説明

タイムレコーダシステム、タイムレコーダおよび打刻承認方法

【課題】打刻に関する承認結果を迅速かつ容易に確認し得る。
【解決手段】ステップ148において、タイムレコーダはコンピュータから返信される承認結果データを、タイムレコーダの表示部に表示する。そのため、打刻に関する承認結果をタイムレコーダで迅速かつ容易に確認し得る。従って、打刻に関することで、不安を感じることがなくなり、ストレスの原因は解消される。また、承認結果データの表示画面を見て、カード所有者は承認結果すなわち承認の有無またはその理由などを確認し、不明事項があれば、上記不明事項に関する内容の確認データをコンピュータへ返信させても良い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、打刻データに関する例えば修正・追加・削除の承認を申請する申請データなどの通信処理を行うタイムレコーダシステム、タイムレコーダおよび打刻承認方法に関する。
【背景技術】
【0002】
出退勤時刻などを打刻するタイムレコーダにおいて、打刻忘れ・打刻間違い・直行直帰などで打刻できないことがある。この場合、申請書を作成したり又はタイムカードへの書込みなどにより、管理者に届けていた。そのため、管理者は複数人からの申請などを判断する必要があり、その処理は煩雑であった。
【0003】
これを解決するため、磁気カードまたはICカードなどで打刻する従来のタイムレコーダの中には、出退勤時刻データを簡単に修正し承認を得ることができるシステムを構築したものがある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−259645公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に係る技術では、一方的に申請内容が承認されることになっており、従業者には承認の結果が報告されない。即ち、上記従来技術では、従業者が迅速かつ容易に承認結果を確認できなかった。
【0005】
そのため、従業者は、打刻に関する申請を行ったが、その承認結果などが不明になっていたので、不安を感じストレスの原因になっていた。
【0006】
そこで、本発明は、打刻に関する承認結果を迅速かつ容易に確認し得るタイムレコーダシステム、タイムレコーダおよび打刻承認方法を、提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るタイムレコーダシステムは、打刻データに関する通信処理を行うタイムレコーダシステムであって、打刻データに関する申請データを生成すると共に、上記申請データをコンピュータへ送信するタイムレコーダと、上記タイムレコーダからの上記申請データを受信し、上記申請データの承認有無に関する承認結果データを上記タイムレコーダへ返信する上記コンピュータとを備え、上記コンピュータから返信される上記承認結果データを、上記タイムレコーダの表示手段に表示する。
【0008】
また、本発明に係るタイムレコーダは、打刻に関するデータを表示手段に表示するタイムレコーダであって、打刻データに関する申請データを生成すると共に、上記申請データの承認有無に関する承認結果データを生成するデータ生成手段と、上記データ生成手段によって生成される上記申請データおよび上記承認結果データをそれぞれ記録する記録手段と、上記承認結果データの入力を認証する認証手段と、を備え、上記認証手段で入力が認証され且つ上記データ生成手段で生成される上記承認結果データを、上記記録手段に記録すると共に、上記記録手段に記録される上記承認結果データを上記表示手段に表示する。
【0009】
さらに、本発明に係る打刻承認方法は、打刻データに関する申請データをタイムレコーダが生成し、且つ上記タイムレコーダは上記申請データをコンピュータへ送信し、上記タイムレコーダからの上記申請データを受信した上記コンピュータは、上記申請データの承認有無に関する承認結果データを上記タイムレコーダへ返信し、上記タイムレコーダは上記コンピュータから返信される上記承認結果データを、上記タイムレコーダの表示手段に表示する。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るタイムレコーダシステム、タイムレコーダおよび打刻承認方法では、タイムレコーダはコンピュータから返信される承認結果データをタイムレコーダの表示手段に表示するので、打刻に関する承認結果をタイムレコーダで迅速かつ容易に確認し得る。
【0011】
また、本発明に係るタイムレコーダでは、認証手段で入力が認証され且つデータ生成手段で生成される承認結果データを、記録手段に記録すると共に、記録手段に記録される承認結果データを表示手段に表示するので、打刻に関する承認結果をタイムレコーダの表示手段で迅速かつ容易に確認し得る。
【0012】
従って、本発明によれば、打刻に関することで、不安を感じることがなくなり、ストレスの原因は解消される。また、本発明によれば、打刻に関する承認結果またはその理由について、異議があれば、直ちにかつ納得するまで反論できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図1および図2に基づいて、本発明の一実施形態であるタイムレコーダシステム、タイムレコーダおよび打刻承認方法について説明する。
【0014】
ここで、図1は本実施形態におけるタイムレコーダの斜視図、図2は図1に示すタイムレコーダを含むタイムレコーダシステムのブロック図である。本実施形態に係るタイムレコーダシステムはタイムレコーダおよびコンピュータで構成される。
【0015】
(タイムレコーダの概略構成)
図1に示すように、タイムレコーダ10の表面には、LCDタッチパネルなどで構成される表示部12と、ガイド音声などを出力するスピーカ14と、一点鎖線で示す非接触ICカード50から打刻者のIDデータを受信するアンテナ16が配置されている。
【0016】
また、タイムレコーダ10の側面には、二点鎖線で示す磁気カード52を通すためのカードユニット18が配置されている。即ち、カードユニット18には、磁気カード52を通すためのスライド部18Aが配置されている。
【0017】
さらに、タイムレコーダ10の底面には、二点鎖線で示すUSBメモリ54を接続するためのコネクタ20と、図2に示すコンピュータPCを接続するためのLANコネクタ22と、図示しないモデムを接続するための端子24が配置されている。
【0018】
(タイムレコーダの制御系に関する構成)
図2に示すように、タイムレコーダ10は、CPU30と、ROM32と、RAM34と、IDリーダ部36と、インターフェースI/Fと、出入力部38と、表示部12と、スピーカ14と、を備える。
【0019】
CPU30は、タイムレコーダ10の全体的な動作を司り、たとえば後述する操作キー13が操作された場合に、その操作に基づく処理を行う。なお、CPU30は、申請データなどを生成する制御手段を構成する。
【0020】
ROM32は、タイムレコーダ10に各種の処理を制御するプログラムを記憶する。RAM34は、各種データの読み書き用の記録域を有し、この記録域に従業者各人の打刻データなどが記録される。IDリーダ部36は、図1に示すアンテナ16から受信するIDデータまたは図1に示すカードユニット18から磁気カード52のIDデータを読み出す。インターフェースI/FはコンピュータPCを接続し、出入力部38はUSBメモリ54が接続される。
【0021】
表示手段である表示部12は、図1に示すように、現在時刻または操作キーなどを表示する。即ち、表示部12は、上述したようにタッチパネルで構成されており、タッチパネル上の操作キー13(図2参照)を操作することによって各種の次画面へと切替わる。
【0022】
(コンピュータの制御系に関する構成)
図2に示すように、コンピュータPCは、CPU40と、表示部41と、操作部42と、ROM43と、RAM44と、インターフェースI/Fとを備える。CPU40は、コンピュータPCの全体的な動作を司り、たとえば後述する操作部42のキーが操作された場合に、その操作に基づく処理を行う。
【0023】
表示部41は、ディスプレイなどで構成され、ディスプレイの表示画面に申請データまたは承認確認データなどを表示する。操作部42は、キーボードなどで構成され、文字などを入力する各種キーを備える。
【0024】
ROM43は、コンピュータPCに各種の処理を制御するプログラムを記憶する。RAM44は、各種データの読み書き用の記録域を有し、この記録域に例えば承認結果データまたは確認データなどが記録される。
【0025】
(本実施形態の作用)
図3乃至図5に示すフローチャートに基づき、タイムレコーダシステムTCにおける打刻承認モードに関する処理について説明する。
【0026】
なお、打刻に関する申請を行えるのはタイムレコーダ10のみであり、これに対する承認の有無はコンピュータPCのみが行えるように予め設定されている。即ち、コンピュータPCは、管理者IDを有する管理者のみが使用を認められ、権限のない従業者は使用できないように予め設定されている。
【0027】
ここで、図2に示すタイムレコーダ10における処理は、タイムレコーダ10のCPU30によって実行され、図3及び図5のフローチャートで表される。これらのプログラムは、予めタイムレコーダ10のROM32(図2参照)のプログラム領域に記憶されている。
【0028】
一方、図2に示すコンピュータPCにおける処理は、コンピュータPCのCPU40によって実行され、図4のフローチャートで表される。これらのプログラムは、予めコンピュータPCのROM43(図2参照)のプログラム領域に記憶されている。
【0029】
(タイムレコーダによる申請設定送信モード)
図3のフローチャートに基づき、打刻データに関する例えば修正・追加・削除の承認を申請する申請データを設定し、送信する申請設定送信モードを説明する。
【0030】
図3に示すように、ステップ100において、タイムレコーダ10のCPU30(図2参照)は、図1に示す待機画面中のタッチキーが操作されたか否かを判断する。ステップ100が否定の場合すなわち画面操作がされない場合には、画面操作を待つ。
【0031】
ステップ100が肯定の場合すなわち画面操作がされた場合には、ステップ102において、カード操作がされたか否かを判断する。即ち、CPU30は、図1に示すICカード50がアンテナ16に近づいたか、または磁気カード52がカードユニット18のスライド部18Aを通過したかを判断する。
【0032】
ステップ102が肯定の場合すなわちカード50または52が操作された場合には、ステップ104において、図2に示すIDリーダ部36で読取ったIDデータに基づき、カード50または52の所有者すなわち申請者を特定する。なお、ステップ102が否定の場合すなわちカード50または52が操作されない場合には、カード50または52が操作されるのを待つ。
【0033】
ステップ104の処理が終了した後、ステップ106において、申請者に関連付けられた編集画面を表示させる。次に、ステップ108において、修正・追加・削除の承認を得るための申請データが作成されたか否かを判断する。
【0034】
即ち、ステップ108は、編集画面中の例えば「確定」のタッチキーが操作されたか否かで判断する。ステップ108が否定の場合すなわち申請データが入力済みでない場合には、確定キーが操作されるのを待つ。
【0035】
ステップ108が肯定の場合すなわち申請データが作成され確定キーが操作された場合には、ステップ110において、上記申請データをコンピュータPCへ例えば電子メールまたはポップアップメッセージとしてLAN経由で送信する。なお、ステップ110の処理が終了した場合には、本フローチャートの処理は終了する。
【0036】
(コンピュータによる申請結果送信モード)
図4のフローチャートに基づき、タイムレコーダから送信される申請データに対し、承認の有無結果を送信する申請結果送信モードを説明する。
【0037】
図4に示すように、ステップ120において、コンピュータPCのCPU40(図2参照)は、コンピュータPCの使用が許可されているか否かを判断するために、所定時間内に管理者IDデータが入力されたか否かを判断する。
【0038】
なお、ステップ120が否定の場合すなわち管理者IDデータが入力されない場合には、所定時間経過後に、本フローチャートの処理は終了する。即ち、管理者では無い者がアクセスするのを排除するためである。
【0039】
ステップ120が肯定の場合すなわち管理者IDデータが入力された場合には、ステップ122において、タイムレコーダから送信された申請データを受信しているか否かを判断する。ステップ122が否定の場合すなわち申請データを受信していない場合には、本フローチャートの処理は終了する。
【0040】
この場合、管理者がコンピュータPCを、次回アクセスするのを待つ。なお、コンピュータPCで管理者が別の処理を行っている間に、申請データを受信した場合には、ステップ122が肯定であると判断される。
【0041】
ステップ122が肯定の場合すなわち申請データを受信した場合には、ステップ124において、申請データの画面(具体的には、申請前の生データおよび申請後の修正データ等)をコンピュータPCの表示部41(図2参照)に表示する。そして、この表示画面を見て、管理者は承認の有無またはその理由を検討する。
【0042】
そして、ステップ126でおいて、承認結果データが入力されたか否かを判断する。即ち、ステップ126は、表示画面における例えば「確定」を操作したか否かで判断する。ステップ126が否定の場合すなわち確定操作がされない場合には、確定操作がされるのを待つ。
【0043】
ここで、承認結果の書式は、承認または未承認にチェックを付し、必要ならば付随的情報としてその理由を記載できるようになっている。そして、承認ならばフラグがオンとなり、未承認ならばフラグがオフのままである。
【0044】
ステップ126が肯定の場合すなわち確定操作がされた場合には、ステップ128において、承認されたか否かを判断する。この判断は、上述したフラグのオンまたはオフによる。
【0045】
ステップ128が肯定の場合すなわち承認された場合には、ステップ130において、承認結果データを図2に示すコンピュータPCのRAM44(メモリと同義)に記録する。即ち、申請者が申請した打刻データが有効と認められ、上記RAM44中の打刻データ記録域にある申請者の打刻データが修正・追加・削除などされる。
【0046】
一方、ステップ128が否定の場合すなわち未承認の場合には、修正・追加・削除などがされることなく、申請前の打刻データがそのまま残る。例えば、打刻データが無い場合に、上記記録域において打刻データなしが保持される。
【0047】
そして、ステップ128が否定の場合またはステップ130の処理が終了した後、ステップ132において、上記承認結果データを図2に示すタイムレコーダ10へLANで送信する。なお、ステップ132の処理が終了した場合には、本フローチャートの処理は終了する。
【0048】
(タイムレコーダによる申請結果受信モード)
図5のフローチャートに基づき、コンピュータPCから送信される承認結果データを、タイムレコーダ10の表示部12(図2参照)で表示させる申請結果受信モードを説明する。
【0049】
図5に示すように、ステップ140において、図1に示す待機画面中のタッチキーが操作されたか否かを判断する。ステップ140が否定の場合すなわち画面操作がされない場合には、画面操作を待つ。
【0050】
ステップ140が肯定の場合すなわち画面操作がされた場合には、ステップ142において、図3のステップ102で説明したカード操作がされたか否かを判断する。
【0051】
ステップ142が肯定の場合すなわちカード操作がされた場合には、ステップ144において、従業員であるカード所有者を特定する。なお、ステップ142が否定の場合すなわちカード操作がされない場合には、カード操作がされるのを待つ。
【0052】
ステップ144の処理が終了した後、ステップ146において、コンピュータPCから送信された承認結果データを受信しているか否かを判断する。ステップ146が否定の場合すなわち承認結果データを受信していない場合には、本フローチャートの処理は終了する。
【0053】
この場合、カード所有者は、承認結果データをタイムレコーダ10が受信するのを次回まで待つ。なお、タイムレコーダ10でカード所有者が別の処理を行っている間に、承認結果データを受信した場合には、ステップ146が肯定であると判断される。
【0054】
ステップ146が肯定の場合すなわち承認結果データを受信した場合には、ステップ148において、お知らせメッセージとしてカード所有者に関連付けられた承認結果データをタイムレコーダ10の表示部12(図2参照)に表示する。
【0055】
本実施形態によれば、タイムレコーダ10はコンピュータPCから返信される承認結果データをタイムレコーダ10の表示部12に表示するので、打刻に関する承認結果をタイムレコーダ10で迅速(例えば、申請当日の退勤打刻時または翌日など)かつ容易に確認し得る。従って、本実施形態によれば、打刻に関することで、不安を感じることがなくなり、ストレスの原因は解消される。
【0056】
また、承認結果データの表示画面を見て、カード所有者は承認結果すなわち承認の有無またはその理由などを確認し、不明事項があれば、上記不明事項に関する内容の確認データをコンピュータ10へ返信されても良い。
【0057】
この場合、上記不明事項が解消するまで確認データの送受信を繰返す。即ち、打刻に関する承認結果またはその理由について、異議があれば、直ちにかつ納得するまで反論できる。
本実施形態では、一度打刻データを変更などした後であっても、何度でも変更などし直すことができる。また、本実施形態では、主張などの予定があれば、事前承認を得ることもできる。
【0058】
なお、上記実施形態において説明した各プログラムの処理の流れ(図3乃至図5参照)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能である。
【0059】
例えば、図4に示すフローチャートにおいて、上記管理者の承認は、一人でも良いが、複数人たとえば申請者に対する直近の上司、またはその上の上司、さらに総務の管理者など三段階で承認を得るようにしても良い。
【0060】
また、本実施形態では、図2に示すタイムレコーダ10のみで申請データおよび承認結果データを入出力できるように構成しても良い。この場合、図2に示すRAM34は記録手段となり、CPU30はデータ生成手段および認証手段を構成する。
【0061】
具体的には、図3のフローチャートの処理に従って申請データを生成し、ステップ110(図3参照)の処理の代わりに、申請データをRAM34に記録する。
【0062】
そして、CPU30でデータ入力が認証され(例えば、管理者IDデータ・パスワード等の入力による認証後)、申請データの承認有無に関する承認結果データを入力し、そして出力すなわちRAM34に記録させる。
【0063】
最後に、図5中のステップ144の処理後すなわちカード所有者が特定された後に、RAM34に記録される承認結果データを、図1に示す表示部12に表示させる。
【0064】
この例によれば、コンピュータPCを介さずにタイムレコーダ10のみで上述した打刻承認の処理ができるので、構成が簡易となり、小規模な企業などにも対応し得る。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【図1】本発明に係る一実施形態のタイムレコーダの斜視図である。
【図2】タイムレコーダシステムのブロック図である。
【図3】図2に示すタイムレコーダによる申請設定送信モードのフローチャート図である。
【図4】図2に示すコンピュータにおける申請結果送信モードのフローチャート図である。
【図5】図2に示すタイムレコーダにおける申請結果受信モードのフローチャート図である。
【符号の説明】
【0066】
10 タイムレコーダ
12 タイムレコーダの表示部
30 タイムレコーダのCPU
34 タイムレコーダのRAM
PC コンピュータ
40 コンピュータのCPU
44 コンピュータのRAM
TC タイムレコーダシステム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
打刻データに関する通信処理を行うタイムレコーダシステムであって、
打刻データに関する申請データを生成すると共に、上記申請データをコンピュータへ送信するタイムレコーダと、
上記タイムレコーダからの上記申請データを受信し、上記申請データの承認有無に関する承認結果データを上記タイムレコーダへ返信する上記コンピュータとを備え、
上記コンピュータから返信される上記承認結果データを、上記タイムレコーダの表示手段に表示することを特徴とするタイムレコーダシステム。
【請求項2】
上記承認結果データに不明事項があるときには、上記不明事項に関する内容の確認データを上記コンピュータへ返信し、
上記不明事項が解消するまで確認データの送受信を繰返すことを特徴とする請求項1に記載のタイムレコーダシステム。
【請求項3】
打刻に関するデータを表示手段に表示するタイムレコーダであって、
打刻データに関する申請データを生成すると共に、上記申請データの承認有無に関する承認結果データを生成するデータ生成手段と、
上記データ生成手段によって生成される上記申請データおよび上記承認結果データをそれぞれ記録する記録手段と、
上記承認結果データの入力を認証する認証手段と、を備え、
上記認証手段で入力が認証され且つ上記データ生成手段で生成される上記承認結果データを、上記記録手段に記録すると共に、上記記録手段に記録される上記承認結果データを上記表示手段に表示することを特徴とするタイムレコーダ。
【請求項4】
打刻データに関する申請データをタイムレコーダが生成し、且つ上記タイムレコーダは上記申請データをコンピュータへ送信し、
上記タイムレコーダからの上記申請データを受信した上記コンピュータは、上記申請データの承認有無に関する承認結果データを上記タイムレコーダへ返信し、
上記タイムレコーダは上記コンピュータから返信される上記承認結果データを、上記タイムレコーダの表示手段に表示することを特徴とする打刻承認方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−98857(P2009−98857A)
【公開日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−268976(P2007−268976)
【出願日】平成19年10月16日(2007.10.16)
【出願人】(000006301)マックス株式会社 (1,275)
【Fターム(参考)】