タッチスクリーン装置
【課題】タッチディスプレイモジュールにも適用され、タッチスクリーンパネルに印加される振動感を向上させ、振動板の役目をするプレートの形状変化によってタッチスクリーンパネルに印加される振動周波数範囲を制御するタッチスクリーン装置を提供する。
【解決手段】タッチスクリーンパネル112の下面に画像表示部114が結合されたタッチディスプレイモジュール110、一側が前記画像表示部114の下面縁部領域に付着された状態で段差をなすように形成されて内側に水平に伸びるプレート120a、前記プレート120aの水平に伸びる部分の上部に前記画像表示部114から離隔するように装着される振動発生手段130、及び前記プレート120aの下面に付着される弾性部材140を含む。
【解決手段】タッチスクリーンパネル112の下面に画像表示部114が結合されたタッチディスプレイモジュール110、一側が前記画像表示部114の下面縁部領域に付着された状態で段差をなすように形成されて内側に水平に伸びるプレート120a、前記プレート120aの水平に伸びる部分の上部に前記画像表示部114から離隔するように装着される振動発生手段130、及び前記プレート120aの下面に付着される弾性部材140を含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はタッチスクリーン装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、電子製品を簡便に使おうとする使用者の要求に応じて、電子製品にタッチで入力するタッチスクリーンの使用が普遍化している。タッチスクリーン装置は、タッチで入力する概念の外にも、インターフェースに使用者の直観的経験を反映してフィードバックをより多様化する概念を含む。
【0003】
タッチスクリーン装置は省スペースが可能であり、造作性の向上及び簡便性を得ることができ、仕様変更が簡便であり、利用者の認識が高いという点の外にも、IT器機との連動性がよいなどの多くの利点がある。このような利点によって、産業、交通、サービス、医療、モバイルなどの多様な分野で幅広く利用されている。
【0004】
一般に、タッチスクリーン装置は、透明性を持つタッチパネルが画像を表示するLCDなどの画像表示装置に密着して配置され、使用者がタッチパネルによって画像を見ながらタッチパネルを圧迫操作する場合、振動発生手段によってタッチパネルに振動感が印加されることによって使用者に振動感が伝達される。
【0005】
図1は従来技術によるタッチスクリーン装置を示す。
【0006】
図1に示すように、従来技術によるタッチスクリーン装置は、タッチスクリーンパネル10の下面に画像表示部20が付着され、その間に振動発生手段30が付着されてセット機構部40に結合される。
【0007】
しかし、従来技術によるタッチスクリーン装置は、振動発生手段30がタッチスクリーンパネル10と画像表示部20の間に付着されるため、タッチスクリーンパネル10と画像表示部20が離隔した状態で付着されるが、これはタッチスクリーン装置の衝撃強度を低下させるだけでなく、入力部であるタッチスクリーンパネル10と画像表示部20の間の離隔空間によって使用者に対するインターフェース伝達正確度が落ちる問題点があった。さらに、タッチスクリーンパネル10と画像表示部20が分離した構造を持つため、これらを結合する工程に多大な時間及び費用がかかって生産性を低下させる問題点があった。
【0008】
一方、タッチスクリーン装置において使用者に最適の振動感を伝達するためには、タッチスクリーンパネル10を通じて使用者に最終的に伝達される振動が所定の周波数範囲内であることが要求されるが、従来技術によるタッチスクリーン装置においては、振動発生手段30がタッチスクリーンパネル10の下面に直接付着されるため、これを制御するのに困難さがあった。通常振動発生手段30から発生する最初振動周波数は使用者に伝達しようとする周波数範囲より高いから、これを補償することが要求されるが、従来のような構造ではこれを補償するのに大きな困難さがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、タッチディスプレイモジュールにも適用することができ、タッチスクリーンパネルに印加される振動感を向上させることができるタッチスクリーン装置を提供することである。
【0010】
また、本発明の他の目的は、振動板の役目をするプレートの形状変化によってタッチスクリーンパネルに印加される振動周波数範囲を制御することができるタッチスクリーン装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の一面によるタッチスクリーン装置は、タッチスクリーンパネルの下面に画像表示部が結合されたタッチディスプレイモジュール;一側が前記画像表示部の下面縁部領域に付着された状態で段差をなすように形成されて内側に水平に伸びるプレート;前記プレートの水平に伸びる部分の上部に前記画像表示部から離隔するように装着される振動発生手段;及び前記プレートの下面に付着される弾性部材;を含む。
【0012】
前記プレートは、前記画像表示部の長手方向の縁部下面または幅方向の縁部下面に一対以上装着されることができる。
【0013】
前記プレートは、前記画像表示部の縁部領域下面に付着される内部の開放した枠状の第1プレート部;前記第1プレート部から下方に折り曲げられる段差部;及び前記段差部から折り曲げられて内側に水平に伸びる内部の開放した枠状の第2プレート部;を含むことができる。
【0014】
前記プレートは、前記画像表示部の縁部領域下面に付着される内部の開放した枠状の外側プレート部;前記外側プレート部から下方に折り曲げられる折曲プレート部;及び前記折曲プレート部から折り曲げられて内側に水平に伸びる内側プレート部;を含むことができる。
【0015】
前記プレートの段差部は、前記プレートの一側から下方に垂直にまたは斜めに折り曲げられることができる。
【0016】
前記振動発生手段は、外部電源によって長手方向に収縮または膨脹することによって前記タッチスクリーンパネルに振動を印加する圧電アクチュエータまたはポリマーアクチュエータであることができる。
【0017】
前記弾性部材は、前記プレートとセット機構部が離隔するように、前記プレートの一側下面に前記プレートの下方に突出するように付着された状態でセット機構部に装着されることができる。
【0018】
前記弾性部材はラバー材でなることができる。
【0019】
前記弾性部材は前記プレートの一側下面に付着された状態でセット機構部に装着され、前記プレートと前記セット機構部が離隔するように前記プレートの水平に伸びる部分は前記セット機構部に設けられた開口部に収容されることができる。
【0020】
本発明の他の面によるタッチスクリーン装置は、タッチスクリーンパネルの下面に画像表示部が結合されたタッチディスプレイモジュール;前記画像表示部の下面に装着されるメーンプレート;前記メーンプレートの縁部領域内側に形成され、両端部が前記メーンプレートに連結された状態で側面部が前記メーンプレートと離隔するように形成されたストリップ部;及び前記ストリップ部の上面に装着される振動発生手段;を含む。
【0021】
前記メーンプレートの縁部領域に付着される弾性部材をさらに含むことができる。
【0022】
前記ストリップ部は、前記メーンプレートから下方に折り曲げられる傾斜ストリップ部;及び前記傾斜ストリップ部から内側に水平に伸びる水平ストリップ部;を含むことができる。
【0023】
前記ストリップ部は、前記メーンプレートに多数備えられることができる。
【0024】
前記メーンプレートは内部の開放した枠状を持つことができる。
【0025】
前記ストリップ部は前記メーンプレートの縁部領域内側に向かい合うように一対以上備えられ、前記向かい合う一対以上のストリップ部は連結ストリップ部によって互いに連結されることができる。
【0026】
本発明の特徴及び利点は添付図面に基づいた以降の詳細な説明からより明らかになるであろう。
【0027】
本発明の詳細な説明に先立ち、本明細書及び請求範囲に使用された用語や単語は通常的で辞書的な意味に解釈されてはいけなく、発明者がその自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則にしたがって本発明の技術的思想にかなう意味と概念に解釈されなければならない。
【発明の効果】
【0028】
本発明によれば、振動発生手段がプレートを介して画像表示部の下部に配置される構造を持つので、タッチスクリーンパネルと画像表示部が一体化したタッチディスプレイモジュール構造に適用可能である。
【0029】
また、本発明によれば、振動発生手段が画像表示部から離隔した状態でプレートに装着され、プレートを介してタッチディスプレイモジュールに伝達されるので、プレートの形状変化によってタッチディスプレイモジュールに伝達される振動感を制御することができる。
【0030】
また、本発明によれば、プレートの下面にセット機構部との直接的な接触を防止する弾性部材を具備することにより、タッチディスプレイモジュールに伝達される振動量は増加させるが、セット機構部に伝達される振動量を減少させることにより、振動伝達の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】従来技術によるタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の好適な第1実施例によるタッチスクリーン装置の概略断面図である。
【図3】図2に示すタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図4】本発明の好適な第2実施例によるタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図5】本発明の好適な第3実施例によるタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図6】本発明の好適な第4実施例によるタッチスクリーン装置の断面図である。
【図7】本発明の好適な第5実施例によるタッチスクリーン装置の断面図である。
【図8】図7に示すタッチスクリーン装置の一部斜視図である。
【図9】本発明の好適な第6実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【図10】本発明の好適な第7実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【図11】本発明の好適な第8実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【図12】本発明の好適な第9実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【図13】図13は本発明の好適な第10実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
本発明の目的、利点及び特徴は添付図面を参照する以下の詳細な説明及び好適な実施例からもっと明らかになろう。本明細書において、各図面の構成要素に参照番号を付け加えるに際して、同じ構成要素には、たとえ異なる図面に表示されていても、できるだけ同一符号を付けることにする。また、本発明の説明において、関連の公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不必要にあいまいにすることができると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。
【0033】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
【0034】
図2は本発明の好適な第1実施例によるタッチスクリーン装置の概略断面図、図3は図2に示すタッチスクリーン装置の斜視図である。
【0035】
図2及び図3に示すように、本実施例によるタッチスクリーン装置は、タッチディスプレイモジュール110、プレート120a、振動発生手段130、及び弾性部材140を含んでなる。このようなタッチスクリーン装置はセット機構部150に収容(締結)されて使われる。
【0036】
タッチディスプレイモジュール(Touch display module)110は画像表示部114に表示される画像を見ながらタッチスクリーンパネル112を圧迫操作して使用者の要求を入力して表示するための手段であって、タッチスクリーンパネル112とLCDのような画像表示部114が結合(一体化)した構造を持つ。このようなタッチディスプレイモジュール110は、タッチスクリーンパネル112と画像表示部114が分離された従来の構造に比べ、生産性が高くて衝撃に対する強度が高い利点を持つ。
【0037】
ここで、タッチスクリーンパネル112は透明性及び可撓性を持つことにより、画像表示部114に表示される画像を見ながら圧迫操作する入力信号面の機能をするもので、例えば長手方向に長い長方形の構造を持つ。
【0038】
例えば、タッチスクリーンパネル112は、外部フィルム層、ITOフィルム層、及びベースフィルム層を積層してなる。
【0039】
ここで、外部フィルム層は移動通信端末機の前面部に搭載されるもので、タッチ入力が可能な表示領域(viewing area)と、表示領域の周辺部に形成されるデッドスペース領域(dead space area)に区分することができる。一方、外部フィルム層は、画像表示部114の画面を透視するように、例えばPET(Poly Ethylene Terephtalate)のような透明フィルム素材でなる。
【0040】
ITOフィルム層(Indium Tin Oxide film)は詳細に図示しなかったが、上下に二層のフィルム層が積層されて作られ、その間には間隔を一定に維持するためのドットスペーサが設けられている。それぞれのフィルム層には、縁部に沿って伝導性X軸パターンとY軸パターンが形成されている電極膜が設けられ、X軸パターンとY軸パターンは絶縁体(図示せず)を介して電気的に分離されている。電極膜はFPCケーブルを通じてITOフィルム層の外部に露出され、ポータブル端末機と電気的に連結される。
【0041】
ベースフィルム層はタッチパネル全体を支持する役目をするもので、例えば透過率及びタッチ応答速度に優れたガラス基板が使用できる。
【0042】
プレート120aは振動発生手段130が装着される空間を提供するとともに振動発生手段130から発生する振動をタッチディスプレイモジュール110に伝達する振動板の役目をするためのもので、一側が画像表示部114の下面の縁領域に付着された状態で段差をなすように形成され、内側に水平に伸びる構造を持つ。すなわち、プレート120aの他側は画像表示部114から離隔した構造を持つようになる。
【0043】
本実施例において、プレート120aは画像表示部114の長手方向の縁部領域の下面及び/または幅方向の縁部下面に向かい合うように一対以上が装着され、多数のプレート120aが互いに分離された構造を持つ。
【0044】
具体的に、プレート120aは、画像表示部114の縁部領域の下面に付着される外側プレート部122a、前記外側プレート部122aの内側から下方に垂直に折り曲げられる折曲プレート部124a、及び前記折曲プレート部124aから折り曲げられて内側に水平に伸びる内側プレート部126aを含んでなる。
【0045】
ここで、内側プレート部126aは折曲プレート部124aによって画像表示部114から離隔するので、その上面は振動発生手段130が装着される空間を提供するようになる。この際、装着される振動発生手段130も画像表示部から所定間隔だけ離隔した状態、つまり可振動空間Aを持った状態で装着できるように、内側プレート部126aと画像表示部114の間の離隔距離が調整されることが好ましい。
【0046】
本発明では、内側プレート部126aの上部に配設された振動発生手段130が可振動空間Aによって画像表示部114から離隔しているので、発生する振動は内側プレート部126a、折曲プレート部124a及び外側プレート部122aを通じてタッチディスプレイモジュール110に伝達される。
【0047】
すなわち、本発明は、振動板の役目をするプレート120aを介して振動発生手段130から発生する振動が伝達される構造を持つので、プレート120aの形状、長さ、厚さ、折曲プレート部124aの折曲角度、振動発生手段130の装着状態、可振動空間Aの大きさなどを調節することで、タッチディスプレイモジュール110に伝達される振動の周波数範囲を制御することができる。このような振動伝達構造は、画像表示部114に振動発生手段130が直接付着される従来の構造に比べ、周波数範囲の調節がより容易である利点を持つ。
【0048】
振動発生手段130は振動を発生させてタッチディスプレイモジュール110に印加するためのもので、内側プレート部126aの上部に画像表示部114から離隔するように装着される。
【0049】
ここで、振動発生させるための振動発生手段130としては、外部電源によって長手方向に収縮または膨脹することで振動感を印加する圧電(またはポリマー)アクチュエータまたはリニア振動モーターが使用可能である。
【0050】
弾性部材140はタッチディスプレイモジュール110に対する振動の伝達を最大化し、セット機構部150に対する振動の伝達を最小化するとともに、落下などに対するタッチスクリーン装置の信頼性を向上させるためのもので、プレート120aの下面に付着される。
【0051】
ここで、弾性部材140は、セット機構部150とプレート120aが直接接触することにより振動発生手段130からプレート120aに伝達される振動がセット機構部150に分散して伝達されないように、プレート120aの下面に下方に突出するように付着される。すなわち、プレート120aとセット機構部150の間に介設される弾性部材140によって両構成要素が直接接触しなくなる。
【0052】
一方、弾性部材140は、その使用によってタッチスクリーン装置の厚さが増加する問題を最小にするため、折曲プレート部124aの高さだけの厚さ補償を受けるように、外側プレート部122aの下面に付着された状態で内側プレート126aの下方に突出するように付着されることが好ましい。
【0053】
図4及び図5は本発明の好適な第2及び第3実施例によるタッチスクリーン装置の斜視図、図6は本発明の好適な第4実施例によるタッチスクリーン装置の断面図である。図4〜図6から分かるように、プレート120b、120c、120dの形状を除き、第1実施例によるタッチスクリーン装置の構造と類似の構造であるので、重複する部分についての説明は省略する。
【0054】
まず、図4に示すように、本発明の好適な第2実施例によるタッチスクリーン装置は、プレート120bが枠状を持つことにより、一体化して組立性を向上させた構造を持つことを特徴とする。具体的に、プレート120bは画像表示部114の縁部領域の下面に付着される内部の開放した枠状、例えば長方形の外側プレート部122b、前記外側プレート部122bの内側から下方に垂直に折り曲げられる折曲プレート部124b、及び前記折曲プレート部124bから折り曲げられて内側に水平に伸びる内部の開放した枠状の内側プレート部126bを含んでなる。
【0055】
次に、図5に示すように、本発明の好適な第3実施例によるタッチスクリーン装置は、プレート120cが一体化した構造を持ち、内部が密閉した板状を持つことを特徴とする。具体的に、プレート120cは、画像表示部114の縁部領域の下面に付着される内部の開放した枠状の外側プレート部122c、前記外側プレート部122cの内側から下方に垂直に折り曲げられる折曲プレート部124c、及び前記折曲プレート部124cから折り曲げられて内側に水平に伸びる板状の内側プレート部126cを含んでなる。この際、内側プレート部126cは板状を持つことによってその全体が振動板の役目をするようになり、その上部に配設される振動発生手段130の配置自由度を増大させる。
【0056】
ついで、図6に示すように、本発明の好適な第4実施例によるタッチスクリーン装置は、プレート120dの折曲プレート部124dが傾いた構造に折り曲げられたことを特徴とする。具体的に、プレート120dは、画像表示部114の縁部領域の下面に付着される外側プレート部122d、前記外側プレート部122dの内側から下方に斜めに折り曲げられる折曲プレート部124d、及び前記折曲プレート部124dから折り曲げられて内側に水平に伸びる内側プレート部126dを含んでなる。
【0057】
前述したように、折曲プレート部124dの折曲角度を調節することで、構造的変更によってプレート120dを通じて伝達される振動の周波数範囲を制御することができる。
【0058】
一方、本実施例によるタッチスクリーン装置でプレート120dは、多数に分離された構造(図3参照)、内部の開放した一体化構造(図4参照)、または内部の密閉した一体化構造(図5参照)を持つことができる。
【0059】
図7は本発明の好適な第5実施例によるタッチスクリーン装置の断面図、図8は図7に示すタッチスクリーン装置の一部斜視図である。図7及び図8に示すように、本実施例によるタッチスクリーン装置は、弾性部材140の大きさ、セット機構部150の形状、及びプレート120eの配置を除き、図2及び図3に示すタッチスクリーン装置と類似のものであるので、その類似部分についての重複説明は省略する。
【0060】
図7及び図8に示すように、本実施例によるタッチスクリーン装置は、プレート120eとセット機構部150の直接的な接触を防止し、省スペースのためにセット機構部150にプレート120eの少なくとも一部が収容される開口部152が備えられることを特徴とする。
【0061】
具体的に、プレート120eは図2に示すプレートと同一の構造を持つが、弾性部材140が内側プレート部126eの下方に突出しなくて外側プレート部122eの下面に付着された状態で前記弾性部材140がセット機構部150に装着される。この際、内側プレート部126eに対応する領域のセット機構部150に開口部152が形成され、その内部に内側プレート部126eが収容されることにより、プレート120eがセット機構部150と直接接触しないながらも開口部152を利用して空間を節減することができる。
【0062】
一方、本実施例によるタッチスクリーン装置において、プレート120eは、多数に分離された構造(図3参照)または内部の開放した一体化構造(図4参照)を持つことができる。
【0063】
図9〜図11は本発明の好適な第6〜第8実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【0064】
図9に示すように、本実施例によるタッチスクリーン装置において、プレートは、画像表示部114の下面に付着される板状のメーンプレート120fと、前記メーンプレート120fの縁部領域の内側に形成され、両端部が前記メーンプレート120fに連結された状態で側部が前記メーンプレート120fから分離されたストリップ部122fとを含んでなる。
【0065】
ここで、振動発生手段130はストリップ部122fの上部に装着される。このようなストリップ部122fは自体弾性力を持つので、付加の弾性部材140を備えなくてもセット機構部に伝達される振動を最小化することができるが、必要によってメーンプレート120fの縁部領域の下面に弾性部材140が付着されることもできる。
【0066】
この際、ストリップ部122fは段差構造を持っていないから、その上部に振動発生手段130が装着される場合、画像表示部114と直接接触することができる。しかし、メーンプレート120fから側面部が分離されたストリップ部122fは、振動発生手段130によって振動が印加される場合、リーフスプリングのように揺動するため、ストリップ部122fの幅、長さ、厚さなどを調節することにより、画像表示部114に伝達される振動の周波数範囲を制御することができる。本実施例によれば、振動発生手段130によって発生する振動は振動発生手段130と画像表示部114の間歇的な直接接触によって直ちに画像表示部114に伝達されるか、あるいはストリップ部122fに連結されたメーンプレート120fを通じて画像表示部114に伝達される。
【0067】
ここで、メーンプレート120fに連結されるストリップ部122fの両端部は、揺動現象が最大化するように、細幅に形成されることが好ましい。
【0068】
一方、図面に一対のストリップ部122fがメーンプレート120fの長手方向の縁部に備えられるものとして示されているが、ストリップ部122fの数及び配置は変更可能であろう。
【0069】
一方、図10に示すように、ストリップ部122gは両端がメーンプレート120gに連結された状態で段差をなすように形成できる。すなわち、ストリップ部122gはメーンプレート120gに連結された両端部が下方に段差をなすように形成された傾斜ストリップ部124gと、前記傾斜ストリップ部124gから内部に水平に伸びる水平ストリップ部126gとを含んでなる。この際、ストリップ部122gが段差構造を持つので、水平ストリップ部126gの上部に配設される振動発生手段130と画像表示部114は離隔した状態を維持することになり、振動発生手段130から発生する振動はストリップ部122gに連結されたメーンプレート120gを通じて画像表示部に伝達される。
【0070】
この際、図10の(b)から分かるように、多数のストリップ部122g、122g’を備えることも可能であろう。
【0071】
また、図11に示すように、ストリップ部122hはメーンプレート120hの縁部領域に互いに分離されて多数が備えられることができる。一方、図11にはストリップ部122hがメーンプレート120hの長手方向の縁部領域にだけ形成されるものとして示されているが、幅方向の縁部領域、または両領域に形成されるものも本発明の範疇内に属するものである。
【0072】
図12及び図13は本発明の好適な第9及び第10実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【0073】
まず、図12に示すように、本発明の好適な第9実施例によるタッチスクリーン装置において、プレートは、画像表示部114の下面縁部領域に付着される内部の開放した枠状のメーンプレート120iと、前記メーンプレート120iの内側に両端が前記メーンプレート120iに連結された状態で段差をなすように形成され、側面部が前記メーンプレート120iから分離されたストリップ部122iとを持つことを特徴とする。この際、ストリップ部122iは多数備えられることができる。
【0074】
ついで、図13に示すように、本発明の好適な第10実施例によるタッチスクリーン装置のプレート120jは、図12に示すプレート120iの構造において、一対のストリップ部122jを連結する連結ストリップ部128jを備えることを特徴とする。ここで、連結ストリップ部128jは水平ストリップ部126jから伸びて一対のストリップ部122jを連結することにより、一対のストリップ部122jが共に振動する構造を具現することを特徴とする。具体的に、連結ストリップ部128jは水平ストリップ部126jから伸びるとともに上方に段差をなすように形成される。
【0075】
以上、本発明を具体的な実施例に基づいて詳細に説明したが、これは本発明を具体的に説明するためのもので、本発明によるタッチスクリーン装置はこれに限定されなく、本発明の技術的思想内で当該分野の通常の知識を持った者によって多様な変形及び改良が可能であろう。本発明の単純な変形ないし変更はいずれも本発明の範疇内に属するもので、本発明の具体的な保護範囲は特許請求範囲によって明らかに決まるであろう。
【産業上の利用可能性】
【0076】
本発明は、タッチディスプレイモジュールにも適用され、タッチスクリーンパネルに印加される振動感を向上させ、振動板の役目をするプレートの形状変化によってタッチスクリーンパネルに印加される振動周波数範囲を制御するタッチスクリーン装置に適用可能である。
【符号の説明】
【0077】
110 タッチディスプレイモジュール
112 タッチスクリーンパネル
114 画像表示部
120a〜120j プレート
130 振動発生手段
140 弾性部材
150 セット機構部
【技術分野】
【0001】
本発明はタッチスクリーン装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、電子製品を簡便に使おうとする使用者の要求に応じて、電子製品にタッチで入力するタッチスクリーンの使用が普遍化している。タッチスクリーン装置は、タッチで入力する概念の外にも、インターフェースに使用者の直観的経験を反映してフィードバックをより多様化する概念を含む。
【0003】
タッチスクリーン装置は省スペースが可能であり、造作性の向上及び簡便性を得ることができ、仕様変更が簡便であり、利用者の認識が高いという点の外にも、IT器機との連動性がよいなどの多くの利点がある。このような利点によって、産業、交通、サービス、医療、モバイルなどの多様な分野で幅広く利用されている。
【0004】
一般に、タッチスクリーン装置は、透明性を持つタッチパネルが画像を表示するLCDなどの画像表示装置に密着して配置され、使用者がタッチパネルによって画像を見ながらタッチパネルを圧迫操作する場合、振動発生手段によってタッチパネルに振動感が印加されることによって使用者に振動感が伝達される。
【0005】
図1は従来技術によるタッチスクリーン装置を示す。
【0006】
図1に示すように、従来技術によるタッチスクリーン装置は、タッチスクリーンパネル10の下面に画像表示部20が付着され、その間に振動発生手段30が付着されてセット機構部40に結合される。
【0007】
しかし、従来技術によるタッチスクリーン装置は、振動発生手段30がタッチスクリーンパネル10と画像表示部20の間に付着されるため、タッチスクリーンパネル10と画像表示部20が離隔した状態で付着されるが、これはタッチスクリーン装置の衝撃強度を低下させるだけでなく、入力部であるタッチスクリーンパネル10と画像表示部20の間の離隔空間によって使用者に対するインターフェース伝達正確度が落ちる問題点があった。さらに、タッチスクリーンパネル10と画像表示部20が分離した構造を持つため、これらを結合する工程に多大な時間及び費用がかかって生産性を低下させる問題点があった。
【0008】
一方、タッチスクリーン装置において使用者に最適の振動感を伝達するためには、タッチスクリーンパネル10を通じて使用者に最終的に伝達される振動が所定の周波数範囲内であることが要求されるが、従来技術によるタッチスクリーン装置においては、振動発生手段30がタッチスクリーンパネル10の下面に直接付着されるため、これを制御するのに困難さがあった。通常振動発生手段30から発生する最初振動周波数は使用者に伝達しようとする周波数範囲より高いから、これを補償することが要求されるが、従来のような構造ではこれを補償するのに大きな困難さがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、タッチディスプレイモジュールにも適用することができ、タッチスクリーンパネルに印加される振動感を向上させることができるタッチスクリーン装置を提供することである。
【0010】
また、本発明の他の目的は、振動板の役目をするプレートの形状変化によってタッチスクリーンパネルに印加される振動周波数範囲を制御することができるタッチスクリーン装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の一面によるタッチスクリーン装置は、タッチスクリーンパネルの下面に画像表示部が結合されたタッチディスプレイモジュール;一側が前記画像表示部の下面縁部領域に付着された状態で段差をなすように形成されて内側に水平に伸びるプレート;前記プレートの水平に伸びる部分の上部に前記画像表示部から離隔するように装着される振動発生手段;及び前記プレートの下面に付着される弾性部材;を含む。
【0012】
前記プレートは、前記画像表示部の長手方向の縁部下面または幅方向の縁部下面に一対以上装着されることができる。
【0013】
前記プレートは、前記画像表示部の縁部領域下面に付着される内部の開放した枠状の第1プレート部;前記第1プレート部から下方に折り曲げられる段差部;及び前記段差部から折り曲げられて内側に水平に伸びる内部の開放した枠状の第2プレート部;を含むことができる。
【0014】
前記プレートは、前記画像表示部の縁部領域下面に付着される内部の開放した枠状の外側プレート部;前記外側プレート部から下方に折り曲げられる折曲プレート部;及び前記折曲プレート部から折り曲げられて内側に水平に伸びる内側プレート部;を含むことができる。
【0015】
前記プレートの段差部は、前記プレートの一側から下方に垂直にまたは斜めに折り曲げられることができる。
【0016】
前記振動発生手段は、外部電源によって長手方向に収縮または膨脹することによって前記タッチスクリーンパネルに振動を印加する圧電アクチュエータまたはポリマーアクチュエータであることができる。
【0017】
前記弾性部材は、前記プレートとセット機構部が離隔するように、前記プレートの一側下面に前記プレートの下方に突出するように付着された状態でセット機構部に装着されることができる。
【0018】
前記弾性部材はラバー材でなることができる。
【0019】
前記弾性部材は前記プレートの一側下面に付着された状態でセット機構部に装着され、前記プレートと前記セット機構部が離隔するように前記プレートの水平に伸びる部分は前記セット機構部に設けられた開口部に収容されることができる。
【0020】
本発明の他の面によるタッチスクリーン装置は、タッチスクリーンパネルの下面に画像表示部が結合されたタッチディスプレイモジュール;前記画像表示部の下面に装着されるメーンプレート;前記メーンプレートの縁部領域内側に形成され、両端部が前記メーンプレートに連結された状態で側面部が前記メーンプレートと離隔するように形成されたストリップ部;及び前記ストリップ部の上面に装着される振動発生手段;を含む。
【0021】
前記メーンプレートの縁部領域に付着される弾性部材をさらに含むことができる。
【0022】
前記ストリップ部は、前記メーンプレートから下方に折り曲げられる傾斜ストリップ部;及び前記傾斜ストリップ部から内側に水平に伸びる水平ストリップ部;を含むことができる。
【0023】
前記ストリップ部は、前記メーンプレートに多数備えられることができる。
【0024】
前記メーンプレートは内部の開放した枠状を持つことができる。
【0025】
前記ストリップ部は前記メーンプレートの縁部領域内側に向かい合うように一対以上備えられ、前記向かい合う一対以上のストリップ部は連結ストリップ部によって互いに連結されることができる。
【0026】
本発明の特徴及び利点は添付図面に基づいた以降の詳細な説明からより明らかになるであろう。
【0027】
本発明の詳細な説明に先立ち、本明細書及び請求範囲に使用された用語や単語は通常的で辞書的な意味に解釈されてはいけなく、発明者がその自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則にしたがって本発明の技術的思想にかなう意味と概念に解釈されなければならない。
【発明の効果】
【0028】
本発明によれば、振動発生手段がプレートを介して画像表示部の下部に配置される構造を持つので、タッチスクリーンパネルと画像表示部が一体化したタッチディスプレイモジュール構造に適用可能である。
【0029】
また、本発明によれば、振動発生手段が画像表示部から離隔した状態でプレートに装着され、プレートを介してタッチディスプレイモジュールに伝達されるので、プレートの形状変化によってタッチディスプレイモジュールに伝達される振動感を制御することができる。
【0030】
また、本発明によれば、プレートの下面にセット機構部との直接的な接触を防止する弾性部材を具備することにより、タッチディスプレイモジュールに伝達される振動量は増加させるが、セット機構部に伝達される振動量を減少させることにより、振動伝達の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】従来技術によるタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の好適な第1実施例によるタッチスクリーン装置の概略断面図である。
【図3】図2に示すタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図4】本発明の好適な第2実施例によるタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図5】本発明の好適な第3実施例によるタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図6】本発明の好適な第4実施例によるタッチスクリーン装置の断面図である。
【図7】本発明の好適な第5実施例によるタッチスクリーン装置の断面図である。
【図8】図7に示すタッチスクリーン装置の一部斜視図である。
【図9】本発明の好適な第6実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【図10】本発明の好適な第7実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【図11】本発明の好適な第8実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【図12】本発明の好適な第9実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【図13】図13は本発明の好適な第10実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
本発明の目的、利点及び特徴は添付図面を参照する以下の詳細な説明及び好適な実施例からもっと明らかになろう。本明細書において、各図面の構成要素に参照番号を付け加えるに際して、同じ構成要素には、たとえ異なる図面に表示されていても、できるだけ同一符号を付けることにする。また、本発明の説明において、関連の公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不必要にあいまいにすることができると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。
【0033】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
【0034】
図2は本発明の好適な第1実施例によるタッチスクリーン装置の概略断面図、図3は図2に示すタッチスクリーン装置の斜視図である。
【0035】
図2及び図3に示すように、本実施例によるタッチスクリーン装置は、タッチディスプレイモジュール110、プレート120a、振動発生手段130、及び弾性部材140を含んでなる。このようなタッチスクリーン装置はセット機構部150に収容(締結)されて使われる。
【0036】
タッチディスプレイモジュール(Touch display module)110は画像表示部114に表示される画像を見ながらタッチスクリーンパネル112を圧迫操作して使用者の要求を入力して表示するための手段であって、タッチスクリーンパネル112とLCDのような画像表示部114が結合(一体化)した構造を持つ。このようなタッチディスプレイモジュール110は、タッチスクリーンパネル112と画像表示部114が分離された従来の構造に比べ、生産性が高くて衝撃に対する強度が高い利点を持つ。
【0037】
ここで、タッチスクリーンパネル112は透明性及び可撓性を持つことにより、画像表示部114に表示される画像を見ながら圧迫操作する入力信号面の機能をするもので、例えば長手方向に長い長方形の構造を持つ。
【0038】
例えば、タッチスクリーンパネル112は、外部フィルム層、ITOフィルム層、及びベースフィルム層を積層してなる。
【0039】
ここで、外部フィルム層は移動通信端末機の前面部に搭載されるもので、タッチ入力が可能な表示領域(viewing area)と、表示領域の周辺部に形成されるデッドスペース領域(dead space area)に区分することができる。一方、外部フィルム層は、画像表示部114の画面を透視するように、例えばPET(Poly Ethylene Terephtalate)のような透明フィルム素材でなる。
【0040】
ITOフィルム層(Indium Tin Oxide film)は詳細に図示しなかったが、上下に二層のフィルム層が積層されて作られ、その間には間隔を一定に維持するためのドットスペーサが設けられている。それぞれのフィルム層には、縁部に沿って伝導性X軸パターンとY軸パターンが形成されている電極膜が設けられ、X軸パターンとY軸パターンは絶縁体(図示せず)を介して電気的に分離されている。電極膜はFPCケーブルを通じてITOフィルム層の外部に露出され、ポータブル端末機と電気的に連結される。
【0041】
ベースフィルム層はタッチパネル全体を支持する役目をするもので、例えば透過率及びタッチ応答速度に優れたガラス基板が使用できる。
【0042】
プレート120aは振動発生手段130が装着される空間を提供するとともに振動発生手段130から発生する振動をタッチディスプレイモジュール110に伝達する振動板の役目をするためのもので、一側が画像表示部114の下面の縁領域に付着された状態で段差をなすように形成され、内側に水平に伸びる構造を持つ。すなわち、プレート120aの他側は画像表示部114から離隔した構造を持つようになる。
【0043】
本実施例において、プレート120aは画像表示部114の長手方向の縁部領域の下面及び/または幅方向の縁部下面に向かい合うように一対以上が装着され、多数のプレート120aが互いに分離された構造を持つ。
【0044】
具体的に、プレート120aは、画像表示部114の縁部領域の下面に付着される外側プレート部122a、前記外側プレート部122aの内側から下方に垂直に折り曲げられる折曲プレート部124a、及び前記折曲プレート部124aから折り曲げられて内側に水平に伸びる内側プレート部126aを含んでなる。
【0045】
ここで、内側プレート部126aは折曲プレート部124aによって画像表示部114から離隔するので、その上面は振動発生手段130が装着される空間を提供するようになる。この際、装着される振動発生手段130も画像表示部から所定間隔だけ離隔した状態、つまり可振動空間Aを持った状態で装着できるように、内側プレート部126aと画像表示部114の間の離隔距離が調整されることが好ましい。
【0046】
本発明では、内側プレート部126aの上部に配設された振動発生手段130が可振動空間Aによって画像表示部114から離隔しているので、発生する振動は内側プレート部126a、折曲プレート部124a及び外側プレート部122aを通じてタッチディスプレイモジュール110に伝達される。
【0047】
すなわち、本発明は、振動板の役目をするプレート120aを介して振動発生手段130から発生する振動が伝達される構造を持つので、プレート120aの形状、長さ、厚さ、折曲プレート部124aの折曲角度、振動発生手段130の装着状態、可振動空間Aの大きさなどを調節することで、タッチディスプレイモジュール110に伝達される振動の周波数範囲を制御することができる。このような振動伝達構造は、画像表示部114に振動発生手段130が直接付着される従来の構造に比べ、周波数範囲の調節がより容易である利点を持つ。
【0048】
振動発生手段130は振動を発生させてタッチディスプレイモジュール110に印加するためのもので、内側プレート部126aの上部に画像表示部114から離隔するように装着される。
【0049】
ここで、振動発生させるための振動発生手段130としては、外部電源によって長手方向に収縮または膨脹することで振動感を印加する圧電(またはポリマー)アクチュエータまたはリニア振動モーターが使用可能である。
【0050】
弾性部材140はタッチディスプレイモジュール110に対する振動の伝達を最大化し、セット機構部150に対する振動の伝達を最小化するとともに、落下などに対するタッチスクリーン装置の信頼性を向上させるためのもので、プレート120aの下面に付着される。
【0051】
ここで、弾性部材140は、セット機構部150とプレート120aが直接接触することにより振動発生手段130からプレート120aに伝達される振動がセット機構部150に分散して伝達されないように、プレート120aの下面に下方に突出するように付着される。すなわち、プレート120aとセット機構部150の間に介設される弾性部材140によって両構成要素が直接接触しなくなる。
【0052】
一方、弾性部材140は、その使用によってタッチスクリーン装置の厚さが増加する問題を最小にするため、折曲プレート部124aの高さだけの厚さ補償を受けるように、外側プレート部122aの下面に付着された状態で内側プレート126aの下方に突出するように付着されることが好ましい。
【0053】
図4及び図5は本発明の好適な第2及び第3実施例によるタッチスクリーン装置の斜視図、図6は本発明の好適な第4実施例によるタッチスクリーン装置の断面図である。図4〜図6から分かるように、プレート120b、120c、120dの形状を除き、第1実施例によるタッチスクリーン装置の構造と類似の構造であるので、重複する部分についての説明は省略する。
【0054】
まず、図4に示すように、本発明の好適な第2実施例によるタッチスクリーン装置は、プレート120bが枠状を持つことにより、一体化して組立性を向上させた構造を持つことを特徴とする。具体的に、プレート120bは画像表示部114の縁部領域の下面に付着される内部の開放した枠状、例えば長方形の外側プレート部122b、前記外側プレート部122bの内側から下方に垂直に折り曲げられる折曲プレート部124b、及び前記折曲プレート部124bから折り曲げられて内側に水平に伸びる内部の開放した枠状の内側プレート部126bを含んでなる。
【0055】
次に、図5に示すように、本発明の好適な第3実施例によるタッチスクリーン装置は、プレート120cが一体化した構造を持ち、内部が密閉した板状を持つことを特徴とする。具体的に、プレート120cは、画像表示部114の縁部領域の下面に付着される内部の開放した枠状の外側プレート部122c、前記外側プレート部122cの内側から下方に垂直に折り曲げられる折曲プレート部124c、及び前記折曲プレート部124cから折り曲げられて内側に水平に伸びる板状の内側プレート部126cを含んでなる。この際、内側プレート部126cは板状を持つことによってその全体が振動板の役目をするようになり、その上部に配設される振動発生手段130の配置自由度を増大させる。
【0056】
ついで、図6に示すように、本発明の好適な第4実施例によるタッチスクリーン装置は、プレート120dの折曲プレート部124dが傾いた構造に折り曲げられたことを特徴とする。具体的に、プレート120dは、画像表示部114の縁部領域の下面に付着される外側プレート部122d、前記外側プレート部122dの内側から下方に斜めに折り曲げられる折曲プレート部124d、及び前記折曲プレート部124dから折り曲げられて内側に水平に伸びる内側プレート部126dを含んでなる。
【0057】
前述したように、折曲プレート部124dの折曲角度を調節することで、構造的変更によってプレート120dを通じて伝達される振動の周波数範囲を制御することができる。
【0058】
一方、本実施例によるタッチスクリーン装置でプレート120dは、多数に分離された構造(図3参照)、内部の開放した一体化構造(図4参照)、または内部の密閉した一体化構造(図5参照)を持つことができる。
【0059】
図7は本発明の好適な第5実施例によるタッチスクリーン装置の断面図、図8は図7に示すタッチスクリーン装置の一部斜視図である。図7及び図8に示すように、本実施例によるタッチスクリーン装置は、弾性部材140の大きさ、セット機構部150の形状、及びプレート120eの配置を除き、図2及び図3に示すタッチスクリーン装置と類似のものであるので、その類似部分についての重複説明は省略する。
【0060】
図7及び図8に示すように、本実施例によるタッチスクリーン装置は、プレート120eとセット機構部150の直接的な接触を防止し、省スペースのためにセット機構部150にプレート120eの少なくとも一部が収容される開口部152が備えられることを特徴とする。
【0061】
具体的に、プレート120eは図2に示すプレートと同一の構造を持つが、弾性部材140が内側プレート部126eの下方に突出しなくて外側プレート部122eの下面に付着された状態で前記弾性部材140がセット機構部150に装着される。この際、内側プレート部126eに対応する領域のセット機構部150に開口部152が形成され、その内部に内側プレート部126eが収容されることにより、プレート120eがセット機構部150と直接接触しないながらも開口部152を利用して空間を節減することができる。
【0062】
一方、本実施例によるタッチスクリーン装置において、プレート120eは、多数に分離された構造(図3参照)または内部の開放した一体化構造(図4参照)を持つことができる。
【0063】
図9〜図11は本発明の好適な第6〜第8実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【0064】
図9に示すように、本実施例によるタッチスクリーン装置において、プレートは、画像表示部114の下面に付着される板状のメーンプレート120fと、前記メーンプレート120fの縁部領域の内側に形成され、両端部が前記メーンプレート120fに連結された状態で側部が前記メーンプレート120fから分離されたストリップ部122fとを含んでなる。
【0065】
ここで、振動発生手段130はストリップ部122fの上部に装着される。このようなストリップ部122fは自体弾性力を持つので、付加の弾性部材140を備えなくてもセット機構部に伝達される振動を最小化することができるが、必要によってメーンプレート120fの縁部領域の下面に弾性部材140が付着されることもできる。
【0066】
この際、ストリップ部122fは段差構造を持っていないから、その上部に振動発生手段130が装着される場合、画像表示部114と直接接触することができる。しかし、メーンプレート120fから側面部が分離されたストリップ部122fは、振動発生手段130によって振動が印加される場合、リーフスプリングのように揺動するため、ストリップ部122fの幅、長さ、厚さなどを調節することにより、画像表示部114に伝達される振動の周波数範囲を制御することができる。本実施例によれば、振動発生手段130によって発生する振動は振動発生手段130と画像表示部114の間歇的な直接接触によって直ちに画像表示部114に伝達されるか、あるいはストリップ部122fに連結されたメーンプレート120fを通じて画像表示部114に伝達される。
【0067】
ここで、メーンプレート120fに連結されるストリップ部122fの両端部は、揺動現象が最大化するように、細幅に形成されることが好ましい。
【0068】
一方、図面に一対のストリップ部122fがメーンプレート120fの長手方向の縁部に備えられるものとして示されているが、ストリップ部122fの数及び配置は変更可能であろう。
【0069】
一方、図10に示すように、ストリップ部122gは両端がメーンプレート120gに連結された状態で段差をなすように形成できる。すなわち、ストリップ部122gはメーンプレート120gに連結された両端部が下方に段差をなすように形成された傾斜ストリップ部124gと、前記傾斜ストリップ部124gから内部に水平に伸びる水平ストリップ部126gとを含んでなる。この際、ストリップ部122gが段差構造を持つので、水平ストリップ部126gの上部に配設される振動発生手段130と画像表示部114は離隔した状態を維持することになり、振動発生手段130から発生する振動はストリップ部122gに連結されたメーンプレート120gを通じて画像表示部に伝達される。
【0070】
この際、図10の(b)から分かるように、多数のストリップ部122g、122g’を備えることも可能であろう。
【0071】
また、図11に示すように、ストリップ部122hはメーンプレート120hの縁部領域に互いに分離されて多数が備えられることができる。一方、図11にはストリップ部122hがメーンプレート120hの長手方向の縁部領域にだけ形成されるものとして示されているが、幅方向の縁部領域、または両領域に形成されるものも本発明の範疇内に属するものである。
【0072】
図12及び図13は本発明の好適な第9及び第10実施例によるタッチスクリーン装置の振動発生手段、プレート、及び弾性部材の分解斜視図である。
【0073】
まず、図12に示すように、本発明の好適な第9実施例によるタッチスクリーン装置において、プレートは、画像表示部114の下面縁部領域に付着される内部の開放した枠状のメーンプレート120iと、前記メーンプレート120iの内側に両端が前記メーンプレート120iに連結された状態で段差をなすように形成され、側面部が前記メーンプレート120iから分離されたストリップ部122iとを持つことを特徴とする。この際、ストリップ部122iは多数備えられることができる。
【0074】
ついで、図13に示すように、本発明の好適な第10実施例によるタッチスクリーン装置のプレート120jは、図12に示すプレート120iの構造において、一対のストリップ部122jを連結する連結ストリップ部128jを備えることを特徴とする。ここで、連結ストリップ部128jは水平ストリップ部126jから伸びて一対のストリップ部122jを連結することにより、一対のストリップ部122jが共に振動する構造を具現することを特徴とする。具体的に、連結ストリップ部128jは水平ストリップ部126jから伸びるとともに上方に段差をなすように形成される。
【0075】
以上、本発明を具体的な実施例に基づいて詳細に説明したが、これは本発明を具体的に説明するためのもので、本発明によるタッチスクリーン装置はこれに限定されなく、本発明の技術的思想内で当該分野の通常の知識を持った者によって多様な変形及び改良が可能であろう。本発明の単純な変形ないし変更はいずれも本発明の範疇内に属するもので、本発明の具体的な保護範囲は特許請求範囲によって明らかに決まるであろう。
【産業上の利用可能性】
【0076】
本発明は、タッチディスプレイモジュールにも適用され、タッチスクリーンパネルに印加される振動感を向上させ、振動板の役目をするプレートの形状変化によってタッチスクリーンパネルに印加される振動周波数範囲を制御するタッチスクリーン装置に適用可能である。
【符号の説明】
【0077】
110 タッチディスプレイモジュール
112 タッチスクリーンパネル
114 画像表示部
120a〜120j プレート
130 振動発生手段
140 弾性部材
150 セット機構部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチスクリーンパネルの下面に画像表示部が結合されたタッチディスプレイモジュール;
一側が前記画像表示部の下面縁部領域に付着された状態で段差をなすように形成されて内側に水平に伸びるプレート;
前記プレートの水平に伸びる部分の上部に前記画像表示部から離隔するように装着される振動発生手段;及び
前記プレートの下面に付着される弾性部材;
を含むことを特徴とする、タッチスクリーン装置。
【請求項2】
前記プレートは、前記画像表示部の長手方向の縁部下面または幅方向の縁部下面に一対以上装着されることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項3】
前記プレートは、
前記画像表示部の縁部領域下面に付着される内部の開放した枠状の第1プレート部;
前記第1プレート部から下方に折り曲げられる段差部;及び
前記段差部から折り曲げられて内側に水平に伸びる内部の開放した枠状の第2プレート部;
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項4】
前記プレートは、
前記画像表示部の縁部領域下面に付着される内部の開放した枠状の外側プレート部;
前記外側プレート部から下方に折り曲げられる折曲プレート部;及び
前記折曲プレート部から折り曲げられて内側に水平に伸びる内側プレート部;
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項5】
前記プレートの段差部は、前記プレートの一側から下方に垂直にまたは斜めに折り曲げられることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項6】
前記振動発生手段は、外部電源によって長手方向に収縮または膨脹することによって前記タッチスクリーンパネルに振動を印加する圧電アクチュエータまたはポリマーアクチュエータであることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項7】
前記弾性部材は、前記プレートとセット機構部が離隔するように、前記プレートの一側下面に前記プレートの下方に突出するように付着された状態でセット機構部に装着されることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項8】
前記弾性部材はラバー材でなることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項9】
前記弾性部材は前記プレートの一側下面に付着された状態でセット機構部に装着され、前記プレートと前記セット機構部が離隔するように前記プレートの水平に伸びる部分は前記セット機構部に設けられた開口部に収容されることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項10】
タッチスクリーンパネルの下面に画像表示部が結合されたタッチディスプレイモジュール;
前記画像表示部の下面に装着されるメーンプレート;
前記メーンプレートの縁部領域内側に形成され、両端部が前記メーンプレートに連結された状態で側面部が前記メーンプレートと離隔するように形成されたストリップ部;及び
前記ストリップ部の上面に装着される振動発生手段;
を含むことを特徴とする、タッチスクリーン装置。
【請求項11】
前記メーンプレートの縁部領域に付着される弾性部材をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項12】
前記ストリップ部は、
前記メーンプレートから下方に折り曲げられる傾斜ストリップ部;及び
前記傾斜ストリップ部から内側に水平に伸びる水平ストリップ部;
を含むことを特徴とする、請求項10に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項13】
前記ストリップ部は、前記メーンプレートに多数備えられることを特徴とする、請求項10に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項14】
前記メーンプレートは内部の開放した枠状を持つことを特徴とする、請求項10に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項15】
前記ストリップ部は前記メーンプレートの縁部領域内側に向かい合うように一対以上備えられ、前記向かい合う一対以上のストリップ部は連結ストリップ部によって互いに連結されたことを特徴とする、請求項14に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項1】
タッチスクリーンパネルの下面に画像表示部が結合されたタッチディスプレイモジュール;
一側が前記画像表示部の下面縁部領域に付着された状態で段差をなすように形成されて内側に水平に伸びるプレート;
前記プレートの水平に伸びる部分の上部に前記画像表示部から離隔するように装着される振動発生手段;及び
前記プレートの下面に付着される弾性部材;
を含むことを特徴とする、タッチスクリーン装置。
【請求項2】
前記プレートは、前記画像表示部の長手方向の縁部下面または幅方向の縁部下面に一対以上装着されることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項3】
前記プレートは、
前記画像表示部の縁部領域下面に付着される内部の開放した枠状の第1プレート部;
前記第1プレート部から下方に折り曲げられる段差部;及び
前記段差部から折り曲げられて内側に水平に伸びる内部の開放した枠状の第2プレート部;
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項4】
前記プレートは、
前記画像表示部の縁部領域下面に付着される内部の開放した枠状の外側プレート部;
前記外側プレート部から下方に折り曲げられる折曲プレート部;及び
前記折曲プレート部から折り曲げられて内側に水平に伸びる内側プレート部;
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項5】
前記プレートの段差部は、前記プレートの一側から下方に垂直にまたは斜めに折り曲げられることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項6】
前記振動発生手段は、外部電源によって長手方向に収縮または膨脹することによって前記タッチスクリーンパネルに振動を印加する圧電アクチュエータまたはポリマーアクチュエータであることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項7】
前記弾性部材は、前記プレートとセット機構部が離隔するように、前記プレートの一側下面に前記プレートの下方に突出するように付着された状態でセット機構部に装着されることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項8】
前記弾性部材はラバー材でなることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項9】
前記弾性部材は前記プレートの一側下面に付着された状態でセット機構部に装着され、前記プレートと前記セット機構部が離隔するように前記プレートの水平に伸びる部分は前記セット機構部に設けられた開口部に収容されることを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項10】
タッチスクリーンパネルの下面に画像表示部が結合されたタッチディスプレイモジュール;
前記画像表示部の下面に装着されるメーンプレート;
前記メーンプレートの縁部領域内側に形成され、両端部が前記メーンプレートに連結された状態で側面部が前記メーンプレートと離隔するように形成されたストリップ部;及び
前記ストリップ部の上面に装着される振動発生手段;
を含むことを特徴とする、タッチスクリーン装置。
【請求項11】
前記メーンプレートの縁部領域に付着される弾性部材をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項12】
前記ストリップ部は、
前記メーンプレートから下方に折り曲げられる傾斜ストリップ部;及び
前記傾斜ストリップ部から内側に水平に伸びる水平ストリップ部;
を含むことを特徴とする、請求項10に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項13】
前記ストリップ部は、前記メーンプレートに多数備えられることを特徴とする、請求項10に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項14】
前記メーンプレートは内部の開放した枠状を持つことを特徴とする、請求項10に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項15】
前記ストリップ部は前記メーンプレートの縁部領域内側に向かい合うように一対以上備えられ、前記向かい合う一対以上のストリップ部は連結ストリップ部によって互いに連結されたことを特徴とする、請求項14に記載のタッチスクリーン装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2011−40027(P2011−40027A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−219133(P2009−219133)
【出願日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【出願人】(594023722)サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. (1,585)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【出願人】(594023722)サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. (1,585)
【Fターム(参考)】
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