スタッカー
【課題】 個々の生産物をスタックするための幅広い用途のスタッカーを提供する。
【解決手段】 単独で、連続的に運搬される生産物をスタックするためのスタッカーが、多くのコンパートメントを含む。それらの各々に単独の生産物が挿入される。これらは閉鎖循環路を移動される。ロードされているコンパートメントは、コンパートメントを形成する１対の壁が広く離れるように、とくにピボットさせて離れるように開放される。これはその直前にロードされたコンパートメントを改めて、そこに含まれる生産物が真っ直ぐにされ、コンパクト化される。
【解決手段】 単独で、連続的に運搬される生産物をスタックするためのスタッカーが、多くのコンパートメントを含む。それらの各々に単独の生産物が挿入される。これらは閉鎖循環路を移動される。ロードされているコンパートメントは、コンパートメントを形成する１対の壁が広く離れるように、とくにピボットさせて離れるように開放される。これはその直前にロードされたコンパートメントを改めて、そこに含まれる生産物が真っ直ぐにされ、コンパクト化される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、単独で連続的に運搬される生産物（製品）をスタック（集積）するためのスタッカーに関する。
【背景技術】
【０００２】
このようなスタッカーのための必要性は、例えばそのような生産物の包装の間に生じる。巻き込まれた生産物は、製造装置のアイテムから連続してオフロードされる。これらの包装は、幾つかの生産物を含むことになっていて、それゆえこれらは予め固められてスタックになったものでなければならない。巻き込まれた生産物はしばしば平坦なアイテム、すなわち１の寸法が他の寸法より大幅に小さいアイテムである。
【０００３】
個々のコンパートメントを有するスタッカーは、それらの各々がこのようなスタックを形成する目的の循環ベルト又はチェーンに取り付けられている例えば１対の壁を有するものが公知である。それらの壁はチェーンリンク又はベルトに取り付けられている。ベルト又はチェーンがアイドラローラ、プーリ、又はスプロケット上を走行するゆえに、コンパートメント壁が広く離れた場所で生産物が供給される。ベルト又はチェーンは、その目的のアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットの３角又は４角配置上でしばしばガイドされ、そこでローラ、プーリ、又はスプロケットのうちの１つがしばしばモータ駆動される一方、他は自由走路を行うとともにベルト又はチェーンにより駆動される。
【０００４】
形成されたスタックを取り出す目的で、ベルト又はチェーンが静止しているように見えるセクションが形成される一方、ベルト又はチェーンが連続して駆動されていて、これは例えば１対のアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットをユニットとして横方向に並進運動させることにより達成され得る。
【０００５】
このタイプのスタッカーの場合（ＵＳ４,３９９,９０５を参照）、巻き込まれた生産物がコンパートメントに挿入されるとき、駆動部が位置する場所をそれらが通過するようにそれらは開放している。
【０００６】
このタイプのもう１つスタッカーの場合（ＵＳ６,０２１,８８６を参照）、ベルトが５角形の経路を追随していて、その１つのコーナーで生産物が供給されている。
【特許文献１】ＵＳ４,３９９,９０５
【特許文献２】ＵＳ６,０２１,８８６
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、３角形や４角形の経路をガイドされるベルトを用いることは、スタッカーがかなりの空間を占めることを意味し、これはベルトがただ１対のローラ上をガイドされる場合にベルトへの生産物の供給はその長手軸に沿って行われなければならないのと同様である。
【０００８】
本発明は、個々に生産物（製品）をスタック（集積）するための幅広い用途のスタッカーを提供するという課題に基づいている。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
この課題を解決するため、本発明は請求項１に記載された構成を有するスタッカーを提供する。本発明の詳細は、従属請求項によってカバーされる。
【００１０】
本発明の解決手段を例示すると、各請求項に記載のスタッカーである。
【発明の効果】
【００１１】
個々の生産物をスタックするための幅広い用途のスタッカーを提供できる。
【発明を実施するための形態】
【００１２】
本発明は、こうして、駆動部により動作状態にされる循環コンベア、例えばベルト、チェーン、又は同様なものを含む。コンベアは、閉鎖循環路の周りで多くのコンパートメント（仕切った部分）を移送する。コンパートメントを開放及び閉鎖する開放ステーションは、生産物が供給される場所に位置付けられる。「閉鎖」はここでは、コンパートメントが循環路の残り全てを有する状態に戻すこととして定義される。生産物のスタックは、開放ステーションが位置する場所以外の場所で、オフロードされて良い。
【００１３】
生産物のスタックは、取り出し機構を幾つかのセクションに沿った循環コンベアと同期させて並進運動させることにより取り出されても良く、この場合循環コンベアを外見上の休止状態にする必要が無い。
【００１４】
利用される循環コンベアは、閉鎖循環路の周りでコンパートメントを移送できるいずれのタイプのコンベアでも良い。コンパートメントは、例えばレール上でガイドされても良い。
【００１５】
とくに、コンベアに作用する駆動部は、コンベアを直接駆動して良い。本発明は、それを精緻にした結果、コンベアに作用する少なくとも１対の独立して作動する駆動部を提供し、これは循環コンベアをオフロードステーションが位置する場所で外見上停止した状態にすることを可能にする。この外見上静止した状態は、例えばコンベアがガイドされるアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットを横方向に並進運動させることによりもたらされて良い。
【００１６】
本発明を精緻にする場合、各コンパートメントが、開放ステーションにおいて互いに関する通常位置に関して広く離れていて少なくとも１つの生産物がそれらの間に挿入された後ともに戻される１対の側壁により形成され又はこれを有することが提供されて良い。この動作は、例えばコンパートメント又はその壁が摺動されるガイドによって及ぼされた力により好ましくは制御されて良い。
【００１７】
コンパートメントの開放及び閉鎖の間に両方のコンパートメント壁を移動させることは、とくに有益であることが見出された。ロードステーションに近づくコンパートメントは、空である。しかしながら、ロードステーションをちょうど過ぎたコンパートメントは、先のサイクルの間にロードされている。もしこれらの両方の壁がともに戻されるなら、これは、それらの間にちょうど挿入された生産物が僅かにコンパクト化されることを引き起こす。なぜならそれらの壁はそれらに力を及ぼすからである。このコンパクト化は、最初にここで関係した加工されるべき生産物のタイプの場合に有益であり、これはとくにもし生産物が高速で推進される場合にそれらを幾分コンパクトにする場合である。次の生産物の挿入に先んじたコンパートメントの開放は、先のサイクルの間でそこに挿入された生産物を真っ直ぐにしかつ平坦にする。
【００１８】
コンパートメント壁の移動は、種々の性質、例えば少なくとも１つのコンパートメント壁の直線的な並進運動を有して良い。少なくとも１つのコンパートメント壁もまた回転されて良い。
【００１９】
本発明を精緻にする場合、コンパートメント壁はガイドに取り付けられて良く、これに沿ってそれらが摺動される。もっとも、もしコンパートメント壁がコンベアに取り付けられるなら、それはとくに賢明であり、これは本発明によりカバーされる。とくに、もし循環コンベアがベルト又はチェーンとして構成されるなら、このアプローチは賢明である。後者の場合、コンパートメント壁は、直接チェーンのリンクに締結され得る。
【００２０】
本発明によれば、コンパートメント壁及び／又はコンベアのためのガイドが開放ステーションの場所で湾曲部を有して良いことが提供され、これがコンパートメント壁をピボットさせて開放及び閉鎖させる。
【００２１】
とくに、開放ステーションの場所で、コンベアが３つのローラ、プーリ、又はスプロケットにガイドされ、これらが開放動作を引き起こし、そこで開放ステーションの前及びこれに続くコンベアのルートが対称となることがとくに重要であり、コンベアがただ２つのアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットの全てで案内されるとき、関連するローラ、プーリ、又はスプロケットが、全て同じ直径を有し、２つの自由走路がそれにも関わらずそれらの全長に渡って互いに平行である。
【００２２】
すなわち、本発明は、１対の好ましくは平行な自由走路を形成する少なくとも２つのアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットがコンベアのために設けられることを提供する。駆動部は、アイドラローラ、プーリ、又はスプロケットを介する代わりに、自由走路を介しても良い。
【００２３】
本発明によれば、コンベアが幾つかのセクションを有し、それらの各々が平行な自由走路を含むことが提供され得る。とくに、個々のセクションは、それらが互いに関して角度的にずれているように配置され、例えば互いに関して直角に配置されて良い。
【００２４】
アイドラローラ、プーリ、又はスプロケットを介する代わりに、自由走路を介する駆動部は、本発明により予見されるように、単独より多くのロードステーションを含むことを可能にする。
【００２５】
単独より多くのオフロードステーションもまた設けられて良い。
【００２６】
本発明の更なる構成、詳細、及び利点は、請求項及び要約から明らかであり、その各々の表現は、以下に示された本発明の好ましい態様の説明から及び図面から、そこを参照することにより、この出願書類の一体部分を形成する。
【実施例】
【００２７】
図１は、本発明によるスタッカーの作動を説明する際に用いられる全体図を記載している。スタッカーは、それに矢印１の方向に沿って連続的に運搬（移送）される個々の生産物を再配向するために用いられ、互いに隣にあってスタック（集積）を形成している幾つかの生産物が、矢印２の方向にオフロードされ得るようになっている。矢印１、２の幅は、狭い生産物が広いスタックに集められ得ることを示すために意図されている。
【００２８】
スタッカーは、閉鎖循環路の周りで運搬される複数の壁４により形成された多くのコンパートメント３を含み、そこで各壁４が、その前及びその背後に位置するコンパートメント３のための壁として働いている。コンパートメント３は、循環コンベア５、例えばベルトにより運搬される。このベルトは、レール７に載置された１対のアイドラローラ６上で案内される。アイドラローラ６は、同じ直径を有する。循環コンベア５を引っ張る目的で、スプリング又は他の装置が設けられている。このスプリング又は他の装置が、１対のアイドラローラ６を広く離している。このレールは、それがその長手軸心に沿って並進運動され得るように載置される。
【００２９】
コンベア５を形成するベルトは、図１に示されるように、１対の自由走路、すなわち上自由走路８と下自由走路９を形成している。これらの非常に長い自由走路８、９は、互いに平行である。駆動ローラ１１と自由走路ローラ１２をベルトの他端に有する駆動部１０が、各自由走路８、９のために設けられている。これらの駆動部は、互いに独立しているが、共通の機械及び／又は電気制御装置により制御される。
【００３０】
両方の駆動部１０が循環コンベア５を同じ速度で駆動させるとき、ベルトはアイドラローラ６上を後者がそのそれぞれの位置を変化させることなく走行する。矢印１で示されたロード位置で、及び矢印２で示されたオフロード位置で、これらのローラが回転する際の速度は同じである。
【００３１】
しかしながら、もし下自由走路９の駆動部１０が停止されているのに対し上自由走路８の駆動部１０が連続して動作している場合、自由走路９は静止しているように見えるのに対し自由走路８は連続して移動し、これは１対のアイドラローラ６とそれらのレール７を右側にシフトさせる。もし仮にレール７が移動するのに失敗した場合、スタッカーは機能を停止する。これらの状況が生じる間の時間の長さは、もちろん制限される。もしこれらのアイドラローラの元の場所が復帰されるようになっているなら、駆動部１０は今までより早く走行しなければならないだろう。
【００３２】
異なる速度で１対の自由走路８、９を少しの間走行させるオプションは、スタックを形成するために使用される。ロードステーションは、矢印１の場所で配置される。ロードステーションにおいて、生産物は一定速度で供給されるため、生産物が供給されている限りにおいて自由走路８は一定速度で走行する。
【００３３】
しかしながら、互いに隣にある生産物のスタックを同時にオフロードすることを可能にする目的で、スタックが同時に取り出され得るため、循環コンベアの協働セクション９は、駆動部１０を停止させることにより外見上停止されてよい。取り出しは、コンベアの移動方向に関して静止するように構成された機構により、達成されて良い。
【００３４】
もちろん、コンベア５に沿って移動する機構を使用して、スタックを取り出すこともまた実行可能である。この場合、スタッカーのための単独の駆動部で十分である。しかしながら、取り出し機構の構成は複雑になるだろう。
【００３５】
コンパートメント３は、生産物がコンベア上に矢印１の方向にロードされる場所で開放される（コンパートメント３ａを参照）。ロードステーション１３は、その場所に配置される。オフロードステーション１４は、スタッカーの反対側、すなわち自由走路９のほぼ中心に設置される。
【００３６】
更に、作動が簡単に述べられたスタッカーの場合、駆動部がアイドラローラを介するのではなく自由走路を介しており、１対の自由走路は幾つかのセクションを有しても良いため、スタッカーはコンパクトに構成され得る。このオプションは図２に描かれており、そこでは全部で４つのアイドラローラ６があり、その１つは循環コンベア５の外側表面と係合している。この場合、互いに直角に走行する１対のセクションが形成され、その内部で１対の自由走路８、９が互いに平行になっている。
【００３７】
図３は、循環コンベア５が３つのセクションを有し、これらが互いに関して角度的にずれていて、その自由走路の対が互いに平行である配置を示している。このような配置は、幾つかの取り出しステーションを用いるために利用されて良い。
【００３８】
図４は、循環コンベア５の３つのセクションが“Ｕ”形状に配置されたもう１つのオプションを記載している。
【００３９】
図１に関して示され及び説明されたように、生産物が挿入される各コンパートメント３ａは、開放され、これが図５に関して再びより詳細に説明される。図５は、より詳細な配置を記載しており、そこではこの表現は概念的にのみ記載されるべきである。この場合、描かれた循環コンベア５は、ベルト１５の形状である。各々がコンパートメント壁４を支えている複数の分離ホルダ１６は、ベルト１５に動かないように取り付けられている。コンパートメント壁４は、それらがベルト１５に取り付けられたところで、それと直交している。単独のホルダ１６が、近接したコンパートメント壁４の各対の間に位置付けられており、近接するコンパートメント壁４の間の間隔を増大させている。これらのホルダ１６は、それらが互いに連動され得るように構成される。ベルト１５の移動方向に向いたホルダ１６の側面は、突起１７を有し、これはその反対側の関連付けられた凹所１８と係合し、これにより断続的にコンパートメントの幅を変更すること、すなわち近接するコンパートメント壁４の間の分離を可能にしている。
【００４０】
アイドラローラ１９は、その周縁部がベルト１５をロードステーションに向けて偏向させる、すなわち循環コンベア５の外表面を外側に膨らませるように構成されており、コンパートメントが開放されるべき位置と同じ位置にある。しかしながら、ベルト１５が柔軟であるため、ベルトがアイドラローラ１９の周縁部に追随するようにする１対のアイドラローラ２０が、ベルトの反対側にある。これらの単独のアイドラローラは、それらが互いを妨げないようにする目的で、異なる高さで配置されて良い。これら３つのアイドラローラは、それらが位置付けられるだけの場所でベルト１５が偏向され、平坦なままであり、アイドラステーションの前及びこれに続く単独の、共通の、真っ直ぐなラインに追随し、自由走路８、９が互いに平行であることを提供し、ベルト１５を引っ張るアイドラローラ６を同じ直径にすることを可能にする。
【００４１】
コンパートメントを開放するステーションの作動は次のとおりである。ベルト１５は左から右へ移動するものとする。開放ステーションと、同様にロードステーションを通過した各コンパートメントは、１又は２の生産物を含む。今だ移行ステーションに到達していないコンパートメントは、空である。コンパートメント３ａはこうして図５のように空となり、コンパートメント３ｂ及び３ｃはロードされている。コンパートメント３ａを開放することは、コンパートメント３ｂの幅を減少させ、これはそこに含まれる生産物を移動方向と一致する方向に沿ってコンパクト化する。関係する生産物はコンパクト化可能かもしれないため、開放ステーションで行われるコンパートメントの開放は、ちょうどそこに挿入された生産物を真っ直ぐにするのに使用されて良く、これは先述のコンパクト化によって達成されて良い。このようにしてコンパートメントを開放することは、循環コンベア５の対称的な配置が達成可能であることを提供し、生産物が真っ直ぐにされ、及びもし必要ならそれらがコンパートメントに挿入された後高速で真っ直ぐにされることを提供する。
【００４２】
ちょうど説明された例の場合、循環コンベア５はベルト１５を用いている。もちろん、チェーンも用いられて良く、この場合、１対の駆動部１０の各々が駆動されたスプロケットを備え、チェーンを安定化させチェーンの反対側にある自由走行メイティングスプロケットによりバックアップされる。これらの駆動部１０は、循環コンベアに沿って任意の場所に配置されて良い。非常に長いコンベアが幾つかの駆動部を備えても良い。
【図面の簡単な説明】
【００４３】
【図１】本発明によるスタッカーの図式化された上面図である。
【図２】２つのセクションを有するスタッカーの更に図式化された表現である。
【図３】互いに関して角度的にずれた３つのセクションを有するスタッカーの図式化された表現である。
【図４】互いに関して角度的にずれた４つのセクションを有する配置の表現である。
【図５】ロードステーションの場所における循環コンベアの配置のより詳細な表現である。
【符号の説明】
【００４４】
３ コンパートメント
５ 循環コンベア
６、１９、２０ アイドラローラ
７ レール
８、９ 自由走路
１０ 駆動部
１１ 駆動ローラ
１２ 自由走路ローラ
１３ ロードステーション
１５ ベルト
１６ ホルダ
１７ 突起
１８ 凹所
【技術分野】
【０００１】
本発明は、単独で連続的に運搬される生産物（製品）をスタック（集積）するためのスタッカーに関する。
【背景技術】
【０００２】
このようなスタッカーのための必要性は、例えばそのような生産物の包装の間に生じる。巻き込まれた生産物は、製造装置のアイテムから連続してオフロードされる。これらの包装は、幾つかの生産物を含むことになっていて、それゆえこれらは予め固められてスタックになったものでなければならない。巻き込まれた生産物はしばしば平坦なアイテム、すなわち１の寸法が他の寸法より大幅に小さいアイテムである。
【０００３】
個々のコンパートメントを有するスタッカーは、それらの各々がこのようなスタックを形成する目的の循環ベルト又はチェーンに取り付けられている例えば１対の壁を有するものが公知である。それらの壁はチェーンリンク又はベルトに取り付けられている。ベルト又はチェーンがアイドラローラ、プーリ、又はスプロケット上を走行するゆえに、コンパートメント壁が広く離れた場所で生産物が供給される。ベルト又はチェーンは、その目的のアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットの３角又は４角配置上でしばしばガイドされ、そこでローラ、プーリ、又はスプロケットのうちの１つがしばしばモータ駆動される一方、他は自由走路を行うとともにベルト又はチェーンにより駆動される。
【０００４】
形成されたスタックを取り出す目的で、ベルト又はチェーンが静止しているように見えるセクションが形成される一方、ベルト又はチェーンが連続して駆動されていて、これは例えば１対のアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットをユニットとして横方向に並進運動させることにより達成され得る。
【０００５】
このタイプのスタッカーの場合（ＵＳ４,３９９,９０５を参照）、巻き込まれた生産物がコンパートメントに挿入されるとき、駆動部が位置する場所をそれらが通過するようにそれらは開放している。
【０００６】
このタイプのもう１つスタッカーの場合（ＵＳ６,０２１,８８６を参照）、ベルトが５角形の経路を追随していて、その１つのコーナーで生産物が供給されている。
【特許文献１】ＵＳ４,３９９,９０５
【特許文献２】ＵＳ６,０２１,８８６
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、３角形や４角形の経路をガイドされるベルトを用いることは、スタッカーがかなりの空間を占めることを意味し、これはベルトがただ１対のローラ上をガイドされる場合にベルトへの生産物の供給はその長手軸に沿って行われなければならないのと同様である。
【０００８】
本発明は、個々に生産物（製品）をスタック（集積）するための幅広い用途のスタッカーを提供するという課題に基づいている。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
この課題を解決するため、本発明は請求項１に記載された構成を有するスタッカーを提供する。本発明の詳細は、従属請求項によってカバーされる。
【００１０】
本発明の解決手段を例示すると、各請求項に記載のスタッカーである。
【発明の効果】
【００１１】
個々の生産物をスタックするための幅広い用途のスタッカーを提供できる。
【発明を実施するための形態】
【００１２】
本発明は、こうして、駆動部により動作状態にされる循環コンベア、例えばベルト、チェーン、又は同様なものを含む。コンベアは、閉鎖循環路の周りで多くのコンパートメント（仕切った部分）を移送する。コンパートメントを開放及び閉鎖する開放ステーションは、生産物が供給される場所に位置付けられる。「閉鎖」はここでは、コンパートメントが循環路の残り全てを有する状態に戻すこととして定義される。生産物のスタックは、開放ステーションが位置する場所以外の場所で、オフロードされて良い。
【００１３】
生産物のスタックは、取り出し機構を幾つかのセクションに沿った循環コンベアと同期させて並進運動させることにより取り出されても良く、この場合循環コンベアを外見上の休止状態にする必要が無い。
【００１４】
利用される循環コンベアは、閉鎖循環路の周りでコンパートメントを移送できるいずれのタイプのコンベアでも良い。コンパートメントは、例えばレール上でガイドされても良い。
【００１５】
とくに、コンベアに作用する駆動部は、コンベアを直接駆動して良い。本発明は、それを精緻にした結果、コンベアに作用する少なくとも１対の独立して作動する駆動部を提供し、これは循環コンベアをオフロードステーションが位置する場所で外見上停止した状態にすることを可能にする。この外見上静止した状態は、例えばコンベアがガイドされるアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットを横方向に並進運動させることによりもたらされて良い。
【００１６】
本発明を精緻にする場合、各コンパートメントが、開放ステーションにおいて互いに関する通常位置に関して広く離れていて少なくとも１つの生産物がそれらの間に挿入された後ともに戻される１対の側壁により形成され又はこれを有することが提供されて良い。この動作は、例えばコンパートメント又はその壁が摺動されるガイドによって及ぼされた力により好ましくは制御されて良い。
【００１７】
コンパートメントの開放及び閉鎖の間に両方のコンパートメント壁を移動させることは、とくに有益であることが見出された。ロードステーションに近づくコンパートメントは、空である。しかしながら、ロードステーションをちょうど過ぎたコンパートメントは、先のサイクルの間にロードされている。もしこれらの両方の壁がともに戻されるなら、これは、それらの間にちょうど挿入された生産物が僅かにコンパクト化されることを引き起こす。なぜならそれらの壁はそれらに力を及ぼすからである。このコンパクト化は、最初にここで関係した加工されるべき生産物のタイプの場合に有益であり、これはとくにもし生産物が高速で推進される場合にそれらを幾分コンパクトにする場合である。次の生産物の挿入に先んじたコンパートメントの開放は、先のサイクルの間でそこに挿入された生産物を真っ直ぐにしかつ平坦にする。
【００１８】
コンパートメント壁の移動は、種々の性質、例えば少なくとも１つのコンパートメント壁の直線的な並進運動を有して良い。少なくとも１つのコンパートメント壁もまた回転されて良い。
【００１９】
本発明を精緻にする場合、コンパートメント壁はガイドに取り付けられて良く、これに沿ってそれらが摺動される。もっとも、もしコンパートメント壁がコンベアに取り付けられるなら、それはとくに賢明であり、これは本発明によりカバーされる。とくに、もし循環コンベアがベルト又はチェーンとして構成されるなら、このアプローチは賢明である。後者の場合、コンパートメント壁は、直接チェーンのリンクに締結され得る。
【００２０】
本発明によれば、コンパートメント壁及び／又はコンベアのためのガイドが開放ステーションの場所で湾曲部を有して良いことが提供され、これがコンパートメント壁をピボットさせて開放及び閉鎖させる。
【００２１】
とくに、開放ステーションの場所で、コンベアが３つのローラ、プーリ、又はスプロケットにガイドされ、これらが開放動作を引き起こし、そこで開放ステーションの前及びこれに続くコンベアのルートが対称となることがとくに重要であり、コンベアがただ２つのアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットの全てで案内されるとき、関連するローラ、プーリ、又はスプロケットが、全て同じ直径を有し、２つの自由走路がそれにも関わらずそれらの全長に渡って互いに平行である。
【００２２】
すなわち、本発明は、１対の好ましくは平行な自由走路を形成する少なくとも２つのアイドラローラ、プーリ、又はスプロケットがコンベアのために設けられることを提供する。駆動部は、アイドラローラ、プーリ、又はスプロケットを介する代わりに、自由走路を介しても良い。
【００２３】
本発明によれば、コンベアが幾つかのセクションを有し、それらの各々が平行な自由走路を含むことが提供され得る。とくに、個々のセクションは、それらが互いに関して角度的にずれているように配置され、例えば互いに関して直角に配置されて良い。
【００２４】
アイドラローラ、プーリ、又はスプロケットを介する代わりに、自由走路を介する駆動部は、本発明により予見されるように、単独より多くのロードステーションを含むことを可能にする。
【００２５】
単独より多くのオフロードステーションもまた設けられて良い。
【００２６】
本発明の更なる構成、詳細、及び利点は、請求項及び要約から明らかであり、その各々の表現は、以下に示された本発明の好ましい態様の説明から及び図面から、そこを参照することにより、この出願書類の一体部分を形成する。
【実施例】
【００２７】
図１は、本発明によるスタッカーの作動を説明する際に用いられる全体図を記載している。スタッカーは、それに矢印１の方向に沿って連続的に運搬（移送）される個々の生産物を再配向するために用いられ、互いに隣にあってスタック（集積）を形成している幾つかの生産物が、矢印２の方向にオフロードされ得るようになっている。矢印１、２の幅は、狭い生産物が広いスタックに集められ得ることを示すために意図されている。
【００２８】
スタッカーは、閉鎖循環路の周りで運搬される複数の壁４により形成された多くのコンパートメント３を含み、そこで各壁４が、その前及びその背後に位置するコンパートメント３のための壁として働いている。コンパートメント３は、循環コンベア５、例えばベルトにより運搬される。このベルトは、レール７に載置された１対のアイドラローラ６上で案内される。アイドラローラ６は、同じ直径を有する。循環コンベア５を引っ張る目的で、スプリング又は他の装置が設けられている。このスプリング又は他の装置が、１対のアイドラローラ６を広く離している。このレールは、それがその長手軸心に沿って並進運動され得るように載置される。
【００２９】
コンベア５を形成するベルトは、図１に示されるように、１対の自由走路、すなわち上自由走路８と下自由走路９を形成している。これらの非常に長い自由走路８、９は、互いに平行である。駆動ローラ１１と自由走路ローラ１２をベルトの他端に有する駆動部１０が、各自由走路８、９のために設けられている。これらの駆動部は、互いに独立しているが、共通の機械及び／又は電気制御装置により制御される。
【００３０】
両方の駆動部１０が循環コンベア５を同じ速度で駆動させるとき、ベルトはアイドラローラ６上を後者がそのそれぞれの位置を変化させることなく走行する。矢印１で示されたロード位置で、及び矢印２で示されたオフロード位置で、これらのローラが回転する際の速度は同じである。
【００３１】
しかしながら、もし下自由走路９の駆動部１０が停止されているのに対し上自由走路８の駆動部１０が連続して動作している場合、自由走路９は静止しているように見えるのに対し自由走路８は連続して移動し、これは１対のアイドラローラ６とそれらのレール７を右側にシフトさせる。もし仮にレール７が移動するのに失敗した場合、スタッカーは機能を停止する。これらの状況が生じる間の時間の長さは、もちろん制限される。もしこれらのアイドラローラの元の場所が復帰されるようになっているなら、駆動部１０は今までより早く走行しなければならないだろう。
【００３２】
異なる速度で１対の自由走路８、９を少しの間走行させるオプションは、スタックを形成するために使用される。ロードステーションは、矢印１の場所で配置される。ロードステーションにおいて、生産物は一定速度で供給されるため、生産物が供給されている限りにおいて自由走路８は一定速度で走行する。
【００３３】
しかしながら、互いに隣にある生産物のスタックを同時にオフロードすることを可能にする目的で、スタックが同時に取り出され得るため、循環コンベアの協働セクション９は、駆動部１０を停止させることにより外見上停止されてよい。取り出しは、コンベアの移動方向に関して静止するように構成された機構により、達成されて良い。
【００３４】
もちろん、コンベア５に沿って移動する機構を使用して、スタックを取り出すこともまた実行可能である。この場合、スタッカーのための単独の駆動部で十分である。しかしながら、取り出し機構の構成は複雑になるだろう。
【００３５】
コンパートメント３は、生産物がコンベア上に矢印１の方向にロードされる場所で開放される（コンパートメント３ａを参照）。ロードステーション１３は、その場所に配置される。オフロードステーション１４は、スタッカーの反対側、すなわち自由走路９のほぼ中心に設置される。
【００３６】
更に、作動が簡単に述べられたスタッカーの場合、駆動部がアイドラローラを介するのではなく自由走路を介しており、１対の自由走路は幾つかのセクションを有しても良いため、スタッカーはコンパクトに構成され得る。このオプションは図２に描かれており、そこでは全部で４つのアイドラローラ６があり、その１つは循環コンベア５の外側表面と係合している。この場合、互いに直角に走行する１対のセクションが形成され、その内部で１対の自由走路８、９が互いに平行になっている。
【００３７】
図３は、循環コンベア５が３つのセクションを有し、これらが互いに関して角度的にずれていて、その自由走路の対が互いに平行である配置を示している。このような配置は、幾つかの取り出しステーションを用いるために利用されて良い。
【００３８】
図４は、循環コンベア５の３つのセクションが“Ｕ”形状に配置されたもう１つのオプションを記載している。
【００３９】
図１に関して示され及び説明されたように、生産物が挿入される各コンパートメント３ａは、開放され、これが図５に関して再びより詳細に説明される。図５は、より詳細な配置を記載しており、そこではこの表現は概念的にのみ記載されるべきである。この場合、描かれた循環コンベア５は、ベルト１５の形状である。各々がコンパートメント壁４を支えている複数の分離ホルダ１６は、ベルト１５に動かないように取り付けられている。コンパートメント壁４は、それらがベルト１５に取り付けられたところで、それと直交している。単独のホルダ１６が、近接したコンパートメント壁４の各対の間に位置付けられており、近接するコンパートメント壁４の間の間隔を増大させている。これらのホルダ１６は、それらが互いに連動され得るように構成される。ベルト１５の移動方向に向いたホルダ１６の側面は、突起１７を有し、これはその反対側の関連付けられた凹所１８と係合し、これにより断続的にコンパートメントの幅を変更すること、すなわち近接するコンパートメント壁４の間の分離を可能にしている。
【００４０】
アイドラローラ１９は、その周縁部がベルト１５をロードステーションに向けて偏向させる、すなわち循環コンベア５の外表面を外側に膨らませるように構成されており、コンパートメントが開放されるべき位置と同じ位置にある。しかしながら、ベルト１５が柔軟であるため、ベルトがアイドラローラ１９の周縁部に追随するようにする１対のアイドラローラ２０が、ベルトの反対側にある。これらの単独のアイドラローラは、それらが互いを妨げないようにする目的で、異なる高さで配置されて良い。これら３つのアイドラローラは、それらが位置付けられるだけの場所でベルト１５が偏向され、平坦なままであり、アイドラステーションの前及びこれに続く単独の、共通の、真っ直ぐなラインに追随し、自由走路８、９が互いに平行であることを提供し、ベルト１５を引っ張るアイドラローラ６を同じ直径にすることを可能にする。
【００４１】
コンパートメントを開放するステーションの作動は次のとおりである。ベルト１５は左から右へ移動するものとする。開放ステーションと、同様にロードステーションを通過した各コンパートメントは、１又は２の生産物を含む。今だ移行ステーションに到達していないコンパートメントは、空である。コンパートメント３ａはこうして図５のように空となり、コンパートメント３ｂ及び３ｃはロードされている。コンパートメント３ａを開放することは、コンパートメント３ｂの幅を減少させ、これはそこに含まれる生産物を移動方向と一致する方向に沿ってコンパクト化する。関係する生産物はコンパクト化可能かもしれないため、開放ステーションで行われるコンパートメントの開放は、ちょうどそこに挿入された生産物を真っ直ぐにするのに使用されて良く、これは先述のコンパクト化によって達成されて良い。このようにしてコンパートメントを開放することは、循環コンベア５の対称的な配置が達成可能であることを提供し、生産物が真っ直ぐにされ、及びもし必要ならそれらがコンパートメントに挿入された後高速で真っ直ぐにされることを提供する。
【００４２】
ちょうど説明された例の場合、循環コンベア５はベルト１５を用いている。もちろん、チェーンも用いられて良く、この場合、１対の駆動部１０の各々が駆動されたスプロケットを備え、チェーンを安定化させチェーンの反対側にある自由走行メイティングスプロケットによりバックアップされる。これらの駆動部１０は、循環コンベアに沿って任意の場所に配置されて良い。非常に長いコンベアが幾つかの駆動部を備えても良い。
【図面の簡単な説明】
【００４３】
【図１】本発明によるスタッカーの図式化された上面図である。
【図２】２つのセクションを有するスタッカーの更に図式化された表現である。
【図３】互いに関して角度的にずれた３つのセクションを有するスタッカーの図式化された表現である。
【図４】互いに関して角度的にずれた４つのセクションを有する配置の表現である。
【図５】ロードステーションの場所における循環コンベアの配置のより詳細な表現である。
【符号の説明】
【００４４】
３ コンパートメント
５ 循環コンベア
６、１９、２０ アイドラローラ
７ レール
８、９ 自由走路
１０ 駆動部
１１ 駆動ローラ
１２ 自由走路ローラ
１３ ロードステーション
１５ ベルト
１６ ホルダ
１７ 突起
１８ 凹所
【特許請求の範囲】
【請求項１】
１．１ 閉鎖循環路の、循環するコンベア（５）と、
１．２ コンベア（５）に作用してそれを駆動する少なくとも１つの駆動部（１０）と、
１．３ コンベア（５）とともに循環する多数のコンパートメント（３）と、
１．４ 少なくとも１つの生産物を各コンパートメント（３）に挿入するためのロードステーション（１３）と、
１．５ 幾つかのコンパートメント（３）から得られた生産物のスタックをオフロードするためのオフロードステーション（１４）と、
１．６ コンパートメント（３）がロードステーション（１３）に到達したときにそれらを開放及び閉鎖するための開放ステーションと、
を有する、生産物をスタックするためのスタッカー。
【請求項２】
コンベア（５）に作用する少なくとも２つの独立して作動する駆動部（１０）を有する請求項１に記載のスタッカー。
【請求項３】
各コンパートメント（３）が、開放ステーション（１３）において互いに関する通常位置に関して広く離れていて少なくとも１つの生産物がそれらの間に挿入された後ともに戻される１対の側壁（４）を有する請求項１又は２に記載のスタッカー。
【請求項４】
コンベア（５）の移動方向に対して先頭のコンパートメント壁（４）が移動される請求項３に記載のスタッカー。
【請求項５】
両方のコンパートメント壁（４）が移動される請求項３又は４に記載のスタッカー。
【請求項６】
少なくとも１つのコンパートメント壁（４）が直線的に並進運動される請求項３〜５のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項７】
少なくとも１つのコンパートメント壁（４）が回転される請求項３〜６のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項８】
コンパートメント壁（４）がガイドに取り付けられている請求項３〜７のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項９】
コンパートメント壁（４）がコンベア（５）に取り付けられている請求項３〜８のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１０】
開放ステーションが位置するところでコンパートメント壁（４）及び／又はコンベア（５）のためのガイドが湾曲部を有する請求項３〜９のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１１】
開放ステーションが位置するところでコンベア（５）が３つのローラ、プーリ、又はスプロケット（１９、２０）上をガイドされる請求項１〜１０のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１２】
開放ステーションの前の及びこれに続くコンベア（５）のルートが対称的である請求項１〜１１のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１３】
１対の好ましくは平行な自由走路（８、９）を形成するコンベア（５）のための少なくとも２つのアイドラローラ、プーリ、又はスプロケット（６）を有する請求項１〜１２のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１４】
コンベア（５）が幾つかのセクションを有し、それらの各々が平行な自由走路（８、９）を有する請求項１〜１３のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１５】
セクションが互いに関して角度的にずれているように配置されている請求項１４に記載のスタッカー。
【請求項１６】
単独より多くのロードステーション（１３）を有する請求項１〜１５のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１７】
単独より多くのオフロードステーション（１４）を有する請求項１〜１６のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１】
１．１ 閉鎖循環路の、循環するコンベア（５）と、
１．２ コンベア（５）に作用してそれを駆動する少なくとも１つの駆動部（１０）と、
１．３ コンベア（５）とともに循環する多数のコンパートメント（３）と、
１．４ 少なくとも１つの生産物を各コンパートメント（３）に挿入するためのロードステーション（１３）と、
１．５ 幾つかのコンパートメント（３）から得られた生産物のスタックをオフロードするためのオフロードステーション（１４）と、
１．６ コンパートメント（３）がロードステーション（１３）に到達したときにそれらを開放及び閉鎖するための開放ステーションと、
を有する、生産物をスタックするためのスタッカー。
【請求項２】
コンベア（５）に作用する少なくとも２つの独立して作動する駆動部（１０）を有する請求項１に記載のスタッカー。
【請求項３】
各コンパートメント（３）が、開放ステーション（１３）において互いに関する通常位置に関して広く離れていて少なくとも１つの生産物がそれらの間に挿入された後ともに戻される１対の側壁（４）を有する請求項１又は２に記載のスタッカー。
【請求項４】
コンベア（５）の移動方向に対して先頭のコンパートメント壁（４）が移動される請求項３に記載のスタッカー。
【請求項５】
両方のコンパートメント壁（４）が移動される請求項３又は４に記載のスタッカー。
【請求項６】
少なくとも１つのコンパートメント壁（４）が直線的に並進運動される請求項３〜５のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項７】
少なくとも１つのコンパートメント壁（４）が回転される請求項３〜６のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項８】
コンパートメント壁（４）がガイドに取り付けられている請求項３〜７のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項９】
コンパートメント壁（４）がコンベア（５）に取り付けられている請求項３〜８のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１０】
開放ステーションが位置するところでコンパートメント壁（４）及び／又はコンベア（５）のためのガイドが湾曲部を有する請求項３〜９のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１１】
開放ステーションが位置するところでコンベア（５）が３つのローラ、プーリ、又はスプロケット（１９、２０）上をガイドされる請求項１〜１０のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１２】
開放ステーションの前の及びこれに続くコンベア（５）のルートが対称的である請求項１〜１１のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１３】
１対の好ましくは平行な自由走路（８、９）を形成するコンベア（５）のための少なくとも２つのアイドラローラ、プーリ、又はスプロケット（６）を有する請求項１〜１２のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１４】
コンベア（５）が幾つかのセクションを有し、それらの各々が平行な自由走路（８、９）を有する請求項１〜１３のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１５】
セクションが互いに関して角度的にずれているように配置されている請求項１４に記載のスタッカー。
【請求項１６】
単独より多くのロードステーション（１３）を有する請求項１〜１５のいずれか１項に記載のスタッカー。
【請求項１７】
単独より多くのオフロードステーション（１４）を有する請求項１〜１６のいずれか１項に記載のスタッカー。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公表番号】特表２００７−５０５０１６（Ｐ２００７−５０５０１６Ａ）
【公表日】平成１９年３月８日（２００７．３．８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−５２５０８１（Ｐ２００６−５２５０８１）
【出願日】平成１６年８月２７日（２００４．８．２７）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＥＰ２００４／００９５６６
【国際公開番号】ＷＯ２００５／０２８３４５
【国際公開日】平成１７年３月３１日（２００５．３．３１）
【出願人】（５０４４３５０６９）オプティマ フィリング アンド パッケージング マシーンズ ゲーエムベーハー (2)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成１９年３月８日（２００７．３．８）
【国際特許分類】
【出願日】平成１６年８月２７日（２００４．８．２７）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＥＰ２００４／００９５６６
【国際公開番号】ＷＯ２００５／０２８３４５
【国際公開日】平成１７年３月３１日（２００５．３．３１）
【出願人】（５０４４３５０６９）オプティマ フィリング アンド パッケージング マシーンズ ゲーエムベーハー (2)
【Ｆターム（参考）】
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