説明

コネクタ

【課題】相手側コネクタをコネクタ本体に接続する際、相手側コネクタの端子の先端で基板の導電パターンを傷付けることのないコネクタを提供する。
【解決手段】相手側コネクタの各端子をガイド部材30の各ガイド孔31に挿入することにより、相手側コネクタの各端子を基板1の挿入孔1aを介してコネクタ本体10側の端子20に接続するようにしたので、ガイド部材30のガイド孔31に相手側コネクタの端子を挿入し損なった場合でも、相手側コネクタの端子の先端が基板1の上面に接触することがない。また、ガイド部材30の固定ピン32を基板1の一部の挿入孔1aを介してコネクタ本体10側に挿入することにより、ガイド部材30をコネクタ本体10に固定するようにしたので、ガイド部材30を基板1に直接固定する必要がなく、ガイド部材30をコネクタ本体10に容易に固定することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板の一方の面側に配置されたコネクタ本体に基板の他方の面側から相手側コネクタを接続するコネクタに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のコネクタにおいては、基板の一方の面側に固定されるコネクタ本体と、コネクタ本体に保持された複数の端子とを備え、基板に設けられた複数の挿入孔に基板の他方の面側から相手側コネクタの端子を挿入することにより、コネクタ本体の端子に相手側コネクタの端子を接続するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1または2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平5−41084号公報
【特許文献2】特開平9−120853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のコネクタでは、基板の挿入孔に相手側コネクタの端子を挿入する際、挿入孔に対して端子を容易に位置決めすることができないため、基板の挿入孔に相手側コネクタの端子を挿入し損なうと、端子の先端が基板の導電パターンに接触し、導電パターンを傷付けるという問題点があった。
【0005】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、相手側コネクタをコネクタ本体に接続する際、相手側コネクタの端子の先端で基板の導電パターンを傷付けることのないコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は前記目的を達成するために、基板の一方の面側に固定されるコネクタ本体と、コネクタ本体に保持された複数の端子とを備え、基板に設けられた複数の挿入孔に基板の他方の面側から相手側コネクタの端子を挿入することにより、コネクタ本体側の端子に相手側コネクタの端子を接続するようにしたコネクタにおいて、前記基板の他方の面側に配置され、相手側コネクタの各端子を基板の挿入孔に案内する複数のガイド孔を有するガイド部材を備え、ガイド部材には、基板の一部の挿入孔を介してコネクタ本体側に挿入されることによりガイド部材をコネクタ本体に固定する固定部材を設けている。
【0007】
これにより、相手側コネクタの各端子をガイド部材の各ガイド孔に挿入することにより、相手側コネクタの各端子が基板の挿入孔を介してコネクタ本体側の端子に接続されることから、ガイド部材のガイド孔に相手側コネクタの端子を挿入し損なった場合でも、相手側コネクタの端子の先端が基板に接触することがない。また、ガイド部材の固定部材を基板の一部の挿入孔を介してコネクタ本体側に挿入することにより、ガイド部材がコネクタ本体に固定されることから、ガイド部材を基板に直接固定する必要がなく、固定部材を基板の挿入孔に挿入するだけでガイド部材がコネクタ本体に固定される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、相手側コネクタをコネクタ本体に接続する際、相手側コネクタの端子の先端が基板に接触することがないので、相手側コネクタの端子の先端で基板の導電パターンを傷付けることがないという利点がある。また、ガイド部材を基板に直接固定する必要がなく、固定部材を基板の挿入孔に挿入するだけでガイド部材をコネクタ本体に固定することができるので、ガイド部材の着脱を極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施形態を示すコネクタ本体の正面側上面斜視図
【図2】コネクタ本体の背面側上面斜視図
【図3】コネクタ本体の正面側底面斜視図
【図4】コネクタ本体の背面側底面斜視図
【図5】コネクタ本体の正面図
【図6】コネクタ本体の背面図
【図7】コネクタ本体の平面図
【図8】コネクタ本体の底面図
【図9】コネクタ本体の左側面図
【図10】コネクタ本体のA−A線矢視方向断面図
【図11】端子の斜視図
【図12】ガイド部材の正面側上面斜視図
【図13】ガイド部材の正面側底面斜視図
【図14】ガイド部材の正面図
【図15】ガイド部材の平面図
【図16】ガイド部材の底面図
【図17】ガイド部材の左側面図
【図18】ガイド部材のB−B線矢視方向断面図
【図19】コネクタの分解正面断面図
【図20】コネクタの正面断面図
【図21】コネクタの分解斜視図
【図22】コネクタ及び相手側コネクタの斜視図
【図23】本発明の他の実施形態を示すコネクタ及び相手側コネクタの斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1乃至図22は本発明の一実施形態を示すもので、例えばピンヘッダーからなる相手側コネクタを基板に接続するためのコネクタある。
【0011】
このコネクタは、基板1の厚さ方向一方の面(図中下面)側に固定されるコネクタ本体10と、コネクタ本体10に保持された複数の端子20と、基板1の厚さ方向他方の面(図中上面)側に配置されるガイド部材30とを備え、相手側コネクタ2の端子3が基板1の上面側から接続されるようになっている。
【0012】
基板1は、表面に導電パターン(図示せず)を有するプリント基板からなり、図ではその一部のみを示している。基板1には、相手側コネクタ2の端子3が挿入される複数の挿入孔1aが設けられ、各挿入孔1aは基板1の幅方向に等間隔で一列に配列されている。また、基板1には、コネクタ本体10を位置決めするための一対の位置決め孔1bが設けられ、各位置決め孔1bは配列方向両側の挿入孔1aの側方にそれぞれ配置されている。
【0013】
相手側コネクタ2は、金属ピンからなる複数の端子3を絶縁性の保持部材4によって等間隔で保持してなる、いわゆるピンヘッダーであり、各端子3の上端側及び下端側はそれぞれ保持部材4の外部に突出している。
【0014】
コネクタ本体10は、合成樹脂の成形品からなり、基板1の幅方向に延びるように横長に形成されている。コネクタ本体10には、各端子20を保持する複数の端子孔11が基板1の各挿入孔1aと等しい数だけ設けられ、各端子孔11は基板1の各挿入孔1aと等しい間隔で一列に配置されている。各端子孔11はコネクタ本体10を上下方向に貫通するように形成され、その上端側はコネクタ本体10の上面に開口部が広がるようにテーパ状に開口している。コネクタ本体10の上面の幅方向両端側には、基板1の位置決め孔1bに係合する突起12が設けられ、各突起12は上方に突出するように形成されている。また、コネクタ本体10の背面の幅方向両端側には、基板1に固定される金属製の固定板13が取り付けられ、固定板13はL形に屈曲した板状部材からなる。この場合、固定板13はコネクタ本体10に設けられた取付溝14に圧入することによってコネクタ本体10に固定されている。
【0015】
各端子20は、導電性の金属板を折り曲げ加工することによって形成され、それぞれコネクタ本体10の各端子孔11内に保持されている。端子20は、コネクタ本体10に固定される固定部21と、相手側端子に接触する一対の接触片部22と、基板1に接続される接続部23とからなる。固定部21は幅方向両側に外側に向かって突出する係止部21aを有し、各係止部21aが端子孔11の内面に係止するように端子孔11内に圧入されている。各接触片部22は互いに端子20の幅方向に間隔をおいて対向するように設けられ、端子20の幅方向に弾性変形するようになっている。各接触片部22は互いに接近するように固定部21の下端側から斜め上方に向かって延出しており、その上端側は外側に向かって湾曲している。接続部23は固定部21の上端から延出するように形成され、端子20が端子孔11に圧入された後、固定部21と直角をなすように折り曲げることによってコネクタ本体10の上面に配置されている。
【0016】
ガイド部材30は、合成樹脂の成形品からなり、基板1の幅方向に延びるように横長に形成されている。ガイド部材30には、相手側コネクタ2の各端子3が挿入される複数のガイド孔31が設けられ、ガイド孔31はコネクタ本体10の各端子孔11と等しい間隔で一列に配列されている。この場合、ガイド部材30には、各端子孔11のうち配列方向両端の端子孔11に対応する位置にはガイド孔31が設けられておらず、その位置にはコネクタ本体10に固定される固定部材としての一対の固定ピン32が設けられている。固定ピン32は上端側をガイド部材30に固定された金属ピンからなり、その下端側は下方に向かって延出している。ガイド孔31はガイド部材30を上下方向に貫通するように形成され、その上端側はガイド部材30の上面に開口部が広がるようにテーパ状に開口している。この場合、ガイド孔31の下端側開口部は、基板1の挿入孔1aの上端開口部よりも小さく形成されている。また、ガイド部材30の幅方向両端には把持部33が設けられ、各把持部33はガイド部材30の側面上部から幅方向外側に向かって延出するように形成されている。
【0017】
以上のように構成されたコネクタにおいては、図21に示すようにコネクタ本体10を基板1の下面側に配置し、コネクタ本体10の各突起12を基板1の各位置決め孔1bにそれぞれ係合するとともに、コネクタ本体10の各固定板13及び各端子20の接続部23を基板1の下面に半田付けすることにより、図19に示すようにコネクタ本体10が基板1の下面に固定される。その際、コネクタ本体10の各端子孔11は、それぞれ基板1の各挿入孔1aと位置が一致するように配置される。
【0018】
次に、図19及び図21に示すようにガイド部材30を基板1の上面側に配置し、ガイド部材30の各固定ピン32を基板1の各挿入孔1aのうち配列方向両端の挿入孔1aに挿入するとともに、各端子孔11のうち配列方向両端の端子孔11に挿入することにより、各固定ピン32が配列方向両端の端子20に接続される。その際、各固定ピン32は、端子20の各接触片部22を端子20の幅方向外側に向かって弾性変形させながら各接触片部22間に挿入され、固定ピン32が各接触片部22によって挟持されることにより、図20に示すようにガイド部材30が基板1の上面に配置された状態でコネクタ本体10に固定される。また、ガイド部材30の各ガイド孔31は、それぞれ基板1の各挿入孔1aのうち配列方向両端の挿入孔1aを除く他の挿入孔1aと位置が一致するように配置される。
【0019】
前述のように基板1に取り付けられたコネクタに相手側コネクタ2を接続する場合には、図22に示すように相手側コネクタ2を基板1の上面側に配置し、相手側コネクタ2の各端子3の下端側をガイド部材30の各ガイド孔31に上方から挿入する。これにより、相手側コネクタ2の各端子3がガイド部材30の各ガイド孔31によって基板1の挿入孔1aに案内され、相手側コネクタ2の各端子3が基板1の各挿入孔1aのうち配列方向両端の挿入孔1aを除く他の挿入孔1aを挿通し、コネクタ本体10側の各端子20のうち配列方向両端の端子20を除く他の端子20に接続される。その際、相手側コネクタ2の各端子3は、コネクタ本体10側の端子20の各接触片部22を端子20の幅方向外側に向かって弾性変形させながら各接触片部22間に挿入され、相手側コネクタ2の端子3が各接触片部22によって挟持されることにより、相手側コネクタ2の端子3がコネクタ本体10側の端子20に接続される。
【0020】
また、相手側コネクタ2の各端子3をガイド部材30の各ガイド孔31に挿入する際、各ガイド孔31に相手側コネクタ2の各端子3を挿入し損なった場合でも、相手側コネクタ2の各端子3の先端はガイド部材30の上面に接触し、基板1の上面に接触することがない。
【0021】
このように、本実施形態のコネクタによれば、相手側コネクタ2の各端子3を基板1の挿入孔1aに案内する複数のガイド孔31を有するガイド部材30を備え、相手側コネクタ2の各端子3をガイド部材30の各ガイド孔31に挿入することにより、相手側コネクタ2の各端子3を基板1の挿入孔1aを介してコネクタ本体10側の端子20に接続するようにしたので、ガイド部材30のガイド孔31に相手側コネクタ2の端子3を挿入し損なった場合でも、相手側コネクタ2の端子3の先端が基板1の上面に接触することがなく、基板1の導電パターンを相手側コネクタ2の端子3の先端によって傷付けることがないという利点がある。
【0022】
また、ガイド部材30に設けた固定ピン32を基板1の一部の挿入孔1aを介してコネクタ本体10側に挿入することにより、ガイド部材30をコネクタ本体10に固定するようにしたので、ガイド部材30を基板1に直接固定する必要がなく、しかも固定ピン32を基板1の挿入孔1aに挿入するだけでガイド部材30をコネクタ本体10に固定することができ、ガイド部材30の着脱を極めて容易に行うことができる。この場合、ガイド部材30の各把持部33を把持することにより、ガイド部材30の着脱時の作業性を向上させることができる。
【0023】
また、ガイド部材30の固定ピン32をコネクタ本体10の一部の端子20に接続することにより、固定ピン32をコネクタ本体10に固定するようにしたので、相手側コネクタ2の端子3が接続される端子20と共通部品からなる端子20を用いて固定ピン32を固定することができ、構造の簡素化を図ることができる。
【0024】
この場合、ガイド部材30に設けた一対の固定ピン32を、基板1に配列された各挿入孔1aのうち配列方向両端の挿入孔1aに挿入するようにしたので、相手側コネクタ2の端子3が挿入される挿入孔1aの両側の挿入孔1aを固定ピン32用の挿入孔1aとして用いることができ、基板1の構造を複雑化させることがないという利点がある。
【0025】
また、ガイド孔31の端子挿入側を開口部が広がるようにテーパ状に形成したので、相手側コネクタ2の端子3をガイド孔31に容易に挿入することができ、相手側コネクタ2の接続作業を速やかに行うことができる。
【0026】
更に、ガイド孔31の挿入孔1a側の開口部を、挿入孔1aのガイド孔31側の開口部よりも小さく形成したので、ガイド孔31を通過した相手側コネクタ2の端子3の先端が挿入孔1aの縁部に当たることがなく、相手側コネクタ2の端子3をコネクタ本体10の端子孔11まで常に円滑に挿入することができる。
【0027】
尚、前記実施形態では、ガイド部材30の固定ピン32をコネクタ本体10側の端子20に接続するようにしたものを示したが、端子20を用いずに、専用の固定用部品やコネクタ本体10の一部を用いて固定ピン32をコネクタ本体10側に固定するようにしてもよい。
【0028】
また、前記実施形態では、ガイド部材30の固定ピン32を各挿入孔1aのうち配列方向両端の挿入孔1aに挿入するようにしたものを示したが、固定ピン32を他の挿入孔1aに挿入してコネクタ本体10側に固定するようにしてもよい。
【0029】
更に、前記実施形態では、図9にコネクタ本体の左側面図を示したが、コネクタ本体の右側面図は左側面図と対称にあらわれるため省略する。また、図14にガイド部材の正面図を示したが、ガイド部材の背面図は正面図と同一にあらわれるため省略する。更に、図17にガイド部材の左側面図を示したが、ガイド部材の右側面図は左側面図と同一にあらわれるため省略する。
【0030】
また、前記実施形態では、ガイド部材30のガイド孔31を、基板1の各挿入孔1aのうち配列方向両端の挿入孔1aを除く他の全ての挿入孔1aに対応する数だけ設けたものを示したが、例えば図23に示すように前記実施形態の相手側コネクタ2よりも端子数が少ない他の種類の相手側コネクタ5を接続する場合、ガイド部材30には、相手側コネクタ5の端子3の存在しない部分に対応するガイド孔31を設けないようにすれば、端子数の異なる他の相手側コネクタ(例えば前記実施形態の相手側コネクタ2)の誤接続を防止することができる。
【符号の説明】
【0031】
1…基板、1a…挿入孔、2…相手側コネクタ、3…端子、5…相手側コネクタ、10…コネクタ本体、20…端子、30…ガイド部材、31…ガイド孔、32…ガイドピン。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板の一方の面側に固定されるコネクタ本体と、コネクタ本体に保持された複数の端子とを備え、基板に設けられた複数の挿入孔に基板の他方の面側から相手側コネクタの端子を挿入することにより、コネクタ本体側の端子に相手側コネクタの端子を接続するようにしたコネクタにおいて、
前記基板の他方の面側に配置され、相手側コネクタの各端子を基板の挿入孔に案内する複数のガイド孔を有するガイド部材を備え、
ガイド部材には、基板の一部の挿入孔を介してコネクタ本体側に挿入されることによりガイド部材をコネクタ本体に固定する固定部材を設けた
ことを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
前記固定部材をコネクタ本体の一部の端子に接続することにより、固定部材をコネクタ本体に固定するように構成した
ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
【請求項3】
前記基板には所定方向に配列された3つ以上の挿入孔が設けられ、
ガイド部材には、各挿入孔のうち配列方向両端の挿入孔に挿入される一対の固定部材を設けた
ことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ガイド孔の端子挿入側を開口部が広がるようにテーパ状に形成した
ことを特徴とする請求項1、2または3記載のコネクタ。
【請求項5】
前記ガイド孔の挿入孔側の開口部を、挿入孔のガイド孔側の開口部よりも小さく形成した
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載のコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【公開番号】特開2013−89509(P2013−89509A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−230034(P2011−230034)
【出願日】平成23年10月19日(2011.10.19)
【出願人】(390012977)イリソ電子工業株式会社 (76)
【Fターム(参考)】