央部が変形するのが効果的に防止される。
【0017】
<請求項3及び請求項6の発明>
当接領域及び非当接領域が係止縁と連なり、非当接領域が本体部内に叩き出しにより形成されているから、ランスに対する係止縁の係止代が増加して係止強度が高められる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施形態1に係るコネクタの断面図である。
【図2】端子金具が半挿入状態にあるときのコネクタの要部断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】従来の問題点を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図3によって説明する。実施形態1に係るコネクタ10は、ハウジング20、フロントリテーナ40、及び端子金具60を備えている。ハウジング20は図示しない相手ハウジングに嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向については、相手ハウジングとの嵌合面側を前方とする。
【0020】
ハウジング20は合成樹脂製であって、図1に示すように、ブロック状のハウジング本体21と、ハウジング本体21の前端周縁から前方に突出する筒状のフード22とを有している。ハウジング本体21には、複数のキャビティ23が形成されている。ハウジング本体21における各キャビティ23の内面には、片持ち状のランス24が前方に突出して形成されている。ランス24は、図2に示すように、高さ方向(図示上下方向)に撓み変形可能とされ、その先端部に係止突起25がキャビティ23内に突出して形成されている。また、ハウジング本体21内には、撓み変形されたランス24が進入する撓み空間26がハウジング本体21の前面に開口して形成されている。そして、フード22の前端部の内面には、相手ハウジングを嵌合状態に保持するロック部27が突出して形成されている。
【0021】
フロントリテーナ40は合成樹脂製であって全体として板状をなし、ハウジング本体21の前面に装着される。具体的にはフロントリテーナ40は、ハウジング本体21の前面に対向して配置されるリテーナ本体41と、リテーナ本体41から後方に突出する撓み規制片42とを有している。リテーナ本体41には、端子金具60のタブ62(後述する)が挿入される複数の挿入孔43が開口して形成されている。撓み規制片42は、撓み空間26と対応する位置に配置され、フロントリテーナ40がハウジング本体21に正規装着されたときに撓み空間26内に嵌合して挿入される。
【0022】
続いて端子金具60について説明すると、端子金具60は導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、ハウジング本体21のキャビティ23内に挿入可能とされている。この端子金具60は、いわゆる雄端子金具とされ、略角筒状の本体部61と、本体部61の前方に突出するタブ62と、本体部61の後方に連なるバレル部63とを有している。バレル部63は、電線90の端末部における芯線91にかしめられるワイヤバレル64と、電線90の端末部における被覆92にかしめられるインシュレーションバレル65とからなる。ワイヤバレル64及びインシュレーションバレル65はいずれもオープンバレル状をなしている。そして、端子金具60に接続された電線90は、キャビティ23からハウジング20外に引き出されるようになっている。
【0023】
本体部61の前端部には、前方に向けて先窄まりとなるテーパ状の連結部66がタブ62との間に形成されている。ハウジング本体21におけるキャビティ23の前面には、端子金具60がキャビティ23内に正規深さで挿入されたときに連結部66に当接可能なテーパ状の当て止め部28が形成されている。そして、本体部61には、ランス孔67が開口して形成されている。このランス孔67は、本体部61の上下壁に対向して配置されている。本体部61の下壁の幅方向(端子金具60のキャビティ23内への挿入方向と直交する方向)中央部には、ランス孔67と連結部66との間に、摺動領域68が形成されている。
【0024】
ここで、端子金具60がキャビティ23内に挿入されると、挿入の過程で、本体部61の摺動領域68にランス24の係止突起25が摺動して、ランス24が撓み空間26側に撓み変形させられる。端子金具60がキャビティ23内に正規深さで挿入されると、係止突起25がランス孔67と対応する位置に至り、ランス24が復帰方向に変位して、係止突起25がランス孔67に嵌り込む。この状態で電線90を後方へ引っ張る等しても、係止突起25がランス孔67の前側の孔縁(以下、係止縁69という)に掛け止められ、端子金具60がキャビティ23内に抜け止め保持される。一方、端子金具60がキャビティ23内に正規深さで挿入されずに半挿入状態で留め置かれると、本体部61と係止突起25との当接状態が維持され、ランス24が撓み変形したままの状態となる。
【0025】
さて、本体部61の下壁の摺動領域68には、図2及び図3に示すように、端子金具60がキャビティ23内に半挿入状態で留め置かれたときにランス24の係止突起25と当接する当接領域71が形成されている一方、前記半挿入状態のときにランス24と当接しない非当接領域72が形成されている。非当接領域72は、当接領域71よりも本体部61内に入り込むようにシフトしており、本体部61の下壁を内側へ叩き出すことで形成されている。非当接領域72と当接領域71との間には、高さ方向の立上部73が立ち上げ形成されている。この立上部73の立上量は、本体部61の板厚よりも充分に小さくされている。
【0026】
非当接領域72は、本体部61の幅方向中央部、詳しくは本体部61の摺動領域68の幅方向中央部に配置されている。一方、当接領域71は、摺動領域68のうち、非当接領域72を挟んだ幅方向両側に対をなして配置されている。言い換えれば、非当接領域72は、ランス24の係止突起25の幅方向中央部と対向する位置に配置され、当接領域71は、ランス25の係止突起25の幅方向両端部と対向する位置に配置されている。
【0027】
また、当接領域71及び非当接領域72は、ランス孔67の係止縁69に連なっている。このため、ランス孔67の係止縁69は、段付き状をなし、幅方向に直線状をなすよりも、立上部73の分、ランス24の対する係止代が増加するようになっている。
【0028】
次に、本実施形態に係るコネクタ10の作用効果を説明する。
ハウジング本体21のキャビティ23内に端子金具60が正規深さで挿入されると、本体部61のランス孔67にランス24の係止突起25が弾性的に嵌合するとともに、タブ62がフード22内に突出して配置される。この状態で、ハウジング本体21に前方からフロントリテーナ40が正規装着されると、撓み規制片42が撓み空間26内に進入して、ランス24の撓み動作が規制される。これにより、端子金具60がランス24及びフロントリテーナ40によって二重に抜け止めされる。
【0029】
一方、ハウジング本体21のキャビティ23内に端子金具60が正規深さで挿入されずに半挿入状態で留め置かれると、ランス24が本体部61に押し上げられて、撓み空間26の開口寸法が狭められる。この状態で、ハウジング本体21に前方からフロントリテーナ40が装着されようとしても、撓み規制片42がランス24の先端部に干渉して、フロントリテーナ40のそれ以上の装着動作が規制される。このとき、ランス24の係止突起25は、本体部61の当接領域71に当接するが、本体部61の非当接領域72には当接しない。
【0030】
上記の場合、撓み規制片42がランス24の先端部を押圧することにより、ランス24には本体部61側への押し上げ力が付与される。ここで、本体部61の幅方向中央部は非当接領域72とされるため、本体部61の幅方向中央部にランス24からの過大な応力が加わることがない。一方、本体部61の当接領域71にはランス24からの応力がある程度加わるものの、当接領域71は非当接領域72を挟んだ幅方向両側にあって本体部61の角部79(図3を参照)に近い位置に配置されるため、当接領域71に応力が集中するのが回避される。したがって、ランス24から本体部61の摺動領域68に押し付け力が付与されても、本体部61の摺動領域68が凹むように変形するのが防止される。
【0031】
以上説明したように本実施形態によれば、本体部61の摺動領域68のうち、幅方向両端部にはランス24と当接する当接領域71が形成され、両端部以外の部分にはランス24と当接しない非当接領域72が形成されるため、両端部以外の部分にランス24の突き上げに伴う過大な応力が集中することがない。その結果、本体部61が変形するのが防止される。また、非当接領域72が本体部61の幅方向中央部に形成されているため、構造的に脆弱となる本体部61の幅方向中央部が変形するのが効果的に防止される。
【0032】
さらに、当接領域71及び非当接領域72がランス孔67の係止縁69と連なり、非当接領域72が本体部61内に叩き出しにより形成されているから、ランス24の係止突起25に対する係止縁69の係止代が増加して係止強度が高められる。
【0033】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)当接領域が本体部の摺動領域の幅方向片側の端部のみに形成されるものであってもよい。
(2)非当接領域が本体部の摺動領域の幅方向中央部から外れた端部以外の部位に形成されるものであってもよい。
(3)端子金具は、タブが挿入されて接続される筒状の本体部を有する雌端子金具であってもよい。
【符号の説明】
【0034】
10…コネクタ
20…ハウジング
24…ランス
25…係止突起
40…フロントリテーナ
60…端子金具
61…本体部
67…ランス孔
68…摺動領域
69…係止縁
71…当接領域
72…非当接領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャビティを有するハウジングと、前記キャビティ内に挿入される端子金具とを備え、
前記ハウジングにおける前記キャビティの内面には、撓み可能なランスが突出して形成され、前記端子金具には、前記ランスに係止される筒状の本体部が形成され、
前記端子金具が前記キャビティ内に挿入される過程では、前記本体部の摺動領域に前記ランスが摺動して撓み変形させられ、前記端子金具が前記キャビティ内に正規挿入された状態では、前記ランスが復帰方向に変位して前記本体部を抜け止めするものであって、
前記本体部の摺動領域のうち、前記キャビティへの挿入方向と直交する幅方向の少なくとも端部には、前記端子金具が前記キャビティ内に正規深さで挿入されずに前記ランスが撓み変形したままの半挿入状態のときに前記ランスと当接する当接領域が形成される一方、前記端部以外の部分には、前記半挿入状態のときに前記ランスと当接しない非当接領域が形成されることを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
前記非当接領域が、前記本体部の幅方向中央部に形成されている請求項1記載のコネクタ。
【請求項3】
前記本体部には、前記端子金具が前記キャビティ内に正規深さで挿入されたときに前記ランスが嵌るランス孔が開口して形成され、前記ランス孔の孔縁には前記ランスに係止される係止縁が形成され、前記当接領域及び非当接領域が前記係止縁に連なり、前記非当接領域が前記本体部内に叩き出しにより形成されている請求項1又は2記載のコネクタ。
【請求項4】
ハウジングのキャビティ内に挿入され、挿入過程で前記キャビティの内面に突成されたランスが摺動領域を摺動して撓み変形させられ、正規挿入された状態で復帰方向に変位する前記ランスによって抜け止めされる筒状の本体部を備え、
前記本体部の摺動領域のうち、前記キャビティへの挿入方向と直交する幅方向の少なくとも端部には、前記キャビティ内に正規深さで挿入されずに前記ランスが撓んだままの半挿入状態のときに前記ランスと当接する当接領域が形成され、前記端部以外の部分には、前記半挿入状態のときに前記ランスと当接しない非当接領域が形成されていることを特徴とする端子金具。
【請求項5】
前記非当接領域が、前記本体部の幅方向中央部に形成されている請求項4記載の端子金具。
【請求項6】
前記本体部には、前記キャビティ内に正規深さで挿入されたときに前記ランスが嵌るランス孔が開口して形成され、前記ランス孔の孔縁には前記ランスに係止される係止縁が形成され、前記当接領域及び非当接領域が前記係止縁に連なり、前記非当接領域が前記本体部内に叩き出しにより形成されている請求項4又は5記載の端子金具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−146437(P2012−146437A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−2908(P2011−2908)
【出願日】平成23年1月11日(2011.1.11)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【Fターム(参考)】