説明

スイッチ装置

【課題】スイッチ本体の作動ストロークより短いストロークの操作子の操作にてスイッチ本体を操作できるようにする。
【解決手段】所定のストローク操作される操作子17と、この操作子17により回動される梃子20と、この梃子20により作動されるスイッチ本体15とを具備し、操作子17が、梃子20の、回動支点部20aとスイッチ本体15を作動させる作用点部20b以外の部分20cに力を加えて梃子を回動させることにより、スイッチ本体15の作動ストロークより短いストロークの操作子17の操作にてスイッチ本体15を作動させるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチ本体が操作子の操作で作動されるスイッチ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、この種のスイッチ装置としては、例えば図14及び図15に示すように、プッシュ操作される操作子1の操作方向(矢印A)先にスイッチ本体2が具えられ、操作子1を操作することでスイッチ本体2がプッシュされて作動されるようになっているものが供されている。(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭63−228538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のものの場合、操作子1の操作ストロークとスイッチ本体2の作動ストロークは、同じ(S)であり、すなわち、スイッチ本体2の作動ストロークと同じストロークで操作子1が操作されてスイッチ本体2を作動させるようになっている。
このため、スイッチ本体2の作動ストロークより短いストロークの操作子1の操作でスイッチ本体2を作動させるスイッチ装置の要求があった場合、それに応ずることができないという問題点を有していた。
【0005】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、スイッチ本体の作動ストロークより短いストロークの操作子の操作にてスイッチ本体を作動させるものの要求に応ずることのできるスイッチ装置を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のスイッチ装置は、所定のストローク操作される操作子と、この操作子により回動される梃子と、この梃子により作動されるスイッチ本体とを具備し、前記操作子が、前記梃子の、回動支点部と前記スイッチ本体を作動させる作用点部以外の部分に力を加えて該梃子を回動させることにより、前記スイッチ本体の作動ストロークより短いストロークの前記操作子の操作にて該スイッチ本体を作動させるようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
【発明の効果】
【0007】
上記手段によれば、操作子の操作を梃子で増大してスイッチ本体に伝え作動させるものであり、よって、スイッチ本体の作動ストロークより短いストロークの操作子の操作にてスイッチ本体を作動させることができるもので、かかるスイッチ装置の要求に応ずることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の第1実施例を示す操作前状態の断面図
【図2】操作後状態の断面図
【図3】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図4】図2相当図
【図5】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図6】図5のVI―VI線に沿う断面図
【図7】電気的構成のブロック図
【図8】カーナビ表示器の正面図
【図9】本発明の第4実施例を示す図7相当図
【図10】スイッチ操作部部分の正面図
【図11】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図12】本発明の第6実施例を示す操作子部分の平面図
【図13】操作子部分の右側面図
【図14】従来例を示す図1相当図
【図15】図2相当図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1及び図2を参照して説明する。
まず、図1は、スイッチ装置の全体を操作前の状態で示しており、ベース11と、これに被着したカバー12とでケース13を組成している。このケース13のベース11には、カバー12側に回路基板14を取付けており、回路基板14には更にカバー12側(反ベース11側)にスイッチ本体15を実装している。スイッチ本体15は、この場合、タクトスイッチであり、ボタン15aが押し込み操作されることでオン又はオフ作動するようになっている。
【0010】
一方、ケース13のカバー12には、中央部に開口部16を形成しており、カバー12内から該開口部16にかけ操作子17を配置していて、その操作子17の山状の主部17aを開口部16から反ベース11側に突出させている。操作子17は、主部17aの裾部から外方につば部17bを有しており、そのつば部17bの反主部17a側の面のうち、特にこの場合、主部17a寄りの複数個所である2箇所に、凸部18を、主部17aを境として対称的に形成している。
【0011】
又、ケース13のカバー12には、操作子17を挟んで対向する両内側面の複数個所である2箇所に、梃子支持部19を形成しており、この梃子支持部19に、複数(この場合、2個)の梃子20のそれぞれ一端部20aを、支軸21によって、前記スイッチ本体15側及び反スイッチ本体15側に回動可能に取付け支持している。梃子20は、他端部20bにスイッチ本体15側に突出する凸部22を有しており、この凸部22を前記スイッチ本体15のボタン15aの突出側端面に当接させ、該ボタン15aを常時は突出させるスイッチ本体15の弾発力により、梃子20全体として図示のほゞ水平状態に保たれるようにしている。
【0012】
そして又、前記操作子17は、前記凸部18を上述の梃子20の回動支点部である一端部20aと他端部20b以外の部分である、それら両部分間の中ほどの部分20cに当接させている。
【0013】
次に、上記構成のものの作用、効果を述べる。
図1に示した操作前の状態から、今、操作子17を図2に矢印Aで示すようにプッシュ操作すると、梃子20が一端部20aと他端部20bとの間の中ほどの部分20cを操作子17の凸部18により押圧され、すなわち、その部分20cに力を加えられて、一端部20aを中心にスイッチ本体15側に回動し、他端部20bの凸部22によってスイッチ本体15のボタン15aを押し込む。従って、この場合、梃子20の一端部20aと他端部20bとの間の中ほどの部分20cは操作子17の凸部18により力が加えられる力点部であり、梃子20の凸部22を有する他端部20bはスイッチ本体15を作動させる作用点部であって、ボタン15aを押し込まれたスイッチ本体15はオン又はオフ作動する。なお、スイッチ本体15はひとつのオン状態から異なる他のオン状態へと切り換わり作動するものであっても良い。
【0014】
しかして、このとき、梃子20によるスイッチ本体15の作動ストロークはSであり、それに対して、操作子17の操作ストロークはS1であって、S>S1であり、すなわち、操作子17の操作を梃子20で増大してスイッチ本体15に伝え作動させ得ることにより、スイッチ本体15の作動ストロークSより短いストロークS1の操作子17の操作にてスイッチ本体15を作動させ得るものであり、かくして、かかるスイッチ装置の要求に応ずることができる。
【0015】
加えて、上記構成のものの場合、操作子17により力を加えられる梃子20の力点部20cは、梃子20の一端部(回動支点部)20aより他端部(作用点部)20bと同じ側に存し、操作子17の操作方向(矢印A)先に梃子20及びスイッチ本体15を順に配置した構成としている。これにより、スイッチ本体15に向かって操作を加える部品を操作子17の操作方向先から順に、あるいはその逆から順に、重ねるようにして組み込むことができて、組み立てを容易になすことができる。
【0016】
更に、上記構成のものの場合、1つの操作子17に対して複数の梃子20を有し、この複数の梃子20により1つのスイッチ本体15を作動させるようにしている。これにより、スイッチ本体15の作動をより確実且つ安定して行わしめることができる。
なお、上述の操作子17に加えた操作力を解除すれば、スイッチ本体15が梃子20によるボタン15aの押し込みを解除されて原状態に復帰することに伴い、梃子20及び操作子17も原位置に復帰する。
【0017】
以上に対して、図3ないし図13は本発明の第2ないし第6実施例(第2ないし第6の実施形態)を示すもので、第1実施例と同一又は同様の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
【0018】
[第2実施例]
図3及び図4に示す第2実施例においては、操作子17の前記凸部18に代えて、凸部31を、つば部17bの反主部17a側の面の外周寄り(反主部17a寄り)の複数個所である2箇所に、主部17aを境として対称的に形成している。
従って、このものの場合、梃子20には、一端部20aと他端部20b以外の部分である、一端部20aと他端部20bとの間のうちの一端部20a寄りの部分20dに、上記操作子17の凸部31を当接させている。
【0019】
このようにすることにより、スイッチ本体15の作動ストロークSより短く且つ第1実施例の操作子17の操作ストロークS1よりも更に短いストロークS2の操作子17の操作にてスイッチ本体15を作動させ得るものであり、かくして、この場合も、かかるスイッチ装置の要求に応ずることができる。
又、この第2実施例から明らかなように、梃子20のうち、操作子17の凸部18により力が加えられる部分(力点部)の位置を変えることにより、操作子17の操作ストロークを任意に設定することができる。
【0020】
[第3実施例]
図5ないし図8に示す第3実施例においては、前記ケース13に代わるケース41を、前記ベース11と、これに被着したカバー42とで構成し、カバー42には、前記開口部16より大きな開口部43を上面部のほゞ全域に形成して、その下方に前記操作子17に代わる、全体に平坦な操作子(平面パッド)44を配置している。
【0021】
そして、梃子20には、図6に示すように、それぞれ長手方向に透溝45を形成し、この透溝45にロッド46を挿通している。ロッド46は、詳しくは図示しないが伸縮可能なもの又は可撓性を有するものであり、梃子20より操作子44側の端部に透溝45の幅より大きな例えば円柱状の授動部47を一体に有し、この授動部47を操作子44の裏面と梃子20の表面とに当接させてそれらの間に位置させている。
【0022】
ロッド46は、一方、梃子20より操作子44側とは反対側の端部に例えば上記授動部47と同様の受動部48を一体に有しており、この受動部48を、前記回路基板14のカバー42側に配置したガイド49に収納して、該受動部48の移動を、ひいてはロッド46から授動部47の移動を、梃子20の透溝45に沿い案内するようにしている。
回路基板14のカバー42側には更に、ガイド49よりスイッチ本体15側に、受動部48と同数の駆動装置であるモータ50を配置し、このモータ50にそれぞれ伸縮可能な(詳しくは図示せず)連繋部材51を介して受動部48を連繋している。
【0023】
操作子44下の前記回路基板14のカバー42側には、前記スイッチ本体15、モータ50、ガイド49、及びロッド46の受動部48のほかに、図7に示すマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)52を配置しており、このマイコン52には、スイッチ本体15からオン・オフ信号が入力されると共に、座標センサ53から座標検知信号が入力されるようになっている。なお、座標センサ53は例えばタッチパネルであり、操作子44に組込まれていて、操作子44へのタッチ操作でそのタッチ位置に応じた座標検知信号を出力するようになっている。
【0024】
マイコン52は、そのほか、カーナビゲーションシステム(以下、カーナビと略称する)の表示器54とも繋がっており、その表示器54は、図8に示す画面55を表示可能としている。この画面55は、スイッチ本体15を操作するに要する力の強弱設定を表示するもので、図中右側が「強」側、左側が「弱」側を表示しており、この画面55の部分を例えば使用者が指先Fで触れて図中右側又は左側に動かすことにより、後述のように、所望の強弱設定操作ができるようになっている。なお、表示器54は、カーナビのそのほかの必要な画面も表示可能であり、更に、この表示器54には前記座標センサ53と同様にタッチパネルを組込んでいて、表示器54へのタッチ操作でその操作に応じた信号をマイコン52へ出力するようになっている。
【0025】
マイコン52は、図7に示すように、前記スイッチ本体15と前記座標センサ53及び上記カーナビの表示器54からの各入力、並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに基づいて、カーナビの表示器54を制御すると共に、モータ50を制御するようになっている。
ここで、モータ50は、前記梃子20やロッド46(授動部47、受動部48)及びガイド49の各組の数に応じて、この場合、4個存在し、従って梃子20やロッド46(授動部47、受動部48)及びガイド49の各組も、この場合、4組存在しており、その配置は、正面形が矩形の操作子44の中心部から四隅部への放射線に沿う対称配置としている(図12参照)。
【0026】
さて、このように構成した第3の実施例においては、使用者がカーナビの表示器54に図8に示した画面55を表示させて所望の強弱設定操作をすると、その操作が「強」側であれば、マイコン52は、全モータ50をその「強」側方向に回転作動させる。モータ50が「強」側方向に回転作動されれば、それぞれ、連繋部材51を介して、受動部48がガイド49に案内され、梃子20の回動支点部側である一端部20a側に移動される。又、それとともにロッド46が、授動部48を伴い、梃子20の透溝45に沿って、同じく梃子20の回動支点部側である一端部20a側に移動される。
【0027】
梃子20は、操作子44をプッシュ操作したときに、上記授動部48を介して力が加えられ、一端部20aを中心にスイッチ本体15側に回動して、他端部20bの凸部22によってスイッチ本体15のボタン15aを押し込むものであり(このときにロッド46は収縮し、又はたわむ)、従って、この場合、梃子20の授動部48と接した部分20eは操作子44により力が加えられる力点部であり、この力点部(図7に示した力点部1〜4)の位置を梃子20の回動支点部側(作用点部である他端部20b側とは反対の方向)に変更している。
【0028】
しかして、このように変更すれば、第2実施例のように、スイッチ本体15の作動ストロークより短く且つ第1実施例の操作子44の操作ストロークよりも更に短いストロークの操作子44の操作にてスイッチ本体15を作動させ得るものであり、かかるスイッチ装置の要求に応ずることができる。又、この場合、操作子44のプッシュ操作には、それまでより大きな力(操作荷重)が要るようになり、かくして操作子44の操作フィーリングを、操作ストロークを小、操作荷重を大に変更することができる。
【0029】
それに対して、図8に示した画面55に対する使用者の操作が「弱」側であれば、マイコン52は、全モータ50をその「弱」側方向に回転作動させる。モータ50が「弱」側方向に回転作動されれば、それぞれ、連繋部材51を介して、受動部48が梃子20の回動支点部側である一端部20a側とは反対の方向に移動される。又、それとともにロッド46が、授動部48を伴い、梃子20の透溝45に沿って、同じく梃子20の回動支点部側である一端部20a側とは反対の方向に移動される。従って、この場合には、梃子20の力点部(力点部1〜4)の位置を梃子20の回動支点部側とは反対の方向(作用点部である他端部20b側)に変更している。
【0030】
しかして、このように変更すれば、上述よりも長いストロークの6の操作にてスイッチ本体15を作動させ得るものであり、かかるスイッチ装置の要求に応ずることができるし、操作子44のプッシュ操作には、上述より小さな力(操作荷重)しか要らないようになり、かくして操作子44の操作フィーリングを、操作ストロークを大、操作荷重を小に変更することができる。
すなわち、この第3実施例のものは、操作子44により力を加えられる梃子20の力点部の位置を、梃子20の作用点部側又はそれとは反対の方向に変更可能に構成したもので、操作子44の操作フィーリング(操作ストロークと操作荷重)を任意に調整できるものである。
【0031】
[第4実施例]
図9及び図10に示す第4実施例においては、ケース41の操作子44近傍の位置に、スイッチ本体15を操作するに要する力の強弱設定をするためのスイッチ61の操作部61aを設け、これを使用者が指先Fで選択操作して所望の強弱設定ができるようにしている。又、その関係上、マイコン52には、上記スイッチ61から操作部61aの選択操作に応じた操作信号が入力されるようにしている。
【0032】
従って、この場合には、スイッチ61の操作部61aの選択操作で、スイッチ本体15を操作するに要する力の強弱設定(操作フィーリングの設定)ができるものであり、このようにしても、第3実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0033】
[第5実施例]
図11に示す第5実施例においては、梃子20の力点部の位置を変更するのに、第3実施例のモータ50に代えて、ケース41外にノブ71を設け、このノブ71とロッド46の受動部48とを伸縮可能な(詳しくは図示せず)連繋部材72で連繋している。
【0034】
しかして、このものの場合、ノブ71を使用者が手で持って回転操作することにより、連繋部材72を伸縮させて梃子20の力点部の位置を変更できるものであり、梃子20の力点部の位置を一つの梃子20ごとに変更できるようになっている。
なお、梃子20の力点部の位置を全部の梃子20について一様に変更するには、全部のノブ71について、又、複数の梃子20ごとに変更するには、その複数のノブ71について、それぞれ共通のダイヤルなど操作部材を設けて、それを操作するようにすれば良い。
【0035】
[第6実施例]
図12及び図13に示す第5実施例においては、ケース41を操作子44が傾斜状態(図示例では、上部が下部より後側に位置する後傾状態)に設置されるものにおいて、使用者が指先の力を入れやすい上部側2個の梃子20の力点部の位置を作用点部から遠い位置に設定し、力を入れにくい下部側2個の梃子20の力点部の位置を作用点部に近い位置に設定している。
【0036】
この場合、前者は、操作荷重が大となるも、使用者が指先の力を入れやすいのであるから難なく操作でき、後者は、使用者が指先の力を入にくいものの、操作荷重が小となるので、やはり難なく操作できるものであり、使用者の操作の負担の軽減、誤操作の防止等に効果を発揮する。
なお、このような設定は、梃子20の力点部の位置を複数の梃子ごとに又は一つの梃子ごとに変更可能に構成したもので行うのが好ましい。
【0037】
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【符号の説明】
【0038】
図面中、15はスイッチ本体、17は操作子、20は梃子、20aは一端部(回動支点部)、20bは他端部(作用点部)、20c,20d,20eは力点部、S1,S2は操作子の操作ストローク、Sはスイッチ本体の作動ストローク、44は操作子を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定のストローク操作される操作子と、
この操作子により回動される梃子と、
この梃子により作動されるスイッチ本体とを具備し、
前記操作子が、前記梃子の、回動支点部と前記スイッチ本体を作動させる作用点部以外の部分に力を加えて該梃子を回動させることにより、前記スイッチ本体の作動ストロークより短いストロークの前記操作子の操作にて該スイッチ本体を作動させるようにしたことを特徴とするスイッチ装置。
【請求項2】
操作子により力を加えられる梃子の力点部が、梃子の回動支点部より作用点部と同じ側に存し、操作子の操作方向先に梃子及びスイッチ本体を順に配置したことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
【請求項3】
1つの操作子に対して複数の梃子を有し、この複数の梃子により1つのスイッチ本体を作動させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチ装置。
【請求項4】
操作子により力を加えられる梃子の力点部の位置を、梃子の作用点部側又はそれとは反対の方向に変更可能に構成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のスイッチ装置。
【請求項5】
1つの操作子に対して複数の梃子を有し、この複数の梃子により1つのスイッチ本体を作動させるものであって、操作子により力を加えられるその複数の梃子の各力点部の位置を、そのうちの更に複数の梃子ごとに又は一つの梃子ごとに変更可能に構成したことを特徴とする請求項4記載のスイッチ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2012−209236(P2012−209236A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−163108(P2011−163108)
【出願日】平成23年7月26日(2011.7.26)
【出願人】(000003551)株式会社東海理化電機製作所 (3,198)
【Fターム(参考)】