ソフトサ−ブ冷凍食品の処理、貯蔵及び払出し用装置
アイスクリームや冷凍ヨ−グルトのようなソフトサ−ブ冷凍食品は、食品構成の成分を滑らかな均質の冷凍食品へ蜜に混合する乳化処理容器アセンブリを含む閉ループ流路へ衛生的な容器から送り込まれる。払出しヘッドはソフトサ−ブ冷凍食品の一人分が閉ループから引き出されることを可能にする。自己掃除システムは、食品に接触する機械の全ての重要部分が機械を分解することなく掃除し、そして消毒することを可能にする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この開示はソフトサ−ブ冷凍食品構成の製造、貯蔵及び払出し用機械に関する。
【背景技術】
【0002】
ソフトアイスクリーム及びヨーグルトのようなソフトサ−ブ冷凍食品構成を製造するための現存の機械は、円筒形冷凍容器へ接続される液状のソフトサ−ブ混合物の容器からなる。混合物は冷凍容器を包囲する高出力冷凍コイルにより急速に冷凍される冷凍容器へ重力供給されるかまたはポンプにより送り込まれる。液状混合物は冷凍容器の一端へ供給され、そして完成品が機械から引き出される払出しヘッドへ他端から出される。モーターは容器中心を貫通して延びるシャフトを回転させる。一連のスクレ−パがシャフト上に取り付けられる。容器内面に最も近い冷凍容器中の混合物は冷凍し、そして回転スクレーパは容器表面から冷凍混合物をすくい取り、そしてそれを容器中心のより暖かい混合物へ折り込む。同時に混合物は冷凍容器を通して払出しヘッドの方へ縦方向へ推し進められる。
【0003】
このような機械の問題点は多数ある。それらは大量の電力を消費する。設計は機械の筐体内側の空間を有効に利用していないため、適当な寸法の機械において一般的に僅か二種類の風味しか使用できない。設計は大量の均質なソフトサ−ブ冷凍食品を連続して製造することもできない。機械を高需要期の間に冷凍食品で再充填するのにかなりの時間も要する。更に機械は保健行政当局により要求されるように、食品と接触する部分を清掃するために分解しなければならない。
【発明の開示】
【0004】
ここに開示されそして請求される本発明は現存のソフトサ−ブ機械の問題点を解決する。ソフトサ−ブ機械は低電力冷凍装置を使用する。構造は二種類以上の風味が適当な寸法の筐体へ収容することができるようなものである。設計は高い需要期の間に連続して払出しできる大量の均質な冷凍食品を貯蔵する。機械は食品と接触する機械の重要部分の一部または全部が機械を分解することなく清掃されることを可能にする自己清掃システムを有する。
【0005】
一つの実施例では、ソフトサ−ブ冷凍食品の製造、貯蔵、および払出しの機械はソフトサ−ブ混合物の源および払出しヘッドへ接続される閉ループ循環システムからなる。ほかの実施例では、ソフトサ−ブ機械は機械の重要な食品との接触部分の一部又は全部が機械を分解することなく清掃されることを可能にする自己清掃システムからなる。
【0006】
図1は本請求発明によるソフトサ−ブ冷凍食品の製造、貯蔵、および払出し装置の一実施例の概略表現を示す。図1の装置は一般にソフトサ−ブアイスクリーム、ヨーグルトまたは他の同様の食品のようなソフトサ−ブ冷凍デザート製品の製造、貯蔵、および払出しを行う。加えて装置は下により詳細に記述するように、機械を分解せずに機械の清掃を可能にする自己掃除(CIP)システムを含む。下の記述では、本発明はこのような用途に限定されないが、装置はソフトサ−ブアイスクリームまたはヨーグルトの製造、貯蔵、および払出し装置であると仮定する。
【0007】
図1の装置は図1のソフトサ−ブ装置の要素を収容する筐体13からなる。
筐体は堅い箱状構造の形に組まれた堅い材料で出来ている。筐体13の内側と外側の面は食品工業で使用されるステンレススチールまたは他の適当な材料でできている。筐体13には二つの主な個室がある。筐体は破線17により規定されるような、冷凍室15および破線の外側の非冷凍室21を含む。冷凍室15はソフトサ−ブアイスクリームまたはヨーグルト混合物の供給および、食品の処理、貯蔵、および払出し装置の全てを含む。下により詳細に記述するように、冷凍室15にある装置は、冷凍ソフトサ−ブデザート製品のための動的な閉ループ処理、貯蔵、および払出しシステムからなる。個室は廃水処理システムへのインターフェースも含む。個室21の可変電圧・速度冷凍ユニット19は個室15内側にある蒸発コイル及びファンユニット19aへ接続される.。個室21の冷凍ユニット19および個室15のコイルおよびファンユニット19aは所望の冷凍デザート構成を製造するのに適した制御された温度で個室15の内側の温度を維持する。個室15の維持される実際の温度はソフトサ−ブ混合物の凍結点により変動する。混合物の凍結点は混合物の構成により決定される。例えば混合物の糖分はその凍結温度を決定する。個室15の温度は使用されているソフトサ−ブ混合物の凍結温度の少し下のレベルに維持される。この温度は例えば一般的なソフトサ−ブアイスクリームまたはヨーグルト混合物には0〜26°Fの範囲にある。個室15は、個室15へ浸入する如何なる空気伝染汚染に対しても内側を消毒するために閉じられる時、点灯できる紫外線光源19bを含む。電力供給19eは冷凍ユニット19、モーター、加熱要素、ソレイドバルブ、ポンプ、および電力を必要とする機械の他の如何なる要素にも電力を供給する。図1のモーター、ポンプ、ソレイドバルブ、アクチュエータなどは電気駆動が望ましいが、水圧または油圧版も使用できる。
【0008】
個室21は冷凍されず、そして色々な食品成分の供給および除去および図1の装置で使用される清掃消毒液のための多くのシステムを含む。特に個室21は機械で製造されるソフトサ−ブ冷凍デザート製品の所望の超過を提供するため食品用ガスのような液体をアイスクリームまたはヨーグルト混合物へ供給するための成分供給システムを含む。成分供給システムは所望の風味を混合物へ注入するためのシステムも含む。個室21は食品と接触する機械部分を清掃し、そして消毒する方法を提供するため、制御された温度の水、CIP液、および吹き出しガスにより図1の装置をフラッシングするためのシステムも含む。これらの清掃および消毒システムは政府の規制及び保健当局の要求に従い設計される。清掃及び消毒動作は機械を分解することなく実行でき、これによりこのような機械を稼動させる努力とコストを削減する。個室は政府の保険規制当局の要求に合うように衛生的な方法で機械の可動部分を潤滑するためのシステムも含む。最後に機械から廃棄製品を除去するシステムがある。個室15の場合のように、個室21は個室21の内側の内部を消毒するため紫外線光源19Cも含む。
【0009】
個室21における液体処理システムの各々は、それぞれの液体を液体源及びそれらの源から機械の色々な要素へ運ぶためのパイプシステムからなる。図1の装置は抗菌液体源1、潤滑液源2、CIP溶液源3、可搬型内部用冷水供給4、可搬型内部用熱湯供給5、風味源6、超過ガス源7、パージガス源8、廃液排出システム9、ソフトサ−ブ混合容器10、塩砂糖水溶液源11、及び砂糖水溶液源12を含む。
【0010】
冷凍個室15はソフトサ−ブ冷凍食品を貯蔵、処理、及び払出す装置を含む。個室15は衛生的な未冷凍ソフトサ−ブ混合物の密閉容器10を含む。熱源23は混合物を、その凍結点の少し上の液体状態に保つために十分な温度に容器10内の混合物温度を維持する。その凍結温度に近い容器10の混合物温度の維持は、一旦それがソフトサ−ブ機械の処理領域へ入ると混合物を素早く冷凍させるための大容量瞬間冷凍装置を提供する必要性を回避する。
【0011】
容器10の混合物は混合物滅菌バルブ24を通して容器10から引き出される。ソフトサ−ブ混合物は食品供給パイプ25a及び25bを通して動的ループ処理及び貯蔵システム27の方へ容積移送式ポンプ(PDP)25により向けられる。図1に示していない補助加熱要素は、ライン25a及び25bの周りに混合物容器10から混合ヘッド49迄巻かれる。この加熱要素はそれが貯蔵ループへより容易に流れるようにライン25a及び25bの混合物を加熱するため電圧が印可される。下に記述するように、超過ガス及び一つ以上の風味がループ処理及び貯蔵システム27へも導入される。ループ貯蔵システム27はソフトサ−ブ混合物、風味、及びガスを所望均質へ乳化処理するアセンブリ29を有する。貯蔵ループ27は、貯蔵ループ27周りのソフトサ−ブ食品循環用容積移送式ポンプ31、完成したソフトサ−ブ冷凍デザート食品を機械の外へ取り出す払出しヘッドバルブアセンブリ33、及び廃棄材料を貯蔵ループ27から除去するための廃水処理バルブアセンブリ35も含む。貯蔵ループ27はその中でソフトサ−ブ冷凍食品が図1の機械の通常動作の間にポンプ31により絶えず循環される閉ループ流路を形成するため、乳化処理アセンブリ29、ポンプ31、払出しヘッドバルブアセンブリ33、及び廃水処理バルブアセンブリ35を直列に接続する接続パイプからなる。
【0012】
払出しヘッドバルブアセンブリ33のバルブを流出位置に置くと、貯蔵ループ27からのソフトサ−ブ冷凍食品は機械の外での消費のための払出し容器へ切り替えられる。一旦ソフトサ−ブ食品の所望量が払出されたならば、アセンブリ33のバルブは、ループ27の冷凍食品を循環させるために貫流閉位置へ戻される。食品は払出しヘッドバルブアセンブリ33にて貯蔵ループ27より除去されるので、それはループ27が循環ソフトサ−ブ製品で充満状態に留まるように、より多くのソフトサ−ブ混合物、ガス、及びそれら夫々の源よりの風味をループ27へ一斉に導入することにより貯蔵ループ27において置換される。機械は払出しヘッド近くの選択パネル13aより制御される。
【0013】
この例で、乳化処理アセンブリ29は三個の直列に接続される直列乳化処理容器37、39、及び41からなる。本発明のこの例は3個の直列乳化処理容器を有する乳化処理アセンブリ29を有するが、この様な乳化処理容器はいくつでも、最終ソフトサ−ブ食品の所望特性により、貯蔵ループ27の乳化処理アセンブリ29を構成するのに使用できる。乳化処理容器37、39、及び41の各々は、可変速度モーター43、45及び47により駆動される多くの回転する泡立て要素を含む概してな円筒形チャンバーからなる。泡立て要素は所望均質の冷凍食品になる速度にて駆動される。容器10及びポンプ25からの新しいソフトサ−ブ製品、及び新しい風味と超過ガスは、夫々の混合ヘッド49、51、又は53により乳化処理容器37、39、及び41の各々へ受け入れられる。図1及びそれに関連する記述は、食品成分及び清掃消毒液が、貯蔵ループ27の混合ヘッド49を通してのみ貯蔵ル−プ27へ導入されることを示す。同一又は異なる食品成分及び清掃消毒液はソフトサ−ブ食品の所望特性及び使用される特別な清掃消毒処理によりひとつ以上の他の混合ヘッド51及び53へも導入される。
【0014】
上でほのめかしたように容器10からの混合物に加えて一つ以上の混合ヘッド49、51、及び53が超過生成ガス及び風味を夫々の乳化処理容器37、39、及び41へ受け入れる。
【0015】
超過生成ガスは供給ライン36によりポンプ18の一つの入り口へ接続される調節された高圧ガス源7から混合ヘッドへ供給される。ポンプ18は予め決められた可変容量ガスを予め選択された圧力でライン38、ソレノイドバルブ40、及びライン42を通して混合ヘッド49へ向けられる。圧力センサーは、ポンプ18を作動させる圧力制御器へフィードバックを提供し、これにより混合ヘッドへ供給される超過ガスの圧力と容量を調節するため、混合ヘッドへの超過ガスラインに設置される。ガスは冷凍ソフトサ−ブ食品に超過の提供用として受け入れ可能な食品用ガスなら何でもよい。亜酸化窒素はこの用途に適したこのようなガスの一例である。
【0016】
風味は風味源6から混合ヘッドへ導入される。源6からの風味は供給ライン14から風味滅菌バルブ28へ流れ、そしてソレノイドバルブ32と直列に接続されるライン16、26、及び34通して混合ヘッド49へポンプ22により向けられる。バニラ、チョコレート、又はイチゴ風味のようないかなる風味もソフトサ−ブ混合物へ導入される。
【0017】
混合ヘッド49、51、及び53はソフトサ−ブ食品、ガス、及び風味を夫々の乳化処理容器37、39、及び41へ、夫々乳化処理容器37、39、及び41の側壁の夫々の入り口を通して受け入れる。パイプ55は乳化処理容器37の入り口へ接続される。パイプ57は乳化処理容器37の出口を乳化処理装置39の入り口へ接続する。パイプ59は乳化処理容器39の出口を乳化処理容器41の入り口へ接続する。乳化処理容器41の出口はポンプ31の入り口へ接続されるパイプ61へ接続される。パイプ63はポンプ31の出口を払出しヘッドバルブアセンブリ33の入り口へ接続する。バルブアセンブリ33はバルブアセンブリ33の入り口を二つの出口の一つ、即ち貫流循環口33aと払出し口33bのどちらか、へ選択的に接続される。払い出し口33bは冷凍食品の完成品を出力する。循環口33aはバルブアセンブリ33を廃水処理バルブアセンブリ35へ接続するパイプ64へ接続される。
【0018】
払出しヘッドバルブアセンブリ33はバルブ65及びバルブ67からなる。バルブ65はリニアア−クチュレータ69により2方向へ駆動され、バルブ67はリニア−アクチュレータ71により2方向へ駆動される。払出しヘッドバルブアセンブリ33はソフトサ−ブ製品を閉ループ貯蔵システム27を回すか又は機械の外側へかを選択的に切り換えることができる。バルブ65及び67のピストンが図1Aに示すように貫流位置にある時、閉ループ貯蔵システム27の中身はポンプ31によりループを絶えず循環する。バルブ65及び67のピストンが図1Bに示すように払出し位置にある時、完成された冷凍食品は図1の機械から払出される。図1Cは、図1Bの払出し位置から図1Aの貫流位置へ移行する間の中間位置にある払出しヘッドバルブアセンブリ33を示す。図1Bではバルブ65は左へ押し出され、そしてバルブ67は上へ押される。ソフトサ−ブ製品の払出しが完了する時、バルブ65は最初に図1Cに示す位置へ右に押される。これが残りのソフトサ−ブ製品をバルブ65がスライドする通路33Cの右端から外へ押し出す。バルブ67は次に残りのソフトサ−ブ製品を払出し口33bより外へ押し出すため下方へ押される。バルブアセンブリはこの時図1Aの貫流位置にある。
【0019】
廃水処理バルブアセンブリ35はバルブ73及びバルブ75からなる。バルブ73はリニアーアクチュエータ77により2方向へ駆動され、そしてバルブ75はリニア−アクチュエータ79により2方向へ駆動される。廃水処理バルブアセンブリ35は閉ループ貯蔵システム27の中身をループを回すか又は廃水パイプ81により廃水処理システム9へか、選択的に向けられる。バルブ73及び75のピストンが図1Dに示すように貫流位置にある時、閉ループ貯蔵システム27の中身はル−プを回って循環する。ピストン73及び75が図1Eに示すように廃水処理位置にある時、ループ貯蔵システムの中身はクロリネータ/オゾン発生器85及びポンプ87からなる衛生フラッシングループ83へ廃水ライン81を通して排出される。パイプ89、91、及び93はクロリネータ/オゾン発生器85及びポンプ87をループへ接続する。ポンプ87は、クロリネータ/オゾン発生器85により製造される塩素および/またはオゾンを含む液体をループを回して循環させ、これによりループ貯蔵システム27からの廃液を消毒する。衛生フラッシングル−プ83は外側の廃水処理システム又は浄化槽システムから図1の装置へ侵入するかも知れない細菌又は他の汚染物質に対する障壁としても作用する。衛生フラッシングループ83の出力は廃水ラインソレノイドバルブ95の入力へ接続され、その出力は逆止弁97によりソレノイドバルブ95から出る。抗菌トラップ99は逆止弁97の出力を廃水ラインソレノイドバルブ101の入力へ接続し、その出力は逆止弁103の入力へ接続される。抗菌トラップ105は逆止弁103の出力を別の廃水ラインソレノイドバルブ107へ接続し、その出力は逆止弁109の入力へ接続される。逆止弁109の出力は私有の浄化槽システム又は地方自治体の廃水処理システムへ接続される廃水パイプ111へ接続される。廃水ソレノイドバルブ95、101、及び107のシ−ル及びバブル97、103、及び109の逆止性は細菌及び他の汚染物質が浄化槽から図1の装置へ侵入するのを防ぐ三重の重複するメカニズムを備える。
【0020】
抗菌液源1は抗菌液を図1の機械の色々な要素に、パイプ及び導管を通して供給する。例えばヨウ素のような食品処理工業用として受け入れられるいかなる抗菌液も使用できる。抗菌液は食品と接触する図1の全ての要素を消毒する。加えて、抗菌液1は病原菌及び他の汚染物質が機械に接続される外側の廃水処理システムから機械へ侵入できないように廃水処理システム9の要素を消毒する。抗菌システム(ABS)は供給ライン113へ接続される抗菌液源1からなる。供給ライン113は抗菌液を必要とする機械要素へ所望圧力で供給するポンプ115の入力へ接続される。抗菌液は例えばヨウ素溶液のような食品業界で使用される殺菌可能ないかなる液体でもよい。
【0021】
抗菌液はループ貯蔵システム27へライン113、ポンプ115、ライン117、ソレノイドバルブ119、ライン121、ソレノイドバルブ123、及びライン125により、ポンプ115により源1から送り込まれる。源1からの抗菌液はライン121へ接続されるソレノイドバルブ127及びソレノイドバルブ127の出力及び混合物滅菌バルブ24の入力の間に接続されるライン129を経由して混合物滅菌バルブ24へも送り込まれる。最後に、源1からの抗菌液はライン117へ接続されるソレノイドバルブ131、及びソレノイドバルブ131の出力、及び風味滅菌バルブ28の入力の間に接続されるライン133を経由して風味滅菌バルブ28へ送り込まれる。
【0022】
図1の機械の食品の処理、貯蔵、及び払出しシステムの要素に加えて、抗菌液がトラップ99及び105へ図1に示すように、ライン117、135、及び135a、ソレノイドバルブ137、ライン139、141、及び143、及び逆止弁117及び119へ、ポンプ115から送り込まれる。トラップ99及び105の抗菌液は外の廃水処理システムから機械へ浸入するいかなる細菌も殺す。圧力センサー114は、機械の重要部の汚染の可能性を示す圧力低下としてシステムを監視するため、例えばライン135のように抗菌システムラインに設置される。
【0023】
図1に示す本発明のこの例によるソフトサーブ機械は機械から不要な冷凍食品を出して周期的に空にし、そして機械を分解せずそしてそれに続く食品の処理及び払出しに悪影響を与えずに食品が流れる通路を徹底して清掃及び殺菌を行う能力を提供する。
【0024】
図1の機械は一つ以上のCIP溶液の源3へ接続される。CIP溶液は両方共ダイバーシーレバーからのベネフィット商標の無リン酸塩素クリーナー又はデマンド商標低泡陰イオン酸性消毒剤である。過酸化水素は混合物の表面及び風味バックを清掃するため専用の液体供給により提供される。CIP溶液は食品と接触する機械通路を清掃消毒するためのCIP処理の間に機械の色々の部分へ送り込まれる。本発明のこの例で、CIP液3は動的貯蔵ループ27、混合物滅菌バルブ24、及び風味滅菌バルブ28の一つ以上の混合ヘッドへ向けられる。
【0025】
自己清掃システムは供給ライン146へ接続されるCIP溶液源3からなる。供給ライン146はポンプ147の入力へ接続される。ポンプ147の出力はソレノイドバルブ151の入力へ接続されるライン149へ接続される。バルブ151の出力は別のソレノイドバルブ155へ接続されるライン153へ接続される。ライン157はソレノイドバルブ155の出力を混合ヘッド49の入力へ接続する。ソレノイドバルブ159は、ライン149を風味滅菌バルブ28へも接続されるライン161へ接続する。ソレノイドバルブ163はライン153を混合物滅菌バルブ24の入力へも接続されるライン165へ接続する。
【0026】
図1の装置はソレノイドバルブ162及び供給ライン164と直列に接続される内部ろ過冷水の源4へ接続される。図1の装置はソレノイドバルブ166及び供給ライン168と直列に接続される内部用ろ過熱湯の源5へも接続される。熱湯及び冷水供給4及び5からの水は水源と直列の紫外線消毒器167で消毒される。温度センサー169は熱湯及び冷水供給4及び5から来る温度を測定する。冷水供給4からの冷水及び熱湯供給5からの熱湯は続く直列接続を通して貯蔵ループ27へ供給される。温度センサーの出力はソレノイドバルブ171と直列に接続される。ソレノイドバルブ171の出力はライン173の一つの端へ接続される。ライン173のもう一つの端はソレノイドバルブ175の入力へ接続される。ソレノイドバルブ175の出力はライン177の一つの端へ接続される。ライン177のもう一つの端は別のソレノイドバルブ179の入力へ接続される。ライン181はソレノイドバルブ179の出力を混合ヘッド49の入力へ接続する。ソレノイドバルブ171、175、及び179は一回の清掃動作の間に食品を貯蔵ループから除去するため、全水圧フラッシングを混合バルブ49及び貯蔵ループ27へ向けるために使用される。ほかの回の清掃動作では、より多くの一定量の水が必要である。これらの状況で、ライン177からの水は、ライン178、ポンプ180、及びライン177を混合ヘッド49へ接続するライン182を経由して混合ヘッド49及び貯蔵ループ27へ測定して注入される。水は下により詳細に記述するが、ライン199、ポンプ201、及び水源4と5及び砂糖水供給ラインの間を接続するライン203の直列接続を経由して砂糖水システムへ測定して注入される。水は下により詳細に記述されるが、ライン205、ポンプ207及びライン209の直列接続を経由して、砂糖水システムへも測定注入される。供給源4及び5からの水はソレノイドバルブ211、ライン213及び215、ソレノイドバルブ217、ライン219、ソレノイドバルブ221、及び水供給4と5及び廃水処理システム9のトラップ99の間を接続する逆止弁223を通して廃水処理システムへ送られる。廃水処理システム9への送水は水供給4及び5により供給できる最も熱い又は最も冷たい水を使用することが要求される時に行われる。最初にこれらの供給源からの水は一般に所望温度でなく、そして一時的なこれらの供給源からの送水は温度を温度センサー169により表示されるような所望温度に到達すれば、それは廃水処理システム9の代わりに装置の他の要素へ向けられる。
【0027】
熱湯そして/または、冷水は風味滅菌バルブ28へライン183、ポンプ185、及びライン173と風味滅菌バルブ28の入力の間に直列接続されるライン187を通して、測定注入される。熱湯そして/または冷水は、ライン189、ソレノイドバルブ191、及びライン149と173の間を接続するライン193を経由してCIPシステムへ導入される。熱湯そして/または冷水はライン190、ソレノイドバルブ192、及びライン161と195の間を接続するライン194の直列接続を経由してCIPシステムのライン161へも導入される。熱湯そして/または冷水はライン195及びライン117と173の間を直列接続するソレノイドバルブ197を通して抗菌システムへ導入される。熱湯そして/または冷水はライン196、ソレノイドバルブ198、及びライン133と195の間を接続するライン200の直列接続を経由して抗菌システムのライン133へ導入される。
【0028】
図1の機械はパージガスを機械の色々な液体流路へ供給するためのシステムを含む。窒素のような高圧食品用ガスがいろいろな残留液をシステムから除くため、清掃サイクルの間にこれらの通路を通して吹き込まれる。本発明のこの例で、パージガスが機械により行われるそれに続く食品処理動作で食品と接触し、又はその可能性のある範囲から、残留食品、水、清掃溶液、及び消毒溶液を除去するのに使用される。窒素のような高圧食品用ガスの調節された源8は供給ライン225の一つの端へ接続される。ライン225へ受け入れられる高圧ガスは混合ヘッド49へソレノイドバルブ227、ライン229、ソレノイドバルブ231、及びライン223を通って流れる。高圧ガスは抗菌システムのライン133へソレノイドバルブ235およびライン225と133の間を直列接続するライン237を通して適用される。高圧パージガスはCIPシステムのライン161へライン225と161の間のライン241と直列接続されるソレノイドバルブ239を通して適用される。高圧パージガスは風味滅菌バルブ28へソレノイドバルブ218とライン225と風味滅菌バルブ28の間のライン245の直列接続を経由して向けられる。同じ高圧パージガスは抗菌システムのライン121へ、ライン251、ソレノイドバルブ253、及びライン121と225の間を接続するライン235の直列接続を通して適用される。パージガス流はこの直列接続を通って流れ、次にライン121、ソレノイドバルブ123、ライン125、および混合ヘッド49を通って流れる。パ−ジガスはライン153と225の間を接続するソレノイドバルブ257を経由してCIPシステムのライン153へも適用される。
パージガスはソレノイドバルブ257からライン153、ソレノイドバルブ155、ライン157、及び混合ヘッド49へ流れる。パージガスは図1に示すように、ソレノイドバルブ259及びライン261を通して混合物滅菌バルブ24へ向けられる。
【0029】
源7からの食品用ガスは混合物滅菌バルブ24、貯蔵ループ27、及び風味滅菌バルブ28のための、付加的パージガス源として使用される。源7からのパージガスはバイパスソレノイドバルブ262、ライン38、ライン263、ソレノイドバルブ265、及びライン267を通して混合物滅菌バルブ24へ向けられる。源7からのパージガスは貯蔵ループ27の混合ヘッド49へバイパスソレノイドバルブ262、ライン38、ソレノイドバルブ40、及びライン42により向けられる。源7からのパージガスは、ライン36を風味滅菌バルブ28の入力へ接続するソレノイドバルブ269を通して風味滅菌バルブ28へ向けられる。
【0030】
図1の装置は清掃動作に有益な砂糖水供給を含む。清掃消毒動作の後にシステムの最終フラッシングとしての砂糖水の使用は、一旦食品製造が開始されれば、より美味しい冷凍食品ができる効果につながる。このシステムは供給ライン271の一端へ接続される砂糖水溶液の供給12からなる。砂糖水溶液中の砂糖濃度は一定量の水を熱湯そして/または冷水供給4及び5から供給ライン271へライン203を通してポンプ201により導入することにより薄められる。供給ライン271の他端はポンプ273の入力へ接続される。ポンプ273は、それを清掃及び消毒処理を受ける機械のいくつかの要素へ供給するライン275へ砂糖水溶液を向ける。特に、直列に接続されるソレノイドバルブ277及びライン279は、ライン275を風味滅菌バルブ28へ接続する。直列接続されるライン281及びソレノイドバルブ283は砂糖水ライン275を風味供給システムのライン34へ接続する。砂糖水はソレノイドバルブ285、ライン287、ソレノイドバルブ289、ライン291、及びソレノイドバルブ293を経由して抗菌システムのライン129、次に混合物滅菌バルブ24へ供給される。砂糖水はライン291を165へ接続するソレノイドバルブ295を経由してCIPシステムのライン165へ、次に混合物滅菌バルブ24へ供給される。ライン287はこれにより砂糖水を抗菌システムのライン121へ供給するためソレノイドバルブ299と直列接続されるライン297へ、次にソレノイドバルブ123、ライン125、及び混合ヘッド49へ接続される。ライン291は、これにより砂糖水をCIPシステムのライン153へ供給するために、ソレノイドバルブ303と直列のライン301へ、次にソレノイドバルブ155、ライン157、および混合ヘッド49へ接続される。ソレノイドバルブ305及びライン307は砂糖水を抗菌システムのライン129へ、次に混合物滅菌バルブ24へ供給する。砂糖水はソレノイドバルブ311の入力へ接続されるライン297へ接続されるライン309を経由して貯蔵ループ27へ供給される。ライン313はソレノイドバルブ311の出力を、砂糖水の貯蔵ループ全体への入り口である混合ヘッドの入力へ接続する。上述の抗菌及びCIPシステムの色々なラインへ供給される砂糖水は混合物滅菌バルブ24及び風味滅菌バルブ28へ最終的にたどり着き、そしてその上にそれらの要素のフラッシングも行う。
【0031】
混合物滅菌バルブ24へ供給される清掃及び消毒液はバルブ24から排出され、そしてライン315、ソレノイドバルブ317、ライン219、ソレノイドバルブ221、及び逆止弁223により、廃水処理システム9へ送られる。同様に、清掃及び消毒液は、ライン319、ソレノイドバルブ321、ライン215、ソレノイドバルブ217、ライン219、ソレノイドバルブ221、及び逆止弁223を通して風味滅菌バルブ28から廃水処理システム9へ排出される。
【0032】
図1の装置は塩及び砂糖の水溶液を廃水処理システム9のクロリネータ/オゾン発生器85へ供給するためのシステムを含む。組み合わせの塩水部分はその消毒機能を実行するためクロリネータ/オゾン発生器85により使用される塩素及び酸素イオンを提供する。溶液の砂糖成分は凍結防止を提供する。塩及び砂糖水溶液はポンプ325の入力へ接続される供給ライン323へ接続される供給11から来る。内部用水供給4と5の一方又は両方は、源11からの溶液の塩及び砂糖の濃度を下げるために使用される。この様な希釈水はポンプ207及びライン209から供給ライン323へ導入される。ポンプ325は塩及び砂糖溶液をライン327へ、次にクロリネータ/オゾン発生器85へ向けられる。
【0033】
清掃動作の色々な段階の間に貯蔵ループ27を循環する液体の一部又は全部は、その上にそれらの場所も清掃するため混合物滅菌バルブ24及びライン25aと25bへも向けられる。これは、ライン44、ソレノイドバルブ46、及びパイプ64をライン25bへ接続するライン48、およびライン48a、ソレノイドバルブ46aおよびライン48をライン25aへ接続するライン25cの直列接続を通して達成される。ライン50、ソレノイドバルブ52、及びライン54の直列接続はライン44を混合物滅菌バルブ24へ接続する。同様に清掃動作の色々の段階の間に貯蔵ループ27を循環する液体の一部又は全ては、その上にこれらの場所も清掃するために風味滅菌バルブ28へ及び風味ポンプ22の両側のライン16と26へ向けられる。これはライン44、ライン50a、及びパイプ64とライン26の間を接続するソレノイドバルブ50bの直列接続を通して達成される。ライン50c、ソレノイドバルブ50d、及びライン50eはライン50aをライン16へ接続する。ライン50a、ライン50f、ソレノイドバルブ52a及びライン54aの直接接続はライン44を風味滅菌バルブ28へ接続する。
【0034】
いくつの乳化処理容器が貯蔵ループ27に使用されるか、又はいくつの混合ヘッドが食品成分又は清掃液、又は消毒液を受けるかは重要ではない。図1は貯蔵ループ27に3個の乳化処理容器がある状態を示す。色々な数の乳化処理容器が完成品の所望均質を確保するため特定の状況で使用される。図1は食品成分及び清掃消毒液は混合ヘッドの一つだけに向けられるが、同じ又は異なる成分及び液体が図1の他の混合ヘッドの一つ又は両方へ向けられる。
【0035】
抗菌食用潤滑油は潤滑油源2から供給される。潤滑油源は源2から潤滑油を必要とする図1の全ての要素を直列に接続する閉ループ流路へ導入される。抗菌潤滑油はエタノールやヨウ素を含む鉱物油のような食品処理機械で使用される認可された抗菌潤滑油であれば何でもよい。潤滑油は図1の装置の可動部分の色々なベアリング表面を潤滑する。潤滑油は源2から供給ライン400へ容積移送式ポンプ401により引き出される。ポンプ401は抗菌潤滑油を閉ループ潤滑油システムの中で循環させる。図1の全てのポンプは抗菌潤滑油を受ける。混合ヘッド49、51、及び53、乳化処理容器37、39、及び41、貯蔵ループ27のバルブ65、67、73、及び75は全て抗菌潤滑油を受ける。混合物滅菌バルブ24及び風味滅菌バルブ28も抗菌潤滑油を受ける。
【0036】
潤滑油ループはポンプ401、ライン401a、圧力センサー401b、ライン402、光電池アセンブリ404、ライン406、混合ヘッド53、ライン408、混合ヘッド51、ライン410、混合ヘッド49、ライン412、ポンプ180、ライン414、ポンプ25、ライン416、混合物滅菌バルブ24、ライン418、乳化処理容器37の一側面、ライン420、乳化処理容器39の一側面、ライン422、乳化処理容器41の一側面、ライン424、乳化処理容器41の別側面、ライン426、乳化処理容器39の別側面、ライン428、乳化処理容器37の別側面、ライン430、ポンプ31、ライン432、バルブ67、ライン434、バルブ65、ライン436、バルブ73、ライン438、バルブ75、ライン440、ポンプ325、ライン442、ポンプ207、ライン444、ポンプ273、ライン446、ポンプ201、ライン448、ポンプ22、ライン450、ポンプ185、ライン452、ポンプ18、ライン454、風味滅菌バルブ28、ライン456、ポンプ115、ライン458、ポンプ147、及びライン400へ接続されるライン460、からなりこれによりループを閉じる。
【0037】
抗菌潤滑油ループの光電池アセンブリ404は図1Fに詳細に示す。光電池404aは光線441を潤滑油ライン402及び406の潤滑油を通して向ける光源439に反応する。潤滑油内のいかなる汚染も、光電池に接続されるメ−タ−443により測定されるように光電池404aの出力の変化により検出することが出来る。ライン402からの潤滑油は筐体445のチャンバー447へ向けられる。光源439は光透過プラスチック末端部449に設置され、そして光をチャンバー441及びその中に含まれる潤滑油を通して別の光透過末端部451に設置される光電池404aへ向ける。図1Fの装置で検出出来る汚染の例は、図1の食品処理部分から潤滑油システムへのソフトサーブ食品の漏出であろう。一般的に、機械の食品処理部分は、食品と潤滑油が混合しないように潤滑油システムから完全に密閉される。しかし二つのシステム間のシ−ルが損なわれることがあれば、食品が潤滑油内へ漏出し、そして潤滑特性を低下させる。食品の潤滑油への漏出は潤滑油の不透明度を変化させ、そして光電池404aの出力により検出されるだろう。これが発生するときアラームが鳴らされ、そして修理が行われる。
【0038】
圧力センサー401bは潤滑油システムでシステムの漏出の存在を示す一定であるべき圧力の低下を検出するために使用される。
【0039】
本発明による機械の全ての部分は食品業界用として受け入れられる衛生備品が組み込まれる。
【0040】
図1の機械の全ての要素はコンピューター19fにより制御される。コンピュ−タ19fは機械が所望のタイミングで所望の機能を実行するように、食品処理システム及び清掃消毒システムの色々なソレノイドバルブ、ポンプ、及びモーターの動作を制御する。それは機械の色々な部分の温度を制御する冷凍システム及び加熱要素も制御する。コンピューター19fは紫外線源及び塩素消毒及びオゾン消毒システムの制御も行う。コンピューター19fは選択パネル13aを通して入る指令及び図1の色々なセンサーによ り発生する検出情報に対処する。コンピューターは、色々な混合物、風味、及び清掃液源に取り付けられたRFID標識から収集される情報を検出、及び処理する。コンピューター19fは、機械を遠隔で監視及び制御出来るようにインターネット又は他の通信網へ接続される。
[食品製造、処理、及び貯蔵サイクル]
【0041】
図1の装置の食品の製造、処理、及び貯蔵動作の始まりにおいて、ソフトサーブ混合物は、ループ27が完全に満杯になる迄、源6から所望量の風味及び源7から窒素ガスと共に、混合物容器10から貯蔵ループ27へ送り込まれる。冷凍ユニットは、それが容器10を出てそして冷凍室15に設置される装置へ移動する時、混合物を冷凍する。混合物は乳化処理容器37、39、及び41で乳化処理され、そしてポンプ31により貯蔵ループ27を回り、ポンプにより絶えず循環する。払い出しヘッドバルブアセンブリ及び廃水バルブアセンブリ35は共に貯蔵ル−プ27の混合物の閉ループ流路を完結するそれらの貫流位置にある。払出しヘッドからのソフトサーブ冷凍食品は払出しヘッドアセンブリ33のバルブを払出し位置へ動かすことにより機械から取り出すことができる。予め決められた量のソフトサーブ食品が貯蔵ループ27から引き出される。次にバルブアセンブリ33のバルブはソフトサーブ食品の払出しを停止するためそれらの貫流位置へ戻る。ソフトサーブ食品はループ27から払出されるため、払出された食品は容器10からの新混合物、源6からの新風味、源7からの更なる超過ガスで一斉に置換される。
[清掃および消毒サイクル]
【0042】
予め決められたタイミングで、図1の装置は清掃及び消毒されなければならない。この処理は冷凍ユニット19を停止させそして以前冷凍していた個室15を暖めることにより始まる。貯蔵ループ27及びループ27への供給ラインの冷凍食品を溶解させるため個室15の温度を上昇させる助けに使用される加熱要素19dが個室に備えられる。源5からの熱湯は供給水の温度が120°Fから130°Fのような最高温度に到達する迄、廃水処理システムへ注入される。廃水処理バルブアセンブリ35はループ27を廃水処理システム9へ開くために廃水処理位置へ動かされる。次に源5からの熱湯はループ27の食品を廃水処理システムへ洗い流すため貯蔵ループ27へ向けられる。このフラッシング動作の間に乳化処理容器の乳化処理要素はループ27の冷凍食品を粉砕するため回転する。水温は廃水処理システム9へのその流れを容易にするため食品の溶解を促進する。補助加熱要素13bはフラッシング動作の間に貯蔵ループ27の液体温度をさらに上げるためループ27に接近して設置される。この様な上昇温度は含まれる清掃溶液の性質により、150°F以上になる。廃水バルブアセンブリ35はループ27を通して熱湯の循環及び廃水処理システム9への廃水及び食品の排出を交互に行うためその貫流及び廃水処理位置の間を行ったり来たりする。
【0043】
熱湯フラッシングがループ27から食品を現実的な量だけ除去した後、CIP薬品がCIP薬品の水に対する所望比率が達成される迄、貯蔵ループ27の液体容量へ注入される。貯蔵ル−プの液体循環がループ27全体で均一なCIP濃度を生成するように、CIP薬品を混合ヘッド49へ徐々に導入することが望ましい。CIP薬品はシステムから集められる冷凍食品中の脂肪及びタンパク質を粉砕するために選ばれる。バルブアセンブリ33及び35のバルブは、CIP及びフラッシング処理の間にそれら夫々のピストンリング及びそれら夫々のバルブシリンダの内面を清掃するために振動する。
【0044】
一旦CIP溶液が必要な量の食品だけ除去するのに十分な時間貯蔵ループを循環すると、それらは廃水処理システム9へ排出され、そしてシステム第二の熱湯フラッシングが行われる。第二のCIP処理は次に行われ、第三の熱湯フラッシングがこれに続く。バルブアセンブリ33及び35はバルブの内側を清掃液及びフラッシング水にさらすため、前と同様に振動する。
【0045】
次に高圧窒素パージガスが、システムの水を吹き飛ばすため機械の清掃範囲を通して吹き込まれる。パージ動作の後、ヨウ素溶液のような消毒剤が、貯蔵ループ27へ送りこまれ、そしてシステムへ侵入する可能性のある如何なる細菌又は他の微生物汚染も殺すのに十分な時間循環させる。再度バルブアセンブリ33および35はそれらのアセンブリのバルブ内側を消毒液にさらすため振動する。次に消毒液はシステムより排出されそしてオゾン消毒水及びその後の窒素パージがこれに続く。
【0046】
如何なる残留ヨウ素も源12からの砂糖水でのシステムのフラッシングにより除去される。次にシステムは源7からの高圧亜酸化窒素ガスにより充満される。亜酸化窒素ガスの甘い味は清掃処理後に製造される冷凍食品の風味を改善する。次に貯蔵ループ27は、混合物、超過ガス、及び風味で詰め替えられ、そして冷凍食品の製造、貯蔵、及び払出しへ戻る。
【0047】
ここで記述する清掃及び消毒処理は説明的なものである。清掃及び消毒処理の実際の種類及び手順は保健行政当局により指示されるだろう。図1の機械はそれらの指示手順に従うように適応できる。
[混合物容器及び混合物滅菌バルブ]
【0048】
図2は混合物容器10及び混合物滅菌バルブ24の詳細説明図を示す。図2Aは図2に示す貫通ピストン及び貫通ピストン先端部及びバックバルブのいくつかの詳細を示す。混合物容器10は、望ましくは無菌のソフトサーブ混合物で充満した密閉プラスチックバック502を含む箱500からなる。混合物はバック502から混合物バックバルブ504を通して引き出される。バックバルブ504は、バック502がソフトサーブ機械の筐体に固定された棚506に形成された溝から垂れ下がることが出来るように構築される。混合物バックバルブ504は、バック502の円形開口部の周囲に結合される環状構造である。バルブ504は円筒形セパレーターによる間隙を介して一対の環状円板からなる。円板間の空間は棚506の溝の端を受け入れる。バックバルブ504を通る円筒形通路はバック502から混合物の抽出用の通路を備えるためバック502の開口部と通じる。上と下の膜508及び510はバック502の開口部及びバックバルブ504を通る円筒形通路を二重に密閉する。混合物バック502は棚の溝の端をバックバルブ504の環状円板間の空間へ挿入し、そしてバック502が混合物滅菌バルブ24の下の所定位置に来る迄溝に沿ってバックバルブを滑らすことにより機械に設置される。
【0049】
混合物滅菌バルブ24は、混合物滅菌バルブ24の一端へ接続されるリニア−アクチュエータ512により棚506の方向へ前後に駆動される円筒形チューブである。混合物滅菌バルブ24は、ピストン514をバルブ24の中で縦方向に動かすリニア−アクチュエータ515に接続される貫通ピストン514を含む。リニア−アクチュエ−タ515は貫通ピストンを混合物滅菌バルブ24から引き出してバック502へ挿入しそしてピストン514を混合物滅菌バルブ24へ後退させることを交互に行う。
【0050】
ピストン514は、それを処理装置のその他の部分へ供給するため混合物をバックから引き出すため、混合物バック502へ挿入されるバルブ24の混合物バック端にある狭い吸引チューブ516からなる。吸引チューブ516はバック502からの混合物が流れる通路518を含む。ピストン514の吸引チュ−ブ516は吸引チューブ516の混合物バック端の貫通先端部520からなる。リニア−アクチュエーター516がピストン514を混合物バック502の方向へ下方へ押す時、貫通先端部520は膜508及び510を破り、そしてバック502の液状混合物へ挿入される。吸引チューブ516の通路518の末端はチャンバ522へ接続される。混合物出口524はチャンバ522へ接続される。混合物がポンプ25によりバック502から引き出されている時は、混合物は吸引チューブ516の通路518へ吸引チューブ516の穴526及び528を通って入る。混合物は通路518を通して上方へチャンバ522へ、混合物出口524を通してバルブ24の外へ引き出される。
【0051】
混合物滅菌バルブ24のバック端は、Oリング530及び532の間の二つの廃水処理通路534及び536と共に、外側Oリング530及び内側Oリング532からなる。通路534及び536は廃水処理システム9へ接続される廃水処理口538及び540へ通じる。新混合バックが棚506上へ設置される時、混合物滅菌バックは棚から後退しそして貫通ピストンは図2Bに示すように混合物滅菌バルブ24へ後退する。一旦新混合バック502が設置されると、混合物滅菌バルブ24は棚506の方向へ下げられる。混合物滅菌バルブ24がアクチュエータ512により棚506の方向へ下げられる間に、Oリング530は混合物滅菌バルブ24のバック端及び棚506の間の初期密閉を備えるため最初から506そしてバックバルブ504の外側の端と接触する。図2C及び2Dを見て欲しい。この初期シ−ルは液体を混合物バック502から又は通路518から漏出することを防ぐ。この点において内側のシ−ル532は棚506と接触せず、その結果液体が通路518から廃水処理通路534及び536へ流れることを可能にするシ−ル532と棚506の間に空間を作る。図2C及び2Dを見て欲しい。混合物滅菌バルブ24の棚の方向への更なる動きは、通路518を廃水処理通路534及び536に対し密閉する棚506に対してOリング532を圧縮する。図2Eを見て欲しい。
【0052】
混合物滅菌バルブ24の貫通ピストン514は、清掃液を入り口539からチャンバ522へ受け入れるために開くバネ付きバルブ537を含む。バルブ537が閉じている時、それはチャンバ522から自己清掃システムへの混合物漏出を防ぎ、そしてそれは清掃液がチャンバ522の混合物の汚染を防ぐ。バルブ537は入り口539をチャンバ522へ接続する円筒形通路542からなる。通路542はバルブ茎544を含む。バルブ茎544の一端はチャンバ522へ延びそしてバルブ茎544が図2のその最左位置にある時、チャンバ522を通路542に対し密閉するOリングを有する。バネ546はチャンバ522からの通路を閉じるためバルブ茎544を左方向へ偏らせる。清掃動作の間に入り口539へ加えられる加圧清掃液は清掃液がチャンバ522へ受け入れられるようにバネ546により加えられる力に打ち勝ち、そしてバルブ537を開ける。
【0053】
ピストン514は通路518及びチャンバ522の間の液体の流れを制御するバルブ548からもなる。バルブ548はチャンバ522へ延びるバルブ茎550からなる。バルブ茎550の下端のOリングはバルブ茎が図2のその最も下の位置にある時、チャンバ522からの通路518を閉じる。バネ554は、チャンバ522が通路518に対し通路518を閉じる。バネ554は、チャンバ522が通路518に対し閉じられるように、図2のバルブ茎550を下方へ偏らせる.ソレノイド556はバルブ茎550がチャンバ522への通路518を開かせるように電力が供給される。
【0054】
ピストン514は、夫々入り口562及び564から通路518への清掃液受け入れを制御する一対のバルブ558および560を含む。バルブ558は、入り口562を通路518へ接続する円筒形通路568内でスライドするバルブ茎566からなる。ソレノイド570はバルブ558を開閉するため通路568のバルブ茎566をスライドさせる。バルブ茎566の一端のOリング572は、バルブ茎566がその最左位置にありそしてバルブ558が閉じている時、通路518を通路568に対し密閉する。バネ571は、バルブ558を閉に偏らせるため、図2でバルブ茎566を右へ押す。バルブ560は入り口564を通路518へ接続する円筒形通路576内でスライドするバルブ茎574からなる。ソレノイド578はバルブ560を開閉させるため通路576のバルブ茎574をスライドさせる。バルブ茎574の一端のOリング580は、バルブ茎574がその最左位置にありそしてバルブ560が閉じている時、通路518を通路576に対し密閉する。バネ579はバルブ560を閉に偏らせるため図2でバルブ茎を左へ押す。バルブ558及び560が開の時、CIP溶液、消毒液、水、砂糖水、及びパージガスの様な清掃液は、混合物滅菌バルブ24の下の位置へ滑り込ませる新混合物バック502を密閉する膜508の外表面を清掃するため、通路518へ入り貫通先端部520へ流れ下りそして穴526及び528から出る。
【0055】
衛生的なソフトサーブ混合物を含む新密閉混合物バック502が棚506へ設置される時、混合物滅菌バルブ24はバックバルブ504の外側端を混合物滅菌バルブ24の下端に対し密閉し、食品流路518及び貫通先端部520を清掃消毒し、バックバルブ504の外表面と膜シールを清掃消毒し、そして清掃消毒液を廃水処理システム9へ排出する通路を提供する。清掃処理が完了すると、リニア−アクチュエータ512は、内側Oリング532をバックバルブ504に対し密閉するため混合物滅菌バルブ24を棚506に対し更に押す。これは廃水処理システム9への通路を密閉する。次にリニア−アクチュエータ514は貫通ピストンを混合物バックの方へ下方へ押す。貫通ピストン520先端部はバックバルブ504の膜シール508及び510を貫通し、そして吸引チューブ516はバック502の混合物へ滑り込む。これはバック502から混合物を引き出しそしてそれを貯蔵ループ27へ送り込むためポンプ25の通路を提供する。
【0056】
潤滑油システムは図2のバルブの可動部分の全てを潤滑する。潤滑油ポンプ401はバルブ560の入り口582へ潤滑油を向ける。(図1に示す中間装置を通して、図2の破線部のポンプ出力ラインにより表現されるような図2のようではなく)。潤滑油はバルブ560の潤滑油排出口584から排出される。口584から排出される潤滑油はバルブ548の潤滑油入り口586へ向けられる。潤滑油はバルブ548の潤滑油出口588から排出される。口588から排出される潤滑油はバルブ537の潤滑油入り口590へ向けられる。潤滑油はバルブ537の潤滑油出口592から排出される。口592から排出される潤滑油はバルブ558の潤滑油入り口594へ向けられる。潤滑油はバルブ558の潤滑油出口596から排出される。口596から排出される潤滑油は混合物滅菌バルブ24の潤滑油出口599へ向けられる。潤滑油は混合物滅菌バルブ24の潤滑油出口599から排出され、そしてポンプ401の入り口へ戻る。(図1に示す中間装置を通して、図2のポンプ401への入力ラインの破線により表現されるような図2のようではなく)。
[入荷処理容器及び混合ヘッドアセンブリ]
【0057】
図3は、図1に概して示す乳化処理容器37、混合ヘッド49、及び可変速度モ−タ−43の詳細説明図である。図1に示す本発明の例における他の乳化処理容器、混合ヘッド、及びモ−タ−は同じである。
【0058】
乳化処理容器37は混合物、超過ガス、及び風味が高品質、均質、ソフトサーブ冷凍食品へ乳化される概して円筒形混合チャンバ600を有する円筒形構造である。これはチャンバ600に設置される一連の泡立て指又は棒の作用により達成される。泡立て指は乳化処理容器37の壁端604および606に固定される一組の静止泡立て指602からなる。指602はチャンバ600の縦軸から離れ、そしてチャンバ600を縦方向へ延びる。回転可能な泡立て指608は、チャンバ600の縦軸に沿って延びる駆動シャフト612上に形成されるフランジ610に固定され、そして可変速度モーター43により駆動される。駆動シャフト612へ接続されるエンコーダ613はモーター速度を制御する配置に使用される。エンコーダ613は本発明の実施例でモーターと別の要素として示されるが、それはほかの実施例ではモーターと一体でもある。指608はチャンバ600の縦軸から半径方向に間隔をあけておりそしてチャンバ600内で縦方向へ延びる。回転可能な指608は、指608が駆動シャフト612により回転される時、チャンバ600内の混合物にせん断作用を引き起こすために指608は指602を通過してスライドするように静止指602から半径方向に間隔をとる。乳化処理されたソフトサーブ食品は、円筒形のそして半径方向に延びる出口615で乳化処理容器37から外へ押し出されそして貯蔵ループ27の次の要素へ供給される。
【0059】
混合ヘッド49は乳化処理容器37へ半径方向へ延びる円形入り口614へ取り付けられる概して円筒形構造である。混合ヘッド49は混合ヘッド49へ半径方向へ延びる多くの円筒形入り口を有する。二つの図解入り口616及び618は図3に示される。各入り口は乳化処理容器37の混合チャンバ600への入り口へ提供される液体の受け入れを制御するバネで偏らせたバルブと関係する。入り口616は入り口616を乳化処理容器37の入り口614及びチャンバ600と接続する通路621を通して延びるバルブ茎620からなるバルブ619と通じる。バネ624は、バルブ茎620の下端のシール622が入り口614からの通路621を閉じるようにバルブ茎620を上方へ偏らせる。同様に入り口618は、入り口618を乳化処理容器37の入り口614及びチャンバ600と接続する通路630を通して延びるバルブ茎628からなるバルブ626と通じる。バネ632は、バルブ茎628の下端のシール634が入り口614からの通路630を閉じるように、バルブ茎628を上方へ偏らせる。混合ヘッド49の入り口へ適用される十分な高さの液体圧力がバネにより加えられる力に打ち勝ち、そして混合物を通って通過し、そして静止指602を通り過ぎる回転泡立て指608により、それらの液体が乳化処理されるチャンバ600へ液体を受け入れるためバルブを開く。
【0060】
抗菌潤滑油は潤滑油入り口636の図3の構造へ送り込まれ、そして潤滑油出口638、潤滑油入り口640、潤滑油出口642、潤滑油入り口644、及び潤滑油出口646へ進む。
【0061】
図3Aは図3に示す通路621及び630を見せる混合ヘッド49の上面及び下面図を示す。バルブ619及び626のような夫々のバルブに沿った通路621及び630のような付加的通路は、混合ヘッド49の周囲に設置される。これらの付加的通路及びバルブは付加的な食品成分又は清掃液を混合ヘッド49及びその関連する乳化処理容器37へ受け入れるために使用される。図3Aは、食品成分又は清掃液を混合ヘッド49へ運ぶ通路を図解する断面図「AA」を、そして潤滑油を搬送する通路を図解する断面図「BB」も示す。図3Aは、食品又は清掃液を混合ヘッド49へ受け入れるバルブの一つを構成する部品も示す。
【0062】
図3Bは、図1及び3の乳化処理容器49、51、及び53の特別な実施として使用される6口乳化処理容器の側面、端面、上面及び底面図を示す。図3Bの乳化処理容器は、図3に示すそれらのように混合ヘッド入り口、出口、モーター口、及びエンコーダ口を含む6個の入り口を有する円筒形チャンバ600からなる。加えて、図3Bの乳化処理容器は、付加的成分を乳化処理容器へ導入するために使用できる二つの第二入り口を有する。これらの第二入り口は、センサーを乳化処理容器へ取り付けるためにも使用できる。
[Oリング圧縮機]
【0063】
図3Cは図2、2A、2B、2C及び2Eに示すバルブ537及びバルブ619や626のような図3及び3Aに示す混合ヘッド構造のバルブに使用されるOリング圧縮器900の詳細を図解する。Oリング圧縮器900は、ソフトサーブ機械の潤滑油通路及び食品搬送通路の間の液体漏出に対する不浸透性障壁を作り出すため、Oリングに対する圧力さえ提供するこれらのバルブの二つの軸方向に変位するOリングの間に設置されるスペーサーである。Oリング圧縮器900は、Oリング圧縮器900の側面を通って直径方向へ延びる円筒形の潤滑油流路901、902、及び904を有する指抜き形円筒形構造である。この配置は潤滑油がOリング圧縮器が設置され、そしてOリング圧縮器900の両端のOリングは食品への潤滑油の漏出及び潤滑油への食品の漏出を防ぐバルブを通って容易に流れることを可能にする。Oリング圧縮器900は、圧縮器900を含むバルブ茎が延びる通路903へ縦方向へ延びる通路903も含む。
[曲がりくねった乳化処理容器の実施例]
【0064】
図4は、支持枠701及び703に固定されそして直列に接続される細長い円筒形乳化処理容器700、702、704、706及び708の配置を示す。これらの乳化処理容器700、702、704、706、及び708は図1の乳化処理容器39及び41と置換できる。円筒形混合チャンバ及び縦方向に変位した乳化処理容器700、702、704、706、及び708の半径方向の入り口及び出口は貯蔵ループ27を循環する混合物の曲がりくねった流路を規定する。特に乳化処理容器37からのパイプ57は乳化処理容器700の入り口710へ接続される。乳化処理容器700の出口712は乳化処理容器702の入り口714へ接続される。乳化処理容器702の出口716は乳化処理容器704の入り口718へ接続される。乳化処理容器704の出口720は乳化処理容器706の入り口722へ接続される。乳化処理容器706の出口724は乳化処理容器708の入り口726へ接続される。乳化処理容器708の出口728はポンプ31の入り口へ接続されるパイプ61へ接続される。
【0065】
曲がりくねった容器アセンブリのベアリングは潤滑油システムにより抗菌潤滑油で潤滑される。潤滑油はポンプ401によりライン401a、圧力センサー401b、ライン402、光電センサーアセンブリ404および乳化処理容器708の一端へ接続されるライン406へ向けられる。潤滑油は容器708からライン407を通って容器706、次にライン409及び容器704へ流れる。潤滑油の流れはライン411、容器702、ライン413、容器700、ライン415、混合ヘッド49、ライン412、ポンプ180、ライン414、ポンプ25、ライン416、混合物滅菌バルブ24、ライン418、乳化処理容器37の一側面、ライン419、乳化処理容器37の他端、及びライン421を通って乳化処理容器700、702、704、706、及び708の他端へ続く。潤滑油はライン421から容器700、次にライン423、容器702、ライン425、容器704、ライン427、容器706、ライン429、容器708およびライン430へ流れる。潤滑油はライン430でポンプ31へ流れ続ける。潤滑油システムのその他は図1に示すものと同じである。
【0066】
乳化処理容器700、702、704、706及び708は各々、各容器を通って流れるソフトサーブ混合物を乳化処理する泡立てアセンブリを含む。泡立てアセンブリは乳化処理容器700、702、704、706、及び708の駆動シャフトへ取り付けられた可変速度モーターにより回転される。図5は図4の乳化処理容器700の詳細説明図である。他の容器は本質的に同じである。乳化処理容器700は容器の一端から容器の他端へ延びる円筒形混合チャンバ732を含む。チャンバはモーター駆動シャフト738へ取り付けられた二つの回転可能な末端部734,736からなる泡立てアセンブリを含む。泡立てアセンブリは混合チャンバ732を通って縦に延び、そして末端部734及び736の各端部に取り付けられた多くの泡立て棒740、742、744、746、及び748からもなる。多くの泡立て棒740、742、744、746、及び748は、混合物がそれがチャンバ732を通って移動する間に均質に混合されるように図5Aに示すように駆動シャフト738の回転軸から色々な半径方向距離に各々設置される。図5Aの図は図5で見えない付加的な泡立て棒741、743、及び745を示す。図5および5Aに示す本発明例で駆動シャフト738の回転軸に対し泡立て棒744および745は、半径r1、泡立て棒740及び748は半径r2、そして泡立て棒741、742、743、及び746は半径r3の距離にあり、ここでr1>r2>r3である。ソフトサーブ混合物は乳化処理容器37の出力へ接続される入り口710を通って乳化処理容器700へ入り、混合チャンバ732を通してポンプ31により縦方向に引かれる間に回転泡立て棒740、741、742、743、744、745、746、及び748により乳化処理され、そして出口712を通って出る。混合物は次にそれが同様の乳化処理を受ける次の乳化処理容器702へ入る。
[冷凍容器実施例]
【0067】
図6は、ループ27を含む全個室15を冷却する代わりにループ27の混合物を冷凍するため貯蔵ループ27の普通の冷凍容器の使用を含む本発明の別の実施例を示す。図6は貯蔵ループの曲がりくねった容器アセンブリと直列の冷凍容器800を示す。冷凍コイルは容器800の周りに巻かれそしてライン802及び804を経由して冷凍ユニット19へ接続される。容器10からの液体混合物及び源6からの風味は容器800で冷凍される。容器800の内面に最も近い混合物及び冷凍コイルが最初に冷凍する。混合物は容器800を通してポンプ31により引かれる間に、容器800の内側のスクレーバはモーター730で駆動される。スクレーバは冷凍コイルに最も近い冷凍混合物を容器800の中心部のより暖かい混合物へ包み込むため、容器800の内面をすくい取る。
【0068】
潤滑油は乳化処理容器700の左側の潤滑油出口から延びるライン431から冷凍容器800の左側のベアリングへ供給される。潤滑油は容器800の左側ベアリングを通って流れ、そしてライン433を通って外へ流れる。容器800の左側のベアリングは乳化処理容器37の右側のベアリングから冷凍容器800の右側のベアリングへ延びるライン435から供給される。潤滑油は冷凍容器800の右側ベアリングを通って流れ、そして乳化処理容器700の右側ベアリングへ接続されるライン437を通って外へ流れる。図6
の潤滑油システムは他の全ての点で図1及び4の潤滑油システムと同じである。
【0069】
図6は図4のものと同様の曲がりくねった容器アセンブリを持つ冷凍容器の使用を示すが、冷凍容器は図1に示すものと同様の直列容器アセンブリも使用する。
[結論]
【0070】
上の記述は多くの本発明の詳細実施例を取り扱うが、その記述は本発明例の記述であることを意味するだけで、そして付属の請求項により規定される特許範囲を限定するつもりは少しもない。
【図面の簡単な説明】
【0071】
【図1】直列型配置の乳化処理容器を含む本発明によるソフトサ−ブ品の製造、貯蔵、および払出し装置の第一例を示す。
【図1A】貫流位置にある図1の払出しバルブアセンブリを示し、図1Aは払出し位置から貫流位置への移行の間に達成される払出しバルブアセンブリの最終位置も表現する。
【図1B】払出し位置にある図1の払出しバルブアセンブリを示す。
【図1C】払出し位置から貫流位置への移行の間の中間位置にある図1の払出しバルブアセンブリを示す。
【図1D】貫流位置にある図1の廃水バルブアセンブリを示す。
【図1E】廃水処理位置にある図1の廃水バルブアセンブリを示す。
【図1F】図1の抗菌潤滑油システムにおける光電池アセンブリの詳細を示す。
【図2】図1における混合物滅菌バルブの詳細な説明図を示す。
【図2A】貫通ピストン先端部および混合物バックの更なる詳細を含んだ図2の貫通ピストンを示す。
【図2B】混合物滅菌バブルの充分後退した貫通ピストンの、混合物バックから十分後退した混合物滅菌バブルを示す。
【図2C】清掃廃液が廃水処理システムへ排出されるようにするため、一次Oリングはバックバブルに対し密閉され、二次Oリングはバックバブルに対し密閉されないことを示す更なる詳細の混合物バックバブルとの初期接触状態にある混合物滅菌バブルを示す。
【図2D】二次Oリングと、清掃廃液が廃水処理システムへ排出されるようにするバックバルブの間の空間をもってバックバルブに対する一次Oリングの初期シールをより明瞭に示す図2CにおけるOリング部分の拡大図を示す。
【図2E】混合物バックと充分にかみ合った混合物滅菌バルブを示し、Oリングは両方ともバックバルブに対しシールされ、そして貫通ピストンは混合物バック上のシールを貫通している。
【図3】図1に示す乳化処理容器の一つの詳細説明図である。
【図3A】図3における混合ヘッドのいろいろな詳細を示す。
【図3B】6ポート万能乳化処理容器の側面、端部、上面、および底面の図を示す。
【図3C】図2、2A、2B、2C、2E、3、および3Aにおけるバルブのいくつかに示されるOリング圧縮器の上面および側面図を示す。
【図4】乳化処理容器の曲がりくねった配置を含む本発明の第二実施例の説明図を示す。
【図5】図4に示す乳化処理容器の一つの詳細説明図である。
【図5A】図5の乳化処理容器の回転軸に関して、図5の泡立て棒の配置を示す。
【図6】冷凍食品の使用を含む本発明の第三実施例の説明図を示す。
【符号の説明】
【0072】
図1、4、6
1(ABS IODINE SOURCE):ABSヨウ素液源
2(ABS LUBRICATION FLUID SOURCE):ABS潤滑液源
3(CIP SOLUTIONS SOURCE):CIP溶液源
4(FILTERED DOMESTIC COLD WATER):ろ過内部用冷水
5(FILTERED DOMESTIC HOT WATER PUMP):ろ過内部用熱湯
6(FLAVORINGS SOURCE):風味源
7(FOOD GRADE <NITROUS OXIDE> GAS SOURCE,VALVE PRESSURE SENSOR,REGULATOR&LINE PRESSURE SENSOR):食品用<亜酸化窒素>ガス源、バルブ圧力センサ−、調節器及びライン圧力センサ−
8(PURGE GAS SOURCE,VALVE PRESSURE SENSOR,REGULATOR&LINE PRESSURE SENSOR):パ−ジガス源、バルブ圧力センサ−、調節器及びライン圧力センサ−
9:廃液排出システム
10(ICE CREAM MIX):アイスクリ−ム混合物
11(WATER SALT SUGAR SOLUTION SOURCE):塩砂糖水溶液源
12(SUGAR WATER SOLUTION SOURCE):砂糖水溶液源
13b(CIP HEATING ELEMENT*):CIP加熱要素
15(THE REFRIGERATED COMPARTMENT):冷凍室
18、22、25、87、115、147、180、185、201、207、273、326、401:ポンプ
19(VARIABLE SPEED & VOLTAGE REFRIGERATION UNIT):可変速度/電圧冷凍ユニット
19a(EVAPORATOR COIL & FAN):蒸発コイルおよびファン
19b, 19c(ULTRA VIOLET LIGHT SOURCE):紫外線源
19d(HEATING ELEMENT):加熱要素
19e(ELECTRICAL SUPPLY 110/120VOLTS):電源1
10/120V
19f (CPU/RFID INTERNET&COMMUNICATIONS NETWORK)
21(THE UNREFRIGERATED COMPARTMENT):非冷凍室
23(HEAT SOURCE PREVENTS MIX FROM FREEZING):熱源は混合物の冷凍を防ぐ
24(MIX STERILIZING VALVE):混合物滅菌バルブ
27:動的ル−プ処理および貯蔵システム
28(FLAVOR STERILIZING VALVE):風味滅菌バルブ
29:乳化処理アセンブリ
31(POSITIVE DISPLACEMENT PUMP):容積移送式ポンプ
33:払出しヘッドアセンブリ
33b:払出し口
33c、55、57、61、63、64、81、89、91、93:パイプ
35:廃水処理バルブアセンブリ
37、39、41、700、702、704、706、708(EMULSIFYING BARREL):乳化処理容器
43、45、47、730(VSMOTOR):可変速度モ−タ−
49、51、53(MIX HEAD):混合ヘッド
65、67、73、75:ピストン
69、71、77、79:リニア−アクチュエ−タ
83:衛生フラッシングル−プ
85(ABS CHLORIDE and/OR OZONE GENERATOR):ABS塩素そして/またはオゾン発生器
97、103、109:バルブ
99、105:滅菌トラップ
111:廃水管
401b:圧力センサ−
404:光電池
701、703:支持フレ−ム
712、714、716、718、720、722、724、726、728:口
その他数字:ライン名
TO SEPTIC SYSTEM:浄化槽へ
CPU/RFID INTER NET & COMMUNICATIONS NETWORK):CPU/RFIDインタ−ネットおよび通信ネットワ−ク
SELECTION PANEL:選択パネル
ICE CREAM DISPENSING HEAD:アイスクリ−ム払出しヘッド
FINISHED ICE CREAM :完成アイスクリ−ム
SOFT SERVE ICE CREAM:ソフトサ−ブアイスクリ−ム
図1A(DISPENSING HEAD IN DYNAMIC STORAGE LOOP POSITION):動的貯蔵ル−プ位置の払出しヘッド
432、434、436:ライン
PISTONS ARE IN NON ICE CREAM DISPENSING FLOW THROUGH POSITION:ピストンはアイスクリ−ム払出し貫流位置にない
FINISHED ICE CREAM FLOWS BACK INTO THE DYNAMIC STORAGE LOOP:完成アイスクリ−ムは動的貯蔵ル−プへ流れ戻る
図1B(DISPENSING HEAD IN LAST DISPENSING POSITION):最終払出し位置の払出しヘッド
PRIMARY FINISHED ICE CREAM OUT:一次完成アイスクリ−ム出口
図1C(DISPENSING HEAD IN NEXT TO LAST DISPENSING POSITION):最終払出し位置の次の払出しヘッド
NEXT TO LAST FINISHED ICE CREAM OUT:最終完成アイスクリ−ムの出た後
図1D(PISTONS 73&75 IN DYNAMIC STORAGE LOOP FLOW THROUGH POSITION):動的貯蔵ル−プ貫流位置のピストン73および75
436、438、440:ライン
WASTE LINE:廃水ライン
FROM ICE CREAM DISPENSING HEAD:アイスクリ−ム払出しヘッドから
図1E(PISTONS 73&75 IN WASTE DISPOSAL POSITION):廃水処理位置のピストン73および75
図1F(ABS LUBRICATION PHOTO VOLTAIC CELL):ABS潤滑油光電池
402、406:ライン
404a(PHTO−VOLTAIC CELL):光電池
439(LIGHT SOURCE):光源
441、447:チャンバ
443(VOLT/AMP METER SENSOR):電圧/電流計センサ−
445:筐体
449、451:プラスチック末端部
ABS LUBRICATION FLUID:ABS潤滑液
CLEAR POLYMER:透明ポリマ−
LIGHT SHINES THROUGH LUBRICANT ONTO LIGHT SENSITIVE SURFACE:光は潤滑油を通って光感応表面上に輝く
WIRE:導線
+POWER:+電源
−POWER:−電源
図2(MIX STERILIZATION HEAD IN CLOSED AND SEALED POSITION):閉じたそして密閉した位置の混合物滅菌ヘッド
9:廃水処理システム
10:混合物容器
24、504、537、548、558、560:バルブ
401:ポンプ
416、418:ライン
500:箱
502:バッグ
506:棚
512:リニア−アクチュエ−タ
514、515:ピストン
516:吸引チュ−ブ
518、534、536、542、544、568、576:通路
522、552:チャンバ
524:出口
530、532、572、580:Oリング
538:廃水処理口
539、562、564、582、586、590、594、598:入り口
540:廃水処理通路
546、554、571、579:バネ
550、566、574:バルブ茎
556、570、578:ソレノイド
584、588、592、596、599:潤滑油排出口
600:混合チャンバ−
LIQUID MIX BAG:液体混合物バッグ
POWER LINE TO SOLENOID:ソレノイドへの電源ライン
SOLENOID:ソレノイド
CIP FLUIDS AND GASES:CIP液およびガス
MIX OUT TO PDP & EMULSIFICATION BARRELS:PDPおよび乳化処理容器への混合物出口
ABS LUBRICANT:ABS潤滑油
図2A(PIERCING PISTON TIP):貫通ピストン先端部
508、510:膜
520:貫通先端部
526、528:穴
FACES OF SEAL MENBRANCE:密閉膜の正面
MEMBRANE PIERCING TIP:膜貫通先端部
MIX BAG VALVE:混合物バッグバルブ
ORING:Oリング
HOLES FOR MIX TO ENTER INTO STERILIZATION HEAD:混合物の滅菌ヘッドへの侵入穴
PIECING TIP:貫通先端部
図2B(FULL CLEARANCE WITH FULLY RETRACTED PIERCING VALVE):十分に後退した貫通バルブの十分な間隙
215:ライン
LA/SOLENOID:LA/ソレノイド
TO WASTE SYSTEM:廃水システムへ
図2C(PRIMARY ORING SEAL IN FLUSH POSITION):フラッシング位置の一次Oリングシ−ル
図2D
図2E(FULL PRESSURE ORING SEAL WITH PIERCED SEAL):貫通されたシ−ルの全圧Oリングシ−ル)
図3(EMULSIFIED ICE CREAM TO PIPE57 AND DYNAMIC LOOP STORAGE SYSTEM27):パイプ57への乳化処理されたアイスクリ−ムおよび動的ル−プ貯蔵システム27
37(EMULSIFICATION BARREL):乳化処理容器
43(VARIABLE SPEED MOTOR):可変速度モ−タ−
49(MIX HEAD):混合ヘッド
600:チャンバ
602、608:指
604、606:壁端
610:フランジ
612:駆動シャフト
613(SPEED ENCODER):速度エンコ−ダ
614、616、618、636、640:入り口
615:出口
619、626:バルブ
620、628:バルブ茎
621、630:通路
622、634:シ−ル
624、632:バネ
636、640、644:潤滑油入り口
638、642、646:潤滑油出口
900:O−リング圧縮器
ORING:Oリング
BALL BEARING:ボ−ルベアリング
FOOD RELATED FLUID:食品関係液
MOUNTING HOLES:取付け穴
図3A(MIX HEAD):混合ヘッド
TOP VIEW:上面図
LIQUID/GAS CROSS SECTION「AA」:液体/ガス断面「AA」
ABS LUBRICANT CROSS SECTION「BB」:ABS潤滑油断面「BB」
CROSS SECTION VIEW:断面図
BOTTOM VIEW:底面図
図3B(6PORT<WAY>EMULSIFICATION BARREL ASSEMBLY):6口(方向)乳化処理容器アセンブリ
SIDE VIEW:側面図
END VIEW:端面図
TOP VIEW:上面図
BOTTOM VIEW:底面図
ENCORDER PORT:エンコ−ダ口
OUTPUT PORT:出口
MOTOR PORT:モ−タ−口
MIX HEAD PORT:混合ヘッド口
SECONDARY PORT:第二口
Sanitary Fitting used throughout:衛生設備用通路
All surface are 90degrees from one another:全ての面は互いに90度ずれる
図3C(O−RING COMPRESSOR): Oリング圧縮器
900:Oリング圧縮器
901、902、904:潤滑油流路
903:通路
図5
700:乳化処理容器
710:入り口
712:出口
732:混合チャンバ
734、736:末端部
738:駆動シャフト
740、742、744、746、748:泡立て棒
ICE CREAM FLOW IN:アイスクリ−ム流入口
ICE CREAM FLOW OUT:アイスクリ−ム流出口
図5A
741、743、745:泡立て棒
END VIEW:端面図
SIDE VIEW:側面図
FACE VIEW:正面図
TOP VIEW:上面図
【技術分野】
【0001】
この開示はソフトサ−ブ冷凍食品構成の製造、貯蔵及び払出し用機械に関する。
【背景技術】
【0002】
ソフトアイスクリーム及びヨーグルトのようなソフトサ−ブ冷凍食品構成を製造するための現存の機械は、円筒形冷凍容器へ接続される液状のソフトサ−ブ混合物の容器からなる。混合物は冷凍容器を包囲する高出力冷凍コイルにより急速に冷凍される冷凍容器へ重力供給されるかまたはポンプにより送り込まれる。液状混合物は冷凍容器の一端へ供給され、そして完成品が機械から引き出される払出しヘッドへ他端から出される。モーターは容器中心を貫通して延びるシャフトを回転させる。一連のスクレ−パがシャフト上に取り付けられる。容器内面に最も近い冷凍容器中の混合物は冷凍し、そして回転スクレーパは容器表面から冷凍混合物をすくい取り、そしてそれを容器中心のより暖かい混合物へ折り込む。同時に混合物は冷凍容器を通して払出しヘッドの方へ縦方向へ推し進められる。
【0003】
このような機械の問題点は多数ある。それらは大量の電力を消費する。設計は機械の筐体内側の空間を有効に利用していないため、適当な寸法の機械において一般的に僅か二種類の風味しか使用できない。設計は大量の均質なソフトサ−ブ冷凍食品を連続して製造することもできない。機械を高需要期の間に冷凍食品で再充填するのにかなりの時間も要する。更に機械は保健行政当局により要求されるように、食品と接触する部分を清掃するために分解しなければならない。
【発明の開示】
【0004】
ここに開示されそして請求される本発明は現存のソフトサ−ブ機械の問題点を解決する。ソフトサ−ブ機械は低電力冷凍装置を使用する。構造は二種類以上の風味が適当な寸法の筐体へ収容することができるようなものである。設計は高い需要期の間に連続して払出しできる大量の均質な冷凍食品を貯蔵する。機械は食品と接触する機械の重要部分の一部または全部が機械を分解することなく清掃されることを可能にする自己清掃システムを有する。
【0005】
一つの実施例では、ソフトサ−ブ冷凍食品の製造、貯蔵、および払出しの機械はソフトサ−ブ混合物の源および払出しヘッドへ接続される閉ループ循環システムからなる。ほかの実施例では、ソフトサ−ブ機械は機械の重要な食品との接触部分の一部又は全部が機械を分解することなく清掃されることを可能にする自己清掃システムからなる。
【0006】
図1は本請求発明によるソフトサ−ブ冷凍食品の製造、貯蔵、および払出し装置の一実施例の概略表現を示す。図1の装置は一般にソフトサ−ブアイスクリーム、ヨーグルトまたは他の同様の食品のようなソフトサ−ブ冷凍デザート製品の製造、貯蔵、および払出しを行う。加えて装置は下により詳細に記述するように、機械を分解せずに機械の清掃を可能にする自己掃除(CIP)システムを含む。下の記述では、本発明はこのような用途に限定されないが、装置はソフトサ−ブアイスクリームまたはヨーグルトの製造、貯蔵、および払出し装置であると仮定する。
【0007】
図1の装置は図1のソフトサ−ブ装置の要素を収容する筐体13からなる。
筐体は堅い箱状構造の形に組まれた堅い材料で出来ている。筐体13の内側と外側の面は食品工業で使用されるステンレススチールまたは他の適当な材料でできている。筐体13には二つの主な個室がある。筐体は破線17により規定されるような、冷凍室15および破線の外側の非冷凍室21を含む。冷凍室15はソフトサ−ブアイスクリームまたはヨーグルト混合物の供給および、食品の処理、貯蔵、および払出し装置の全てを含む。下により詳細に記述するように、冷凍室15にある装置は、冷凍ソフトサ−ブデザート製品のための動的な閉ループ処理、貯蔵、および払出しシステムからなる。個室は廃水処理システムへのインターフェースも含む。個室21の可変電圧・速度冷凍ユニット19は個室15内側にある蒸発コイル及びファンユニット19aへ接続される.。個室21の冷凍ユニット19および個室15のコイルおよびファンユニット19aは所望の冷凍デザート構成を製造するのに適した制御された温度で個室15の内側の温度を維持する。個室15の維持される実際の温度はソフトサ−ブ混合物の凍結点により変動する。混合物の凍結点は混合物の構成により決定される。例えば混合物の糖分はその凍結温度を決定する。個室15の温度は使用されているソフトサ−ブ混合物の凍結温度の少し下のレベルに維持される。この温度は例えば一般的なソフトサ−ブアイスクリームまたはヨーグルト混合物には0〜26°Fの範囲にある。個室15は、個室15へ浸入する如何なる空気伝染汚染に対しても内側を消毒するために閉じられる時、点灯できる紫外線光源19bを含む。電力供給19eは冷凍ユニット19、モーター、加熱要素、ソレイドバルブ、ポンプ、および電力を必要とする機械の他の如何なる要素にも電力を供給する。図1のモーター、ポンプ、ソレイドバルブ、アクチュエータなどは電気駆動が望ましいが、水圧または油圧版も使用できる。
【0008】
個室21は冷凍されず、そして色々な食品成分の供給および除去および図1の装置で使用される清掃消毒液のための多くのシステムを含む。特に個室21は機械で製造されるソフトサ−ブ冷凍デザート製品の所望の超過を提供するため食品用ガスのような液体をアイスクリームまたはヨーグルト混合物へ供給するための成分供給システムを含む。成分供給システムは所望の風味を混合物へ注入するためのシステムも含む。個室21は食品と接触する機械部分を清掃し、そして消毒する方法を提供するため、制御された温度の水、CIP液、および吹き出しガスにより図1の装置をフラッシングするためのシステムも含む。これらの清掃および消毒システムは政府の規制及び保健当局の要求に従い設計される。清掃及び消毒動作は機械を分解することなく実行でき、これによりこのような機械を稼動させる努力とコストを削減する。個室は政府の保険規制当局の要求に合うように衛生的な方法で機械の可動部分を潤滑するためのシステムも含む。最後に機械から廃棄製品を除去するシステムがある。個室15の場合のように、個室21は個室21の内側の内部を消毒するため紫外線光源19Cも含む。
【0009】
個室21における液体処理システムの各々は、それぞれの液体を液体源及びそれらの源から機械の色々な要素へ運ぶためのパイプシステムからなる。図1の装置は抗菌液体源1、潤滑液源2、CIP溶液源3、可搬型内部用冷水供給4、可搬型内部用熱湯供給5、風味源6、超過ガス源7、パージガス源8、廃液排出システム9、ソフトサ−ブ混合容器10、塩砂糖水溶液源11、及び砂糖水溶液源12を含む。
【0010】
冷凍個室15はソフトサ−ブ冷凍食品を貯蔵、処理、及び払出す装置を含む。個室15は衛生的な未冷凍ソフトサ−ブ混合物の密閉容器10を含む。熱源23は混合物を、その凍結点の少し上の液体状態に保つために十分な温度に容器10内の混合物温度を維持する。その凍結温度に近い容器10の混合物温度の維持は、一旦それがソフトサ−ブ機械の処理領域へ入ると混合物を素早く冷凍させるための大容量瞬間冷凍装置を提供する必要性を回避する。
【0011】
容器10の混合物は混合物滅菌バルブ24を通して容器10から引き出される。ソフトサ−ブ混合物は食品供給パイプ25a及び25bを通して動的ループ処理及び貯蔵システム27の方へ容積移送式ポンプ(PDP)25により向けられる。図1に示していない補助加熱要素は、ライン25a及び25bの周りに混合物容器10から混合ヘッド49迄巻かれる。この加熱要素はそれが貯蔵ループへより容易に流れるようにライン25a及び25bの混合物を加熱するため電圧が印可される。下に記述するように、超過ガス及び一つ以上の風味がループ処理及び貯蔵システム27へも導入される。ループ貯蔵システム27はソフトサ−ブ混合物、風味、及びガスを所望均質へ乳化処理するアセンブリ29を有する。貯蔵ループ27は、貯蔵ループ27周りのソフトサ−ブ食品循環用容積移送式ポンプ31、完成したソフトサ−ブ冷凍デザート食品を機械の外へ取り出す払出しヘッドバルブアセンブリ33、及び廃棄材料を貯蔵ループ27から除去するための廃水処理バルブアセンブリ35も含む。貯蔵ループ27はその中でソフトサ−ブ冷凍食品が図1の機械の通常動作の間にポンプ31により絶えず循環される閉ループ流路を形成するため、乳化処理アセンブリ29、ポンプ31、払出しヘッドバルブアセンブリ33、及び廃水処理バルブアセンブリ35を直列に接続する接続パイプからなる。
【0012】
払出しヘッドバルブアセンブリ33のバルブを流出位置に置くと、貯蔵ループ27からのソフトサ−ブ冷凍食品は機械の外での消費のための払出し容器へ切り替えられる。一旦ソフトサ−ブ食品の所望量が払出されたならば、アセンブリ33のバルブは、ループ27の冷凍食品を循環させるために貫流閉位置へ戻される。食品は払出しヘッドバルブアセンブリ33にて貯蔵ループ27より除去されるので、それはループ27が循環ソフトサ−ブ製品で充満状態に留まるように、より多くのソフトサ−ブ混合物、ガス、及びそれら夫々の源よりの風味をループ27へ一斉に導入することにより貯蔵ループ27において置換される。機械は払出しヘッド近くの選択パネル13aより制御される。
【0013】
この例で、乳化処理アセンブリ29は三個の直列に接続される直列乳化処理容器37、39、及び41からなる。本発明のこの例は3個の直列乳化処理容器を有する乳化処理アセンブリ29を有するが、この様な乳化処理容器はいくつでも、最終ソフトサ−ブ食品の所望特性により、貯蔵ループ27の乳化処理アセンブリ29を構成するのに使用できる。乳化処理容器37、39、及び41の各々は、可変速度モーター43、45及び47により駆動される多くの回転する泡立て要素を含む概してな円筒形チャンバーからなる。泡立て要素は所望均質の冷凍食品になる速度にて駆動される。容器10及びポンプ25からの新しいソフトサ−ブ製品、及び新しい風味と超過ガスは、夫々の混合ヘッド49、51、又は53により乳化処理容器37、39、及び41の各々へ受け入れられる。図1及びそれに関連する記述は、食品成分及び清掃消毒液が、貯蔵ループ27の混合ヘッド49を通してのみ貯蔵ル−プ27へ導入されることを示す。同一又は異なる食品成分及び清掃消毒液はソフトサ−ブ食品の所望特性及び使用される特別な清掃消毒処理によりひとつ以上の他の混合ヘッド51及び53へも導入される。
【0014】
上でほのめかしたように容器10からの混合物に加えて一つ以上の混合ヘッド49、51、及び53が超過生成ガス及び風味を夫々の乳化処理容器37、39、及び41へ受け入れる。
【0015】
超過生成ガスは供給ライン36によりポンプ18の一つの入り口へ接続される調節された高圧ガス源7から混合ヘッドへ供給される。ポンプ18は予め決められた可変容量ガスを予め選択された圧力でライン38、ソレノイドバルブ40、及びライン42を通して混合ヘッド49へ向けられる。圧力センサーは、ポンプ18を作動させる圧力制御器へフィードバックを提供し、これにより混合ヘッドへ供給される超過ガスの圧力と容量を調節するため、混合ヘッドへの超過ガスラインに設置される。ガスは冷凍ソフトサ−ブ食品に超過の提供用として受け入れ可能な食品用ガスなら何でもよい。亜酸化窒素はこの用途に適したこのようなガスの一例である。
【0016】
風味は風味源6から混合ヘッドへ導入される。源6からの風味は供給ライン14から風味滅菌バルブ28へ流れ、そしてソレノイドバルブ32と直列に接続されるライン16、26、及び34通して混合ヘッド49へポンプ22により向けられる。バニラ、チョコレート、又はイチゴ風味のようないかなる風味もソフトサ−ブ混合物へ導入される。
【0017】
混合ヘッド49、51、及び53はソフトサ−ブ食品、ガス、及び風味を夫々の乳化処理容器37、39、及び41へ、夫々乳化処理容器37、39、及び41の側壁の夫々の入り口を通して受け入れる。パイプ55は乳化処理容器37の入り口へ接続される。パイプ57は乳化処理容器37の出口を乳化処理装置39の入り口へ接続する。パイプ59は乳化処理容器39の出口を乳化処理容器41の入り口へ接続する。乳化処理容器41の出口はポンプ31の入り口へ接続されるパイプ61へ接続される。パイプ63はポンプ31の出口を払出しヘッドバルブアセンブリ33の入り口へ接続する。バルブアセンブリ33はバルブアセンブリ33の入り口を二つの出口の一つ、即ち貫流循環口33aと払出し口33bのどちらか、へ選択的に接続される。払い出し口33bは冷凍食品の完成品を出力する。循環口33aはバルブアセンブリ33を廃水処理バルブアセンブリ35へ接続するパイプ64へ接続される。
【0018】
払出しヘッドバルブアセンブリ33はバルブ65及びバルブ67からなる。バルブ65はリニアア−クチュレータ69により2方向へ駆動され、バルブ67はリニア−アクチュレータ71により2方向へ駆動される。払出しヘッドバルブアセンブリ33はソフトサ−ブ製品を閉ループ貯蔵システム27を回すか又は機械の外側へかを選択的に切り換えることができる。バルブ65及び67のピストンが図1Aに示すように貫流位置にある時、閉ループ貯蔵システム27の中身はポンプ31によりループを絶えず循環する。バルブ65及び67のピストンが図1Bに示すように払出し位置にある時、完成された冷凍食品は図1の機械から払出される。図1Cは、図1Bの払出し位置から図1Aの貫流位置へ移行する間の中間位置にある払出しヘッドバルブアセンブリ33を示す。図1Bではバルブ65は左へ押し出され、そしてバルブ67は上へ押される。ソフトサ−ブ製品の払出しが完了する時、バルブ65は最初に図1Cに示す位置へ右に押される。これが残りのソフトサ−ブ製品をバルブ65がスライドする通路33Cの右端から外へ押し出す。バルブ67は次に残りのソフトサ−ブ製品を払出し口33bより外へ押し出すため下方へ押される。バルブアセンブリはこの時図1Aの貫流位置にある。
【0019】
廃水処理バルブアセンブリ35はバルブ73及びバルブ75からなる。バルブ73はリニアーアクチュエータ77により2方向へ駆動され、そしてバルブ75はリニア−アクチュエータ79により2方向へ駆動される。廃水処理バルブアセンブリ35は閉ループ貯蔵システム27の中身をループを回すか又は廃水パイプ81により廃水処理システム9へか、選択的に向けられる。バルブ73及び75のピストンが図1Dに示すように貫流位置にある時、閉ループ貯蔵システム27の中身はル−プを回って循環する。ピストン73及び75が図1Eに示すように廃水処理位置にある時、ループ貯蔵システムの中身はクロリネータ/オゾン発生器85及びポンプ87からなる衛生フラッシングループ83へ廃水ライン81を通して排出される。パイプ89、91、及び93はクロリネータ/オゾン発生器85及びポンプ87をループへ接続する。ポンプ87は、クロリネータ/オゾン発生器85により製造される塩素および/またはオゾンを含む液体をループを回して循環させ、これによりループ貯蔵システム27からの廃液を消毒する。衛生フラッシングル−プ83は外側の廃水処理システム又は浄化槽システムから図1の装置へ侵入するかも知れない細菌又は他の汚染物質に対する障壁としても作用する。衛生フラッシングループ83の出力は廃水ラインソレノイドバルブ95の入力へ接続され、その出力は逆止弁97によりソレノイドバルブ95から出る。抗菌トラップ99は逆止弁97の出力を廃水ラインソレノイドバルブ101の入力へ接続し、その出力は逆止弁103の入力へ接続される。抗菌トラップ105は逆止弁103の出力を別の廃水ラインソレノイドバルブ107へ接続し、その出力は逆止弁109の入力へ接続される。逆止弁109の出力は私有の浄化槽システム又は地方自治体の廃水処理システムへ接続される廃水パイプ111へ接続される。廃水ソレノイドバルブ95、101、及び107のシ−ル及びバブル97、103、及び109の逆止性は細菌及び他の汚染物質が浄化槽から図1の装置へ侵入するのを防ぐ三重の重複するメカニズムを備える。
【0020】
抗菌液源1は抗菌液を図1の機械の色々な要素に、パイプ及び導管を通して供給する。例えばヨウ素のような食品処理工業用として受け入れられるいかなる抗菌液も使用できる。抗菌液は食品と接触する図1の全ての要素を消毒する。加えて、抗菌液1は病原菌及び他の汚染物質が機械に接続される外側の廃水処理システムから機械へ侵入できないように廃水処理システム9の要素を消毒する。抗菌システム(ABS)は供給ライン113へ接続される抗菌液源1からなる。供給ライン113は抗菌液を必要とする機械要素へ所望圧力で供給するポンプ115の入力へ接続される。抗菌液は例えばヨウ素溶液のような食品業界で使用される殺菌可能ないかなる液体でもよい。
【0021】
抗菌液はループ貯蔵システム27へライン113、ポンプ115、ライン117、ソレノイドバルブ119、ライン121、ソレノイドバルブ123、及びライン125により、ポンプ115により源1から送り込まれる。源1からの抗菌液はライン121へ接続されるソレノイドバルブ127及びソレノイドバルブ127の出力及び混合物滅菌バルブ24の入力の間に接続されるライン129を経由して混合物滅菌バルブ24へも送り込まれる。最後に、源1からの抗菌液はライン117へ接続されるソレノイドバルブ131、及びソレノイドバルブ131の出力、及び風味滅菌バルブ28の入力の間に接続されるライン133を経由して風味滅菌バルブ28へ送り込まれる。
【0022】
図1の機械の食品の処理、貯蔵、及び払出しシステムの要素に加えて、抗菌液がトラップ99及び105へ図1に示すように、ライン117、135、及び135a、ソレノイドバルブ137、ライン139、141、及び143、及び逆止弁117及び119へ、ポンプ115から送り込まれる。トラップ99及び105の抗菌液は外の廃水処理システムから機械へ浸入するいかなる細菌も殺す。圧力センサー114は、機械の重要部の汚染の可能性を示す圧力低下としてシステムを監視するため、例えばライン135のように抗菌システムラインに設置される。
【0023】
図1に示す本発明のこの例によるソフトサーブ機械は機械から不要な冷凍食品を出して周期的に空にし、そして機械を分解せずそしてそれに続く食品の処理及び払出しに悪影響を与えずに食品が流れる通路を徹底して清掃及び殺菌を行う能力を提供する。
【0024】
図1の機械は一つ以上のCIP溶液の源3へ接続される。CIP溶液は両方共ダイバーシーレバーからのベネフィット商標の無リン酸塩素クリーナー又はデマンド商標低泡陰イオン酸性消毒剤である。過酸化水素は混合物の表面及び風味バックを清掃するため専用の液体供給により提供される。CIP溶液は食品と接触する機械通路を清掃消毒するためのCIP処理の間に機械の色々の部分へ送り込まれる。本発明のこの例で、CIP液3は動的貯蔵ループ27、混合物滅菌バルブ24、及び風味滅菌バルブ28の一つ以上の混合ヘッドへ向けられる。
【0025】
自己清掃システムは供給ライン146へ接続されるCIP溶液源3からなる。供給ライン146はポンプ147の入力へ接続される。ポンプ147の出力はソレノイドバルブ151の入力へ接続されるライン149へ接続される。バルブ151の出力は別のソレノイドバルブ155へ接続されるライン153へ接続される。ライン157はソレノイドバルブ155の出力を混合ヘッド49の入力へ接続する。ソレノイドバルブ159は、ライン149を風味滅菌バルブ28へも接続されるライン161へ接続する。ソレノイドバルブ163はライン153を混合物滅菌バルブ24の入力へも接続されるライン165へ接続する。
【0026】
図1の装置はソレノイドバルブ162及び供給ライン164と直列に接続される内部ろ過冷水の源4へ接続される。図1の装置はソレノイドバルブ166及び供給ライン168と直列に接続される内部用ろ過熱湯の源5へも接続される。熱湯及び冷水供給4及び5からの水は水源と直列の紫外線消毒器167で消毒される。温度センサー169は熱湯及び冷水供給4及び5から来る温度を測定する。冷水供給4からの冷水及び熱湯供給5からの熱湯は続く直列接続を通して貯蔵ループ27へ供給される。温度センサーの出力はソレノイドバルブ171と直列に接続される。ソレノイドバルブ171の出力はライン173の一つの端へ接続される。ライン173のもう一つの端はソレノイドバルブ175の入力へ接続される。ソレノイドバルブ175の出力はライン177の一つの端へ接続される。ライン177のもう一つの端は別のソレノイドバルブ179の入力へ接続される。ライン181はソレノイドバルブ179の出力を混合ヘッド49の入力へ接続する。ソレノイドバルブ171、175、及び179は一回の清掃動作の間に食品を貯蔵ループから除去するため、全水圧フラッシングを混合バルブ49及び貯蔵ループ27へ向けるために使用される。ほかの回の清掃動作では、より多くの一定量の水が必要である。これらの状況で、ライン177からの水は、ライン178、ポンプ180、及びライン177を混合ヘッド49へ接続するライン182を経由して混合ヘッド49及び貯蔵ループ27へ測定して注入される。水は下により詳細に記述するが、ライン199、ポンプ201、及び水源4と5及び砂糖水供給ラインの間を接続するライン203の直列接続を経由して砂糖水システムへ測定して注入される。水は下により詳細に記述されるが、ライン205、ポンプ207及びライン209の直列接続を経由して、砂糖水システムへも測定注入される。供給源4及び5からの水はソレノイドバルブ211、ライン213及び215、ソレノイドバルブ217、ライン219、ソレノイドバルブ221、及び水供給4と5及び廃水処理システム9のトラップ99の間を接続する逆止弁223を通して廃水処理システムへ送られる。廃水処理システム9への送水は水供給4及び5により供給できる最も熱い又は最も冷たい水を使用することが要求される時に行われる。最初にこれらの供給源からの水は一般に所望温度でなく、そして一時的なこれらの供給源からの送水は温度を温度センサー169により表示されるような所望温度に到達すれば、それは廃水処理システム9の代わりに装置の他の要素へ向けられる。
【0027】
熱湯そして/または、冷水は風味滅菌バルブ28へライン183、ポンプ185、及びライン173と風味滅菌バルブ28の入力の間に直列接続されるライン187を通して、測定注入される。熱湯そして/または冷水は、ライン189、ソレノイドバルブ191、及びライン149と173の間を接続するライン193を経由してCIPシステムへ導入される。熱湯そして/または冷水はライン190、ソレノイドバルブ192、及びライン161と195の間を接続するライン194の直列接続を経由してCIPシステムのライン161へも導入される。熱湯そして/または冷水はライン195及びライン117と173の間を直列接続するソレノイドバルブ197を通して抗菌システムへ導入される。熱湯そして/または冷水はライン196、ソレノイドバルブ198、及びライン133と195の間を接続するライン200の直列接続を経由して抗菌システムのライン133へ導入される。
【0028】
図1の機械はパージガスを機械の色々な液体流路へ供給するためのシステムを含む。窒素のような高圧食品用ガスがいろいろな残留液をシステムから除くため、清掃サイクルの間にこれらの通路を通して吹き込まれる。本発明のこの例で、パージガスが機械により行われるそれに続く食品処理動作で食品と接触し、又はその可能性のある範囲から、残留食品、水、清掃溶液、及び消毒溶液を除去するのに使用される。窒素のような高圧食品用ガスの調節された源8は供給ライン225の一つの端へ接続される。ライン225へ受け入れられる高圧ガスは混合ヘッド49へソレノイドバルブ227、ライン229、ソレノイドバルブ231、及びライン223を通って流れる。高圧ガスは抗菌システムのライン133へソレノイドバルブ235およびライン225と133の間を直列接続するライン237を通して適用される。高圧パージガスはCIPシステムのライン161へライン225と161の間のライン241と直列接続されるソレノイドバルブ239を通して適用される。高圧パージガスは風味滅菌バルブ28へソレノイドバルブ218とライン225と風味滅菌バルブ28の間のライン245の直列接続を経由して向けられる。同じ高圧パージガスは抗菌システムのライン121へ、ライン251、ソレノイドバルブ253、及びライン121と225の間を接続するライン235の直列接続を通して適用される。パージガス流はこの直列接続を通って流れ、次にライン121、ソレノイドバルブ123、ライン125、および混合ヘッド49を通って流れる。パ−ジガスはライン153と225の間を接続するソレノイドバルブ257を経由してCIPシステムのライン153へも適用される。
パージガスはソレノイドバルブ257からライン153、ソレノイドバルブ155、ライン157、及び混合ヘッド49へ流れる。パージガスは図1に示すように、ソレノイドバルブ259及びライン261を通して混合物滅菌バルブ24へ向けられる。
【0029】
源7からの食品用ガスは混合物滅菌バルブ24、貯蔵ループ27、及び風味滅菌バルブ28のための、付加的パージガス源として使用される。源7からのパージガスはバイパスソレノイドバルブ262、ライン38、ライン263、ソレノイドバルブ265、及びライン267を通して混合物滅菌バルブ24へ向けられる。源7からのパージガスは貯蔵ループ27の混合ヘッド49へバイパスソレノイドバルブ262、ライン38、ソレノイドバルブ40、及びライン42により向けられる。源7からのパージガスは、ライン36を風味滅菌バルブ28の入力へ接続するソレノイドバルブ269を通して風味滅菌バルブ28へ向けられる。
【0030】
図1の装置は清掃動作に有益な砂糖水供給を含む。清掃消毒動作の後にシステムの最終フラッシングとしての砂糖水の使用は、一旦食品製造が開始されれば、より美味しい冷凍食品ができる効果につながる。このシステムは供給ライン271の一端へ接続される砂糖水溶液の供給12からなる。砂糖水溶液中の砂糖濃度は一定量の水を熱湯そして/または冷水供給4及び5から供給ライン271へライン203を通してポンプ201により導入することにより薄められる。供給ライン271の他端はポンプ273の入力へ接続される。ポンプ273は、それを清掃及び消毒処理を受ける機械のいくつかの要素へ供給するライン275へ砂糖水溶液を向ける。特に、直列に接続されるソレノイドバルブ277及びライン279は、ライン275を風味滅菌バルブ28へ接続する。直列接続されるライン281及びソレノイドバルブ283は砂糖水ライン275を風味供給システムのライン34へ接続する。砂糖水はソレノイドバルブ285、ライン287、ソレノイドバルブ289、ライン291、及びソレノイドバルブ293を経由して抗菌システムのライン129、次に混合物滅菌バルブ24へ供給される。砂糖水はライン291を165へ接続するソレノイドバルブ295を経由してCIPシステムのライン165へ、次に混合物滅菌バルブ24へ供給される。ライン287はこれにより砂糖水を抗菌システムのライン121へ供給するためソレノイドバルブ299と直列接続されるライン297へ、次にソレノイドバルブ123、ライン125、及び混合ヘッド49へ接続される。ライン291は、これにより砂糖水をCIPシステムのライン153へ供給するために、ソレノイドバルブ303と直列のライン301へ、次にソレノイドバルブ155、ライン157、および混合ヘッド49へ接続される。ソレノイドバルブ305及びライン307は砂糖水を抗菌システムのライン129へ、次に混合物滅菌バルブ24へ供給する。砂糖水はソレノイドバルブ311の入力へ接続されるライン297へ接続されるライン309を経由して貯蔵ループ27へ供給される。ライン313はソレノイドバルブ311の出力を、砂糖水の貯蔵ループ全体への入り口である混合ヘッドの入力へ接続する。上述の抗菌及びCIPシステムの色々なラインへ供給される砂糖水は混合物滅菌バルブ24及び風味滅菌バルブ28へ最終的にたどり着き、そしてその上にそれらの要素のフラッシングも行う。
【0031】
混合物滅菌バルブ24へ供給される清掃及び消毒液はバルブ24から排出され、そしてライン315、ソレノイドバルブ317、ライン219、ソレノイドバルブ221、及び逆止弁223により、廃水処理システム9へ送られる。同様に、清掃及び消毒液は、ライン319、ソレノイドバルブ321、ライン215、ソレノイドバルブ217、ライン219、ソレノイドバルブ221、及び逆止弁223を通して風味滅菌バルブ28から廃水処理システム9へ排出される。
【0032】
図1の装置は塩及び砂糖の水溶液を廃水処理システム9のクロリネータ/オゾン発生器85へ供給するためのシステムを含む。組み合わせの塩水部分はその消毒機能を実行するためクロリネータ/オゾン発生器85により使用される塩素及び酸素イオンを提供する。溶液の砂糖成分は凍結防止を提供する。塩及び砂糖水溶液はポンプ325の入力へ接続される供給ライン323へ接続される供給11から来る。内部用水供給4と5の一方又は両方は、源11からの溶液の塩及び砂糖の濃度を下げるために使用される。この様な希釈水はポンプ207及びライン209から供給ライン323へ導入される。ポンプ325は塩及び砂糖溶液をライン327へ、次にクロリネータ/オゾン発生器85へ向けられる。
【0033】
清掃動作の色々な段階の間に貯蔵ループ27を循環する液体の一部又は全部は、その上にそれらの場所も清掃するため混合物滅菌バルブ24及びライン25aと25bへも向けられる。これは、ライン44、ソレノイドバルブ46、及びパイプ64をライン25bへ接続するライン48、およびライン48a、ソレノイドバルブ46aおよびライン48をライン25aへ接続するライン25cの直列接続を通して達成される。ライン50、ソレノイドバルブ52、及びライン54の直列接続はライン44を混合物滅菌バルブ24へ接続する。同様に清掃動作の色々の段階の間に貯蔵ループ27を循環する液体の一部又は全ては、その上にこれらの場所も清掃するために風味滅菌バルブ28へ及び風味ポンプ22の両側のライン16と26へ向けられる。これはライン44、ライン50a、及びパイプ64とライン26の間を接続するソレノイドバルブ50bの直列接続を通して達成される。ライン50c、ソレノイドバルブ50d、及びライン50eはライン50aをライン16へ接続する。ライン50a、ライン50f、ソレノイドバルブ52a及びライン54aの直接接続はライン44を風味滅菌バルブ28へ接続する。
【0034】
いくつの乳化処理容器が貯蔵ループ27に使用されるか、又はいくつの混合ヘッドが食品成分又は清掃液、又は消毒液を受けるかは重要ではない。図1は貯蔵ループ27に3個の乳化処理容器がある状態を示す。色々な数の乳化処理容器が完成品の所望均質を確保するため特定の状況で使用される。図1は食品成分及び清掃消毒液は混合ヘッドの一つだけに向けられるが、同じ又は異なる成分及び液体が図1の他の混合ヘッドの一つ又は両方へ向けられる。
【0035】
抗菌食用潤滑油は潤滑油源2から供給される。潤滑油源は源2から潤滑油を必要とする図1の全ての要素を直列に接続する閉ループ流路へ導入される。抗菌潤滑油はエタノールやヨウ素を含む鉱物油のような食品処理機械で使用される認可された抗菌潤滑油であれば何でもよい。潤滑油は図1の装置の可動部分の色々なベアリング表面を潤滑する。潤滑油は源2から供給ライン400へ容積移送式ポンプ401により引き出される。ポンプ401は抗菌潤滑油を閉ループ潤滑油システムの中で循環させる。図1の全てのポンプは抗菌潤滑油を受ける。混合ヘッド49、51、及び53、乳化処理容器37、39、及び41、貯蔵ループ27のバルブ65、67、73、及び75は全て抗菌潤滑油を受ける。混合物滅菌バルブ24及び風味滅菌バルブ28も抗菌潤滑油を受ける。
【0036】
潤滑油ループはポンプ401、ライン401a、圧力センサー401b、ライン402、光電池アセンブリ404、ライン406、混合ヘッド53、ライン408、混合ヘッド51、ライン410、混合ヘッド49、ライン412、ポンプ180、ライン414、ポンプ25、ライン416、混合物滅菌バルブ24、ライン418、乳化処理容器37の一側面、ライン420、乳化処理容器39の一側面、ライン422、乳化処理容器41の一側面、ライン424、乳化処理容器41の別側面、ライン426、乳化処理容器39の別側面、ライン428、乳化処理容器37の別側面、ライン430、ポンプ31、ライン432、バルブ67、ライン434、バルブ65、ライン436、バルブ73、ライン438、バルブ75、ライン440、ポンプ325、ライン442、ポンプ207、ライン444、ポンプ273、ライン446、ポンプ201、ライン448、ポンプ22、ライン450、ポンプ185、ライン452、ポンプ18、ライン454、風味滅菌バルブ28、ライン456、ポンプ115、ライン458、ポンプ147、及びライン400へ接続されるライン460、からなりこれによりループを閉じる。
【0037】
抗菌潤滑油ループの光電池アセンブリ404は図1Fに詳細に示す。光電池404aは光線441を潤滑油ライン402及び406の潤滑油を通して向ける光源439に反応する。潤滑油内のいかなる汚染も、光電池に接続されるメ−タ−443により測定されるように光電池404aの出力の変化により検出することが出来る。ライン402からの潤滑油は筐体445のチャンバー447へ向けられる。光源439は光透過プラスチック末端部449に設置され、そして光をチャンバー441及びその中に含まれる潤滑油を通して別の光透過末端部451に設置される光電池404aへ向ける。図1Fの装置で検出出来る汚染の例は、図1の食品処理部分から潤滑油システムへのソフトサーブ食品の漏出であろう。一般的に、機械の食品処理部分は、食品と潤滑油が混合しないように潤滑油システムから完全に密閉される。しかし二つのシステム間のシ−ルが損なわれることがあれば、食品が潤滑油内へ漏出し、そして潤滑特性を低下させる。食品の潤滑油への漏出は潤滑油の不透明度を変化させ、そして光電池404aの出力により検出されるだろう。これが発生するときアラームが鳴らされ、そして修理が行われる。
【0038】
圧力センサー401bは潤滑油システムでシステムの漏出の存在を示す一定であるべき圧力の低下を検出するために使用される。
【0039】
本発明による機械の全ての部分は食品業界用として受け入れられる衛生備品が組み込まれる。
【0040】
図1の機械の全ての要素はコンピューター19fにより制御される。コンピュ−タ19fは機械が所望のタイミングで所望の機能を実行するように、食品処理システム及び清掃消毒システムの色々なソレノイドバルブ、ポンプ、及びモーターの動作を制御する。それは機械の色々な部分の温度を制御する冷凍システム及び加熱要素も制御する。コンピューター19fは紫外線源及び塩素消毒及びオゾン消毒システムの制御も行う。コンピューター19fは選択パネル13aを通して入る指令及び図1の色々なセンサーによ り発生する検出情報に対処する。コンピューターは、色々な混合物、風味、及び清掃液源に取り付けられたRFID標識から収集される情報を検出、及び処理する。コンピューター19fは、機械を遠隔で監視及び制御出来るようにインターネット又は他の通信網へ接続される。
[食品製造、処理、及び貯蔵サイクル]
【0041】
図1の装置の食品の製造、処理、及び貯蔵動作の始まりにおいて、ソフトサーブ混合物は、ループ27が完全に満杯になる迄、源6から所望量の風味及び源7から窒素ガスと共に、混合物容器10から貯蔵ループ27へ送り込まれる。冷凍ユニットは、それが容器10を出てそして冷凍室15に設置される装置へ移動する時、混合物を冷凍する。混合物は乳化処理容器37、39、及び41で乳化処理され、そしてポンプ31により貯蔵ループ27を回り、ポンプにより絶えず循環する。払い出しヘッドバルブアセンブリ及び廃水バルブアセンブリ35は共に貯蔵ル−プ27の混合物の閉ループ流路を完結するそれらの貫流位置にある。払出しヘッドからのソフトサーブ冷凍食品は払出しヘッドアセンブリ33のバルブを払出し位置へ動かすことにより機械から取り出すことができる。予め決められた量のソフトサーブ食品が貯蔵ループ27から引き出される。次にバルブアセンブリ33のバルブはソフトサーブ食品の払出しを停止するためそれらの貫流位置へ戻る。ソフトサーブ食品はループ27から払出されるため、払出された食品は容器10からの新混合物、源6からの新風味、源7からの更なる超過ガスで一斉に置換される。
[清掃および消毒サイクル]
【0042】
予め決められたタイミングで、図1の装置は清掃及び消毒されなければならない。この処理は冷凍ユニット19を停止させそして以前冷凍していた個室15を暖めることにより始まる。貯蔵ループ27及びループ27への供給ラインの冷凍食品を溶解させるため個室15の温度を上昇させる助けに使用される加熱要素19dが個室に備えられる。源5からの熱湯は供給水の温度が120°Fから130°Fのような最高温度に到達する迄、廃水処理システムへ注入される。廃水処理バルブアセンブリ35はループ27を廃水処理システム9へ開くために廃水処理位置へ動かされる。次に源5からの熱湯はループ27の食品を廃水処理システムへ洗い流すため貯蔵ループ27へ向けられる。このフラッシング動作の間に乳化処理容器の乳化処理要素はループ27の冷凍食品を粉砕するため回転する。水温は廃水処理システム9へのその流れを容易にするため食品の溶解を促進する。補助加熱要素13bはフラッシング動作の間に貯蔵ループ27の液体温度をさらに上げるためループ27に接近して設置される。この様な上昇温度は含まれる清掃溶液の性質により、150°F以上になる。廃水バルブアセンブリ35はループ27を通して熱湯の循環及び廃水処理システム9への廃水及び食品の排出を交互に行うためその貫流及び廃水処理位置の間を行ったり来たりする。
【0043】
熱湯フラッシングがループ27から食品を現実的な量だけ除去した後、CIP薬品がCIP薬品の水に対する所望比率が達成される迄、貯蔵ループ27の液体容量へ注入される。貯蔵ル−プの液体循環がループ27全体で均一なCIP濃度を生成するように、CIP薬品を混合ヘッド49へ徐々に導入することが望ましい。CIP薬品はシステムから集められる冷凍食品中の脂肪及びタンパク質を粉砕するために選ばれる。バルブアセンブリ33及び35のバルブは、CIP及びフラッシング処理の間にそれら夫々のピストンリング及びそれら夫々のバルブシリンダの内面を清掃するために振動する。
【0044】
一旦CIP溶液が必要な量の食品だけ除去するのに十分な時間貯蔵ループを循環すると、それらは廃水処理システム9へ排出され、そしてシステム第二の熱湯フラッシングが行われる。第二のCIP処理は次に行われ、第三の熱湯フラッシングがこれに続く。バルブアセンブリ33及び35はバルブの内側を清掃液及びフラッシング水にさらすため、前と同様に振動する。
【0045】
次に高圧窒素パージガスが、システムの水を吹き飛ばすため機械の清掃範囲を通して吹き込まれる。パージ動作の後、ヨウ素溶液のような消毒剤が、貯蔵ループ27へ送りこまれ、そしてシステムへ侵入する可能性のある如何なる細菌又は他の微生物汚染も殺すのに十分な時間循環させる。再度バルブアセンブリ33および35はそれらのアセンブリのバルブ内側を消毒液にさらすため振動する。次に消毒液はシステムより排出されそしてオゾン消毒水及びその後の窒素パージがこれに続く。
【0046】
如何なる残留ヨウ素も源12からの砂糖水でのシステムのフラッシングにより除去される。次にシステムは源7からの高圧亜酸化窒素ガスにより充満される。亜酸化窒素ガスの甘い味は清掃処理後に製造される冷凍食品の風味を改善する。次に貯蔵ループ27は、混合物、超過ガス、及び風味で詰め替えられ、そして冷凍食品の製造、貯蔵、及び払出しへ戻る。
【0047】
ここで記述する清掃及び消毒処理は説明的なものである。清掃及び消毒処理の実際の種類及び手順は保健行政当局により指示されるだろう。図1の機械はそれらの指示手順に従うように適応できる。
[混合物容器及び混合物滅菌バルブ]
【0048】
図2は混合物容器10及び混合物滅菌バルブ24の詳細説明図を示す。図2Aは図2に示す貫通ピストン及び貫通ピストン先端部及びバックバルブのいくつかの詳細を示す。混合物容器10は、望ましくは無菌のソフトサーブ混合物で充満した密閉プラスチックバック502を含む箱500からなる。混合物はバック502から混合物バックバルブ504を通して引き出される。バックバルブ504は、バック502がソフトサーブ機械の筐体に固定された棚506に形成された溝から垂れ下がることが出来るように構築される。混合物バックバルブ504は、バック502の円形開口部の周囲に結合される環状構造である。バルブ504は円筒形セパレーターによる間隙を介して一対の環状円板からなる。円板間の空間は棚506の溝の端を受け入れる。バックバルブ504を通る円筒形通路はバック502から混合物の抽出用の通路を備えるためバック502の開口部と通じる。上と下の膜508及び510はバック502の開口部及びバックバルブ504を通る円筒形通路を二重に密閉する。混合物バック502は棚の溝の端をバックバルブ504の環状円板間の空間へ挿入し、そしてバック502が混合物滅菌バルブ24の下の所定位置に来る迄溝に沿ってバックバルブを滑らすことにより機械に設置される。
【0049】
混合物滅菌バルブ24は、混合物滅菌バルブ24の一端へ接続されるリニア−アクチュエータ512により棚506の方向へ前後に駆動される円筒形チューブである。混合物滅菌バルブ24は、ピストン514をバルブ24の中で縦方向に動かすリニア−アクチュエータ515に接続される貫通ピストン514を含む。リニア−アクチュエ−タ515は貫通ピストンを混合物滅菌バルブ24から引き出してバック502へ挿入しそしてピストン514を混合物滅菌バルブ24へ後退させることを交互に行う。
【0050】
ピストン514は、それを処理装置のその他の部分へ供給するため混合物をバックから引き出すため、混合物バック502へ挿入されるバルブ24の混合物バック端にある狭い吸引チューブ516からなる。吸引チューブ516はバック502からの混合物が流れる通路518を含む。ピストン514の吸引チュ−ブ516は吸引チューブ516の混合物バック端の貫通先端部520からなる。リニア−アクチュエーター516がピストン514を混合物バック502の方向へ下方へ押す時、貫通先端部520は膜508及び510を破り、そしてバック502の液状混合物へ挿入される。吸引チューブ516の通路518の末端はチャンバ522へ接続される。混合物出口524はチャンバ522へ接続される。混合物がポンプ25によりバック502から引き出されている時は、混合物は吸引チューブ516の通路518へ吸引チューブ516の穴526及び528を通って入る。混合物は通路518を通して上方へチャンバ522へ、混合物出口524を通してバルブ24の外へ引き出される。
【0051】
混合物滅菌バルブ24のバック端は、Oリング530及び532の間の二つの廃水処理通路534及び536と共に、外側Oリング530及び内側Oリング532からなる。通路534及び536は廃水処理システム9へ接続される廃水処理口538及び540へ通じる。新混合バックが棚506上へ設置される時、混合物滅菌バックは棚から後退しそして貫通ピストンは図2Bに示すように混合物滅菌バルブ24へ後退する。一旦新混合バック502が設置されると、混合物滅菌バルブ24は棚506の方向へ下げられる。混合物滅菌バルブ24がアクチュエータ512により棚506の方向へ下げられる間に、Oリング530は混合物滅菌バルブ24のバック端及び棚506の間の初期密閉を備えるため最初から506そしてバックバルブ504の外側の端と接触する。図2C及び2Dを見て欲しい。この初期シ−ルは液体を混合物バック502から又は通路518から漏出することを防ぐ。この点において内側のシ−ル532は棚506と接触せず、その結果液体が通路518から廃水処理通路534及び536へ流れることを可能にするシ−ル532と棚506の間に空間を作る。図2C及び2Dを見て欲しい。混合物滅菌バルブ24の棚の方向への更なる動きは、通路518を廃水処理通路534及び536に対し密閉する棚506に対してOリング532を圧縮する。図2Eを見て欲しい。
【0052】
混合物滅菌バルブ24の貫通ピストン514は、清掃液を入り口539からチャンバ522へ受け入れるために開くバネ付きバルブ537を含む。バルブ537が閉じている時、それはチャンバ522から自己清掃システムへの混合物漏出を防ぎ、そしてそれは清掃液がチャンバ522の混合物の汚染を防ぐ。バルブ537は入り口539をチャンバ522へ接続する円筒形通路542からなる。通路542はバルブ茎544を含む。バルブ茎544の一端はチャンバ522へ延びそしてバルブ茎544が図2のその最左位置にある時、チャンバ522を通路542に対し密閉するOリングを有する。バネ546はチャンバ522からの通路を閉じるためバルブ茎544を左方向へ偏らせる。清掃動作の間に入り口539へ加えられる加圧清掃液は清掃液がチャンバ522へ受け入れられるようにバネ546により加えられる力に打ち勝ち、そしてバルブ537を開ける。
【0053】
ピストン514は通路518及びチャンバ522の間の液体の流れを制御するバルブ548からもなる。バルブ548はチャンバ522へ延びるバルブ茎550からなる。バルブ茎550の下端のOリングはバルブ茎が図2のその最も下の位置にある時、チャンバ522からの通路518を閉じる。バネ554は、チャンバ522が通路518に対し通路518を閉じる。バネ554は、チャンバ522が通路518に対し閉じられるように、図2のバルブ茎550を下方へ偏らせる.ソレノイド556はバルブ茎550がチャンバ522への通路518を開かせるように電力が供給される。
【0054】
ピストン514は、夫々入り口562及び564から通路518への清掃液受け入れを制御する一対のバルブ558および560を含む。バルブ558は、入り口562を通路518へ接続する円筒形通路568内でスライドするバルブ茎566からなる。ソレノイド570はバルブ558を開閉するため通路568のバルブ茎566をスライドさせる。バルブ茎566の一端のOリング572は、バルブ茎566がその最左位置にありそしてバルブ558が閉じている時、通路518を通路568に対し密閉する。バネ571は、バルブ558を閉に偏らせるため、図2でバルブ茎566を右へ押す。バルブ560は入り口564を通路518へ接続する円筒形通路576内でスライドするバルブ茎574からなる。ソレノイド578はバルブ560を開閉させるため通路576のバルブ茎574をスライドさせる。バルブ茎574の一端のOリング580は、バルブ茎574がその最左位置にありそしてバルブ560が閉じている時、通路518を通路576に対し密閉する。バネ579はバルブ560を閉に偏らせるため図2でバルブ茎を左へ押す。バルブ558及び560が開の時、CIP溶液、消毒液、水、砂糖水、及びパージガスの様な清掃液は、混合物滅菌バルブ24の下の位置へ滑り込ませる新混合物バック502を密閉する膜508の外表面を清掃するため、通路518へ入り貫通先端部520へ流れ下りそして穴526及び528から出る。
【0055】
衛生的なソフトサーブ混合物を含む新密閉混合物バック502が棚506へ設置される時、混合物滅菌バルブ24はバックバルブ504の外側端を混合物滅菌バルブ24の下端に対し密閉し、食品流路518及び貫通先端部520を清掃消毒し、バックバルブ504の外表面と膜シールを清掃消毒し、そして清掃消毒液を廃水処理システム9へ排出する通路を提供する。清掃処理が完了すると、リニア−アクチュエータ512は、内側Oリング532をバックバルブ504に対し密閉するため混合物滅菌バルブ24を棚506に対し更に押す。これは廃水処理システム9への通路を密閉する。次にリニア−アクチュエータ514は貫通ピストンを混合物バックの方へ下方へ押す。貫通ピストン520先端部はバックバルブ504の膜シール508及び510を貫通し、そして吸引チューブ516はバック502の混合物へ滑り込む。これはバック502から混合物を引き出しそしてそれを貯蔵ループ27へ送り込むためポンプ25の通路を提供する。
【0056】
潤滑油システムは図2のバルブの可動部分の全てを潤滑する。潤滑油ポンプ401はバルブ560の入り口582へ潤滑油を向ける。(図1に示す中間装置を通して、図2の破線部のポンプ出力ラインにより表現されるような図2のようではなく)。潤滑油はバルブ560の潤滑油排出口584から排出される。口584から排出される潤滑油はバルブ548の潤滑油入り口586へ向けられる。潤滑油はバルブ548の潤滑油出口588から排出される。口588から排出される潤滑油はバルブ537の潤滑油入り口590へ向けられる。潤滑油はバルブ537の潤滑油出口592から排出される。口592から排出される潤滑油はバルブ558の潤滑油入り口594へ向けられる。潤滑油はバルブ558の潤滑油出口596から排出される。口596から排出される潤滑油は混合物滅菌バルブ24の潤滑油出口599へ向けられる。潤滑油は混合物滅菌バルブ24の潤滑油出口599から排出され、そしてポンプ401の入り口へ戻る。(図1に示す中間装置を通して、図2のポンプ401への入力ラインの破線により表現されるような図2のようではなく)。
[入荷処理容器及び混合ヘッドアセンブリ]
【0057】
図3は、図1に概して示す乳化処理容器37、混合ヘッド49、及び可変速度モ−タ−43の詳細説明図である。図1に示す本発明の例における他の乳化処理容器、混合ヘッド、及びモ−タ−は同じである。
【0058】
乳化処理容器37は混合物、超過ガス、及び風味が高品質、均質、ソフトサーブ冷凍食品へ乳化される概して円筒形混合チャンバ600を有する円筒形構造である。これはチャンバ600に設置される一連の泡立て指又は棒の作用により達成される。泡立て指は乳化処理容器37の壁端604および606に固定される一組の静止泡立て指602からなる。指602はチャンバ600の縦軸から離れ、そしてチャンバ600を縦方向へ延びる。回転可能な泡立て指608は、チャンバ600の縦軸に沿って延びる駆動シャフト612上に形成されるフランジ610に固定され、そして可変速度モーター43により駆動される。駆動シャフト612へ接続されるエンコーダ613はモーター速度を制御する配置に使用される。エンコーダ613は本発明の実施例でモーターと別の要素として示されるが、それはほかの実施例ではモーターと一体でもある。指608はチャンバ600の縦軸から半径方向に間隔をあけておりそしてチャンバ600内で縦方向へ延びる。回転可能な指608は、指608が駆動シャフト612により回転される時、チャンバ600内の混合物にせん断作用を引き起こすために指608は指602を通過してスライドするように静止指602から半径方向に間隔をとる。乳化処理されたソフトサーブ食品は、円筒形のそして半径方向に延びる出口615で乳化処理容器37から外へ押し出されそして貯蔵ループ27の次の要素へ供給される。
【0059】
混合ヘッド49は乳化処理容器37へ半径方向へ延びる円形入り口614へ取り付けられる概して円筒形構造である。混合ヘッド49は混合ヘッド49へ半径方向へ延びる多くの円筒形入り口を有する。二つの図解入り口616及び618は図3に示される。各入り口は乳化処理容器37の混合チャンバ600への入り口へ提供される液体の受け入れを制御するバネで偏らせたバルブと関係する。入り口616は入り口616を乳化処理容器37の入り口614及びチャンバ600と接続する通路621を通して延びるバルブ茎620からなるバルブ619と通じる。バネ624は、バルブ茎620の下端のシール622が入り口614からの通路621を閉じるようにバルブ茎620を上方へ偏らせる。同様に入り口618は、入り口618を乳化処理容器37の入り口614及びチャンバ600と接続する通路630を通して延びるバルブ茎628からなるバルブ626と通じる。バネ632は、バルブ茎628の下端のシール634が入り口614からの通路630を閉じるように、バルブ茎628を上方へ偏らせる。混合ヘッド49の入り口へ適用される十分な高さの液体圧力がバネにより加えられる力に打ち勝ち、そして混合物を通って通過し、そして静止指602を通り過ぎる回転泡立て指608により、それらの液体が乳化処理されるチャンバ600へ液体を受け入れるためバルブを開く。
【0060】
抗菌潤滑油は潤滑油入り口636の図3の構造へ送り込まれ、そして潤滑油出口638、潤滑油入り口640、潤滑油出口642、潤滑油入り口644、及び潤滑油出口646へ進む。
【0061】
図3Aは図3に示す通路621及び630を見せる混合ヘッド49の上面及び下面図を示す。バルブ619及び626のような夫々のバルブに沿った通路621及び630のような付加的通路は、混合ヘッド49の周囲に設置される。これらの付加的通路及びバルブは付加的な食品成分又は清掃液を混合ヘッド49及びその関連する乳化処理容器37へ受け入れるために使用される。図3Aは、食品成分又は清掃液を混合ヘッド49へ運ぶ通路を図解する断面図「AA」を、そして潤滑油を搬送する通路を図解する断面図「BB」も示す。図3Aは、食品又は清掃液を混合ヘッド49へ受け入れるバルブの一つを構成する部品も示す。
【0062】
図3Bは、図1及び3の乳化処理容器49、51、及び53の特別な実施として使用される6口乳化処理容器の側面、端面、上面及び底面図を示す。図3Bの乳化処理容器は、図3に示すそれらのように混合ヘッド入り口、出口、モーター口、及びエンコーダ口を含む6個の入り口を有する円筒形チャンバ600からなる。加えて、図3Bの乳化処理容器は、付加的成分を乳化処理容器へ導入するために使用できる二つの第二入り口を有する。これらの第二入り口は、センサーを乳化処理容器へ取り付けるためにも使用できる。
[Oリング圧縮機]
【0063】
図3Cは図2、2A、2B、2C及び2Eに示すバルブ537及びバルブ619や626のような図3及び3Aに示す混合ヘッド構造のバルブに使用されるOリング圧縮器900の詳細を図解する。Oリング圧縮器900は、ソフトサーブ機械の潤滑油通路及び食品搬送通路の間の液体漏出に対する不浸透性障壁を作り出すため、Oリングに対する圧力さえ提供するこれらのバルブの二つの軸方向に変位するOリングの間に設置されるスペーサーである。Oリング圧縮器900は、Oリング圧縮器900の側面を通って直径方向へ延びる円筒形の潤滑油流路901、902、及び904を有する指抜き形円筒形構造である。この配置は潤滑油がOリング圧縮器が設置され、そしてOリング圧縮器900の両端のOリングは食品への潤滑油の漏出及び潤滑油への食品の漏出を防ぐバルブを通って容易に流れることを可能にする。Oリング圧縮器900は、圧縮器900を含むバルブ茎が延びる通路903へ縦方向へ延びる通路903も含む。
[曲がりくねった乳化処理容器の実施例]
【0064】
図4は、支持枠701及び703に固定されそして直列に接続される細長い円筒形乳化処理容器700、702、704、706及び708の配置を示す。これらの乳化処理容器700、702、704、706、及び708は図1の乳化処理容器39及び41と置換できる。円筒形混合チャンバ及び縦方向に変位した乳化処理容器700、702、704、706、及び708の半径方向の入り口及び出口は貯蔵ループ27を循環する混合物の曲がりくねった流路を規定する。特に乳化処理容器37からのパイプ57は乳化処理容器700の入り口710へ接続される。乳化処理容器700の出口712は乳化処理容器702の入り口714へ接続される。乳化処理容器702の出口716は乳化処理容器704の入り口718へ接続される。乳化処理容器704の出口720は乳化処理容器706の入り口722へ接続される。乳化処理容器706の出口724は乳化処理容器708の入り口726へ接続される。乳化処理容器708の出口728はポンプ31の入り口へ接続されるパイプ61へ接続される。
【0065】
曲がりくねった容器アセンブリのベアリングは潤滑油システムにより抗菌潤滑油で潤滑される。潤滑油はポンプ401によりライン401a、圧力センサー401b、ライン402、光電センサーアセンブリ404および乳化処理容器708の一端へ接続されるライン406へ向けられる。潤滑油は容器708からライン407を通って容器706、次にライン409及び容器704へ流れる。潤滑油の流れはライン411、容器702、ライン413、容器700、ライン415、混合ヘッド49、ライン412、ポンプ180、ライン414、ポンプ25、ライン416、混合物滅菌バルブ24、ライン418、乳化処理容器37の一側面、ライン419、乳化処理容器37の他端、及びライン421を通って乳化処理容器700、702、704、706、及び708の他端へ続く。潤滑油はライン421から容器700、次にライン423、容器702、ライン425、容器704、ライン427、容器706、ライン429、容器708およびライン430へ流れる。潤滑油はライン430でポンプ31へ流れ続ける。潤滑油システムのその他は図1に示すものと同じである。
【0066】
乳化処理容器700、702、704、706及び708は各々、各容器を通って流れるソフトサーブ混合物を乳化処理する泡立てアセンブリを含む。泡立てアセンブリは乳化処理容器700、702、704、706、及び708の駆動シャフトへ取り付けられた可変速度モーターにより回転される。図5は図4の乳化処理容器700の詳細説明図である。他の容器は本質的に同じである。乳化処理容器700は容器の一端から容器の他端へ延びる円筒形混合チャンバ732を含む。チャンバはモーター駆動シャフト738へ取り付けられた二つの回転可能な末端部734,736からなる泡立てアセンブリを含む。泡立てアセンブリは混合チャンバ732を通って縦に延び、そして末端部734及び736の各端部に取り付けられた多くの泡立て棒740、742、744、746、及び748からもなる。多くの泡立て棒740、742、744、746、及び748は、混合物がそれがチャンバ732を通って移動する間に均質に混合されるように図5Aに示すように駆動シャフト738の回転軸から色々な半径方向距離に各々設置される。図5Aの図は図5で見えない付加的な泡立て棒741、743、及び745を示す。図5および5Aに示す本発明例で駆動シャフト738の回転軸に対し泡立て棒744および745は、半径r1、泡立て棒740及び748は半径r2、そして泡立て棒741、742、743、及び746は半径r3の距離にあり、ここでr1>r2>r3である。ソフトサーブ混合物は乳化処理容器37の出力へ接続される入り口710を通って乳化処理容器700へ入り、混合チャンバ732を通してポンプ31により縦方向に引かれる間に回転泡立て棒740、741、742、743、744、745、746、及び748により乳化処理され、そして出口712を通って出る。混合物は次にそれが同様の乳化処理を受ける次の乳化処理容器702へ入る。
[冷凍容器実施例]
【0067】
図6は、ループ27を含む全個室15を冷却する代わりにループ27の混合物を冷凍するため貯蔵ループ27の普通の冷凍容器の使用を含む本発明の別の実施例を示す。図6は貯蔵ループの曲がりくねった容器アセンブリと直列の冷凍容器800を示す。冷凍コイルは容器800の周りに巻かれそしてライン802及び804を経由して冷凍ユニット19へ接続される。容器10からの液体混合物及び源6からの風味は容器800で冷凍される。容器800の内面に最も近い混合物及び冷凍コイルが最初に冷凍する。混合物は容器800を通してポンプ31により引かれる間に、容器800の内側のスクレーバはモーター730で駆動される。スクレーバは冷凍コイルに最も近い冷凍混合物を容器800の中心部のより暖かい混合物へ包み込むため、容器800の内面をすくい取る。
【0068】
潤滑油は乳化処理容器700の左側の潤滑油出口から延びるライン431から冷凍容器800の左側のベアリングへ供給される。潤滑油は容器800の左側ベアリングを通って流れ、そしてライン433を通って外へ流れる。容器800の左側のベアリングは乳化処理容器37の右側のベアリングから冷凍容器800の右側のベアリングへ延びるライン435から供給される。潤滑油は冷凍容器800の右側ベアリングを通って流れ、そして乳化処理容器700の右側ベアリングへ接続されるライン437を通って外へ流れる。図6
の潤滑油システムは他の全ての点で図1及び4の潤滑油システムと同じである。
【0069】
図6は図4のものと同様の曲がりくねった容器アセンブリを持つ冷凍容器の使用を示すが、冷凍容器は図1に示すものと同様の直列容器アセンブリも使用する。
[結論]
【0070】
上の記述は多くの本発明の詳細実施例を取り扱うが、その記述は本発明例の記述であることを意味するだけで、そして付属の請求項により規定される特許範囲を限定するつもりは少しもない。
【図面の簡単な説明】
【0071】
【図1】直列型配置の乳化処理容器を含む本発明によるソフトサ−ブ品の製造、貯蔵、および払出し装置の第一例を示す。
【図1A】貫流位置にある図1の払出しバルブアセンブリを示し、図1Aは払出し位置から貫流位置への移行の間に達成される払出しバルブアセンブリの最終位置も表現する。
【図1B】払出し位置にある図1の払出しバルブアセンブリを示す。
【図1C】払出し位置から貫流位置への移行の間の中間位置にある図1の払出しバルブアセンブリを示す。
【図1D】貫流位置にある図1の廃水バルブアセンブリを示す。
【図1E】廃水処理位置にある図1の廃水バルブアセンブリを示す。
【図1F】図1の抗菌潤滑油システムにおける光電池アセンブリの詳細を示す。
【図2】図1における混合物滅菌バルブの詳細な説明図を示す。
【図2A】貫通ピストン先端部および混合物バックの更なる詳細を含んだ図2の貫通ピストンを示す。
【図2B】混合物滅菌バブルの充分後退した貫通ピストンの、混合物バックから十分後退した混合物滅菌バブルを示す。
【図2C】清掃廃液が廃水処理システムへ排出されるようにするため、一次Oリングはバックバブルに対し密閉され、二次Oリングはバックバブルに対し密閉されないことを示す更なる詳細の混合物バックバブルとの初期接触状態にある混合物滅菌バブルを示す。
【図2D】二次Oリングと、清掃廃液が廃水処理システムへ排出されるようにするバックバルブの間の空間をもってバックバルブに対する一次Oリングの初期シールをより明瞭に示す図2CにおけるOリング部分の拡大図を示す。
【図2E】混合物バックと充分にかみ合った混合物滅菌バルブを示し、Oリングは両方ともバックバルブに対しシールされ、そして貫通ピストンは混合物バック上のシールを貫通している。
【図3】図1に示す乳化処理容器の一つの詳細説明図である。
【図3A】図3における混合ヘッドのいろいろな詳細を示す。
【図3B】6ポート万能乳化処理容器の側面、端部、上面、および底面の図を示す。
【図3C】図2、2A、2B、2C、2E、3、および3Aにおけるバルブのいくつかに示されるOリング圧縮器の上面および側面図を示す。
【図4】乳化処理容器の曲がりくねった配置を含む本発明の第二実施例の説明図を示す。
【図5】図4に示す乳化処理容器の一つの詳細説明図である。
【図5A】図5の乳化処理容器の回転軸に関して、図5の泡立て棒の配置を示す。
【図6】冷凍食品の使用を含む本発明の第三実施例の説明図を示す。
【符号の説明】
【0072】
図1、4、6
1(ABS IODINE SOURCE):ABSヨウ素液源
2(ABS LUBRICATION FLUID SOURCE):ABS潤滑液源
3(CIP SOLUTIONS SOURCE):CIP溶液源
4(FILTERED DOMESTIC COLD WATER):ろ過内部用冷水
5(FILTERED DOMESTIC HOT WATER PUMP):ろ過内部用熱湯
6(FLAVORINGS SOURCE):風味源
7(FOOD GRADE <NITROUS OXIDE> GAS SOURCE,VALVE PRESSURE SENSOR,REGULATOR&LINE PRESSURE SENSOR):食品用<亜酸化窒素>ガス源、バルブ圧力センサ−、調節器及びライン圧力センサ−
8(PURGE GAS SOURCE,VALVE PRESSURE SENSOR,REGULATOR&LINE PRESSURE SENSOR):パ−ジガス源、バルブ圧力センサ−、調節器及びライン圧力センサ−
9:廃液排出システム
10(ICE CREAM MIX):アイスクリ−ム混合物
11(WATER SALT SUGAR SOLUTION SOURCE):塩砂糖水溶液源
12(SUGAR WATER SOLUTION SOURCE):砂糖水溶液源
13b(CIP HEATING ELEMENT*):CIP加熱要素
15(THE REFRIGERATED COMPARTMENT):冷凍室
18、22、25、87、115、147、180、185、201、207、273、326、401:ポンプ
19(VARIABLE SPEED & VOLTAGE REFRIGERATION UNIT):可変速度/電圧冷凍ユニット
19a(EVAPORATOR COIL & FAN):蒸発コイルおよびファン
19b, 19c(ULTRA VIOLET LIGHT SOURCE):紫外線源
19d(HEATING ELEMENT):加熱要素
19e(ELECTRICAL SUPPLY 110/120VOLTS):電源1
10/120V
19f (CPU/RFID INTERNET&COMMUNICATIONS NETWORK)
21(THE UNREFRIGERATED COMPARTMENT):非冷凍室
23(HEAT SOURCE PREVENTS MIX FROM FREEZING):熱源は混合物の冷凍を防ぐ
24(MIX STERILIZING VALVE):混合物滅菌バルブ
27:動的ル−プ処理および貯蔵システム
28(FLAVOR STERILIZING VALVE):風味滅菌バルブ
29:乳化処理アセンブリ
31(POSITIVE DISPLACEMENT PUMP):容積移送式ポンプ
33:払出しヘッドアセンブリ
33b:払出し口
33c、55、57、61、63、64、81、89、91、93:パイプ
35:廃水処理バルブアセンブリ
37、39、41、700、702、704、706、708(EMULSIFYING BARREL):乳化処理容器
43、45、47、730(VSMOTOR):可変速度モ−タ−
49、51、53(MIX HEAD):混合ヘッド
65、67、73、75:ピストン
69、71、77、79:リニア−アクチュエ−タ
83:衛生フラッシングル−プ
85(ABS CHLORIDE and/OR OZONE GENERATOR):ABS塩素そして/またはオゾン発生器
97、103、109:バルブ
99、105:滅菌トラップ
111:廃水管
401b:圧力センサ−
404:光電池
701、703:支持フレ−ム
712、714、716、718、720、722、724、726、728:口
その他数字:ライン名
TO SEPTIC SYSTEM:浄化槽へ
CPU/RFID INTER NET & COMMUNICATIONS NETWORK):CPU/RFIDインタ−ネットおよび通信ネットワ−ク
SELECTION PANEL:選択パネル
ICE CREAM DISPENSING HEAD:アイスクリ−ム払出しヘッド
FINISHED ICE CREAM :完成アイスクリ−ム
SOFT SERVE ICE CREAM:ソフトサ−ブアイスクリ−ム
図1A(DISPENSING HEAD IN DYNAMIC STORAGE LOOP POSITION):動的貯蔵ル−プ位置の払出しヘッド
432、434、436:ライン
PISTONS ARE IN NON ICE CREAM DISPENSING FLOW THROUGH POSITION:ピストンはアイスクリ−ム払出し貫流位置にない
FINISHED ICE CREAM FLOWS BACK INTO THE DYNAMIC STORAGE LOOP:完成アイスクリ−ムは動的貯蔵ル−プへ流れ戻る
図1B(DISPENSING HEAD IN LAST DISPENSING POSITION):最終払出し位置の払出しヘッド
PRIMARY FINISHED ICE CREAM OUT:一次完成アイスクリ−ム出口
図1C(DISPENSING HEAD IN NEXT TO LAST DISPENSING POSITION):最終払出し位置の次の払出しヘッド
NEXT TO LAST FINISHED ICE CREAM OUT:最終完成アイスクリ−ムの出た後
図1D(PISTONS 73&75 IN DYNAMIC STORAGE LOOP FLOW THROUGH POSITION):動的貯蔵ル−プ貫流位置のピストン73および75
436、438、440:ライン
WASTE LINE:廃水ライン
FROM ICE CREAM DISPENSING HEAD:アイスクリ−ム払出しヘッドから
図1E(PISTONS 73&75 IN WASTE DISPOSAL POSITION):廃水処理位置のピストン73および75
図1F(ABS LUBRICATION PHOTO VOLTAIC CELL):ABS潤滑油光電池
402、406:ライン
404a(PHTO−VOLTAIC CELL):光電池
439(LIGHT SOURCE):光源
441、447:チャンバ
443(VOLT/AMP METER SENSOR):電圧/電流計センサ−
445:筐体
449、451:プラスチック末端部
ABS LUBRICATION FLUID:ABS潤滑液
CLEAR POLYMER:透明ポリマ−
LIGHT SHINES THROUGH LUBRICANT ONTO LIGHT SENSITIVE SURFACE:光は潤滑油を通って光感応表面上に輝く
WIRE:導線
+POWER:+電源
−POWER:−電源
図2(MIX STERILIZATION HEAD IN CLOSED AND SEALED POSITION):閉じたそして密閉した位置の混合物滅菌ヘッド
9:廃水処理システム
10:混合物容器
24、504、537、548、558、560:バルブ
401:ポンプ
416、418:ライン
500:箱
502:バッグ
506:棚
512:リニア−アクチュエ−タ
514、515:ピストン
516:吸引チュ−ブ
518、534、536、542、544、568、576:通路
522、552:チャンバ
524:出口
530、532、572、580:Oリング
538:廃水処理口
539、562、564、582、586、590、594、598:入り口
540:廃水処理通路
546、554、571、579:バネ
550、566、574:バルブ茎
556、570、578:ソレノイド
584、588、592、596、599:潤滑油排出口
600:混合チャンバ−
LIQUID MIX BAG:液体混合物バッグ
POWER LINE TO SOLENOID:ソレノイドへの電源ライン
SOLENOID:ソレノイド
CIP FLUIDS AND GASES:CIP液およびガス
MIX OUT TO PDP & EMULSIFICATION BARRELS:PDPおよび乳化処理容器への混合物出口
ABS LUBRICANT:ABS潤滑油
図2A(PIERCING PISTON TIP):貫通ピストン先端部
508、510:膜
520:貫通先端部
526、528:穴
FACES OF SEAL MENBRANCE:密閉膜の正面
MEMBRANE PIERCING TIP:膜貫通先端部
MIX BAG VALVE:混合物バッグバルブ
ORING:Oリング
HOLES FOR MIX TO ENTER INTO STERILIZATION HEAD:混合物の滅菌ヘッドへの侵入穴
PIECING TIP:貫通先端部
図2B(FULL CLEARANCE WITH FULLY RETRACTED PIERCING VALVE):十分に後退した貫通バルブの十分な間隙
215:ライン
LA/SOLENOID:LA/ソレノイド
TO WASTE SYSTEM:廃水システムへ
図2C(PRIMARY ORING SEAL IN FLUSH POSITION):フラッシング位置の一次Oリングシ−ル
図2D
図2E(FULL PRESSURE ORING SEAL WITH PIERCED SEAL):貫通されたシ−ルの全圧Oリングシ−ル)
図3(EMULSIFIED ICE CREAM TO PIPE57 AND DYNAMIC LOOP STORAGE SYSTEM27):パイプ57への乳化処理されたアイスクリ−ムおよび動的ル−プ貯蔵システム27
37(EMULSIFICATION BARREL):乳化処理容器
43(VARIABLE SPEED MOTOR):可変速度モ−タ−
49(MIX HEAD):混合ヘッド
600:チャンバ
602、608:指
604、606:壁端
610:フランジ
612:駆動シャフト
613(SPEED ENCODER):速度エンコ−ダ
614、616、618、636、640:入り口
615:出口
619、626:バルブ
620、628:バルブ茎
621、630:通路
622、634:シ−ル
624、632:バネ
636、640、644:潤滑油入り口
638、642、646:潤滑油出口
900:O−リング圧縮器
ORING:Oリング
BALL BEARING:ボ−ルベアリング
FOOD RELATED FLUID:食品関係液
MOUNTING HOLES:取付け穴
図3A(MIX HEAD):混合ヘッド
TOP VIEW:上面図
LIQUID/GAS CROSS SECTION「AA」:液体/ガス断面「AA」
ABS LUBRICANT CROSS SECTION「BB」:ABS潤滑油断面「BB」
CROSS SECTION VIEW:断面図
BOTTOM VIEW:底面図
図3B(6PORT<WAY>EMULSIFICATION BARREL ASSEMBLY):6口(方向)乳化処理容器アセンブリ
SIDE VIEW:側面図
END VIEW:端面図
TOP VIEW:上面図
BOTTOM VIEW:底面図
ENCORDER PORT:エンコ−ダ口
OUTPUT PORT:出口
MOTOR PORT:モ−タ−口
MIX HEAD PORT:混合ヘッド口
SECONDARY PORT:第二口
Sanitary Fitting used throughout:衛生設備用通路
All surface are 90degrees from one another:全ての面は互いに90度ずれる
図3C(O−RING COMPRESSOR): Oリング圧縮器
900:Oリング圧縮器
901、902、904:潤滑油流路
903:通路
図5
700:乳化処理容器
710:入り口
712:出口
732:混合チャンバ
734、736:末端部
738:駆動シャフト
740、742、744、746、748:泡立て棒
ICE CREAM FLOW IN:アイスクリ−ム流入口
ICE CREAM FLOW OUT:アイスクリ−ム流出口
図5A
741、743、745:泡立て棒
END VIEW:端面図
SIDE VIEW:側面図
FACE VIEW:正面図
TOP VIEW:上面図
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソフトサ−ブ食品の源、ソフトサ−ブ食品の源へ接続される閉ル−プ循環システムおよび閉ル−プ循環システムへ接続される払出しヘッドからなるソフトサ−ブ食品の製造、貯蔵、および払出し機械。
【請求項2】
閉ル−プ循環システムへ接続される自己清掃システムから更になる、請求項1の貯蔵および払出し機械。
【請求項3】
閉ル−プ循環システムの混合容器アセンブリから更になる、請求項1の貯蔵および払出し機械。
【請求項4】
混合容器アセンブリが直列接続される多くの円筒形混合容器からなる、請求項3の貯蔵および払出し機械。
【請求項5】
混合容器は閉ル−プ循環システムの曲がりくねった通路を規定する、請求項4の貯蔵および払出し機械。
【請求項6】
ソフトサ−ブ食品、閉ル−プ循環システム、および払出しヘッドの源を包囲する筐体、および閉ル−プ循環システムを冷却するための筐体内の冷凍ユニットから更になる、請求項1の貯蔵および払出し機械。
【請求項7】
その中で各混合容器は第一の端と第二の端、第一の端へ接続される入り口、および第二の端へ接続される出口を有し、そしてその中で各混合容器は、混合容器に第一の端から第二の端へ延びる回転可能な泡立てアセンブリを含み、泡立てアセンブリは末端部の間に接続される多くの縦に延びる棒を支持する第一および第二の末端部からなり、各棒は泡立てアセンブリの回転軸から半径方向に変位する、請求項4の貯蔵および払出し機械。
【請求項8】
閉ル−プ循環システムは、ポンプ、ポンプ出力へ接続される入力を有する混合容器アセンブリ、およびソフトサ−ブ食品の閉ル−プ循環システムから払出しヘッドへの供給のための混合容器アセンブリからなる、請求項1の貯蔵および払出し機械。
【請求項9】
閉ル−プ循環システムを包囲する冷凍室から更になる、請求項1の機械。
【請求項10】
閉ル−プ循環システムの冷凍容器から更になる、請求項1の機械。
【請求項11】
閉ル−プ循環システムを包囲する冷凍室および自己清掃システムを包囲する非冷凍室から更になる、請求項2の機械。
【請求項1】
ソフトサ−ブ食品の源、ソフトサ−ブ食品の源へ接続される閉ル−プ循環システムおよび閉ル−プ循環システムへ接続される払出しヘッドからなるソフトサ−ブ食品の製造、貯蔵、および払出し機械。
【請求項2】
閉ル−プ循環システムへ接続される自己清掃システムから更になる、請求項1の貯蔵および払出し機械。
【請求項3】
閉ル−プ循環システムの混合容器アセンブリから更になる、請求項1の貯蔵および払出し機械。
【請求項4】
混合容器アセンブリが直列接続される多くの円筒形混合容器からなる、請求項3の貯蔵および払出し機械。
【請求項5】
混合容器は閉ル−プ循環システムの曲がりくねった通路を規定する、請求項4の貯蔵および払出し機械。
【請求項6】
ソフトサ−ブ食品、閉ル−プ循環システム、および払出しヘッドの源を包囲する筐体、および閉ル−プ循環システムを冷却するための筐体内の冷凍ユニットから更になる、請求項1の貯蔵および払出し機械。
【請求項7】
その中で各混合容器は第一の端と第二の端、第一の端へ接続される入り口、および第二の端へ接続される出口を有し、そしてその中で各混合容器は、混合容器に第一の端から第二の端へ延びる回転可能な泡立てアセンブリを含み、泡立てアセンブリは末端部の間に接続される多くの縦に延びる棒を支持する第一および第二の末端部からなり、各棒は泡立てアセンブリの回転軸から半径方向に変位する、請求項4の貯蔵および払出し機械。
【請求項8】
閉ル−プ循環システムは、ポンプ、ポンプ出力へ接続される入力を有する混合容器アセンブリ、およびソフトサ−ブ食品の閉ル−プ循環システムから払出しヘッドへの供給のための混合容器アセンブリからなる、請求項1の貯蔵および払出し機械。
【請求項9】
閉ル−プ循環システムを包囲する冷凍室から更になる、請求項1の機械。
【請求項10】
閉ル−プ循環システムの冷凍容器から更になる、請求項1の機械。
【請求項11】
閉ル−プ循環システムを包囲する冷凍室および自己清掃システムを包囲する非冷凍室から更になる、請求項2の機械。
【図1】
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図2】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2E】
【図3】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4】
【図5】
【図5A】
【図6】
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図2】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2E】
【図3】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4】
【図5】
【図5A】
【図6】
【公表番号】特表2006−523459(P2006−523459A)
【公表日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−510025(P2006−510025)
【出願日】平成16年4月13日(2004.4.13)
【国際出願番号】PCT/US2004/011484
【国際公開番号】WO2004/091324
【国際公開日】平成16年10月28日(2004.10.28)
【出願人】(505371209)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年4月13日(2004.4.13)
【国際出願番号】PCT/US2004/011484
【国際公開番号】WO2004/091324
【国際公開日】平成16年10月28日(2004.10.28)
【出願人】(505371209)
【Fターム(参考)】
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