説明

シート状部材、それを用いた液晶装置の製造方法及び表示装置の製造方法

【課題】 液晶装置や表示装置の製造過程において、表面保護フィルムを剥離する際にドライバを静電破壊から保護する。
【解決手段】 渦巻状の剥離用パターン27を形成した表面保護フィルム21が、粘着剤を介して少なくとも片面に配置されているシート状部材の構成とする。表面保護フィルム21には、このような剥離用パターン27を形成しているので、その剥離の際に、外周部から内部へ渦巻状に巻回するようにして、表面保護フィルム21全体を剥離することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶装置や表示装置に用いられるシート状部材、それを用いた液晶装置の製造方法及び表示装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、液晶テレビなどの液晶装置では、液晶パネルをプリント基板に接続するにあたりTCP(Tape Carrier Package)を用いるようにしている。このTCPは、大まかにはフレキシブルな耐熱性フィルム上にLSIなどのドライバを搭載して樹脂封止した構成のものであり、フィルムの表面には所定パターンの導電路が形成されるとともに、フィルムの両端にそれぞれ端子が並んだ状態で形成されている。これらの端子群は、液晶パネル側の端子やプリント基板側の端子に対して、例えばACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)を介して接続されるようになっている。
【0003】
液晶パネルに接続されるTCPとしては、一般的に液晶パネルに形成された水平方向のゲート配線を駆動するためのゲートドライバと、垂直方向のソース配線を駆動するためのソースドライバとがある。液晶パネルに接続される前記ゲートドライバとソースドライバは液晶テレビの画素数に応じて、その使用個数は異なる。例えば、30インチクラスの液晶テレビの場合においては、液晶パネルの上下両端部のうちの上端部に複数個のソースドライバが、また、液晶パネルの左右端部には複数個のゲートドライバがそれぞれ接続される。更に、液晶テレビのサイズが40インチクラス以上になると、転送スピードや液晶パネルの容量等に対応するために液晶パネルの上下端部に複数個のソースドライバが、液晶パネルの左右端部には複数個のゲートドライバがそれぞれ接続される。
【0004】
液晶装置の製造方法の概略について説明する。一対のガラス基板のうち、片方のガラス基板にスイッチング素子(例えばTFT)や画素電極などを設け、もう片方のガラス基板に対向電極などを設けた後、両ガラス基板のギャップ間に液晶層を形成し、その後、両ガラス基板の表面に偏光板をそれぞれ貼り付ける。偏光板の表面には製造工程中の損傷や汚染を防止するために表面保護フィルムが貼着されている。
【0005】
そこで、上記のようにガラス基板に偏光板が貼り付けられたものとしては、非特許文献1に記載されたものが知られている。
【非特許文献1】シャープ株式会社液晶事業本部編、「液晶ディスプレイ―その概要と応用市場」、初版、ラジオ技術社、平成3年9月1日
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のような非特許文献1に記載された偏光板の片面に粘着剤を介して剥離可能に貼られた表面保護フィルムは液晶装置の製造工程において、人手により引き剥がされる。そこで問題となるのは、静電気の発生である。すなわち、偏光板は電気絶縁性フィルムの積層構造であって、帯電しやすい性質を有する。
【0007】
近年、液晶テレビは40インチを越える超大型サイズのものが製品化されている。それに伴って、偏光板も液晶パネルと同様に大型となり、偏光板に帯電する電荷量はより一層大きくなる傾向にある。偏光板から表面保護フィルムを剥離する際において、帯電された静電気が液晶パネルに接続されたドライバを静電破壊させるという問題があった。そこで、静電気を除去する方法として、イオナイザーなどの除電装置を用いて偏光板に帯電する電荷を除電する方法が知られている。
【0008】
例えば図6に示すようにA点からB点に向かってイオナイザー30を用いて表面保護フィルムの剥離を行うとする。この場合、イオナイザーは剥離する側に向かって設置され除電を行うが、イオナイザーから表面保護フィルムの距離が遠ざかるのに連れて、除電効果は弱まる。したがって、図6に示すようにB点付近に静電気が集中し、その結果、B点付近でのドライバの静電破壊が最も問題となる。このような問題は、液晶テレビだけでなく、大型の液晶装置であれば顕著に発生し得るものである。
【0009】
なお、図6において、10は液晶表示装置、11は液晶パネル、12はプリント基板、13はTCP、15は電子部品、16はコネクタ、21は表面保護フィルムである。
【0010】
また、このような問題は、液晶装置に用いられる偏光板だけでなく、カラーフィルタ側に配置するカバーフィルムや、有機EL表示装置、プラズマディスプレイ等の他の表示装置にも適用される輝度向上フィルム、防眩シート、表示面保護シートなど、表面に表面保護フィルムが粘着されたシート状部材であれば、同様に発生し得る。さらには、液晶装置以外にも、有機EL表示装置やプラズマディスプレイなど、表示パネル周辺部にドライバ等の電子部品が配置される表示装置であれば、同様に表面保護シートの剥離工程におけるドライバ等の電子部品の静電破壊の問題が発生し得る。
【0011】
そこで、本発明は、液晶装置や表示装置の製造過程において、表面保護フィルムを剥離する際にドライバを静電破壊から保護することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するための手段として、本発明のシート状部材は、渦巻状の剥離用パターンを形成した表面保護フィルムが、粘着剤を介して少なくとも片面に配置されているところに特徴を有する。
【0013】
本発明によれば、表面保護フィルムを外周部から内部へ渦巻状に巻回するように剥離していくことで、表面保護フィルムの剥離時に偏光板等のシート状部材に帯電する電荷を液晶パネルや表示パネルの周辺部に落とさずに逃がすなど、偏光板等のシート状部材に帯電する電荷を周辺部の一部に集中させないようにして、ドライバ等の電子部品を静電破壊から保護することが可能となる。
【0014】
さらに、本発明は、上記のシート状部材において、偏光板であることが好ましい。本発明を液晶装置に用いられる偏光板に適用すれば、偏光板の表面保護フィルムの剥離工程において、液晶パネル周辺部のドライバを静電破壊から保護することができる。
【0015】
また、本発明は、液晶層を挟む少なくとも一方の透光性基板にシート状部材が貼着された液晶装置の製造方法であって、透光性基板にシート状部材を貼着してから、貼着されたシート状部材に粘着剤を介して配置されている表面保護フィルムを、渦巻状に剥離するところに特徴を有する。
【0016】
本発明によれば、表面保護フィルムを外周部から内部へ渦巻状に巻回するように剥離していくことで、表面保護フィルムの剥離時において、シート状部材に帯電した電荷が、液晶パネル周辺部のドライバ等の電子部品に集中して伝わらないようにして、ドライバ等の電子部品を静電破壊から保護することが可能となる。
【0017】
さらに、本発明は、上記の液晶装置の製造方法において、前記表面保護フィルムを剥離するのに、外周部から内部へ渦巻状に剥離して、連続的に全体の表面保護フィルムを剥離するところに特徴を有する。
【0018】
本発明によれば、一回の剥離工程で全ての表面保護フィルムを剥離することが可能となるため、工程数の削減化に伴い、生産数の向上やコストダウン化を実現することができる。
【0019】
また、本発明は、表示パネルにシート状部材が貼着された表示装置の製造方法であって、表示パネルにシート状部材を貼着してから、貼着されたシート状部材に粘着剤を介して配置されている表面保護フィルムを、渦巻状に剥離するとことに特徴を有する。
【0020】
本発明によれば、表面保護フィルムを外周部から内部へ渦巻状に巻回するように剥離していくことで、表面保護フィルムの剥離時において、シート状部材に帯電した電荷が、表示パネル周辺部のドライバ等の電子部品に集中して伝わらないようにして、ドライバ等の電子部品を静電破壊から保護することが可能となる。
【0021】
さらに、本発明は、上記の表示装置の製造方法において、前記表面保護フィルムを剥離するのに、外周部から内部へ渦巻状に剥離して、連続的に全体の表面保護フィルムを剥離するところに特徴を有する。
【0022】
本発明によれば、一回の剥離工程で全ての表面保護フィルムを剥離することが可能となるため、工程数の削減化に伴い、生産数の向上やコストダウン化を実現することができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、液晶パネルや表示パネルに貼着して用いられる偏光板等のシート状部材の表面保護フィルムを液晶パネルや表示パネルへの貼着後に外周部から内部へ渦巻状に剥離していくことができ、これにより剥離時に偏光板等のシート状部材に帯電する電荷を周辺部の一部に集中させることなく、ドライバ等の電子部品を静電破壊から保護することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明の一実施の形態を図1から図5によって説明する。この本実施形態では液晶表示装置10の液晶パネル11に貼り付けされて用いられる偏光板20の表面保護フィルム21について例示する。
【0025】
液晶表示装置10は、その概略構造を示す平面図である図1に示すように、スイッチング素子としてTFTを用いた液晶パネル11と、電子部品などが搭載されたプリント基板12と、これら液晶パネル11及びプリント基板12を互いに接続するためのTCP13とを備える。液晶パネル11は、所定のギャップを介して対向させた状態で平行に支持した一対のガラス基板間に、液晶層を挟持させた構成とされる。また両ガラス基板における液晶層と反対側の面には、一対の偏光板20が貼り付けられる。なお、ここでは透光性基板としてガラス基板を用いているが、樹脂基板など他の透光性基板を用いても良い。また、液晶駆動素子(スイッチング素子)としてTFT素子を用いているが、MIM(Metal Insulator Metal)などの電子素子も用いることができる。
【0026】
両ガラス基板のうち、一方のガラス基板における液晶層側の面には、TFTのドレイン電極に接続された画素電極がTFTと共にマトリクス状に多数並列して配設されるとともに、TFTのソース電極に接続されたソース配線と、TFTのゲート電極に接続されたゲート配線とが各画素電極の周囲を通りつつ互いに直交するよう設けられている。また他方のガラス基板には、R,G,B各色のカラーフィルタ層や対向電極が形成されている。
【0027】
そして、TFTなどを設けたガラス基板における図示上下端部には、ソース配線に接続された端子群が並列配置され、図示左右端部には、ゲート配線に接続された端子群がそれぞれ並列配置されており、これら各端子群配置領域にそれぞれTCP13が接続されるようになっている。上記図示上下端部のTCP13にはソースドライバ18が搭載され、垂直方向のソース配線を駆動する。また、図示左右端部のTCP13にはゲートドライバ19が搭載され、液晶パネルに形成された水平方向のゲート配線を駆動する。
【0028】
プリント基板12の表面には、図1の部分拡大平面図である図2に示すように、導電路14が所定のパターンで形成されるとともに、抵抗やダイオードやコンデンサなどの電子部品15が搭載され、且つ他のコントロール基板(図示せず)に接続するためのコネクタ16が設けられている。プリント基板12における液晶パネル11側の端部(詳しくは先端位置からはやや引っ込んだ位置)には、導電路14に接続された多数本の端子17が並列配置されており、この端子群形成領域に対してTCP13が接続されるようになっている。各端子は、プリント基板12の表面に積層された銅箔からなるとともに、互いに平行で所定の間隔を空けた状態で並んで配される。
【0029】
図3は、偏光板20の概略構造を示す断面図である。図3に示すように、偏光板20は、表面保護フィルム21、一対のうちの一方の保護フィルム22、他方の保護フィルム23、偏光部24、接着剤25、セパレータ26が積層して形成されている。
【0030】
偏光部24は、ヨウ素あるいは染料などの素材をポリ・ビニール・アルコールのフィルムに吸着・分散させて、一方向に延伸させて形成される。そこで延伸した方向が偏光軸方向になる。それだけでは湿気に弱く、また機械的強度も不十分であるために両側から保護フィルム22、23で挟む。セパレータ26は、ガラス基板に貼付けるまでの保護・分離用で、接着前に剥される。表面保護フィルム21は、偏光板20のセパレータ26と反対の表面に損傷や汚染を防止するために設けられる。
【0031】
表面保護フィルム21は、ポリエステルフィルムやポリプロピレンフィルム等の片面に粘着剤を塗布したものが用いられる。なお、この粘着剤は、保護フィルム22側に位置する。
偏光板20の表面を覆って設けられた前記表面保護フィルム21には、後述するように剥離用パターン27が刻まれている。
【0032】
図4は、液晶表示装置10の液晶パネル11に偏光版20を貼着した様子を示す平面図である。図1に示した液晶表示装置10の液晶パネル11に、本実施形態の偏光板20を貼着すると、図4に示したようになる。
【0033】
図4に示すように、本実施形態の表面保護フィルム21は、外周部から内部へ向かって渦巻状に剥離して、連続的に全体の表面保護フィルム21が剥離可能となるように、渦巻状の剥離用パターン27が形成されている。この渦巻状の剥離用パターン27の形状は、ガラス基板や偏光板20本体の矩形に対応させて、略矩形が巻回されたような渦巻き形状としている。なお、剥離用パターン27は、ミシン目のような断続的な切込みや、図3の保護フィルム22から下方には至らない表面保護フィルム21のみの切込みなど、表面保護フィルム21が渦巻状に巻回するように剥離できるものであればよい。また、剥離用パターン27は偏光板20の他の保護フィルム22,23や偏光部24等の構成要素に損傷を与えないものであれば良く、例えば、予め剥離用パターン27が形成された表面保護フィルム21を、保護フィルム22に粘着剤を介して配置しても良いし、保護フィルム22に粘着剤を介して配置されている表面保護フィルム21に対して、保護フィルム22や偏光部24等を損傷しないように、剥離用パターン27を形成しても良い。
【0034】
また、渦巻きのピッチは、表面保護フィルム21の少なくとも最外周のピッチとして、フィルムに帯電した静電荷の影響を考慮した寸法が好ましい。内側については剥離の作業性を考慮して、外周より大きくすることが好ましい。
【0035】
本実施形態の表面保護フィルム21には、このような剥離用パターン27を形成しているので、その剥離の際に、外周部から内部へ渦巻状に巻回するようにして、表面保護フィルム21全体を剥離することができる。このような表面保護フィルム21の剥離は、例えば、液晶表示パネル11の表示能力、色相、コントラストなどの検査工程時において行うことができる。
【0036】
なお、図5に示したように渦巻状の剥離用パターン27の形状は、角部を丸める形状とした方が望ましい。そうすれば、表面保護フィルム21を剥離するときに、剥離用パターン27の角部において、表面保護フィルム21に亀裂が生じ難くなり、よりスムーズに連続して表面保護フィルム21を剥離することができる。
【0037】
−実施形態の効果−
この実施形態によると、偏光板20の表面保護フィルム21を、液晶表示装置10を構成するガラス基板への貼着後に、外周部から内部へ渦巻状に巻回するように剥離していくことができる。これにより、保護フィルム21の剥離時に、例えば偏光板の全領域のように広い範囲に帯電された電荷を、液晶パネル11の周辺部に一時に落とさずに逃がすなど、偏光板に帯電する電荷を周辺部の一部に集中させることがないため、ドライバを静電破壊から保護することが可能となる。特に大型液晶パネルにおいては、ドライバの静電破壊を防ぐ効果が大きい。
【0038】
また、表面保護フィルム21の剥離時において、剥離方向に対して略垂直なフィルム幅が、例えば図6に示した従来のものの対角線近傍のように、大きくなることがないので、剥離帯電量を少なくすることが可能である。更には、渦巻状の剥離パターン27を形成して、表面保護フィルム21を外周部から内部へ渦巻状に巻回するように剥離するので、
一回の剥離工程で全ての表面保護フィルム21を剥離することが可能である。
【0039】
なお、上記実施形態では液晶表示装置について説明したが、本発明は液晶表示装置に限定されるものではなく、液晶層を備えて偏光板が貼着されるものであれば、液晶空間光変調装置などの液晶表示装置以外の液晶装置にも適用可能である。
【0040】
なお、上記実施形態ではシート状部材として液晶装置に貼着する偏光板について説明したが、本発明は、これに限定されるものでなく、この他に例えば、カラーフィルタに配置するカバーフィルムや、有機EL表示装置、プラズマディスプレイ等の他の表示装置にも適用される輝度向上フィルム、防眩シート、表示面保護シートなど、表面に表面保護フィルムが粘着されたシート状部材であれば、適用可能である。また、上記実施形態では液晶装置に適用するものについて説明したが、液晶装置以外にも、有機EL表示装置やプラズマディスプレイなど、表示パネル周辺部にドライバ等の電子部品が配置される表示装置で、シート状部材の表面保護シートの剥離を行うものであれば、本発明は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施形態に係わる液晶表示装置の平面図である。
【図2】プリント基板の拡大平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係わる偏光板の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係わる表面保護フィルムの平面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係わる表面保護フィルムの平面図である。
【図6】従来の液晶表示装置に貼り付けられた表面保護フィルムの平面図である。
【符号の説明】
【0042】
10 液晶表示装置
11 液晶パネル
18 ソースドライバ
19 ゲートドライバ
20 偏光版
21 表面保護フィルム
22,23 保護フィルム
24 偏光部
25 接着剤
26 セパレータ
27 剥離用パターン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
渦巻状の剥離用パターンを形成した表面保護フィルムが、粘着剤を介して少なくとも片面に配置されていることを特徴とするシート状部材。
【請求項2】
請求項1に記載のシート状部材において、偏光板であることを特徴とするシート状部材。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のシート状部材を用いた液晶装置の製造方法であって、
液晶層を挟む少なくとも一方の透光性基板にシート状部材を貼着してから、貼着されたシート状部材に粘着剤を介して配置されている表面保護フィルムを、渦巻状に剥離することを特徴とする液晶装置の製造方法。
【請求項4】
請求項3に記載の液晶装置の製造方法において、前記表面保護フィルムを剥離するのに、外周部から内部へ渦巻状に剥離して、連続的に全体の表面保護フィルムを剥離することを特徴とする液晶装置の製造方法。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のシート状部材を用いた表示装置の製造方法であって、
表示パネルにシート状部材を貼着してから、貼着されたシート状部材に粘着剤を介して配置されている表面保護フィルムを、渦巻状に剥離することを特徴とする表示装置の製造方法。
【請求項6】
請求項5に記載の表示装置の製造方法において、前記表面保護フィルムを剥離するのに、外周部から内部へ渦巻状に剥離して、連続的に全体の表面保護フィルムを剥離することを特徴とする表示装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−346963(P2006−346963A)
【公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−174889(P2005−174889)
【出願日】平成17年6月15日(2005.6.15)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】