説明

タンクユニット着脱機構

【課題】着脱リブがロック状態であってもホックと受け部とを係合可能とするタンクユニット着脱機構を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るタンクユニット着脱機構20によれば、ホック52は着脱ボタン部51に対してスライド可能に設置された可動体53に形成されているため、何らかの原因により着脱リブ56が押し込まれてロック状態になった場合でも、ホック52と受け部54とを係合状態とすることができる。これにより、設置部30とタンクユニット40との取り付けを常に完全に行うことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を貯留するタンクを備えた電気機器等のタンクユニット着脱機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
液体を貯留するタンクを備えた電気機器としては、例えば空間に水等の噴霧液をミスト化して噴霧し加湿を行う噴霧装置が挙げられる。これら噴霧装置などの液体を貯留するタンクを備えた電気機器等は、一般家庭の室内などの比較的面積の広い空間においては床に設置することが可能であるが、設置スペースの少ない車両内等の比較的狭い空間や噴霧装置の存在が外観上好ましくない一般企業のフロアやディスプレイ内等では、空間の上部である天井等に設置するタイプのものを使用することが好ましい。車両内の上部に設置する噴霧装置の例としては、下記[特許文献1]に開示された発明が挙げられる。
【0003】
空間の上部に設置するタイプの噴霧装置においても床に設置するタイプの噴霧装置と同様、タンクユニット内に水等の噴霧液を供給するためにタンクユニットを適宜着脱する必要がある。しかしながら、特に車両上部に設置する噴霧装置では、車両の移動時の揺れや車両等を斜面などに駐停車した場合でもタンクユニットが脱落しないようタンクユニットの取り付けを完全に行わなければならない。
【0004】
ここで、図6、図7に従来の噴霧装置のタンクユニット着脱機構の例を示す。図6は、従来のタンクユニット着脱機構を有する噴霧装置の概要を示す図である。従来のタンクユニット着脱機構18を有する噴霧装置110は、車両の天井部等に設置される設置部30と、ミストとなる噴霧液を貯留する貯液タンクを備え設置部30に着脱可能なタンクユニット40と、を有している。そして、設置部30にはタンクユニット40を設置可能な取り付け部38と、取り付け部38の両側面に形成された保持体62と、従来のタンクユニット着脱機構18と、を有している。また従来のタンクユニット着脱機構18は、着脱ボタン50と、当該着脱ボタン50とともに動作するホック52と、着脱ボタン50と連動してタンクユニット40の取り外し方向に突出する着脱リブ56と、を有している。そして、取り付け部38の設置面にはホック52が設置面から突出可能なホック口52aが形成されている。また、タンクユニット40には従来のタンクユニット着脱機構18のホック52と係合する受け部54と、タンクユニット40の両側面に形成された設置部30の保持体62と係合可能なストッパリブ60と、を有している。
【0005】
そして、設置部30からタンクユニット40を取り外す際には、従来のタンクユニット着脱機構18の着脱ボタン50を押下する。これにより、ホック52と受け部54との係合状態が解除するとともに、着脱リブ56が所定量突出してタンクユニット40が取り外し方向にスライドする。そして、設置部30の保持体62からタンクユニット40のストッパリブ60を取り外すことで、設置部30からタンクユニット40を取り外す。
【0006】
次に、図7を用いて従来のタンクユニット着脱機構18をさらに詳しく説明する。図7は従来のタンクユニット着脱機構18を拡大して示した図である。従来のタンクユニット着脱機構18を構成する着脱ボタン部50aは、一端が設置部30から露出して着脱ボタン50となり、もう一端側にホック52が形成されている。着脱ボタン部50aの所定の位置には着脱ボタン部50aの長手方向に沿うようにバネ等の第1弾性体58の一端が当接しており、第1弾性体58のもう一端は設置部30の図示しない第1弾性体支持部に当接している。また、着脱ボタン部50aの両側面には突状部57が形成されている。
【0007】
従来のタンクユニット着脱機構18を構成する着脱リブ56には切り欠き部59が形成されており、切り欠き部59と着脱ボタン部50aの突状部57とは係合可能となっている。また、それぞれの着脱リブ56の奥面にはバネ等の第2弾性体58aの一端が当接しており、第2弾性体58のもう一端は設置部30の図示しない第2弾性体支持部に当接している。
【0008】
ここで、タンクユニット40を取り外すために着脱ボタン50を押下すると、図7(b)に示すように、着脱ボタン部50aが図7における上方向にスライドし、ホック52がホック口52aから設置部30の内部に移動するとともに、突状部57が着脱リブ56の切り欠き部59から外れる。突状部57が切り欠き部59から外れると、着脱リブ56は第2弾性体58aの復元力により設置部30の取り付け部38側面から突出する。これにより、ホック52と受け部54との係合状態が解除されるとともに、着脱リブ56の突出によりタンクユニット40が取り外し方向にスライドする。
【0009】
また、タンクユニット40を取り付ける際には、タンクユニット40をスライドさせてタンクユニット40の側面により着脱リブ56を設置部30内に押し込む。着脱リブ56が設置部30内に押し込まれて、切り欠き部59と突状部57とが同位置に達すると着脱ボタン部50aは第1弾性体58の復元力により図7における下方向にスライドし、ホック52がホック口52aから突出して受け部54と係合状態になるとともに、図7(a)に示すように突状部57が切り欠き部59に挿入され着脱リブ56がロック状態となる。これにより、タンクユニット40が設置部30に取り付けられる。
【0010】
【特許文献1】特開2007−315633号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、図7に示した従来のタンクユニット着脱機構18では、何らかの原因で着脱リブ56が押し込まれてロック状態となると、ホック52はホック口52aから突出した状態で固定され、タンクユニット40をスライドさせてもホック52と受け部54とが係合状態とはならない。このため、設置部30とタンクユニット40との取り付けが不完全となる場合があり、更なる改善が望まれる。
【0012】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、着脱リブがロック状態であってもホックと受け部とを係合可能とするタンクユニット着脱機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、
着脱ボタン50として機能する着脱ボタン部51と、
タンクユニット40の受け部54と係合可能なホック52と、
当該ホック52と前記受け部54とを係合状態にするための第1弾性体58と、
前記着脱ボタン部51に形成された突状部57と、
当該突状部57と係合可能な切り欠き部59を備えた着脱リブ56と、
当該着脱リブ56を突出させるための第2弾性体58aと、有し、
前記ホック52を備えた可動体53を前記着脱ボタン部51に対してスライド可能に設置し、さらに当該可動体53に前記第1弾性体58の一端が当接するようにしたことを特徴とするタンクユニット着脱機構20を提供することにより、上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係るタンクユニット着脱機構は、上記の構成により、
ホックを着脱ボタン部に対してスライド可能な可動体に形成することで、着脱リブがロック状態であってもホックと受け部とを係合可能とすることができる。これにより、設置部とタンクユニットとの取り付けを常に完全に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明に係るタンクユニット着脱機構の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るタンクユニット着脱機構を備えた噴霧装置の設置例を示す図である。図2は、本発明に係るタンクユニット着脱機構を備えた噴霧装置の設置部を示す図である。図3は、本発明に係るタンクユニット着脱機構を備えた噴霧装置のタンクユニットを示す図である。図4、図5は、本発明に係るタンクユニット着脱機構を示す図である。尚、従来の技術と同様な部位に関しては同符号にて示す。また、ここでは、車載用の噴霧装置を例に用いて説明を行うが、本発明は特に車載用に限定されるものでも噴霧装置に限定されるものでもなく、液体の気化熱を利用した冷風装置や空間の湿気を捕集してタンク内に貯留する除湿装置等のタンクユニット着脱機構にも適用が可能である。
【0016】
先ず、本発明に係るタンクユニット着脱機構を備えた車載用の噴霧装置100の例を図1〜図3を用いて説明する。図1に示す噴霧装置100は、車両の天井部1に設置される設置部30と、ミストとなる噴霧液を貯留する貯液タンク80を備え設置部30に着脱可能なタンクユニット40と、を有している。そして、噴霧装置100は車両のバッテリ等から電源ケーブル12を介して電力を取得し、噴霧装置100の各部に対し電力を供給する。また、設置部30とタンクユニット40とは、本発明に係るタンクユニット着脱機構を構成する着脱ボタン50を操作することにより容易に取り外すことができる。尚、設置部30には必要に応じて空調設備や照明等の付随設備10を設けても良い。本例においては、付随設備10として車内を照らすルームライトを設けた例を示す。
【0017】
次に、上記の設置部30とタンクユニット40とを、図2、図3を用いて更に詳しく説明する。
【0018】
図2は、タンクユニット40を取り外した状態の設置部30をタンクユニット40の設置面側、即ち噴霧装置100の設置状態における下方向から示した図である。噴霧装置100の設置部30は、タンクユニット40とは別に独立して動作する付随設備10と、電源ケーブル12と、タンクユニット40が設置可能な取り付け部38と、を有している。また、設置部30の内部には、付随設備10及び設置部30の各部を制御する制御部と、電源ケーブル12から供給される電力を付随設備10とタンクユニット40とに供給する電力供給部と、を備えた設置部制御基板34を有している。また、設置部制御基板34の所定の位置には接触型の電源コネクタ36aが設置され、設置部30はこの電源コネクタ36aを介してタンクユニット40に電力を供給する。
【0019】
設置部30の取り付け部38の両側面には保持体62が形成され、この保持体62とタンクユニット40のストッパリブ60とを係合することで、設置部30にタンクユニット40を取り付けることができる。また、取り付け部38におけるタンクユニット40の設置面には、設置部30を車両の天井部1などにネジ等の締結部材を用いて固定するための設置孔14と、設置部制御基板34上の電源コネクタ36aを露出させるための電源コネクタ口33aと、を有している。さらに設置部30には本発明に係るタンクユニット着脱機構20が設置され、タンクユニット着脱機構20は着脱ボタン50と、当該着脱ボタン50と連動してタンクユニット40の取り外し方向に突出する着脱リブ56と、取り付け部38のホック口52aから出入り可能なホック52と、を有している。
【0020】
また図3は、設置部30から取り外した状態のタンクユニット40をタンクユニット40の設置面側、即ち噴霧装置100の設置状態における上方向から示した図である。噴霧装置100のタンクユニット40内には、ミストとなる噴霧液を貯留する貯液タンク80が設置されている。また、タンクユニット40には、貯液タンク80に貯留された噴霧液をミスト化し噴霧口72から空間に噴霧する噴霧装置70と、設置部30のホック52と係合する受け部54と、を有している。更に、タンクユニット40の両側面には、設置部30の保持体62と係合可能なストッパリブ60が形成されている。
【0021】
また、噴霧液を貯留する貯液タンク80は、貯液タンク80内に噴霧液を供給するための供給口82と、供給口82を開閉するためのキャップ82aと、を有している。
【0022】
また、タンクユニット40の内部には、噴霧装置70を制御する噴霧装置制御部を備えるとともにタンクユニット40の各部を制御するタンクユニット制御基板46が設置されている。また、タンクユニット制御基板46は、設置部30の電源コネクタ36aと接触することで設置部30から電力を取得する電源コネクタ36bを有しており、電源コネクタ36bはタンクユニット40の所定の位置に形成された電源コネクタ口33bにより露出している。尚、電源コネクタ口33bには、貯液タンク80への供給時に噴霧液等が電源コネクタ36bに付着することを防止するスライド式の保護カバー16を設けても良い。
【0023】
噴霧液としては水道水の他、保湿性を有するヒアルロン酸水溶液や芳香成分が溶解した水溶液等、人体に悪影響を及ぼさない各種の液体を用いることができる。また、噴霧液に電解液を用いるとともに、タンクユニット40の所定の部位に貯液タンク80内に貯留された噴霧液(電解液)を電解する電解手段を設け、電解手段で電解された電解液をミスト化して空間に噴霧するようにしても良い。この構成によれば、噴霧される電解液の効果により空間に存在する病原体や花粉による健康被害をさらに抑制することが可能となる。尚、一般的な水道水中には消毒のための次亜塩素酸化合物が溶解しており、この次亜塩素酸化合物は水の電解を助けるため水道水をそのまま電解液として使用しても良い。
【0024】
また、タンクユニット40には、貯液タンク80内の噴霧液が凍結した場合に、凍結した噴霧液を融解させるための加熱手段を設けても良い。
【0025】
尚、上記の噴霧装置100では、タンクユニット40側に噴霧装置70と噴霧装置制御部とを設けた例を用いているが、噴霧装置制御部を設置部制御基板34上に形成するとともに噴霧装置70を設置部30側に設けても良い。
【0026】
次に、噴霧装置100の使用法を説明する。先ず、設置部30の電源ケーブル12と車両のバッテリ等からのケーブルとを接続する。次に、タンクユニット着脱機構20の着脱ボタン50を押下して、タンクユニット着脱機構20のホック52とタンクユニット40の受け部54との係合状態を解除する。このとき、着脱リブ56が突出してタンクユニット40が取り外し方向に所定量スライドする。そして、設置部30の保持体62からタンクユニット40のストッパリブ60を取り外すことで、設置部30からタンクユニット40を取り外す。次に、設置部30の設置孔14に所定の締結部材を挿入し、設置部30を車両の天井部1などに固定する。
【0027】
次に、貯液タンク80のキャップ82aを取り外し供給口82を開栓する。また、保護カバー16をスライドさせて電源コネクタ口33bを閉鎖する。次に、供給口82から例えば水道水などの噴霧液を貯液タンク80内に供給する。そして、貯液タンク80内に所定量の噴霧液が貯留されたところで供給を停止し、キャップ82aを供給口82に取り付けて供給口82を閉栓する。
【0028】
次に、保護カバー16をスライドさせてタンクユニット40の電源コネクタ口33bを開け電源コネクタ36bを露出させた後、タンクユニット40のストッパリブ60と設置部30の保持体62とを係合するとともに、タンクユニット着脱機構20のホック52とタンクユニット40の受け部54とを係合状態とする。これにより、タンクユニット40は設置部30の取り付け部38に取り付けられる。このとき、設置部30の電源コネクタ36aとタンクユニット40の電源コネクタ36bとは接続状態となり、タンクユニット40に対し電源コネクタ36a、36bを介して電力が供給される。
【0029】
次に、噴霧装置100の図示しないミスト噴霧スイッチを操作する。これにより、噴霧装置制御部が噴霧装置70を動作させ、噴霧装置70は貯液タンク80から吸液した噴霧液をミスト化して噴霧口72から空間に噴霧する。また、付随設備10に対する図示しない付随設備操作スイッチを操作することで、噴霧装置100の付随設備10が噴霧装置70とは別に独立して所定の動作を行う。
【0030】
次に、本発明に係るタンクユニット着脱機構20を図4、図5を用いてさらに詳しく説明する。図4に示すように、本発明に係るタンクユニット着脱機構20は、従来のタンクユニット着脱機構18と同様、切り欠き部59を有する着脱リブ56と、一端が着脱リブ56の奥面に当接しもう一端が設置部30の図示しない第2弾性体支持部に当接している第2弾性体58aと、を有している。また、タンクユニット着脱機構20は、所定の位置にホック52が形成された可動体53と、一端が設置部30から露出して着脱ボタン50となりもう一端側には可動体53を当該可動体53の長手方向に可動な状態で設置可能な着脱ボタン部51と、を有している。可動体53の所定の位置には可動体53の長手方向に沿うように第1弾性体58の一端が当接しており、第1弾性体58のもう一端は設置部30の図示しない第1弾性体支持部に当接している。また、着脱ボタン部51の両側面には、着脱リブ56の切り欠き部59と係合可能な突状部57が形成されており、突状部57と着脱リブ56の切り欠き部59とを係合することで着脱リブ56をロック状態とする。
【0031】
ここで、タンクユニット40を取り外すために着脱ボタン50を押下すると、図4(b)に示すように、着脱ボタン部51が図4における上方向にスライドし、これに伴って可動体53も上方向にスライドする。これにより、ホック52がホック口52aから設置部30の内部に移動するとともに、着脱ボタン部51の突状部57が着脱リブ56の切り欠き部59から外れる。突状部57が切り欠き部59から外れると、着脱リブ56は第2弾性体58aの復元力により設置部30の取り付け部38側面から突出する。これにより、ホック52と受け部54との係合状態が解除されるとともに、着脱リブ56の突出によりタンクユニット40が取り外し方向にスライドする。
【0032】
また、タンクユニット40を取り付ける際には、タンクユニット40をスライドさせてタンクユニット40の側面により着脱リブ56を設置部30内に押し込む。着脱リブ56が設置部30内に押し込まれて、切り欠き部59と突状部57とが同位置に達すると着脱ボタン部51は可動体53とともに第1弾性体58の復元力により図4における下方向にスライドし、ホック52がホック口52aから突出して受け部54と係合状態になるとともに、図4(a)に示すように突状部57が切り欠き部59に挿入され着脱リブ56がロック状態となる。これにより、タンクユニット40が設置部30に取り付けられる。
【0033】
また、図5(a)に示すように、何らかの原因により着脱リブ56が押し込まれてロック状態になったとしても、本発明に係るタンクユニット着脱機構20は従来のタンクユニット着脱機構18と異なり、ホック52は着脱ボタン部51に対してスライド可能に設置された可動体53に形成されているため、図5(b)に示すように、可動体53はタンクユニット40をスライドさせることで着脱ボタン部51から独立して上方向にスライドし、タンクユニット40の受け部54がホック52との係合位置に達すると可動体53が第1弾性体58の復元力により下方向にスライドしホック52と受け部54とが係合状態となる。
【0034】
以上のことから、本発明に係るタンクユニット着脱機構20によれば、ホック52は着脱ボタン部51に対してスライド可能に設置された可動体53に形成されているため、何らかの原因により着脱リブ56が押し込まれてロック状態になった場合でも、ホック52と受け部54とを係合状態とすることができる。これにより、設置部30とタンクユニット40との取り付けを常に完全に行うことができる。
【0035】
尚、本例はタンクユニット着脱機構20の好適な一例であるから、各部の形状、配置等は適宜変更しても良い他、本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係るタンクユニット着脱機構を備えた噴霧装置の設置例を示す図である。
【図2】本発明に係るタンクユニット着脱機構を備えた噴霧装置の設置部を示す図である。
【図3】本発明に係るタンクユニット着脱機構を備えた噴霧装置のタンクユニットを示す図である。
【図4】本発明に係るタンクユニット着脱機構を示す図である。
【図5】本発明に係るタンクユニット着脱機構を示す図である。
【図6】従来のタンクユニット着脱機構を有する噴霧装置の概要を示す図である。
【図7】従来のタンクユニット着脱機構を示す図である。
【符号の説明】
【0037】
20 タンクユニット着脱機構
40 タンクユニット
50 着脱ボタン
51 着脱ボタン部
52 ホック
53 可動体
54 受け部
56 着脱リブ
57 突状部
58 第1弾性体
58a 第2弾性体
59 切り欠き部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
着脱ボタンとして機能する着脱ボタン部と、
タンクユニットの受け部と係合可能なホックと、
当該ホックと前記受け部とを係合状態にするための第1弾性体と、
前記着脱ボタン部に形成された突状部と、
当該突状部と係合可能な切り欠き部を備えた着脱リブと、
当該着脱リブを突出させるための第2弾性体と、を有し、
前記ホックを備えた可動体を前記着脱ボタン部に対してスライド可能に設置し、さらに当該可動体に前記第1弾性体の一端が当接するようにしたことを特徴とするタンクユニット着脱機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−7898(P2010−7898A)
【公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−165181(P2008−165181)
【出願日】平成20年6月25日(2008.6.25)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(391043815)サンヨー・オートメディア・センディリアン・バハド (36)
【住所又は居所原語表記】Plot 10,Phase 4,Prai Industrial Estate,13600 Prai,Penag.Malasya
【Fターム(参考)】