説明

コンソールボックス

【課題】コンソールドアが収納部の開口を全面にわたって閉ざすことができ、かつ、開いた状態ではコンパクトになり、しかもコンソールドアの開閉いずれの状態においても意匠性を高めることが可能なコンソールボックスを提供する。
【解決手段】コンソールボックスであって、コンソールドア20は、コンソール本体10に対して第1ヒンジ軸22を支点として開閉方向へ回転する。補助ドア30は、コンソールドアに対して第1ヒンジ軸と平行な第2ヒンジ軸32を支点として回転する。コンソールドアが第1ヒンジ軸を支点として開閉方向へ回転することにより、補助ドアが第2ヒンジ軸を支点として回転する。補助ドア30は、コンソールドアを開いた状態では意匠面34を表側にしてコンソールドアの裏面24に収まり、コンソールドアを閉じた状態では同じ意匠面34を表側にしてコンソールドアと共に収納部12の開口12aを閉ざす。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用のコンソールボックスに関し、特に収納部の開口をコンソールドアと補助ドアとによって開閉する形式のコンソールボックスに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、大容量の収納部を確保するために大型化したコンソールボックスが増えており、それに伴って収納部の開口を開閉するコンソールドアも大型になっている。大型のコンソールドアは、それを開いたときに後部シートの着座者に対して圧迫感を与え、あるいは前方の視野を妨げることになる。この対策として、コンソールドアを収納部における開口の一部のみを閉ざすコンパクトなサイズに設定する手段、あるいはコンソールドアをその開閉のための回転半径方向へ伸縮可能に構成する手段がある。
後者の手段については、例えば特許文献1に開示されているように、コンソールドアを構成する二要素がスライド可能に結合されている。そして、コンソールドアを開いたときには二要素が短縮した状態にスライドしてコンパクトなサイズとなり、コンソールドアを閉じたときには二要素が伸長した状態にスライドして、収納部の開口を全面にわたって閉ざすことができる。
【特許文献1】特開平11−268586号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このように大型のコンソールボックスにおいて、そのコンソールドアのコンパクト化を図ることは重要な課題であるが、その一方ではコンソールボックスの意匠性を向上させるための要望も大きい。ここで、コンソールドアを収納部の開口面積に比べてコンパクトなサイズに設定した手段では、コンソールドアを閉ざした状態においても収納部の開口が部分的に開放されたままとなり、収納部の内部が見えて意匠性を損なう。また、スライドによって伸縮するコンソールドアにおいては、収納部の開口を全面にわたって閉ざすことができるものの、この開口を開いたときにはコンソールドアを構成する二要素のうち、いずれかの裏面が見えて意匠性を損なう。
【0004】
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、コンソールドアが収納部の開口をその全面にわたって閉ざすことができ、かつ、開いた状態ではコンパクトになり、しかもコンソールドアの開閉いずれの状態においても意匠性を高めることが可能なコンソールボックスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
第1の発明は、コンソール本体における収納部の開口を、コンソールドアおよび補助ドアによって開閉する形式のコンソールボックスであって、コンソールドアは、コンソール本体に対して第1ヒンジ軸を支点として開閉方向へ回転するように結合されている。補助ドアは、コンソールドアに対して第1ヒンジ軸と平行に配置された第2ヒンジ軸を支点として回転するように結合されている。コンソールドアが第1ヒンジ軸を支点として開閉方向へ回転操作されることに伴って、補助ドアが第2ヒンジ軸を支点として回転するように構成されている。補助ドアは、コンソールドアを開いた状態では意匠面を表側にしてコンソールドアの裏面に収まり、コンソールドアを閉じた状態では同じ意匠面を表側にしてコンソールドアと共に収納部の開口を閉ざすように設定されている。
【0006】
このように、コンソールドアと補助ドアとによってコンソール本体における収納部の開口をその全面にわたって閉ざすことができるとともに、開いた状態でのコンソールドアが該開口の面積に比べてコンパクトになり、後部シートの着座者に対する圧迫感や視野の障害感が解消される。しかも、コンソールドアの開閉いずれの状態においても、補助ドアの一つの意匠面が常に表側に位置することにより、収納部の開口を閉ざしたときは勿論のこと、開口を開いたときのコンソールドアの裏面も含めて意匠性を高めることができる。
【0007】
第2の発明は、第1の発明において、補助ドアの意匠面は、コンソール本体の収納部における開口周りの上面に対応させた意匠構成になっている。
これにより、収納部の開口をコンソールドアおよび補助ドアによって閉ざしたときのコンソール本体の上面における意匠性がより向上する。
なお、ここでいう「意匠構成」とは、色彩や質感の統一もしくは調和を図るための構成である。
【0008】
第3の発明は、第1又は2の発明において、コンソールドアを開いた状態での補助ドアは、その意匠面とコンソール本体における収納部の内面とが平坦面で連続するように設定されている。
この場合には、コンソールドアを開いたときの該コンソールドアの裏面から収納部の内面にかけての意匠性がより向上する。
【0009】
第4の発明は、第1、2又は3の発明において、コンソール本体における収納部の内壁に、補助ドアにおける第2ヒンジ軸とは反対側の端部の裏面を受け止め可能で、かつ、収納部の開口を開閉する補助ドアの動きを案内することが可能なレール部が設けられている。
これにより、補助ドアの動きスムースになり、また、収納部の開口を閉ざした状態での補助ドアの姿勢が安定する。
【0010】
第5の発明は、第1、2、3又は4の発明において、コンソール本体と補助ドアとがケーブルによって連結されている。このケーブルは、コンソールドアが収納部の開口を閉ざす方向へ回転するときに補助ドアに対して引っ張り力を付与するように取り回しされている。そして、ケーブルの引っ張り力を受けた補助ドアは、コンソールドアの裏面に収まった状態から収納部の開口を閉ざす方向へ回転するように設定されている。
【0011】
このように、ケーブルの引っ張り力を利用して収納部の開口を閉ざすときのコンソールドアの回転を補助ドアに伝達することにより、簡単な構成で補助ドアを的確に連動させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
まず、本発明における実施の形態1を図1〜図8によって説明する。
図1は、ドアを開いた状態の大型のコンソールボックスを表した外観斜視図である。図2は、図1の側断面図である。これらの図面で示すように、コンソール本体10は上面が開放された大容量の収納部12を有し、この収納部12の開口12aにおける左右両側部は側縁部材13でそれぞれ装飾されている。これらの側縁部材13の上面および開口12aの前方においてコンソール本体10の閉塞面となっている前側上面16は、それぞれの色彩や質感を統一もしくは調和させた意匠構成になっている。なお、収納部12における前方寄りの左右両内壁には、後述する補助ドア30を案内するためのレール部14がそれぞれ設けられている。
【0013】
コンソール本体10における収納部12の後側には、該収納部12の開口12aを開閉するためのコンソールドア20が設けられている。このコンソールドア20は、凹状の裏面24を有するとともに、その先端部(図1、図2における上端部)にはロックノブ26が設けられている。また、コンソールドア20における裏面24の左右両側部は、側縁部材21によってそれぞれ装飾されている。これらの側縁部材21の一端部(図1、図2における下端部)が、コンソール本体10の両側縁部材13の後方端部に対し、第1ヒンジ軸22によって回転可能に結合されている。これによってコンソールドア20は、コンソール本体10に対し、第1ヒンジ軸22を支点として収納部12の開口12aを開閉する方向へ回転することができる。
【0014】
コンソール本体10の両側縁部材13とコンソールドア20の両側縁部材21とは、後述するようにコンソールドア20によって収納部12の開口12aを閉ざしたときに、互いに接合するように相互の形状を対応させている。なお、コンソールドア20における両側縁部材21の縁面(図1、図2の前面)についても、コンソール本体10における両側縁部材13の上面および前側上面16に対応させた意匠構成になっている。したがって、コンソールドア20を開いた状態における収納部12の開口12a周りの上面は、色彩や質感を統一もしくは調和させた意匠構成になっている。
【0015】
コンソールドア20における凹状の裏面24には、該コンソールドア20と共に収納部12の開口12aを開閉するための補助ドア30が位置している。この補助ドア30の一端部(図1、図2における上端部)は、コンソールドア20の両側縁部材21に対し、第2ヒンジ軸32によって回転可能に結合されている。第2ヒンジ軸32は第1ヒンジ軸22と平行に配置されており、この第2ヒンジ軸32を支点として補助ドア30が収納部12の開口12aを開閉する方向へ回転する。
【0016】
図1および図2で示すようにコンソールドア20を開いた状態での補助ドア30は、その意匠面34を表側にしてコンソールドア20の裏面24に収まっている。また、この状態における補助ドア30の意匠面34は、コンソール本体10における収納部12の内面12bに対し、相互の境目に段差が生じないように平坦面で連続している(図2)。なお、補助ドア30の意匠面34は、収納部12の開口12a周りの上面、すなわちコンソール本体10における両側縁部材13の上面、前側上面16およびコンソールドア20の両側縁部材13の縁面に対応させた意匠構成になっている。
【0017】
図2で示すように、補助ドア30における第2ヒンジ軸32の斜め上部に設定された入力点36にケーブル40の一端部が結合されている。このケーブル40は、コンソールドア20の内底部に固定されたパイプ形状のケーブルガイド44内を通ってコンソール本体10の内部に導かれている。そして、ケーブル40は、収納部12の外面に固定されたストッパー受け48に対し、その上側から下側に通されているとともに、ケーブル40の他端部にはストッパー受け48の下側においてウエイトを兼ねたストッパー46が固定されている。また、ケーブル40に対しては、補助ドア30の入力点36とコンソールドア20側のケーブルガイド44との間においてテンションスプリング42を介在させている。
コンソールドア20を開いた状態にあっては、補助ドア30の入力点36に対してはケーブル40を通じてストッパー46の質量に基づく力しか働いておらず、補助ドア30はコンソールドア20の裏面24に収まった状態に保持されている。また、この状態においては、ストッパー46とストッパー受け48との間には所定の距離が確保されている(図2)。
【0018】
つづいて、コンソール本体10における収納部12の開口12aを閉ざす方向へコンソールドア20を回転操作するときの各部材の作動について説明する。
コンソールドア20の回転操作における初期状態を外観斜視図で表した図3、その側断面図を表した図4で示すように、コンソールドア20を第1ヒンジ軸22の軸線回りに閉じ方向へ回転させることに連動し、補助ドア30がその自重によって第2ヒンジ軸32の軸線回りに回転する。これにより、補助ドア30はコンソールドア20の裏面24から脱出して第2ヒンジ軸32から垂直にぶら下がった状態になる(図4)。
なお、コンソールドア20の回転に伴い、補助ドア30の入力点36が第1ヒンジ軸22の軸線回りに移動してケーブル40が引っ張られる。これにより、ストッパー46が引き上げられてストッパー受け48で受け止められる。この状態において、コンソール本体10と補助ドア30の入力点36とがケーブル40によって連結されたこととなる。
【0019】
コンソールドア20の回転操作における途中状態を外観斜視図で表した図5、その側断面図を表した図6で明らかなように、コンソールドア20を第1ヒンジ軸22の軸線回りにさらに回転させると、ストッパー46がストッパー受け48で受け止められているケーブル40にテンションが生る。このテンションはスプリング42の伸びによって吸収されると同時に、補助ドア30の入力点36に引っ張り力を作用させる。これにより、補助ドア30を第2ヒンジ軸32の軸線回りに強制的に回転させる。
このようにコンソールドア20の回転と、それに伴う補助ドア30の回転とによって収納部12の開口12aが徐々に閉ざされるとともに、その過程において補助ドア30の先端部がコンソール本体10の両レール部14で受けられる。
【0020】
引き続いてコンソールドア20を回転させると、補助ドア30はケーブル40のテンションによる回転力を受け、同時に両レール部14に沿ってスライドしながら回転する。その結果、図7の外観斜視図および図8の側断面図で示すように、コンソールドア20および補助ドア30によって収納部12の開口12aが閉ざされ、コンソールドア20がロックノブ26に連動するロック機構(図示省略)によってコンソール本体10側にロックされる。このとき、スプリング42は最も伸びており、このスプリング42によって補助ドア30の入力点36とストッパー46との間におけるケーブル40の長さおよびテンションが調整される。
【0021】
また、収納部12の開口12aが閉ざされた状態においても、補助ドア30の意匠面34は表側に位置している。しかも、この意匠面34は、既に説明したように収納部12の開口12a周りの上面、すなわちコンソール本体10における両側縁部材13の上面および前側上面16に対応させた意匠構成になっている。したがって、図1および図2で示すように収納部12の開口12aを開いた状態、あるいは図7および図8で示すように収納部12の開口12aを閉ざした状態のいずれにおいても、補助ドア30の意匠面34が表側に位置する。そして、この意匠面34は、収納部12の開口12a周りの上面に対して互いの色彩や質感を統一もしくは調和させていることから、コンソールボックスの意匠性が向上する。
【0022】
収納部12の開口12aを再び開くには、コンソールドア20のロックノブ26操作してロックを解除して該コンソールドア20を第1ヒンジ軸22の軸線回りに開き方向へ回転させる。これに連動して補助ドア30が第2ヒンジ軸32の軸線回りに図3〜図6の逆順に回転する。最終的にコンソールドア20を完全に開いた状態では、図1および図2で示すように、補助ドア30はコンソールドア20の裏面24に収まる。
このように、大容量の収納部12を有する大型のコンソールボックスであっても、コンソールドア20と補助ドア30とによって収納部12の開口12aをその全面にわたって閉ざすことができる(図7、図8)。しかしながら、収納部12の開口12aを開いた状態でのコンソールドア20は、その裏面24に補助ドア30が収まることによってコンパクトになり、後部シートの着座者に対する圧迫感などが解消される。
【0023】
つぎに、本発明における実施の形態2を図9(A)(B)によって説明する。
図9(A)は収納部12の開口12aを開いた状態のコンソールボックスを表した側断面図、図9(B)は収納部12の開口12aを閉ざした状態のコンソールボックスを表した側断面図である。これらの図面で示すように、実施の形態2におけるケーブル40は、補助ドア30の入力点36とコンソール本体10側とを直接連結している。つまり、ケーブル40のコンソール本体10側の端部は収納部12の外面に固定され、実施の形態1におけるストッパー46、ストッパー受け48およびスプリング42が廃止されている。
これに代わる手段として、図9(B)で示すようにコンソールドア20を閉じた状態にフル回転させたときに、ケーブルガイド44のコンソール本体10側の端部が移動する距離L1と、補助ドア30の回転に伴って入力点36が移動する距離L2とを同じ長さに設定している。これにより、コンソールドア20を開閉方向へ回転させると、補助ドア30がダイレクトに連動して回転することになる。
【0024】
さらに、本発明における実施の形態3を図10によって説明する。
図10は、収納部12の開口12aを閉ざし始めた状態のコンソールボックスを表した外観斜視図である。この図で示すように補助ドア30の端部に操作用の取っ手38を設け、この取っ手38に手を掛けて引っ張ることで、コンソールドア20および補助ドア30を共に閉じ方向へ回転させて収納部12の開口12aを閉ざす。また、収納部12の開口12aを開くときは、実施の形態1の場合と同様にコンソールドア20を回転させることで補助ドア30も追従して回転する。これにより、補助ドア30をケーブル40で引っ張るといった機構を廃止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】コンソールドアを開いた状態のコンソールボックスを表した外観斜視図。
【図2】図1の側断面図。
【図3】コンソールドアを閉じる操作の初期状態を表した外観斜視図。
【図4】図3の側断面図。
【図5】コンソールドアを閉じる操作の途中状態を表した外観斜視図。
【図6】図5の側断面図。
【図7】コンソールドアを閉じた状態を表した外観斜視図。
【図8】図7の側断面図。
【図9】実施の形態2のコンソールボックスを表した側断面図。
【図10】実施の形態3のコンソールボックスを表した外観斜視図。
【符号の説明】
【0026】
10 コンソール本体
12 収納部
12a 開口
20 コンソールドア
22 第1ヒンジ軸
24 裏面
30 補助ドア
32 第2ヒンジ軸
34 意匠面
36 入力点
40 ケーブル
42 スプリング


【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンソール本体における収納部の開口を、コンソールドアおよび補助ドアによって開閉する形式のコンソールボックスであって、
コンソールドアは、コンソール本体に対して第1ヒンジ軸を支点として開閉方向へ回転するように結合されているとともに、補助ドアは、コンソールドアに対して第1ヒンジ軸と平行に配置された第2ヒンジ軸を支点として回転するように結合され、コンソールドアが第1ヒンジ軸を支点として開閉方向へ回転操作されることに伴って、補助ドアが第2ヒンジ軸を支点として回転するように構成され、補助ドアは、コンソールドアを開いた状態では意匠面を表側にしてコンソールドアの裏面に収まり、コンソールドアを閉じた状態では同じ意匠面を表側にしてコンソールドアと共に収納部の開口を閉ざすように設定されているコンソールボックス。
【請求項2】
請求項1に記載されたコンソールボックスであって、
補助ドアの意匠面は、コンソール本体の収納部における開口周りの上面に対応させた意匠構成になっているコンソールボックス。
【請求項3】
請求項1又は2に記載されたコンソールボックスであって、
コンソールドアを開いた状態での補助ドアは、その意匠面とコンソール本体における収納部の内面とが平坦面で連続するように設定されているコンソールボックス。
【請求項4】
請求項1、2又は3に記載されたコンソールボックスであって、
コンソール本体における収納部の内壁に、補助ドアにおける第2ヒンジ軸とは反対側の端部の裏面を受け止め可能で、かつ、収納部の開口を開閉する補助ドアの動きを案内することが可能なレール部が設けられているコンソールボックス。
【請求項5】
請求項1、2、3又は4に記載されたコンソールボックスであって、
コンソール本体と補助ドアとがケーブルによって連結されているとともに、このケーブルは、コンソールドアが収納部の開口を閉ざす方向へ回転するときに補助ドアに対して引っ張り力を付与するように取り回しされ、ケーブルの引っ張り力を受けた補助ドアは、コンソールドアの裏面に収まった状態から収納部の開口を閉ざす方向へ回転するように設定されているコンソールボックス。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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